エフエム青森

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エフエム青森
Aomori FM Broadcasting Co,. Ltd.
放送対象地域 青森県
系列 JFN
略称 AFB
愛称 -
コールサイン JOWU-FM
開局日 1987年4月1日
本社 〒030-0812
青森県青森市堤町1丁目7番19号
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 青森 80.0MHz / 1kW
主な中継局 八戸 78.4MHz / 500W
むつ 81.3MHz / 100W
上北 84.3MHz / 10W
公式サイト http://www.afb.co.jp/
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株式会社エフエム青森(エフエムあおもり、英称:AOMORI FM Broadcasting)は青森県放送対象地域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はAFBだが、放送内では主に「エフエム青森」や「FM青森」と呼ばれており、あまり使用されていない。なお、一般の目に広く触れる場所での略称使用としては、公式サイトやメールアドレスなどのドメイン(afb.co.jp)が挙げられる。

JFN系列局。かつて地元テレビ局の青森テレビ(ATV)がエフエム青森の主要株主だったことから、今でも青森テレビとは親密な関係があり、ATVでエフエム青森のコマーシャルが放送されることがある。

会社概要

  • 本社 - 郵便番号030-0812 青森県青森市堤町一丁目7番19号 NTT東日本青森支店別館1階
  • 支社・支局
    • 八戸支局(八戸市) - 南部地方を取材対象地域としている。
    • 弘前支局(弘前市) - 津軽地方(東青津軽地方を除く)を取材対象地域としている。なお、他の在青民放局の拠点が支社であるのに対し、当局のみ支局を置いている。
    • 東京支社(東京都千代田区麹町一丁目8番 JFNセンター4F) - 全国FM放送協議会参加局なので、他の在青民放テレビ局とは異なり、中央区ではなく千代田区に置いている。

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[1][2][3]

概要

ATVビジョン保有分は少なくとも2005年までは青森テレビが保有していた。青森テレビがマスメディア集中排除原則の制限を超えて保有していた分を売却するに当たり、キー局のTBSテレビに支援を仰ぎ、子会社を通じて引き取るとともに、青森テレビも残りの株式を子会社へ引き渡したものと考えられる。

2016年3月31日

資本金 1株 発行済株式総数 株主数
4億9800万円 5万円 9,960株 65
株主 株式数 比率
読売新聞東京本社 1,196株 12.00%

過去の資本構成

沿革

周波数・出力

親局 周波数 空中線電力 ERP 送信所概要
(技術情報)
備考
青森 80.0MHz 1kW 2.6kW
  • 送信柱 37m四角鉄塔(ATV、ABAと共用)
  • 送信空中線 2L2段4面(送信空中線はFM青森専用、施工:電気興業)
  • 放送機 RV-41GS(東芝
  • STL SSF3-1W1(日立電子)出力1W、2.4m鏡面パラボラアンテナ
  • 送信局舎 鉄筋コンリート(ATV共用)
  • 非常用電源 自家発電装置150KVA(ATV共用)バッテリーフロート33AH
  • 備考:1995年11月、ATVと送信局舎・送信柱・非常用電源を共用
[10]
中継局 周波数 空中線電力 ERP 送信所概要
(技術情報)
備考
八戸 78.4MHz 500W 1.75kW
  • 送信柱 50m支線式鉄柱(NHK教育共有)
  • 送信空中線 2L2段4面(NHK-FM共有)
  • 放送機 JBM-3401(JRC
  • 中継回線 青森局を5素子八木宇田2段2面にてエア受け
  • 送信局舎 鉄筋コンクリート1階 9m×9m(NHK教育共有)
  • 非常用電源 自家発電装置20KVA(NHK共有)
  • 備考:NHKと送信アンテナのみ共有
    1993年12月増力、指向性パターン変更
むつ 81.3MHz 100W 280W
  • 送信柱 11mTP型鉄塔(ATV共用)
  • 送信空中線 3素子八木宇田1段2面、2段1面
  • 放送機 HV-1033(OKI
  • 中継回線 八戸局を5素子八木宇田1段2面にてエア受け
  • 送信局舎 鉄筋コンクリート2階4m×4m(ATV共用)
  • 非常用電源 インバーター
上北 84.3MHz 10W 23W
  • 送信柱 17m四角鉄塔(ATV共用)
  • 送信空中線 3素子リングアンテナ1段2面
  • 放送機 JBM-3301(JRC)
  • 中継回線 青森局を5素子リングアンテナ1段1面にてエア受け
  • 送信局舎 鉄筋コンクリート2階4m×4m(ATV共用)
  • 非常用電源 バッテリーフロート20AH(ATV共用)

放送局・中継局が合わせて4局しかないため(特に津軽地方は青森親局しかない)、青森県内であっても下北半島津軽海峡沿岸部や深浦町の大部分など一部地域では聴取難(高利得アンテナを使用すれば聴取できる可能性もある)または不可となっている。なお、当放送局聴取難および聴取不可地域では、「radiko」や「LISMO WAVE」・「ドコデモFM」での聴取、または周辺のエフエム北海道エフエム秋田エフエム岩手で聴取可能な地域がある。

現在放送中の主な自社制作番組

生放送の自社制作番組

以前は朝ワイド番組(7:30 - 9:00)や昼ワイド番組(11:30 - 13:00)も自主制作で放送していたが、朝ワイド番組は2005年4月改編から[11]、昼ワイド番組は2006年4月改編から[12]ジャパンエフエムネットワーク(JFNC)制作の番組に切り変わった。これにより、平日に放送されているワイド番組は夕方のみとなっていた時期があった[13]

朝昼の自社制作番組廃止後も交通情報やニュースなどはFM青森制作のものに差し替えて放送していたが、2013年4月改編をもって平日朝7・8時台に放送されていた交通情報エフエム青森ニュース、天気予報が終了し、ニュースと天気予報はJFNC配信のものに変更され[14]、朝の交通情報は廃枠となった。

2017年4月改編では平日11時台後半に自社制作の生放送番組が復活する事になった。

生放送以外の自社制作番組

  • Doctor'sコンサルティングプログラム(月曜 - 木曜 10:50 - 11:00) - radiko.jpではエリアフリーおよびタイムフリー聴取は不可(フィラー音楽に差し替え)
  • 弁護士法人はるかの教えてセンセ!(月曜 13:55 - 14:00、再放送:土曜 12:55 - 13:00)
  • おきゃんてィーずのおきゃんてィーぱーてィ(月曜 20:00 - 20:30、2013年10月 - )
  • OH! HAPPY LIFE~Dr.小野の“ぴんぴんキラリ”健康レッスン~(水曜 10:20 - 10:30、2013年10月 - )
  • OH!おらっせ♪〜ぐるっと イイとこラジオ〜(水曜 12:00 - 12:30)
  • あなたのおそばに全労済(木曜 13:55 - 14:00、2014年4月 - )
  • 南部の昔っこ(金曜 10:20 - 10:30、再放送:土曜 12:20 - 12:30)
  • ELM presents ELMAGA⁺(金曜 10:50 - 10:55、土曜 17:30 - 18:00、日曜 10:55 - 11:00)
  • クロタキ不動産Radio Life Station(金曜 13:55 - 14:00、再放送:土曜 7:55 - 8:00)
  • Hello Radioサウスランド(金曜 15:00 - 15:30)
  • AEONTOWN『TIME to Shine!』(金曜 15:30 - 15:45、2014年4月 - )
  • 楠美清の失敗しない青森の家づくり(土曜 9:30 - 9:45)
  • コスメチック ウィークエンド(土曜 9:50 - 9:55)
  • タウンウォッチング(土曜 10:55 - 11:00)
  • 産地直送旅番組 津軽へ行こう!(土曜 11:30 - 11:55、公開生放送の際は放送時間を拡大して11:00から放送)
  • チャレンジ川柳!むさし流!(土曜 12:00 - 12:10、2013年4月 - )
  • 今日もいきいき!PGライフ(土曜 12:10 - 12:20)
  • 金正堂presentsアニバーサリーストーリー(土曜 15:55 - 16:00)
  • パパとママのエンジョイヘルス!!- 健康って楽しい -(土曜 18:00 - 18:30)
  • 申吾のほっとチャンネル(毎月第1日曜 7:00 - 7:30)
  • あ・い・こ・と・ば(日曜 9:00 - 9:30)
  • ラジオで徹底討論!アオモリズム(年1回、毎年2月)
  • ザッツカーニバル(毎年8月上旬、青森県内で多くの祭りが開催される期間に放送される特別番組)

時差ネットになっているTOKYO FMの全国ネット番組

  • ピートのふしぎなガレージ(土曜 19:00 - 19:50)
  • ソニー損保 presents クルマ★時間(土曜 19:50 - 19:55)
    • 共にJFN各局と2時間遅れでの放送。時差ネットである上記2番組はAIR-G'、エフエム岩手、エフエム秋田(それぞれ一部地域)で17時台に聴くことができる。

その他

ニュースについて

  • 基本的に『JFNニュース』をネットするか、エフエム青森のアナウンサー担当による読売新聞社配信のニュースを放送するため、地元のローカルニュースはほとんどと言っていいほど放送されない。かつては、朝日新聞などもAFBへニュースの配信を行っていた。また、東北6県のFM局で唯一、地元県域新聞社からのニュース配信を受けていない。
  • また、JFNニュースはローカルスポンサーがつくと『エフエム青森ニュース』となり、スポンサーがつかないとそのまま「JFNニュース」となる。新聞社配信のニュースは『エフエム青森ニュース』で統一。

過去に放送されていた主な番組

アナウンサー・パーソナリティー

現職アナウンサー

現職パーソナリティ

元アナウンサー

元パーソナリティ

番組改編

基本的には1,4,7,10月に行うが、不定期に放送番組の変更や時間変更もある。また、朝・昼の自社制作ワイド番組が放送されていた頃は、4 - 5年に1度これらの帯番組を一斉に改題していた。

歴代ステーションジングル

  • 初代 1987年 - 1992年?
    • 女性コーラスで「エフエム、あおもり〜」と歌うものであった。
  • 2代目 1992年? - 1997年3月男女混合コーラスで「JOWU-FMあおもり~」と歌うものであった。
  • 3代目 1997年4月 - 2007年3月
    • 最も長く使われていた。1997年4月から1年間は開局10周年にちなみ「10th anniversary」とコーラスが入っていた。98年以降は「FM AOMORI」と歌っているだけであった。5秒・10秒・15秒・20秒のジングルがあり、それぞれ音楽が異なっていた。
  • 4代目 2007年4月 -
    • 2007年4月からの1年間は開局20周年にちなんで「20th anniversary」というフレーズが入っていた。こちらも5秒・10秒・15秒・20秒のジングルがある。
  • 5代目 2009年4月 -
    • 5秒・10秒・15秒のジングルがある。5代目ジングルが採用されてからも引き続き4代目も使用されている。
    • 2009年4月から一時期、英語で周波数告知をするジングルも流れていたが、上北中継局の周波数が「84.1MHz」と間違った告知がされていたため、程なくして廃止になった。
  • この他にも、12月24日・25日には「Merry Christmas. From FM AOMORI.」と歌うクリスマスバージョンのジングルが流れる。

脚注

  1. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、231。
  2. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、176。
  3. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、180。
  4. エフエム青森 代表取締役社長
  5. エフエム青森 監査役
  6. エフエム青森 取締役
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 エフエム青森 非常勤取締役
  8. エフエム青森 常務取締役
  9. エフエム青森「radiko.jp」の配信開始のお知らせ
  10. 2011年7月24日までは、ATVとABAのアナログ放送と共有、2016年6月30日までは、Jモバと送信アンテナを共有
  11. 終了当時は『Start Up Today』の後、開始当時は月曜 - 木曜は『Open Sesame!』、金曜は『Applause!〜週末の主役達へ〜』を放送。共に同年3月までは9:00からネットしていたので、7:30開始になり放送時間が拡大となった。
  12. 終了当時は『FMオープンテラス Cafe Marble』の後、開始当時は『Switch!』を放送。
  13. 一時期、同じJFN系列のKiss FM KOBEも同様の状態であった
  14. ニュースは7:55(今朝のニュース)と8:55(JFNニュース)に、天気予報は7:40頃と8:20に代替される。
  15. 2016年12月1日の東奥日報朝刊「お悔やみ」欄より。

外部リンク


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