吉田町

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吉田町(よしだちょう)は、静岡県の中部に位置する

概要

大井川河口から下流域右岸側に広がる町であり、積極的な企業誘致により、町の財政は周辺市町に比べて潤沢であり、地方交付税不交付を続けている。


都市情報

町章

住吉、川尻、片岡、北区の4つの地区を示す外側の“ヨ”は、丸く形どり、この4つの“ヨ”で“吉”を表しています。さらに、“田”を示す真ん中の十字を軸として、固い団結と限りない発展を表現している。

町民憲章

私たちは、美しい駿河湾にのぞむ、豊かな自然に恵まれた、吉田町の町民であることに誇りを持ち、明るく、活力あるまちづくりをめざして、この憲章を定めます。

1、水と緑に恵まれた自然を愛し、住みよいまちをつくります。
1、心と体をきたえ、健康で安心して暮らせるまちをつくります。
1、働くことによろこびをもち、活気あふれるまちをつくります。
1、互いに学びあい、教養を深め、高い文化のまちをつくります。
1、思いやりをもち、あたたかい心のかようまちをつくります。

地理


歴史

人口

吉田町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

  • 公共工事において抽選型指名競争入札の常時導入を行い、テレビなどで注目される。

経済

産業

  • レタス・しらす・うなぎが有名である。

工業

農業

  • 「ダイヤ印」のブランドで出荷されるメロン栽培が盛ん。
  • 吉田たんぼといわれる条里制遺跡があり今日でも稲作レタス栽培がおこなわれている[1]

漁業

  • かつては大井川伏流水、および焼津港周辺の水産加工場から出るのアラを利用したの養殖が盛んで、養鰻池(ようまんいけ)が町の各所に点在した。しかし近年は生産量が増えている愛知県産や価格の安い台湾または中国からの輸入ものに押されており、廃業する事業者があるため養鰻池が減少している。残った養鰻事業者は高級ブランド化を模索している。
  • 吉田町産の養殖時になどアミノ酸が豊富なのアラを餌にするために味が良いことで知られ、通(つう)の間では「鰻は吉田に限る」とも言われる。町内に点在する鰻料理の店には東京方面など遠方から訪れる客も多い。
  • 吉田漁港はシラスの揚がる港としても知られ、周辺にシラスの加工場が点在する。
1975年(昭和50年)撮影の吉田町付近。
おびただしい数の養鰻池が設けられている。(1975年撮影の4枚を合成作成)
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
同じ範囲の1988年(昭和63年)撮影の吉田町付近。
1975年と比較して、養鰻池が激減している様子が分る。(1988年撮影の4枚を合成作成)
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。


姉妹都市・提携都市

国内

地域

ファイル:Yoshida-HS.jpg
静岡県立吉田特別支援学校(旧吉田高校の校舎を使用)

健康

  • 平均年齢


教育

町は2020年度以降に実施される次期学習指導要領で、小学3年生から6年生では年間35時間(1時限45分)の授業時間が増加することなどを踏まえ、授業日数を増やし夏休みの短縮を検討している。現在は1日5時限から6時限が中心だが、4時限の日も導入できるようになり、教職員の負担軽減も図れるとする。そのうえで4時限の日も給食を提供し、共働き家庭向けには放課後児童クラブの入所基準も拡充する方針。ただ、保護者からは「急すぎて困る。決定してから意見を聞くのはおかしい」「夏休みにしかできない体験をさせることも大切。教員の負担を減らすつもりがかえって増える予感もする」との批判的な意見があった。賛否の割合は集計していないが、「授業日が増えるのは学力アップにつながるので、とても良い」などという肯定的な意見も寄せられた[2]

地域の学校一覧

交通

ファイル:YoshidaIC Tollgate-2.JPG
吉田インターチェンジ

空港

鉄道

路線バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 能満寺のソテツ(日本三大ソテツの1つ)
  • 小山城
  • 静岡県営吉田公園(2001年4月21日〜5月27日に開催された「しずおか緑・花・祭」の会場跡地)

出身有名人

町内の住所

  • 大幡(おおはた)
  • 片岡(かたおか)
  • 川尻(かわしり)
  • 神戸(かんど)
  • 住吉(すみよし)

脚注

  1. http://www.fujinokuni-mura.net/yoshidatanbo/
  2. 毎日新聞2017年8月1日 地方版

外部リンク