富山県ケーブルテレビ協議会

提供: miniwiki
移動先:案内検索
富山県ケーブルテレビ協議会
団体種類 一般社団法人
設立 2011年4月
所在地 日本の旗 日本 富山県富山市桜橋通り3-1 富山電気ビルデイング本館2F
北緯36度41分48.6秒東経137度13分0.5秒
起源 富山県ケーブルテレビ事業者協議会
主要人物 理事長 赤丸準一
活動地域 日本の旗 日本 富山県
活動内容 富山県内のケーブルテレビ事業
テンプレートを表示

一般社団法人富山県ケーブルテレビ協議会(とやまけんケーブルテレビきょうぎかい)は、富山県内のケーブルテレビ事業者やケーブルテレビ関連企業・団体で構成されているケーブルテレビ事業団体である。

所在地

同ビル内には、ケーブルテレビ富山の本社も入居している。

沿革

  • 1999年(平成11年)8月 前身となる富山県ケーブルテレビ事業者協議会を設立。
  • 2000年(平成12年)
    • 8月
      • 全国で初めて県内ケーブルテレビ事業者の全局ネットワーク化。
      • 2000年とやま国体の生中継実施、後催県への映像配信実験実施。
  • 2001年(平成13年)6月 総務省の「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞。
  • 2002年(平成14年)
    • 5月 県内ケーブルテレビ事業者が連携して県内一斉にBSデジタル放送を一部段階で実施する。
    • 10月 BSデジタル放送に加えて、CSデジタル放送を追加実施する。
  • 2003年(平成15年)4月 県内ケーブルテレビ事業者が連携して、全国初となる県域レベルのIP電話サービスを開始する。
  • 2004年(平成16年)10月 NHK富山放送局北日本放送地上デジタル放送が開始されるのに合わせ、地上デジタル放送の再送信JC-HITSを利用したCSデジタル多チャンネルサービスを開始。
  • 2005年(平成17年)4月 富山県内においてのケーブルテレビ世帯カバー率100%を達成する。
  • 2011年(平成23年)
    • 4月 現法人設立。
    • 5月 旧富山県ケーブルテレビ協議会を解散、現法人へ事業継承。

加盟ケーブルテレビ事業者

※サービスエリアは富山県内分のみ記載。脚注[1]外部リンクも参照。
事業者名 サービスエリア 備考
新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合ケーブルテレビ(みらーれTV) 黒部市下新川郡入善町朝日町 新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合が運営
新川インフォメーションセンター(NICE TV) 魚津市 魚津市が所有する施設をNICE TVが指定管理者として運営
魚津市
滑川中新川地区広域情報事務組合(Net3) 滑川市中新川郡上市町立山町
ケーブルテレビ富山(CTT) 富山市婦中山田除く)、中新川郡舟橋村 協議会の歴代理事長は、CTTの代表取締役社長が兼任している
射水ケーブルネットワーク 射水市高岡市牧野
高岡ケーブルネットワーク 高岡市(牧野除く)
能越ケーブルネット 氷見市 一部のエリアは、氷見市が所有する施設を能越ケーブルが指定管理者として運営
氷見市有線テレビジョン放送
となみ衛星通信テレビ(TST) 砺波市南砺市小矢部市 小矢部市は市が、砺波市・南砺市の一部は砺波広域圏事務組合が所有する施設をそれぞれTSTが指定管理者として運営
砺波広域圏事務組合 砺波市、南砺市
小矢部市ケーブルテレビ(TV CROSS) 小矢部市

かつての加盟事業者

太字は現存する事業者。

事業者名 サービスエリア 備考
小杉町ケーブルテレビ(すぎっこテレビ) 射水郡小杉町 2005年11月の市町村合併による射水市発足時に統合され、射水市ケーブルテレビとなった
大門町ケーブルテレビ(こぶしテレビ) 旧射水郡大門町
下村ケーブルテレビ 旧射水郡下村
富山市ケーブルテレビ八尾センター(CTY8) 富山市八尾 2008年4月ケーブルテレビ富山に施設譲渡
ケーブルテレビやまだ 富山市山田 2010年4月上婦負ケーブルテレビに施設譲渡
射水市ケーブルテレビ 射水市小杉・大門・下 2013年4月射水ケーブルネットワークに施設譲渡
上婦負ケーブルテレビ 富山市婦中・山田 2004年時点では加盟していたが、2014年時点では非加盟扱い

概要

1999年8月設立。2000年とやま国体が開催された設立翌年の2000年に加盟各ケーブルテレビ局を結ぶ光ケーブル回線を構築した。今日ではこれにより全局で地上・BS・CSデジタル放送、インターネット・IP電話といったサービスが遜色なく提供されているほか、自主制作番組の相互配信を行うなど連携が図られている。

理事長は、ケーブルテレビ富山の代表取締役社長が兼任している。

他地域の同種団体とは異なり、株式会社の形式を採っておらず、協議会としての公式サイトは設けていない。

テレビ放送について

地上波

加盟全局において富山県内の放送局に加え、石川県の北陸朝日放送再放送している。系列別の再放送局は下記の通り。

NHK総合
NHK Eテレ
NNN / NNS
日本テレビ系
ANN
テレビ朝日系
JNN
TBS系
FNN / FNS
フジテレビ系
NHK富山放送局 北日本放送 北陸朝日放送 チューリップテレビ 富山テレビ放送

コミュニティチャンネル

先述の通り、番組の相互配信やイベント生中継の同時配信を実施している。また、月 - 金曜(祝日除く)17:45より北日本新聞ニュース(とやまソフトセンター制作)が加盟全局にて生放送されている。

ケーブルテレビ自主放送用の地デジのリモコンキーIDは富山県には9及び12が割り当てられた。

CS放送

当初は、デジタル化に伴う設備投資のコストを削減する目的で、JC-HITSなどの衛星放送を一括受信し共同ヘッドエンドにより全局に配信していたが、2008年5月以降高岡ケーブルネットワーク[2]・能越ケーブルネット・上婦負ケーブルテレビの3局が自社設備によるサービスに切り替え、左記以外の局は2010年9月に日本デジタル配信(JDS)の地上配信サービスに切り替え[3][4]、現在に至る。

また、かつてはJC-HITS・i-HITSからの供給ではない、独自に受信し各局に配信していたCSチャンネルも存在した。大半のチャンネルはJDSの配信に切り替えた上で継続されているが、この時までに終了したチャンネルも存在する。継続中のチャンネルは局により異なるため、各局の項を参照。また、チャンネル名は終了当時のもの。

JC-HITSサービス導入前後で配信チャンネルが大きく異なるため、時期ごとに分けて記載する。

2004年10月 - 2010年8月

※2010年8月以前に終了したチャンネルも掲載

チャンネル 放送局
612 富山競輪チャンネル
618 ショップチャンネル
619 QVC
620 MONDO21
621 ヨシモトファンダンゴTV[5]
622 GLC24時間英会話ch[5]
FOXベイビー
623 食と旅のフーディーズTV
624 旅チャンネル
625 放送大学
626 サイエンスチャンネル
650 洋画★シネフィル・イマジカ
651 エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ
652 V☆パラダイス[6]
653 ホームドラマチャンネル[6]
670 ミュージックビデオ専門/VMC
671 Music Japan TV
672 大人の音楽専門TV◆ミュージック・エア
673 安らぎの音楽と風景/エコミュージックTV
674 第一興商スターカラオケ
680 ニコロデオン
690 ブルームバーグテレビジョン
  • 主にJC-HITSで未配信のチャンネルを配信していた。
  • JC-HITSで「旅/MONDO21チャンネル」として1つのチャンネルで混合配信されていた旅チャンネル・MONDO21をそれぞれ単独で配信していた。
  • チャンネルが全てCATV600番台であったことからCA600番台としていた局があった模様。
  • 2010年8月以前に自社設備に切り替えた高岡・能越・上婦負の各局ではその時点で上記チャンネルの配信を終了した。

2002年10月 - 2004年9月

チャンネル 放送局
65 第一興商スターカラオケ
66 エコミュージックTV
67 ヒストリーチャンネル
68 スポーツ・アイ ESPN
73 Act On TV
74 アニマルプラネット
75 ヨシモトファンダンゴTV
76 カミングスーンTV
77 ミステリチャンネル
80 クラシカ・ジャパン
81 FIGHTING TV サムライ
90 囲碁・将棋チャンネル
91 釣りビジョン
94 東映チャンネル
  • 主にアナログで非配信のチャンネルを配信していた。

脚注・注釈

  1. 富山県ケーブルテレビ協議会がJC-HITSを利用開始
  2. この時番組の供給元をi-HITSに変更
  3. 北陸・甲信越地区に地上光ネットワークを新たに構築 来月より新たに13事業者にCSデジタル放送配信サービス開始 | ニュース&トピックス | JDS - 日本デジタル配信株式会社(インターネット・アーカイブ)
  4. この時高岡も同サービスに切り替えた
  5. 5.0 5.1 番組自体の終了により2008年3月31日終了
  6. 6.0 6.1 JC-HITSからの配信に切り替えたことにより2007年3月31日終了

関連項目

外部リンク