丈(じょう)
尺貫法の長さの単位。10尺をいう。約3.03メートルに相当する。古代中国の周代から用いられてきた。『説文』によれば「丈丈夫也、周以八寸為尺、十尺為丈、人長八尺故曰丈夫」とあり、周は8寸(後漢(ごかん)の尺で実長約6寸)を1尺としたので、1丈を現在の基準に直すと実質6尺となる。ちょうど一人前の身長分にあたるので、「丈夫」ということばができた。