宮田町 (福岡県)

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みやたまち
宮田町
廃止日 2006年2月11日
廃止理由 新設合併
宮田町若宮町宮若市
現在の自治体 宮若市
廃止時点のデータ
地方 九州地方
都道府県 福岡県
鞍手郡
団体コード 40403-9
面積 52.49km2
(境界未定部分あり)
総人口 20,934
(国勢調査、2005年)
隣接自治体 宗像市飯塚市直方市鞍手郡若宮町、鞍手町小竹町
座標 (町役場)東経130度40分
北緯33度43分
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宮田町(みやたまち)は、福岡県鞍手郡に属していたである。2006年2月11日若宮町と合併し、宮若市となり、自治体としての宮田町は消滅した。現在、町役場は宮若市役所本庁舎として業務を行っている。以後、主に消滅前日までの情勢を記す。

歴史的に古代から、現在の宗像市や旧若宮町にあたる地域との結びつきが強い町である。

地理

宮田町は、福岡県の北部中央に位置し福岡市北九州市の両政令指定都市のほぼ中間に位置する。

歴史

  • 645年(大化元年) - 大化の改新によって、宗像神郡として宗像大社寄進された。
  • 1221年(承久3年) - 周辺一帯が宗像大社神領となり、「宮田」と呼ばれるようになる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - に町村制の施行にあたり、宮田村、香井田村、笠松村が誕生する。
  • 1926年(大正15年)4月1日 - 宮田村が町制施行し、宮田町となる。
  • 1927年(昭和 2年)4月1日 - 香井田村を編入する。
  • 1955年(昭和30年)3月1日 - 笠松村と合併して新町制となる。7月1日、若宮町の一部を編入する。
  • 2006年(平成18年)2月11日 - 若宮町と合併し宮若市誕生。自治体としての宮田町は消滅。

産業

明治時代に石炭の採掘が始まり、昭和30年代には人口が5万人を超え市制施行も検討されるなど炭鉱都市として発展した。中でも一炭坑夫であった貝島太助が興した貝島炭砿は町の経済の基盤であった。しかし、昭和30年代のエネルギー革命により多くの炭鉱が閉山、1976年には筑豊最後の炭鉱として残っていた貝島炭砿も閉山し、町は衰退する。

1992年にトヨタ自動車九州が工場の操業を開始する。トヨタ自動車九州が生産数を増産することが決定し、関連企業が進出している。

工場を置く企業

交通

鉄道

山陽新幹線が町内を通っているが、町内に駅はない。またかつては町内で旅客営業を行う路線として以下のものが存在したが1989年12月23日に廃止されている。

このほか主に貝島炭礦の石炭輸送を目的とした貨物線や専用鉄道もあったがすべて廃止されている。

バス

  • JR九州バス(直方線)
  • 宮田町乗合バス(運行は地元観光バス・タクシー会社に委託)

道路

一般国道はない。また高速道路として九州自動車道が町内を通っているが、町内にインターチェンジはない。

教育機関

学校

高等学校

中学校

  • 宮田町立宮田中学校
  • 宮田町立宮田西中学校
  • 宮田町立宮田光陵中学校

小学校

  • 宮田町立宮田小学校
  • 宮田町立宮田北小学校
  • 宮田町立宮田南小学校
  • 宮田町立宮田東小学校
  • 宮田町立笠松小学校

観光名所

関連項目

外部リンク