列車集中制御装置

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列車集中制御装置(れっしゃしゅうちゅうせいぎょそうち、通称CTC:Centralized Traffic Control)

一定区間の鉄道のポイント操作,列車の位置確認などを,1ヵ所の指令室に集中して行う装置。列車の運転情報を指令室に集中表示し,迅速,的確な指令業務を行い,運転進路を直接制御することもできる。アメリカで開発されたが,日本では 1958年国鉄伊東線で最初に採用された。初期のものは,停車場の信号機だけを集中する方式であったが,その後の東海道・山陽新幹線の CTCでは,全区間について電子タイプの制御装置を採用しており,列車番号表示装置,ダイヤ記録装置,模写電信装置など各種の保安装置を強化し,列車の運転能率の向上と,人件費節減に貢献している。なお,90年で CTCを設置している事業者は 80社で,その整備距離は1万 6011km。



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