国道423号

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国道423号(こくどう423ごう)は、大阪市から箕面市を経て京都府亀岡市を結ぶ一般国道である。

概要

大阪市から箕面市の区間は、大阪万博に合わせ整備された新御堂筋(旧:大阪府主要地方道大阪箕面線)であり、1981年(昭和56年)4月30日の政令第153号による路線指定により、翌年4月1日付で一般国道に昇格した。池田市 - 豊能町 - 亀岡市の一般道路の区間は摂丹街道とも呼ばれる。

路線データ

路線状況

起点・梅新南交差点から北は、新御堂筋という日本有数の交通量の多い大通りで、片側2 - 3車線の高架道路である[1]。新御堂筋は、大阪市営地下鉄御堂筋線北大阪急行を上下線間に挟む幅95mの道路で、一般国道では日本第2位の広さで知られる[3]。箕面市萱野・箕面市下止々呂美間は、国道171号等と重複する現道と、2007年開通の箕面有料道路の2つの道路が並行する。現道の池田市伏尾町以北の区間は主に谷合を走る市街地から外れた山道で、箕面有料道路の方は大部分が長大な箕面トンネルで構成された渋滞回避のできる道路である[1]

国道423号線では池田 - 豊能間は線形も悪いため、阪急バス伏尾バス停 - 発電所前 - 北摂池田メモリアルパーク前バス停間において「伏尾バイパス」の設置を進めている。1998年6月、2003年8月には発電所前バス停付近で土砂崩れが発生し、現地を走るバス(阪急バス東能勢線)が迂回を余儀なくされた。また2009年3月にも発電所前 - 大弥採石場バス停間において同様の土砂崩れが発生している[4]

この国道423号を生活道路としている豊能町域では2005年9月に大阪府道110号余野茨木線で道路崩落事故が発生し、北大阪ネオポリス - 千里中央線などの路線バスは1ヶ月ほど広域的迂回をすることを余儀なくされ、完全復旧に一年ほど要した。

別名

有料道路

重複区間

地理

大阪 - 箕面間は大阪市街地内の街路で、箕面 - 亀岡間は、のどかな平坦地と山中のつづら折れの道路が繰り返す[1]丹波亀山城から本能寺へと向かう明智光秀の軍の先発隊が行軍していたが、京都へ向かって反転したという法貴峠(亀岡市曽我部町)に、明智戻り岩が残されている。

通過する自治体

※は箕面有料道路を通らない一般道路における経路(他の国道との重複部分を含む)

交差する道路

沿線

脚注

注釈

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 2015年4月1日現在

出典

参考文献

関連項目