大名

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大名(だいみょう)

平安時代から戦国時代にかけて,当初は大きな名田 (みょうでん) を領有するもの,やがて家子郎党 (いえのころうとう) を養って在地支配の力をもつ武士をいったが,江戸時代には1万石以上の武家で,将軍に臣属する者をさした。徳川氏は慶長5 (1600) 年の関ヶ原の戦い以後,大名を徳川氏との親近度によって親藩譜代外様の3つに分類した。親藩は家康の子孫を封じた3家 (御三家 ) および御三卿と越前,会津2松平家および家門 (御三家,越前家,会津家から分家した大名) をいい,特に御三家の支流を連枝と呼んだ。譜代は徳川氏が三河を領していた当時の家臣で大名となった者。外様は関ヶ原の戦い前後に徳川氏に臣従した者。その他,領地の大小によって,国主 (国持) ,準国主,城主 (城持) ,城主格,領主に分類する分け方もある。大名の領地を領分,家臣を家中と称したが,これらを藩と総称することが多い。



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