アムール川

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アムール川(アムールがわ、ロシア語: Амурラテン文字転写: Amur)、あるいは黒竜江(こくりゅうこう、中国語: 黑龙江拼音: Hēilóngjiāng満州語:ᠰᠠᡥᠠᠯᡳᠶᠠᠨ
ᡠᠯᠠ
或いはᡥᡝᠯᡠᠩ
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、転写:sahaliyan ula或いはhelung giyang[1]

ロシアと中国の国境を流れたのちオホーツク海に注ぐ大河。中国名ヘイロン (黒竜) 江。東流してくるシルカ川と北東流してくるアルグン川 (中国ではエルグン〈額爾古納〉川) が,ロシア東部のザバイカリスキー地方東端,中国との国境で合流してアムール川となり,ハバロフスクまで国境を南東流,東流したのち,ハバロフスク地方を北東流してタタール海峡のアムール湾に注ぐ。全長 2824km。アルグン川の水源からは約 4424km。流域面積約 185万5000km2。上流部は主として山地の河谷を流れ,中流部でゼーヤブレヤ平原に出るが,右岸にはシヤオシンアンリン (小興安嶺) 山脈が迫る。下流部は大部分湿地帯を流れ,ところどころで分流し,沿岸には多数の湖沼が分布する。11月~5月は結氷。おもな支流は左岸のゼーヤ川ブレヤ川アムグン川,右岸のソンホワ (松花) 江ウスリー川。沿岸主要都市はロシアのブラゴベシチェンスク,ハバロフスク,コムソモーリスクナアムーレ,ニコラエフスクナアムーレ,中国のモーホー (漠河) ,フーマー (呼瑪) ,ヘイホー (黒河) 。不凍期には全長航行可能で,並行するシベリア横断鉄道とともに農産物,水産物,原油などを運ぶ大動脈となる。



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  1. 『満洲実録・巻一』 sahaliyan ula helung giyang inu, terei da šanggiyan alinci tucikebi.sahaliyan ulaは黒竜江なり、長白山に源を発す)