前田利家

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前田 利家(まえだ としいえ)

安土桃山時代の武将。加賀藩前田家の祖。利昌の子。幼名は犬千代,幼少から織田信長に仕え,永禄 12 (1569) 年信長の命で兄利久に代って前田家を継いだ。元亀1 (70) 年の朝倉征伐,さらに姉川の合戦,長篠の戦いなどに従軍して功をあげた。信長亡きあと,柴田勝家と豊臣秀吉が天正 11 (83) 年賤ヶ岳で戦った際,利家は当初勝家についていたが,裏切って秀吉に従った。同 13年秀吉が越中で佐々成政を倒してからは越中の3郡を与えられ,その信任は厚かった。同 18年参議となり徳川家康,上杉景勝らと五大老の一人として,また秀吉没後は秀頼の後見として徳川氏との調整にあたった。



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