アンジャッシュ

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アンジャッシュ
UN-JASH
メンバー 児嶋一哉
渡部建
別名 アンジャ
出身 スクールJCA
UNJASH
芸種 コント
公式サイト 公式ホームページ
受賞歴
1997年 第7回ニッポン放送高田文夫プロデュースOWARAIゴールドラッシュII優勝
1998年 第10回ニッポン放送高田文夫プロデュースOWARAIゴールドラッシュII第2回グランドチャンピオン大会優勝
2001年 国立演芸場 花形演芸大賞 銀賞
2002年 NHK新人演芸大賞 演芸部門 ノミネート
2003年 爆笑オンエアバトル 第5回チャンピオン大会優勝
輝け!2005年お笑いネタのグランプリ 放送委員会特別賞
・爆笑オンエアバトル - ゴールド&プラチナバトラー
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アンジャッシュ(英:UN-JASH)は、児嶋一哉と渡部建によるお笑いコンビプロダクション人力舎に所属。1994年デビュー。略称は「アンジャ」。爆笑オンエアバトル第5代目チャンピオン。ともに東京都八王子市出身。

コンビ名の由来はJoy(喜)、Angry(怒)、Sad(哀)、Happy(楽)の頭文字を並べた「JASH」に否定を表す接頭辞の「UN」をつけた物で、「喜怒哀楽がない」といった意味である。

メンバー

コンビのリーダー。主にボケ担当で、一部のコント、キレ芸の時はツッコミ(本人曰く最近ではボケというよりも「おっちょこちょい」というポジションであると述べている。)。東京都八王子市出身。
2011年頃から自身の「ダメ人間」ぶりや「ポンコツ」ぶりなどの一面がクローズアップされるようになり、以降は殆どそのキャラでバラエティ番組に出演している。
黒沢清監督映画『トウキョウソナタ』で役者デビューした[1]のを皮切りに、以降は様々な映画テレビドラマに出演しており、俳優としても活動している。
スクールJCA1期生(因みにオーディションで、応募者中唯一補欠合格であった)。
主にツッコミ担当で、一部のコントではボケ。東京都八王子市出身。神奈川大学経済学部卒業。
2011年頃からはグルメリポーター司会者として活動する事が多くなっている。
スクールJCA2期生(だが、半年遅れの入学で指導はほとんど受けていない)。
2017年4月9日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)内で女優の佐々木希との結婚発表をした[2]4月11日、婚姻届を都内の区役所に提出、自身が火曜日レギュラーを務める『ヒルナンデス!』内で生報告した[3]

略歴

  • 1993年、渡部が大学2年時に高校(東京都立日野高等学校)の同級生であった児嶋から「一緒にお笑いをやらないか」「おまえしかいない」と誘われ、大学の遊びも落ち着いていた時期だったこともあり面白そうだと思い、快諾してお笑いコンビ「アンジャッシュ」を結成する(しかし、後に児嶋から「実は5人目に(渡部を)誘っていた[4]」と打ち明けられている)。
  • まだ無名だった頃の1996年から『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ)に出演(初登場は『タモリのSuperボキャブラ天国』)。当初は常連芸人に負けず劣らずの好成績を残していたが、フリの長いコントを得意としていたアンジャッシュにはネタの時間が短すぎた上に、ボケとツッコミのシンプルなネタが番組では仇となり徐々に成績が低迷。結局目立った成績は残せず、いわゆる「ボキャブラ世代」の中でも埋もれた存在だった。初期のみ横ピースをして「アーン、ジャッシュ!」と声を揃える決めポーズがあった。
  • 1999年から始まったNHKのネタ番組『爆笑オンエアバトル』に第1回から出演。本ネタじゃないショートコントを用いた初挑戦こそオフエアだったものの、その後は構成の練られた緻密なコントを武器に高得点を連発する。2003年3月に行われた第5回チャンピオン大会ファイナルでは優勝を果たし、見事5代目チャンピオンに輝いた(後述)。常連組として、放送初期の同番組を支えたコンビであった。
  • その後、2000年代から始まった「お笑いブーム(第5世代)」の波に乗り一気にブレイクを果たす。『エンタの神様』(日本テレビ)や『笑いの金メダル』(テレビ朝日)などといったネタ見せ番組で主に活躍した。
  • 2004年9月にはコンビとして初の冠番組白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ放送)がスタートする。同番組は2017年現在も放送されており、チバテレを代表する人気番組となっている。
  • 2005年4月1日から2006年3月10日まで、『ポップジャム』(NHK)で初めて歌番組の司会を務める。この時一緒に西川貴教と司会をしていた縁で、『第56回NHK紅白歌合戦』でT.M.Revolutionが出場した際に応援ゲストとして出演している。
  • お笑いブーム終焉後は主に活躍の場としていたネタ見せ番組も減り、一時期は露出も減っていたが、2011年頃から児嶋は自身のダメ人間キャラ・ポンコツキャラで注目を集めバラエティ番組の出演が増加し、渡部も2011年頃から趣味である食べ歩きを活かしたグルメリポーターや司会業などといった仕事が増え、2017年現在は双方単独で出演する事が多くなっている。

芸風

  • 主にコントを行う[5]。代表的なネタの1つに「勘違いコント(すれ違いコント)」がある。ボケとツッコミは明確に分かれず、ささいな誤解からお互いが勘違いをしたまま会話が進んでいってしまうというもの。アンジャッシュが一番得意とする手法で、彼らの代名詞ともいうべきネタ。このネタをやる際は下ネタを多用する事も多く、後半になってくると勘違いに気づかないほうがおかしいワードなども飛び出してくる。結局、最後までずっと勘違いしたままネタが終わるパターンが多々で、途中で勘違いしていたことに気づくパターンは稀である。
  • エンタの神様』や『爆笑オンエアバトル』などでは上記のネタの他に音響・映像を駆使したコントも披露しており、代表的なネタとして「バカAD『児嶋』シリーズ」「ピーポくん[6]の交通安全教室[7]」「ゲストが来ない」などが挙げられる。
  • ネタはあくまで2人でのコントを主軸にしているが、ストーリーを成り立たせるために同僚役や上司役、浮気相手役や友人役など、2人以外の役者を数人エキストラに置いて、集団劇でコントを進めるパターンも少なくない。エキストラにはいけだてつや早出明弘ら事務所の後輩芸人の他、女優として劇団「山田ジャパン」の羽鳥由記が参加していることもある。
  • 稀ではあるが「感動エピソード」などといったショートネタを披露する事もある。尚、「爆笑レッドカーペット」に出演した際は時間の制約上「感動エピソード」を1本だけ披露して終わるようにしていた。因みに爆笑オンエアバトルでは「アンジャッシュドラマ」と称して2度披露した事がある。
  • 「オンバト」でチャンピオンになった事もある(後述)などコントの実力は非常に高いが、コント日本一を決める大会「キングオブコント」には2009年大会から2011年大会まで出場するも全て準決勝敗退に終わり1度も決勝進出は叶わなかった。なお、2012年大会以降は出場していない。

爆笑オンエアバトルでのエピソード

  • 初挑戦(第1回放送・1999年3月27日放送)は278KBでオフエア。尚、この時に披露したネタ(ショートコント「鼓動」)は後日発売されたDVD「爆笑オンエアバトル アンジャッシュ」に特典映像として収録されている。
  • 初オンエアは1999年5月15日放送回(499KB。ネタは「ウサギとカメ」)。同年5月29日には自身初となるオーバー500を記録する。この頃から徐々に頭角を現していき、高得点を連発していく。2002年9月14日放送回(佐賀県収録)では自己最高KB及びその年の最高KBである529KBを記録している。
  • チャンピオン大会には5度出場(第1回~第3回、第5回、第6回)しており、上述にもあるように第5回大会では優勝し見事5代目チャンピオンに輝いている。また以下のように様々な記録を作ってのチャンピオンとなっている。
    • コントを主軸としている芸人では初の優勝。以降もコント勢でのチャンピオンはおらず、同番組ではアンジャッシュがコント勢で唯一のチャンピオンとなっている[8]
    • プロダクション人力舎所属芸人初の優勝。歴代でもアンタッチャブルを含めて2組のみである(その他のチャンピオンは全て吉本興業所属芸人)。[9]
    • 関東出身芸人初の優勝。
    • 審査員200人制以降で、ファイナル史上最低KB(850KB)での優勝[10]
  • 第6回チャンピオン大会ファイナルではシードとして出場するも、惜しくも4位敗退(862KB)に終わる。尚、第6代目チャンピオンはアンタッチャブルに決定し、奇しくも2大会連続で人力舎所属の芸人がチャンピオンに輝く事となった[11]。また、第4回チャンピオン大会以降で、昨年のファイナルよりも高いKB数を記録しながらチャンピオン防衛を果たせなかった初のコンビとなった。
  • オーバー500獲得回数は通算で8回。これはパンクブーブーの11回、タイムマシーン3号の9回に次いで番組歴代3位の記録である。
  • 番組のゴールドバトラープラチナバトラーの両方に認定されている数少ないコンビである[12]

DVD

  • アンジャッシュベストネタライブ「キンネンベスト」
  • アンジャッシュ〜クラダシ〜
  • アンジャッシュ単独ライブ〜THIRD EYE:開〜
  • アンジャッシュネタベスト
  • アンジャッシュ「五月晴れ」
  • 爆笑オンエアバトル(アンジャッシュ9ネタ収録)
  • 白黒アンジャッシュ1〜5
  • アンジャッシュのタイツくん〜男のたしなみ〜ON盤
  • アンジャッシュのタイツくん〜男のたしなみ〜OFF盤

出演

バラエティ番組

現在のレギュラー番組

不定期出演

過去のレギュラー番組

その他出演番組

CM

ドラマ

劇場アニメ

ミュージックビデオ

  • SoweluI Wonder』(2007年1月)※顔全体はほとんど映っていない。

ライブ

  • 陣内智則presents JIN-X(ジンクス)(2010年5月23日)ルミネtheよしもと

著書

  • ザッツ「アンジャッシュ」メント(2005年9月、講談社

脚注

  1. Real Sound - アンジャッシュ・児嶋一哉、なぜ実力派監督に起用される? コントで培われた“くどくない個性”
  2. “アンジャ渡部&佐々木希 連名で結婚報告 2人そろっての会見の予定なし”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年4月9日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/04/09/kiji/20170409s00041000430000c.html . 2017-4-9閲覧. 
  3. “渡部&佐々木希が婚姻届を提出 ヒルナンデスで報告”. Daily Sports Online. デイリースポーツ. (2017年4月11日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/04/11/0010085994.shtml . 2017-4-11閲覧. 
  4. 2008年1月14日(月)放送の『嵐の宿題くん』(日本テレビ)でその事実を改めて披露している。
  5. 後述の「感動エピソード」は漫才コンビを演じている設定のため、コントの中で漫才風の入りをすることがある。
  6. 警視庁から許可を得て正式名称で演じられる前は「ピーポー君」と若干名前を変えていた
  7. このネタの派生版として「キュータ君(東京消防庁のキャラクター)の防災キャンペーン」「トレイン君(架空の鉄道警察キャラクター)の電車マナー教室」などもある。
  8. ただし、後継番組であるオンバト+ではコントを主軸としているトップリード(初代チャンピオン)とジグザグジギー(4代目チャンピオン)がそれぞれチャンピオンに輝いている。
  9. ただし、後継番組のオンバト+では歴代のチャンピオン全て別の事務所である(1代目:トップリード太田プロダクション)、2代目:タイムマシーン3号ジェイピールーム〔当時〕)、3代目:トレンディエンジェルよしもとクリエイティブ・エージェンシー)、4代目:ジグザグジギーマセキ芸能社))
  10. 第5回チャンピオン大会ファイナルにおいては、アンジャッシュのみならず全ての挑戦者の獲得KB数が低い傾向にあり、800KB台を獲得したのはアンジャッシュとアンタッチャブル(818KB)の2組だけであった。更に審査員が200人制となった第4回チャンピオン大会以降で、ファイナルにおいて900KB台以上が出なかったのはこの回のみとなっている。
  11. 因みに第5回チャンピオン大会ではアンタッチャブルはアンジャッシュに次ぐ2位(818KB)であり、第6回チャンピオン大会ではネタ順のトップバッターがアンタッチャブルで、その2番目がアンジャッシュであった。
  12. 彼らを含めてアンタッチャブル、タカアンドトシトータルテンボスの4組しか達成していない。
  13. “アンジャッシュ渡部、佐々木希との結婚のうわさを完全否定!独身強調”. シネマトゥデイ. (2016年9月1日). http://www.cinematoday.jp/page/N0085690 . 2016閲覧. 
  14. “杏とアンジャッシュが「アンパンマン」新作映画にゲスト参加”. 映画ナタリー. (2018年2月22日). http://www.cinematoday.jp/page/N0085690 . 2018閲覧. 

外部リンク

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