ビーチハンドボール

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ビーチハンドボール(Beach handball)は、ハンドボールから派生した球技の1つである。南米やヨーロッパを中心に盛んになっている。

ルール

試合時間は、1セット10分の2セット制で、セット間のインターバルが5分。室内のハンドボールとは違い、各セットで多く得点したチームが1点。セット内で同点の場合はゴールデンゴール方式でどちらかが1点以上リードするまで延長戦が行われる。セットカウントが1-1の場合、シューターとゴールキーパーが1対1で行うショットアウトで決着する。ハンドボールには無い2点得られるシュートが存在する。2点得られるシュートは、スピンシュート、スカイシュート、スペシャリストシュート、ペナルティシュートの4種類である。

チーム編成

男子、女子、男女混合のいずれかで試合が行われる。プレイエリアで同時に競技できるのは、1チームあたり4名まで(ゴールキーパー1名を含む)とされ、試合には控え選手を入れて1チーム最大10人まで登録できる。

競技施設・用具

コートの大きさは、27m x 12m の長方形、中央にプレイエリア(15m x 12m)、両端にゴールエリアがある。コートは少なくとも40cm 以上の深さのある砂地でなければならない。ゴールはゴールライン中央に設置し、高さ3m、幅2m とする。

ボールはゴム製のものを使用する。男子は周囲が54〜56cm、女子は周囲が50〜52cm大のものを用いる。

選手は袖のないシャツを着用し、素足で競技する。靴を履くことは禁止されている。

おもな競技会

国際大会としては、国際ハンドボール連盟が主催する世界ビーチハンドボール選手権があり、加えてワールドゲームズ、アジア地域ではアジアビーチゲームズの公式競技ともなっている。日本国内では日本ハンドボール協会が主催する全日本ビーチハンドボール選手権が1999年より行われている。

外部リンク

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