ハノイ

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ハノイ
Thành phố Hà Nội
城舖河內
(左から)上段: ロンビエン橋、フォン寺近辺の川辺、中段: ホアンキエム湖の亀の塔、下段: ハノイ文廟、ホー・チ・ミン廟、ハノイオペラハウス
(左から)上段: ロンビエン橋、フォン寺近辺の川辺、中段: ホアンキエム湖の亀の塔、下段: ハノイ文廟ホー・チ・ミン廟、ハノイオペラハウス
ハノイの位置
地理
地方 紅河デルタ
面積 3,328.9 km²
下位区分 10 区 18 県 1 市社
統計
人口
人口密度
7,587,800 人(2015年)
2,300 人/km²
民族 キン族ホア族
旧ハタイ省地域: キン族ムオン族ヤオ族タイー族
その他
市外局番 24(2017年6月まで 4)
郵便番号 10
ナンバープレート 29 → 33
ISO 3166-2 VN-64
公式Webサイト http://www.hanoi.gov.vn/
ハノイの自治体章

ハノイベトナム語: Thành phố Hà Nội / 城舖河內

ベトナムの首都。ベトナム北部,ホン川の肥沃なデルタ地帯(ホン川デルタ)の中心部にあり,市街は河口から約 150km上流の右岸に広がる。熱帯季節風気候に属し,平均気温は最寒月(1月)17℃,最暖月(6月)24℃。年降水量は約 1800mmで,その大部分は 5~9月の雨季に降る。11月~3月は乾季であるが,2~3月は厚い雲に覆われ,霧雨が降ることが多い。古くからトンキン地方の中心地で,1010年に李朝の創始者李公蘊が首都に定めて以降,タンロン(昇竜)と呼ばれ,歴代王朝の首都として繁栄した。19世紀初め阮朝時代にフエへ遷都されたのち,1831年「二つの川の間の町」を意味する現在名に改称。1902年からはフランス領インドシナの総督府が置かれた。1945年9月の独立達成とともにベトナム民主共和国の首都となったが,1954年7月のジュネーブ協定により国土が南北に分断されて以降は北ベトナムの首都で,南北統一後,1976年ベトナム社会主義共和国が発足するとともにその首都となった。

ベトナムの政治,経済,文化の中心地であるが,近年特に工業都市としての発展が著しく,機械,電機,繊維,化学,皮革,食品などの工業が集中する。行政的にはホーチミン市ハイフォンとともに,省に属さない中央直轄市となっている。市街地区にはホアンキエム湖,一柱寺,バンミョウ(文廟)などの名所旧跡が多く,李朝時代の遺構であるタンロン‐ハノイ皇城中枢域は,2010年世界遺産の文化遺産に登録された。また植民地時代に植えられた街路樹がうっそうと茂り,全体として落ち着いた雰囲気をもつ。ハノイ大学,革命博物館,国立美術館なども立地する。近年人口の増加が著しく,南部から西部にかけての郊外地区の発展がめざましい。交通の中心地でもあり,放射状に延びる道路や鉄道により,ホーチミン市をはじめとする国内主要都市のほか,中国,ラオス方面とも結ばれる。市の北部に国際空港がある。

出典

外部リンク

ベトナム社会主義共和国政府
現地日本語メディア


座標: 東経105度51分15.0秒北緯21.028472度 東経105.854167度21.028472; 105.854167 (ハノイ)



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