メガポート放送

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株式会社メガポート放送(メガポートほうそう)は、日本にかつて存在したBS・東経110度CS委託放送事業者

概要

株式会社日本データ放送の社名でBSデジタル放送のデータ放送に係る委託放送業務の申請を行ったが、申請者の中に日本データ放送株式会社(当時・設立中)という他の会社が存在したため、現社名に変更した経緯がある。

2004年4月、総務省に対して放送免許の再申請を行い、CSデジタル放送においてデータ放送の代わりに標準テレビジョン放送を行う内容の認可を受けた。これに伴って同年8月末にCSデジタルで行っていたデータ放送を終了した。

これらに代わり2004年11月12日から、株主である角川ホールディングスの製作した映画を中心に放送する「シネマ080」と、スカパー!で放送中の囲碁・将棋チャンネルを放送していたが、2005年10月1日付で日本ビーエス放送(現・日本BS放送)と合併したことにより、9月30日でBS908chを除くBS・CS全チャンネルの放送を終了した(メガポート放送のBSデータ放送の一部番組は日本ビーエス放送BS999chに移行し、2007年9月まで放送された)。

資本構成

2000年3月1日時点。出典:[1]

株主 比率
毎日新聞社 20.0%
角川書店 20.0%
スポーツニッポン新聞東京本社 15.0%
電通 10.0%
オリエンタルランド 08.0%
セイコーエプソン 05.0%
マイクロソフト 05.0%
エイベックス 05.0%

沿革

  • 1999年10月 - 株式会社日本データ放送の名称でBSデジタル放送のデータ放送に係る委託放送業務の申請を行う。
  • 1999年12月17日 - 認定を受ける。
  • 1999年12月20日 - 株式会社メガポート放送への名称変更を届け出る。
  • 2000年3月1日 - 株式会社メガポート放送設立。
  • 2000年12月1日 - BSデジタル放送のデータ放送に係る委託放送業務を開始。
  • 2002年4月1日 - 東経110度CS放送に於ける委託放送業務を開始。プラットフォームはプラット・ワン
  • 2004年3月1日 - 東経110度CS放送のプラットフォームがスカイパーフェクTV!110(現・スカパー!e2)に移行。
  • 2004年8月31日 - 東経110度CS放送でのデータ放送を終了。
  • 2004年11月12日 - 東経110度CS放送での標準テレビジョン放送を開始。プラットフォームはWOWOWデジタルプラス
  • 2005年9月30日 - BSデータ放送と110度CS放送の囲碁・将棋チャンネル、シネマ080の放送を終了。
  • 2005年10月1日 - 日本ビーエス放送と合併。

放送していたチャンネル

日本ビーエス放送へ引継
2006年8月にBS-i(現:BS-TBS)へ移管となり日本ビーエス放送としての放送を終了。以降同社のBS768chとともにGガイド放送を行っていたが、2011年7月24日にBS908chでの放送を終了し、BS768chに完全移行した。なおBS-TBSへの移管は、メガポート放送にBS-i(当時)の親会社TBSと関連がある毎日新聞社が出資していたこと、地上波向けEPG用番組表放送を原則としてJNN系列局で行っていることが関係している。
2005年に終了
2004年に終了
  • CS900ch - おー当たりch
  • CS901ch - お!宝ch
  • CS902ch - CS教育テレビ
  • CS909ch - ゲーちゃん

BSは無料放送、CSは有料放送であった。

脚注

  1. 日本放送協会 『NHK年鑑2000』 日本放送出版協会、2000-11-11、457。