南極の地理

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南極
大陸 南極
面積
 - 総面積
 - うち水域
14,000,000 km²
0 km²
海岸線総延長 17,968 km
国境 0 km
最高地点 ヴィンソン・マシフ、海抜4,897 m
最低地点 ベントレー氷河溝en:Bentley Subglacial Trench、海抜-2,555 m
最長河川 オニックス川
最大内陸水系 ボストーク湖
土地利用
 - 農地

 -永年
   作物地

 - その他

0 %

0 %

100 % (2005年推定)
気候: 亜寒帯から寒帯
地勢:
天然資源 鉱石、クロムニッケルプラチナ石炭炭化水素族、オキアミ類、カニ
自然災害 ブリザードサイクロン規模の低気圧による嵐、火山活動
環境問題 オゾン層縮小、海面上昇
ファイル:Fryxellsee Opt.jpg
南極横断山脈のフリクセル湖en:Lake Fryxellを覆うブルーアイスen:Blue ice (glacial)カナダ氷河en:Canada Glacierやその他の氷河の融水。湖面で淡水が凍結し湖底の塩水を封じ込める。

南極地理(なんきょくのちり)が対象にするのは、南極周辺に限られるための世界といってもよい。南極大陸地球南半球に位置し、南極点からやや離れたところを中心に非対称に広がり、南極圏の南側にほぼ収まる。世界の大洋の南部に取り巻かれるが、出典によってはこれを南極海とも、太平洋大西洋インド洋の南部ともいう。面積は14,000,000km2を超え、大陸としては5番目の広さで、ヨーロッパの約1.3倍にあたる。

南極の98%は南極氷床に覆われているが、これは世界最大の氷床かつ世界最大の淡水の貯蔵庫でもある。その厚さは平均1.6kmで、場所によっては大陸の基盤岩が氷の重みで海面下2.5kmまで沈降したところもある。氷河に由来する湖沼(例:ヴォストーク湖)も生じる。氷床の周辺には棚氷氷島(海面下の岩床に氷床が乗り海面上で島のようにみえる)がある。岩が露出したままの土地は大陸面積の2%にすぎない。

南極はロス海ウェッデル海にはさまれくびれた部分に近い山地で西南極東南極 に分けられるが、この境界はグリニッジ子午線にほぼ沿っており、西半球と東半球に対応する。この考え方がヨーロッパ中心主義であるという批判も一部にあり、小南極・大南極と分類することもある。

西南極は西南極氷床en:West Antarctic Ice Sheetで覆われている。この氷床が将来融けてしまうのではないかという懸念が持ち上がっている。もしそうなれば海水面は短期間に数メートル上昇するだろうといわれる。

火山

南極本土には噴気や新しい火山灰が確認された活火山が4つある。

最も標高が高いのは死火山のシドリー山(Mount Sidley)で海抜4285mである。

海上の島々では複数の火山で火山活動の記録が残っている。

以下は大陸の反対側になる。

  • デセプション島(南緯62度57分、西経60度38分)、火山カルデラ、もっとも活発で噴火10回を確認、4回は推定

以下も活火山と考えられる。

地域名

西南極
東南極

関連項目

外部リンク