大津市

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大津市(おおつし)

滋賀県南西部,琵琶湖南西岸に広がる市。県庁所在地。1898年市制。1932年滋賀村,1933年膳所町,石山町の 2町,1951年坂本村,下阪本村,雄琴村,大石村,下田上村の 5村,1967年堅田町,瀬田町の 2町,2006年志賀町を編入。天智6(667)年天智天皇が近江大津宮を造営して遷都。その所在地は西部の南滋賀付近と推定されている。中心市街地の大津は平安時代は京都の外港,琵琶湖水運の要津,園城寺(三井寺)の門前町として繁栄。中世末期は京極氏の城下町となり,江戸時代は東海道の宿場町,湖上交通の要地,米相場の立つ商業経済の中心地として栄えた。江戸時代に大津城は廃止となり,膳所城が築かれ,城下町は膳所に新設された。今日,浜大津は観光基地,膳所は住宅地,石山付近は工場地帯をなし,レーヨン,電機,紡績などの工場が立地。1960年代から南北の郊外,西の丘陵や瀬田に住宅地が拡大。延暦寺日吉大社,園城寺,石山寺近江神宮建部神社など由緒ある社寺があり,多くの史跡,名勝,文化財をもつ。比叡山,堅田,瀬田などの景勝地も多く,近江八景のうち七つが含まれる。市の北方は朽木・葛川県立自然公園に,南方は三上・田上・信楽県立自然公園に,湖岸一帯は琵琶湖国定公園にそれぞれ属する。JR東海道本線,湖西線,京阪電気鉄道の石山坂本線および京津線,名神高速道路,国道1号線,161号線,367号線,422号線,477号線が通る。


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