南牧村 (長野県)

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南牧村(みなみまきむら)は、長野県南佐久郡の一つ。村の集落は佐久海ノ口駅周辺の海ノ口地区と、野辺山高原の野辺山地区がある。前者は千曲川のほとりにあり、後者は八ヶ岳の裾野に位置しているため、300m近い標高差がある。村の幹線道路である国道141号線は、両地区を「市場坂」と呼ばれるカーブの連続する勾配のきつい坂で結んでいる。隣の川上村と同様に、高原野菜の産地である。

隣の群馬県甘楽郡にも南牧村があるがそちらは「なんもくむら」である。

地理

気候

標高が1,000mを超えるために、亜寒帯湿潤気候に属し冬の寒さは非常に厳しい。零下20度以下になることも珍しくない。一方、夏は涼しく避暑地として賑わう。

野辺山
東経138度28.3分、北緯35度56.9分、標高1350メートル
南牧村(野辺山)
雨温図説明
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気温(°C
総降水量(mm)
出典:[1]
ファイル:Minamimaki (2007-9-21).jpg
西方の八ヶ岳から見た南牧村の市域(ほぼ全域)
ファイル:Mt.Yatsugatake from Koumi Line.jpg
野辺山駅付近から見た野辺山高原と八ヶ岳
ファイル:Lettuce harvest in Nobeyama.JPG
野辺山高原におけるレタスの収穫風景。村の主産業は高原野菜の生産である

人口

南牧村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

  • 村長:大村公之助(おおむら たかのすけ) - 無所属2015年11月15日、日本共産党の現職菊池幸彦を破って当選。農協理事、村議長を歴任[1]

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、海尻村・海ノ口村・広瀬村・平沢村および大明村の一部(板橋)の区域をもって発足。現在に至る。

交通

鉄道

東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線

海尻駅-佐久海ノ口駅-佐久広瀬駅-(※)-野辺山駅
(※間に信濃川上駅川上村)をはさむ)

道路

国道

県道

標高日本一

ファイル:JRE-Koumi-line-Highest-point.jpg
JR最高地点碑(清里 - 野辺山間)
ファイル:Yatsugatake Kōgen Hutte.jpg
八ヶ岳高原ヒュッテ
  • JR線最高地点 - 野辺山清里間(標高1,375メートル)
  • 野辺山駅 - 日本一高い所にある普通鉄道の駅(標高1,346メートル)
  • 南牧村村立南牧南小学校 - 日本一高所にある小中学校(標高1,325メートル)
  • 本沢温泉「雲上の湯」 - 日本最高所の露天風呂(標高2,150メートル)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身著名人

脚注

外部リンク