太鼓

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太鼓(たいこ)は、動物の皮などで作った薄い膜を枠(胴)に張り、それをたたいて音を出す楽器である。楽器分類学では「膜鳴楽器」と呼ぶが、実用上の楽器分類では「体鳴楽器」とともに打楽器に分類される。太鼓は古くから存在する楽器のひとつで、世界各地に広く分布し、その地域によって特色ある太鼓が存在している。楽器として使用されるほか、かつて西アフリカにおいては太鼓によって遠距離通信を行う、いわゆるトーキングドラムという使用法が広く行われていた。

胴と膜の枚数によって、以下のように分類される。

  • 円形の枠に1枚の膜を張るもの。うちわ太鼓など。
  • 筒状の胴の片側に膜を張るもの。片面太鼓という。
  • 筒状の胴の両側に膜を張るもの。両面太鼓という。
  • 状の胴に膜を張るもの。ティンパニなど。

関連項目

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