奈良県立民俗博物館

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奈良県立民俗博物館(ならけんりつみんぞくはくぶつかん)は、奈良県大和郡山市矢田町にある博物館である。

博物館の立地する場所である 奈良県立大和民俗公園(ならけんりつやまとみんぞくこうえん) についても記載する。

概要

1974年昭和49年)に開館。大和民俗公園の約26.6ヘクタールの敷地内には自然林が残され、梅林菖蒲園などが整備されている。敷地の南東寄り中央に博物館施設がある。

民俗博物館

奈良に暮らす人々の農具などの生活用具などを収集し、これらを保存・展示公開している。

奈良県立大和民俗公園

奈良県内各所で江戸時代に建てられ実際に使われていた茅葺き屋根などの様々な建築様式の家屋民家土蔵)11件(15棟)を公園内に移築・展示している。うち、2件(3棟)が日本国の重要文化財、7件(10棟)が奈良県指定有形文化財となっている。[1]

施設

  • 里山東・西・南・北
  • 多目的広場
  • 児童広場
  • 水渓園
  • 菖蒲園
  • 里中池
  • みんぱく梅林
  • 花の谷
  • ひょうたん池
  • 奈良県立民俗博物館
  • 古民家集落(下節に詳述)

古民家集落

  • 国中集落
    • 旧吉川家住宅 - 県指定文化財 旧所在:橿原市中町
    • 旧萩原家住宅 - 県指定文化財 旧所在:桜井市
    • 旧赤土家離座敷 - 旧所在:香芝市狐井[2]
    • 旧西川家土蔵 - 旧所在:天理市二階堂北菅田町
  • 宇陀・東山集落
    • 旧八重川家住宅 - 県指定文化財 旧所在:山辺郡都祁村大字針(現・奈良市針町)
    • 旧岩本家住宅 - 重要文化財 旧所在:宇陀郡室生村黒岩(現・宇陀市室生黒岩)
    • 旧松井家住宅 - 県指定文化財 旧所在:宇陀郡室生村上笠間(現・宇陀市室生上笠間)
  • 吉野集落
    • 旧木村家住宅 - 県指定文化財 旧所在:吉野郡十津川村大字旭字迫(主屋、納屋の2棟)
    • 旧前坊家住宅 - 県指定文化財 旧所在:吉野郡吉野町(主屋、離座敷、渡廊下の3棟)

交通

周辺

脚注

  1. 指定物件については下記資料による。
  2. 博物館のサイトには当建物を県指定文化財としているが、奈良県サイトの県指定文化財一覧には本建物の記載がない。

関連項目

  • 笑い飯2003年M-1グランプリでこの博物館をネタにして、準優勝に輝いた。以前は博物館のサイトの『常設展示』のページに漫才コンビ「笑い飯」で知られる「はたおりコーナー」との文章が掲載されていた。)

外部リンク