デレック・ウォルコット

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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1992年
受賞部門:ノーベル文学賞
受賞理由:偉大なる明るさ、歴史的な視野に支えられた、多文化融合の産物たる詩的創作に対して

デレック・オールトン・ウォルコットDerek Alton Walcott, 1930年1月23日 - 2017年3月17日[1])はセントルシア出身の詩人劇作家1992年カリブ海諸国出身者として初めてノーベル文学賞を受賞。

経歴

当時イギリス領だったセントルシアのカストリーズに生まれる。父方はイギリス系、母方はオランダ系・アフリカ黒人の血を引いている。18歳で初めて詩集を発表。西インド諸島大学を卒業後、ニューヨークで演劇を学び作劇にも進出、トリニダッド・シアター・ワークショップを設立した。2007年までボストン大学の教授を務めた。2010年、英国のエセックス大学教授に就任した。

2008年、初の単著の邦訳『オデッセイ』が刊行された。

作品

  • 『二十五篇の詩』(1948年
  • 『青春への墓碑銘』(1949年
  • 『詩篇』(1951年
  • 『緑の夜に 1948-1960』(1962年
  • 『漂流者その他の詩篇』(1965年
  • 『メキシコ湾その他の詩篇』(1969年
  • 『もう一つの生』(1973年
  • 『浜辺葡萄』(1976年
  • 『カイニットの王国』(1979年
  • 『詩選集』(1981年
  • 『幸運な詩人』(1981年)
  • 『カリブ海の詩篇』(1983年
  • 『真夏』(1984年
  • 『全詩集 1948-1984』(1986年
  • 『アーカンソー州への証言』(1987年
  • 『オメロス』(1990年

邦訳

脚注

関連項目

  • ポール・サイモン - ミュージカル『ザ・ケープマン』を共作。ウォルコットは作詞を担当。

外部リンク


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