会津駒ヶ岳

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会津駒ヶ岳(あいづこまがだけ)は、福島県南会津郡檜枝岐村にある標高2,133mのである。日本百名山の一つ。一等三角点「岩駒ケ岳」(標高2,132.4m)設置。

概要

会津駒(あいづこま)の略称で親しまれている。単に「駒ヶ岳」と呼ばれることも多い。

頂上とその稜線草原のようになっており、木道の敷設されている場所もある。山頂から北北西の中門岳方面への稜線には池塘が多く、高山植物が多い。

冬季には山スキーのメッカとなる。

2007年平成19年)8月30日尾瀬国立公園の一部として新たに国立公園に指定された[1][2]

歴史

残雪期にの形に見える雪形の現れることが「駒ヶ岳」という山名の由来とされる。江戸時代の文化年間に編纂された『新編会津風土記』では、「駒嶽 夏秋ノ間残雪駒ノ形ヲナス処アリ、故に此名アリ」とある。

古くから信仰の対象の山であり、檜枝岐村、南会津町伊南地域には駒嶽神社がある。

アプローチ

滝沢登山口
  • 檜枝岐村内の国道352号から林道に分岐し、林道を約1.9kmで登山口駐車場。登山口から駒ノ大池を経由して山頂まで約5.3km、約3時間30分。
その他の登山口
  • キリンテ登山口:キリンテの国道352号から大津岐峠を経由し、稜線を縦走、山頂まで約7.8km、約5時間。
  • 御池登山口:尾瀬入口の御池近くの国道352号から大杉岳、大津岐峠を経由し、稜線を縦走、山頂まで約10.5km、約6時間。

山頂からの眺望

南東に田代山帝釈山女峰山男体山。南に日光白根山。南西に燧ヶ岳至仏山平ヶ岳。西に中ノ岳越後駒ヶ岳。北に丸山岳会津朝日岳が見渡せる。

山頂付近の花

田中澄江により花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。 ショウジョウバカマアズマシャクナゲイワカガミイワイチョウハクサンシャクナゲチングルマハクサンコザクラタテヤマリンドウワタスゲコバイケイソウキンコウカミヤマリンドウイワショウブミヤマキンポウゲなどの花が見られる。

関連画像

脚注

関連項目

外部リンク



テンプレート:尾瀬国立公園