和久井映見

提供: miniwiki
移動先:案内検索


和久井 映見(わくい えみ、1970年12月8日 - )は、日本女優、元歌手。本名:和久井 良子[1]神奈川県横浜市出身[1]藤賀事務所、オフステーション[注釈 1]を経て、アルファーエージェンシー所属。

来歴・人物

埼玉県立川口青陵高等学校在学中の16歳の時、東京ディズニーランドでスカウトされて芸能界入り[1][2]

1988年4月、ドラマ『花のあすか組!』で芸能界デビュー[1]。また同年、JR東日本「青春18きっぷ」のキャンペーンガールに起用された。

1990年1月、ポリスターから「マイ・ロンリィ・グッバイ・クラブ」で歌手デビュー。1997年までCDリリースは続き、康珍化が作詞・イメージプロデュースを担当、当時同じ事務所・レコード会社所属であったWinkと同じく門倉聡が大半の楽曲の編曲を担当していた。ただ歌手活動は『歌のトップテン』、『スーパージョッキー』ほか、いくつかの番組で披露した程度で、イベント、コンサート等の活動は行っていない。

1991年、映画『息子』『就職戦線異状なし』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。
1993年、映画『虹の橋』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞。サントリーモルツ」ビールのCM「うまいんだな、これが」が流行語になった。

1994年、『夏子の酒』で連続ドラマ初主演[3]

1990年代に主演した月9ドラマ、1994年の『妹よ』、1996年の『ピュア』、1997年の『バージンロード』は、いずれもヒットし、高視聴率を獲得した。

1995年11月、『夏子の酒』で共演した俳優萩原聖人と結婚。1999年10月、第1子となる長男が誕生。2003年7月、萩原と離婚。親権は和久井が持っている。

2013年2月、三谷幸喜の舞台『ホロヴィッツとの対話』で渡辺謙の妻役で舞台初挑戦。

受賞歴

1991年
1993年
  • 第17回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(『虹の橋』)
  • 第17回山路ふみ子映画賞 女優賞(『虹の橋』)
2004年
2005年
2008年
2017年

出演

テレビドラマ

映画

舞台

  • ホロヴィッツとの対話(2013年2月9日 - 3月10日〈PARCO劇場〉、2013年3月13日 - 3月31日〈シアターBRAVA!〉)- エリザベス 役

ナレーション

レギュラー

その他

  • 神様レイくんをありがとう 歌手・水越けいこ ダウン症児と乗り越えた愛と涙の感動(1997年12月29日、TBS)
  • 戦争を感じるいのちを描く・黒田征太郎(2002年6月24日、NHK『課外授業 ようこそ先輩』)
  • 紛争と混乱を越えて〜アジアで生きる若者たち〜(2002年9月22日、NHK BS1『ウイークエンドスペシャル』)
  • 画家ミロの残像(2002年10月20日、NHK BS2世界・わが心の旅』)
  • ジョン・レノン スーパーライヴ2002(2002年12月23日、NHK)
  • 絢爛、阿波人形浄瑠璃の世界(2003年1月2日、NHK)
  • 野生コウノトリ31年ぶりに舞う(2003年1月9日、テレビ朝日『ニュースステーション』内)
    • 甦れ 野生コウノトリ(2004年3月16日)
  • My Dream is…〜高校生12人のアメリカ体験記〜(2003年3月28日、テレビ朝日)
  • おばあちゃんは小学生(2003年5月18日、日本テレビ『NNNドキュメント'03』)
  • 世界は歌う 世界は踊る(2003年11月16日、NHK BS2『BSエンターテインメント』総集編)
  • 喜多郎の音遍路(2004年2月15日、日本テレビ『NNNドキュメント'04』)
  • ふた組の姉妹 アテネへの夢(2004年5月9日、NHK『スポーツ大陸』)
  • 三十一音 いのちの歌(2004年9月20日、NHK)
  • 完全実録!夜回り先生(2005年1月21日、TBS『スーパーフライデー』)
  • 不屈のトルネード〜野茂英雄 200勝の原点(2005年7月16日、NHK『スポーツ大陸』)
  • 妖怪・水木しげるのゲゲゲ幸福論(2006年3月18日、BSジャパン
  • 幸せを撮る 幸せを考える・綿井健陽(2006年1月18日、NHK『課外授業 ようこそ先輩』)
  • 見えないから見えるもの・梯剛之(2006年7月29日、NHK『課外授業 ようこそ先輩』)
  • 女王イサベル 終の楽園アルハンブラ(2006年10月2日、NHK BShiハイビジョン特集』)イサベル女王の声
  • 13歳の遺言(2006年12月17日、日本テレビ『NNNドキュメント'06』)
  • 病院が消えた(2007年10月21日、日本テレビ『NNNドキュメント'07』)
  • 民族をつなぐラジオ局 -インドネシア カリマンタン島-(2009年7月25日、NHK『アジアンスマイル』)
  • 全身"役者魂"大滝秀治〜84歳 執念の舞台〜(2010年1月23日、NHK BShi『ハイビジョン特集』)
  • 目を向ければ 見えてくる!?・湯浅誠(2011年1月30日、NHK『課外授業 ようこそ先輩』)
  • 第25回民教協スペシャル「母の衣に抱かれて〜津軽袰月ものがたり」(2011年2月、民間放送教育協会
  • サッカーW杯、夢のメダルをめざして(2011年6月20日、NHK『アスリートの魂』)
  • 挑戦は終わらない、なでしこジャパン五輪最終予選(2011年9月5日、NHK『アスリートの魂』)
  • 国宝 平家納経〜平清盛 その美の世界〜(2012年1月1日、NHK)

ドキュメンタリー番組

  • オランダファンタジー紀行(2002年9月16日、TBS) - レポーター
  • ゆめの瞬間 いのちの一枚(2007年2月12日、フジテレビ) - ナビゲーター

ラジオ

  • 和久井映見 もうひとつのおもちゃ箱(1990年4月 - 1991年3月、ニッポン放送
  • ステレオ・ファンタジー・シアター(1992年4月 - 10月、TBSラジオ
  • ファンタジー・シアター(1992年10月 - 1993年3月、TBSラジオ)
  • カモン映見バディ!(1993年4月 - 1994年3月、TOKYO FM
  • コズミック・ラバーズ(1994年7月 - 1996年3月、J-WAVE
  • 和久井映見プロデュース・スーパーエディション(1996年4月、JFM

CM

音楽

すべてポリスターから発売。

シングル

  1. マイ・ロンリィ・グッバイ・クラブ (1990.01.01)
  2. 天使にスリルを教えてあげて (1990.09.05)
  3. アキラが可哀想 (1991.07.01)
    • 作詞:康珍化 / 作曲:小倉博和 / 編曲:門倉聡
    • (c/w) 花で言えばバラのようなあなた
  4. わかっているわ、ダーリン (1992.01.25)
    • 作詞:康珍化 / 作曲:亀井登志夫 / 編曲:門倉聡
    • (c/w) なぜ愛されてるふりをするの?
  5. 抱きしめたいのはあなただけ (1992.10.25)
  6. さよならを言わなかった (1993.07.25)
    • 作詞:康珍化、本木紀子 / 作曲:林哲司 / 編曲:門倉聡
    • (c/w) どこにいてもだれといても
  7. 結婚しないでね (1994.03.25)
    • 作詞:康珍化 / 作曲:石川Kanji / 編曲:門倉有希
    • (c/w) カサノバ・サーカス
  8. キスしたい (1994.07.10)
    • 作詞:康珍化 / 作曲:後藤次利 / 編曲:門倉有希
    • 日本テレコム」CMソング
    • (c/w) あなたはひとりだけしかいない
  9. 赤と緑のリボン (1994.11.02)
  10. 毎日会いたい (1995.05.25)
    • 作詞:西脇唯 / 作曲:高野寛 / 編曲:木本靖夫
    • OMMG」CMソング
    • (c/w) 忘れないで
  11. Living In The Town (1995.11.25)
  12. だきしめてあげる。(1997.01.25)
  13. 雨にもっと打たれて (1997.05.25)
    • 作詞:只野菜摘 / 作曲・編曲:菅原弘明
    • (c/w) 話をしよう

アルバム

  • FLORA(1990.7.21)
  • LUNARE(1991.7.25)
  • なぜ愛してるふりをするの(1992.1.25)
  • ふたりは夢であいましょう(1992.7.1 ※ベストアルバム)
  • だれかがあなたにキスしてる(1992.11.26)
  • PEARLY(1993.8.25)
  • あなたがわたしにくれたもの(1994.4.25 ※ベストアルバム)
  • 愛しさのある場所(1994.11.26)
  • SINGLES(1995.6.25 ※ベストアルバム)
  • Dearest(1996.1.25)
  • 心に花が咲くように(1997.7.25)

ビデオ

  • invisible(1992.2.26)

書籍

写真集

  • エンドレス・マイ・イマジン(1990年、ワニブックス) ISBN 978-4847021640

脚注

注釈

  1. 「オフステーション」はファンクラブ業務運営会社で、所属事務所とは異なる。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「kinenote」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. “和久井映見、デビューのきっかけは東京ディズニーランド「乗り物に乗りたくて並んでいた”. SANSPO.COM. (2017年5月19日). http://www.sanspo.com/geino/news/20170519/geo17051916460027-n1.html . 2017閲覧. 
  3. “和久井映見「夏子の酒」が縁、日本酒女子会を「ぜひ経験してみたい」”. Sponichi Annex. (2015年9月14日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/09/14/kiji/K20150914011131410.html . 2017閲覧. 
  4. ““最も質の高いドラマ”に『ひよっこ』〜第9回「コンフィデンス」ドラマ賞で最多3部門受賞”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年10月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2099708/full/ . 2018閲覧. 
  5. “【2017年間ドラマ賞】「助演女優賞」に“ひよっこ”和久井映見「毎日緊張しながら、本当に幸せな日々でした」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年2月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2106374/full/ . 2018閲覧. 
  6. “和久井映見、獣医学部の大学院生役”. SANSPO.COM. (2003年3月25日). オリジナル2003年12月11日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20031211125656/http://www.sanspo.com/geino/top/gt200303/gt2003032516.html . 2017閲覧. 
  7. “東山紀之主演『必殺仕事人』最新作9・25放送 悪役は安田顕&寺島進”. ORICON STYLE. (2016年8月19日). http://www.oricon.co.jp/news/2077018/full/ . 2016閲覧. 
  8. 東山紀之&松岡昌宏、最後の『必殺』野際陽子さんの女優魂に感服”. マイナビニュース (2017年12月21日). . 2018閲覧.
  9. 連続テレビ小説「ひよっこ」出演者発表!〈東京編〉”. NHK (2017年1月30日). . 2017閲覧.
  10. “和久井映見:おばちゃんキャラ全開に「申し訳ない」”. MANTANWEB. (2014年1月6日). https://mantan-web.jp/2014/01/06/20140106dog00m200026000c.html . 2017閲覧. 
  11. 和久井映見、脚本家・北川悦吏子と初タッグ「なんだか不思議」”. ORICON STYLE (2014年9月8日). . 2015閲覧.
  12. “杏主演月9、国仲涼子・Hey! Say! JUMP中島裕翔ら新キャスト発表”. modelpress. (2014年12月5日). http://mdpr.jp/news/detail/1451344 . 2014閲覧. 
  13. “唐沢ドラマ「ラストコップ」、妻役に和久井映見!娘役に佐々木希”. SANSPO.COM. (2015年4月22日). http://www.sanspo.com/geino/news/20150422/geo15042205030019-n1.html . 2017閲覧. 
  14. TBSドラマ『天皇の料理番』第十話 人物相関図
  15. TBSドラマ『天皇の料理番』第十一話 人物相関図
  16. “和久井映見 渡部篤郎と12年ぶり共演!夫婦役に「頑張らねば」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年12月16日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/12/16/kiji/K20151216011695830.html . 2015閲覧. 
  17. TBSテレビ:月曜名作劇場 横山秀夫サスペンス 陰の季節
  18. TBSテレビ:月曜名作劇場 横山秀夫サスペンス 刑事の勲章

外部リンク


テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演女優賞 テンプレート:日本アカデミー賞最優秀助演女優賞


テンプレート:日本映画批評家大賞主演女優賞