シリカ

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シリカ: silica[1]

化学式 SiO2 。シリカ,無水ケイ酸,あるいは単にケイ酸ということもある。天然には石英,鱗ケイ石,クリストバル石の3型のほか,ガラス状,コロイド状としても産出する。無色透明の固体であるが,天然に産する水晶,玉髄,瑪瑙,火打石などは多く着色している。無定形の比重 2.2,結晶の比重 2.6。水,酸に不溶であるが,フッ化水素酸には容易に溶ける。ガラス,水ガラス,セラミックス,耐火材料などの製造,油,石油の脱色精製,フェロシリコン,カーボランダムの製造などに広く利用される。



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  1. 文部省編 『学術用語集 海洋学編』 日本学術振興会、1981年。ISBN 4-8181-8154-4。