ビリヤード

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ビリヤードbilliards: cue sports, billiard sports

ラシャを張りつめた長方形のテーブルの上で,キューと呼ばれる長い棒でボールをつき,互いに得点を競う室内ゲーム。起源はスペイン,イギリス,中国,フランス,イタリアなどの諸説がある。近代ビリヤードの確立は 19世紀以降で,テーブル,クッション,チョーク,タップなどの器具や備品の発明,改良に伴う技術的な進歩による。日本へは江戸時代末期に長崎の出島に居留した外国人によって持ち込まれたのが最初である。その後,大正から昭和期にかけて輩出した著名選手の活躍などにより,特権階級専用のゲームから大衆のビリヤードとして急速に普及し,発展した。競技は大別してキャロムゲームとポケットゲームに分けられる。キャロムゲームには多くの種目があり,日本で最も一般的に行なわれているのは四つ球ゲームである。ポケットゲームはアメリカ合衆国や日本で特に盛んで,アメリカ式とイギリス式があるが,イギリス式は今日ではほとんど行なわれていない。競技方法は種目により若干の差異があるが,反則などは基本的には同じである。



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