久里浜駅

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改札(2004年11月撮影)
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久里浜駅(くりはまえき)は、神奈川県横須賀市久里浜一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線。横須賀線の終着駅である。駅番号JO 01

本項目では久里浜駅構内に所在する「横浜支社総合訓練センター」についても解説する。

歴史

駅構造

逗子駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅構内には最大11両編成の列車が停車する。駅西側には電留線(元大船工場久里浜派出所)が広がっており、夜間には最大9編成が留置される。なお、当駅は路線の終点であるが、ホームから先に線路が延びており、深夜・早朝にはホームと電留線の間で電車の入換(入出区)に使われている。この区間には、久里浜港から横浜横須賀道路佐原インターチェンジへ抜ける道と交差する踏切がある。

コンコースとホームの間は長年、階段のみの跨線橋で結ばれていたが、その東側にエスカレータエレベーターを備えた新しい跨線橋が設けられた。

みどりの窓口指定席券売機自動改札機が設置されているほか、駅構内の改札外にはコンビニエンスストア (NEWDAYS) が入居している。

当駅を発着する列車は、訓練車両を除いてE217系のみ運用されている。なお、団体・臨時列車については、近年はほとんど設定されていない。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 JO 横須賀・総武線(快速) 上り 鎌倉大船横浜東京千葉方面 東京駅から JO 総武線(快速)へ直通

利用状況

2017年度の1日平均乗車人員6,558人である。近接する京浜急行電鉄久里浜線京急久里浜駅の3分の1程度の人数である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
1995年(平成07年) [統計 3]8,381
2000年(平成12年) [JR 1]7,579
2001年(平成13年) [JR 2]7,408
2002年(平成14年) [JR 3]7,158
2003年(平成15年) [JR 4]7,147
2004年(平成16年) [JR 5]7,002
2005年(平成17年) [JR 6]6,901
2006年(平成18年) [JR 7]6,906
2007年(平成19年) [JR 8]6,847
2008年(平成20年) [JR 9]6,960
2009年(平成21年) [JR 10]6,874
2010年(平成22年) [JR 11]6,876
2011年(平成23年) [JR 12]6,938
2012年(平成24年) [JR 13]7,104
2013年(平成25年) [JR 14]7,127
2014年(平成26年) [JR 15]6,798
2015年(平成27年) [JR 16]6,767
2016年(平成28年) [JR 17]6,684
2017年(平成29年) [JR 18]6,558

訓練センター

駅構内にある旧 国府津機関区久里浜支区の跡地を活用し、1998年横浜支社総合訓練センターが開設された。

この訓練センターでは仙石線で使用されていた105系モーターカーや、2008年7月からは209系の車両を改造した訓練車[1]を使用しており、ホームからもこの車両が視認できる。

駅周辺

京急久里浜駅(2011年撮影)
久里浜商店街(2010年3月撮影)
駅前バスターミナル(2010年4月撮影)

近傍にある京急久里浜駅の利用者の方が圧倒的に多く、繁華街もそちらが中心となっている。なお、駅自体も同駅が「久里浜駅(初代)」として先に開業している(こちらを参照)。

路線バス

最寄りのバス停JR久里浜駅前が置かれており、駅東口バスターミナルおよび駅西口前の道路上にある。京浜急行バスおよび湘南京急バスの路線が運行されている。

隣の駅

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道
JO 横須賀線
衣笠駅 (JO 02) - 久里浜駅 (JO 01)

脚注

  1. 鉄道部内では法規上「機械」。車籍は現在抜かれている。
  2. 連絡定期券の発売範囲を拡大しました。 - JR東日本

出典

JR東日本の統計データ
JR東日本の2000年度以降の乗車人員

関連項目

外部リンク