山陰自動車道

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山陰自動車道 立巌トンネル(2010年11月7日)

山陰自動車道(さんいんじどうしゃどう、SAN-IN EXPRESSWAY)は、鳥取県鳥取市から島根県経由山口県下関市に至る高規格幹線道路の路線名である。略称は山陰道(さんいんどう、SAN-IN EXPWY)。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、京都縦貫自動車道山陰近畿自動車道とともに「E9」、浜田自動車道との重複区間となっている浜田ジャンクション(JCT) - 浜田インターチェンジ(IC)間が広島自動車道中国自動車道[注釈 1]とともに「E74[注釈 2]と各区間割り振られている。

概要

松江玉造インターチェンジ(IC)から出雲IC浜田ジャンクション (JCT)から浜田IC高速自動車国道、その他の区間は一般国道国道9号191号)の自動車専用道路である。

2018年3月現在、鳥取IC(鳥取県鳥取市) - 鳥取西IC(同)間、青谷IC(鳥取市) - はわいIC東伯郡湯梨浜町)間、大栄東伯IC(東伯郡琴浦町) - 出雲IC(島根県出雲市)間、大田朝山IC大田市) - 大田中央・三瓶山IC(同)間、仁摩・石見銀山IC(同) - 石見福光IC(同)間、江津IC江津市) - 石見三隅IC浜田市)間、遠田IC益田市) - 久城IC(同)間、高津IC(益田市) - 須子IC(同)間、萩IC山口県萩市) - 三隅IC長門市)間がそれぞれ開通している。

高速自動車国道(A路線)の山陰自動車道英語: SAN-IN EXPRESSWAY)として整備されている区間は宍道JCT - 出雲ICのみで[1]、大半の区間が高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)として整備されており、A路線区間・A'路線区間とも小型特殊自動車の通行は不可である。

A'路線区間においては原則として山陰道英語: SAN-IN EXPWY)の名称が用いられ、「山陰自動車道」の表記は使用されない。区間によっては標識等に一般国道としての道路名を併記して案内されている。松江玉造IC - 宍道JCT間は道路名(営業路線名)は山陰自動車道であるが、高速自動車国道の路線(法定路線名)としては中国横断自動車道尾道松江線に所属している[2]。また中国横断自動車道広島浜田線との重複区間である浜田JCT - 浜田IC間の道路名(営業路線名)は浜田自動車道である。

このA'路線のうち、米子道路米子東IC - 米子西IC)と松江道路および、浜田道路の3区間は、山陰自動車道の計画策定以前より計画された道路であり、設計基準も一般の自動車専用道路並みとなっている。

2010年2月2日、高速道路無料化社会実験の対象区間に指定され、2010年6月28日から2011年3月31日まで山陰道の有料区間全線が無料とされた。

路線名・道路名

国土開発幹線自動車道建設法に基づく、国土開発幹線自動車道(国幹道)としての山陰自動車道は以下のとおりとされている。

起点 主たる経過地 終点
鳥取市 米子市付近 松江市付近 浜田市付近 長門市付近 美祢市[注釈 3]

また、高速自動車国道の路線を指定する政令に基づく、高速自動車国道としての山陰自動車道は、以下の2路線からなる。

路線名 起点 重要な経過地 終点
鳥取益田線 鳥取市 鳥取県東伯郡北栄町 米子市 安来市 松江市 出雲市 大田市 江津市 浜田市 益田市
長門美祢線 長門市 下関市 美祢市[注釈 3]

これらについて、営業中路線の道路名に区分すると以下のようになる。一般国道に指定されている区間は、現道活用区間を除いて山陰自動車道に並行する自動車専用道路である。また、計画区間・事業区間のインターチェンジ名については仮称である。

路線名 道路名 区間 備考
鳥取益田線 国道9号 鳥取西道路 鳥取IC - 青谷IC 鳥取西IC - 青谷IC間 事業中
青谷羽合道路 青谷IC - はわいIC
北条道路 はわいIC - 大栄東伯IC 事業中
東伯・中山道路 大栄東伯IC - 赤碕中山IC
中山・名和道路 赤碕中山IC - 西伯郡大山町下市
名和・淀江道路 西伯郡大山町下市 - 淀江IC
米子道路 淀江IC - 米子西IC
安来道路(有料) 米子西IC - 東出雲IC
松江道路 東出雲IC - 松江玉造IC 東出雲IC - 松江玉造IC間 完成4車線区間
山陰自動車道(有料) 松江玉造IC - 宍道JCT 中国横断自動車道尾道松江線との重複区間
宍道JCT - 出雲IC
国道9号 出雲・湖陵道路 出雲IC - 湖陵IC 事業中
湖陵・多伎道路 湖陵IC - 出雲多伎IC[3] 事業中
多伎・朝山道路 出雲多伎IC - 大田朝山IC 2018年度開通予定[注釈 4][4]
朝山・大田道路 大田朝山IC - 大田中央・三瓶山IC
大田・静間道路 大田中央・三瓶山IC - 静間IC[3] 事業中
静間・仁摩道路 静間IC - 仁摩・石見銀山IC 事業中
仁摩温泉津道路 仁摩・石見銀山IC - 石見福光IC
福光・浅利道路 石見福光IC - 浅利IC[5][6] 事業中
島根県道302号浅利渡津線バイパス 浅利IC - 江津市渡津町[6][7][8] 現道活用区間
国道9号 江津バイパス 江津市渡津町 - 江津IC[6] 現道活用区間
江津道路(有料) 江津IC - 浜田JCT
浜田自動車道(有料) 浜田JCT - 浜田IC 中国横断自動車道広島浜田線との重複区間
国道9号 浜田道路 浜田IC - 原井IC
浜田三隅道路 原井IC - 石見三隅IC
三隅・益田道路 石見三隅IC - 遠田IC[3] 事業中
益田道路 遠田IC - 須子IC 久城IC - 高津IC間は
島根県道333号久城インター線を活用
- 計画中 須子IC - 木与東IC
国道191号 木与防災 木与東IC - 木与西IC 事業中
計画中 木与西IC - 萩IC
国道191号 萩・三隅道路 萩IC - 三隅IC
計画中 三隅IC - 長門IC
長門美祢線 国道491号 長門・俵山道路 長門IC - 俵山IC[9] 2019年度開通予定[4]
俵山・豊田道路 俵山IC - 豊田IC 事業中
計画中 豊田IC - 終点

以下、原則として国土開発幹線自動車道(国幹道)としての山陰自動車道の区間について述べる。

東伯・中山道路

東伯・中山道路(とうはく・なかやまどうろ)は、鳥取県東伯郡琴浦町槻下(大栄東伯IC)から鳥取県西伯郡大山町八重(赤碕中山IC)に至る延長12.0 kmの道路である[10]。山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として整備された。

2011年2月27日、大栄東伯IC - 赤碕中山IC間(延長12.0 km)開通により、暫定2車線で全線開通した。

  • 起点 : 鳥取県東伯郡琴浦町槻下
  • 終点 : 鳥取県西伯郡大山町八重
  • 延長 : 12.0 km
  • 規格 : 第1種第2級
  • 道路幅員 : 23.5 m
  • 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
  • 設計速度 : 100 km/h

中山・名和道路

中山・名和道路(なかやま・なわどうろ)は、鳥取県西伯郡大山町八重(赤碕中山IC)から同町下市(名和・淀江道路接続点)に至る延長4.3 kmの道路である[11]。山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として整備された。

2013年12月21日、赤碕中山ICから名和淀江道路の名和ICまでの区間(延長8.6 km)開通により、暫定2車線で全線開通した。

  • 起点 : 鳥取県西伯郡大山町八重
  • 終点 : 鳥取県西伯郡大山町下市
  • 延長 : 4.3 km
  • 規格 : 第1種第2級
  • 道路幅員 : 23.5 m
  • 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
  • 設計速度 : 100 km/h

名和・淀江道路

名和・淀江道路(なわ・よどえどうろ)は、鳥取県西伯郡大山町下市(中山・名和道路接続点)から同町安原(淀江IC)に至る延長12.1 kmの道路である[12][13]。山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として整備された。

2007年に大山IC - 淀江IC間3.1 kmが、2008年に名和IC - 大山IC間4.7 kmが開通[14]。残る名和IC以東の4.3 km間は2013年12月21日に開通し、全線開通となった。

  • 起点 : 鳥取県西伯郡大山町下市
  • 終点 : 鳥取県西伯郡大山町安原
  • 延長 : 12.1 km
  • 規格 : 第1種第2級
  • 道路幅員 : 23.5 m
  • 車線数 : 暫定2車線
  • 設計速度 : 100 km/h

米子道路

米子道路(よなごどうろ)は、鳥取県西伯郡大山町安原(淀江IC)から米子市陰田町(米子西IC)に至る延長13.6 kmの道路である[15]

米子東IC以西の区間は、山陰自動車道の計画策定より前である1972年より国道9号バイパス道路として事業着手された道路であり、設計基準も一般の自動車専用道路並みとなっているほか、米子大橋から米子中ICにかけての上り線脇にはフェンスを隔てて歩道が設けられている箇所がある。一方、淀江ICから米子東ICの区間は当初から山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として日本道路公団が整備し、日本道路公団中国支社および承継機関である西日本高速道路中国支社が管理する有料道路であったが、民営化から半年後の2006年4月1日午前6時より無料開放され、現在は全区間が国土交通省中国地方整備局倉吉河川国道事務所の管理となっている。

米子自動車道との連結は、現在米子市街・松江方面と大阪・岡山方面でのみジャンクション(米子JCT)で連結しており、鳥取・倉吉方面とは平面交差点で接続している。2005年8月4日に米子市街・松江方面→大阪岡山方面(Bランプ)が、2006年8月11日に大阪・岡山方面→米子市街・松江方面(Cランプ)が開通した。

計画は全線4車線であるが、現在は米子JCTから日野川東ICまでの区間を除きほとんどの区間で暫定2車線での供用となっている。倉吉河川国道事務所ではこれに続く区間として、日野川東ICから米子南ICまでの区間の4車線化を2014年度より着手している[16]

  • 起点 : 鳥取県西伯郡大山町安原
  • 終点 : 鳥取県米子市陰田町
  • 延長 : 13.6 km
  • 規格 : 第1種第2級(淀江IC - 米子東IC間)、第1種第3級(米子東IC - 米子西IC間)
  • 車線数 : 4車線(一部暫定2車線)
  • 設計速度 : 100 km/h(淀江IC - 米子東IC間)、80 km/h(米子東IC - 米子西IC間)

安来道路

安来道路(やすぎどうろ)は、鳥取県米子市陰田町(米子西IC)から島根県松江市東出雲町東出雲IC)に至る延長19.1 kmの道路である。

  • 起点 : 鳥取県米子市陰田町
  • 終点 : 島根県松江市東出雲町意宇南二丁目(住居表示の実施に伴い出雲郷から変更)
  • 延長 : 19.1 km
  • 車線数 : 暫定2車線

松江道路

松江道路(まつえどうろ)は、島根県松江市東出雲町(東出雲IC)から松江市玉湯町松江玉造IC)に至る延長13.7 kmの道路である。山陰自動車道の計画策定より前である1972年より国道9号のバイパス道路として事業着手された道路であり[17]、後に途中の東出雲ICから松江玉造ICまでの9.0 kmが山陰自動車道に並行する自動車専用道路に組み込まれた。松江玉造IC以西の区間は玉湯工区として引き続き一般道路として整備され[18]、現道の区間は島根県および松江市へ移管された[19]。玉湯工区の区間は一般には玉湯バイパスと呼ばれる。

  • 起点 : 島根県松江市東出雲町意宇南二丁目(住居表示の実施に伴い出雲郷から変更)
  • 終点 : 島根県松江市玉湯町湯町
  • 延長 : 13.7 km
  • 規格 : 第1種第3級、第3種第1級(玉湯バイパス区間)
  • 設計速度 : 80 km/h
  • 道路幅員
    • 一般部 : 20.5 m
    • トンネル部 : 18.75 m
    • 橋梁部 : 19.0 m
  • 車線幅員 : 3.5 m
  • 車線数 : 4車線(一部暫定2車線)
  • 最高速度 : 80 km/h(当初は60 km/hだったが、2008年2月2日から70 km/h、2012年1月26日から80 km/h[20]となった)

多伎・朝山道路

多伎・朝山道路(たき・あさやまどうろ)は、島根県出雲市多伎町久村(出雲多伎IC)から大田市朝山町朝倉(大田朝山IC)に至る延長9.0 kmの道路である[21]。山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として整備される予定である。

2018年度の供用開始を目指して事業中。

  • 起点 : 島根県出雲市多伎町久村
  • 終点 : 島根県大田市朝山町朝倉
  • 延長 : 9.0 km
  • 規格 : 第1種第3級
  • 道路幅員 : 20.5 m
  • 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
  • 設計速度 : 80 km/h

朝山・大田道路

朝山・大田道路(あさやま・おおだどうろ)は、島根県大田市朝山町朝倉(大田朝山IC)から同市久手町刺鹿(大田中央・三瓶山IC)に至る延長6.3 kmの道路である[22]。山陰自動車道に並行する国道9号の自動車専用道路として整備された。

2018年3月18日、大田朝山ICから大田中央・三瓶山ICまでの区間(延長6.3 km)開通により、暫定2車線で全線が開通した。

  • 起点 : 島根県大田市朝山町朝倉
  • 終点 : 島根県大田市久手町刺鹿
  • 延長 : 6.3 km
  • 規格 : 第1種第3級
  • 道路幅員 : 20.5 m
  • 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
  • 設計速度 : 80 km/h

インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が開通済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用開始されていない、または完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は鳥取西IC - 青谷IC間と出雲多伎ICを除いて仮称である。
  • 路線名の特記がないものは市町道
  • バスストップ(BS)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBS無し。
  • 略字は、ICはインターチェンジ、JCTはジャンクション、SAはサービスエリア、PAはパーキングエリア、TBは本線料金所をそれぞれ示す。
IC
番号
施設名 接続路線名 起点から
(km)
BS 備考 所在地
E29 鳥取自動車道
9 鳥取IC E9 山陰近畿自動車道(構想中)
国道29号津ノ井バイパス支線)
000.0 鳥取県 鳥取市
1 鳥取西IC 県道49号鳥取河原用瀬線 001.8
- 吉岡温泉IC 県道191号矢矯松原線 007.0[14] 2019年夏までに開通予定[23]
- 瑞穂宝木IC[24] 県道233号矢口鹿野線 012.9[14] 鳥取方面出入口のみ[4]
2019年夏までに開通予定[23]
- 浜村鹿野温泉IC 県道32号郡家鹿野気高線 014.6 2019年夏までに開通予定[23]
5 青谷IC 国道9号青谷羽合道路
県道280号俵原青谷線
019.3[14]
6 泊東郷IC 国道9号
県道22号倉吉青谷線
026.5 湯梨浜町
- はわいSA - 030.5 別名 : 道の駅はわい
7 はわいIC 国道9号
県道320号羽合東伯線
032.5[14]
- 北条IC/JCT 北条湯原道路(北条倉吉道路) 事業中 北栄町
- 大栄IC 事業中
9 大栄東伯IC 国道9号
県道320号羽合東伯線
046.0[14] 琴浦町
10 琴浦東IC 県道44号東伯野添線 048.6
- 琴浦IC/PA - 052.8 別名 : 道の駅琴の浦
11 琴浦船上山IC 県道289号船上山赤碕線 055.4 鳥取方面出入口のみ
055.7 米子方面出入口のみ
12 赤碕中山IC 県道228号赤碕中山インター線
県道329号淀江琴浦線
058.0[14] 大山町
12-1 中山IC[25] 県道329号淀江琴浦線 米子方面出入口のみ
- (下市接続点)[11][12][13] - 062.3[14] 中山・名和道路と名和・淀江道路との境界
13 名和IC 県道240号旧奈和西坪線 066.6[14]
14 大山IC 県道158号大山口停車場大山線 071.3[14]
15 淀江IC 県道279号淀江インター線 074.4[14]
16 米子東IC 県道53号淀江岸本線 079.8 鳥取方面出入口のみ 米子市
米子JCT
米子東IC
国道431号
E73 米子自動車道
080.3 松江方面のみ
17 日野川東IC 県道160号福頼市山伯耆大山停車場線
県道159号米子丸山線
081.9 鳥取方面出入口のみ
082.2 松江方面出入口のみ
18 米子南IC 国道181号 084.8
19-1 米子中IC 県道300号米子環状線 087.4 鳥取方面出入口のみ
19-2 米子西IC 国道9号(米子道路)
国道180号
088.0[14] 鳥取方面出入口のみ
19 松江方面出入口のみ
20 安来IC/TB 県道334号安来インター線 094.6 島根県 安来市
21 東出雲IC 国道9号(松江道路) 107.1 松江市
22 竹矢IC 県道247号八重垣神社竹矢線 109.0 米子方面出入口のみ
110.0 出雲方面出入口のみ
23 矢田IC 110.6
23-1 松江JCT 松江だんだん道路 111.4
24 松江東IC 112.3
25 松江中央IC 県道21号松江島根線
県道246号八重垣神社線
113.8 米子方面出入口のみ
114.8 出雲方面出入口のみ
26 松江西IC 県道24号松江木次線 116.0
27 松江玉造IC 国道9号(松江道路・玉湯バイパス 116.7
- 松江玉造TB - 118.1
- 宍道湖SA - 119.3
- 宍道BS - 129.5
28 宍道IC 県道57号宍道インター線 130.8
29 宍道JCT E54 松江自動車道 132.4
30 斐川IC 県道183号斐川上島線 137.0 出雲市
- 斐川TB -
31 出雲IC 県道337号出雲インター線 150.6
- 湖陵IC 県道39号湖陵掛合線 155.0 事業中
<33> 出雲多伎IC 県道340号多伎インター線(事業中) 159.5 2018年度大田方面から開通予定[4]
34 大田朝山IC 県道286号池田久手停車場線 168.5 大田市
35 大田中央・三瓶山IC 174.8
- 静間IC 179.8 事業中
37 仁摩・石見銀山IC 県道31号仁摩邑南線 187.7
38 湯里IC 国道9号 193.6
39 温泉津IC 国道9号 197.1
40 石見福光IC 国道9号 199.5
- 青波IC 国道9号 事業中 江津市
- 浅利IC 県道302号浅利渡津線 206.0
現道活用予定区間(県道302号浅利渡津線 : 事業中)
現道活用予定区間(国道9号江津バイパス)
江津IC 国道9号(江津バイパス
県道330号江津インター線
000.0
江津西IC 県道299号下府江津線 005.1
浜田東IC 県道254号はまだリゾート線 011.1 浜田市
3-2 浜田JCT E74 浜田自動車道 014.5 E74 浜田自動車道
- 浜田TB - 015.2
4 浜田IC 国道9号(浜田バイパス 015.8
相生IC 国道186号 017.8
竹迫IC 浜田市街方面 019.8
- 道の駅ゆうひパーク浜田 -
原井IC 国道9号(浜田バイパス 022.2 江津方面出入口のみ
浜田港IC 県道339号浜田港インター線[26]
西村IC 国道9号 030.3
石見三隅IC 国道9号 036.7
- 岡見IC 国道9号 事業中
- 鎌手IC 国道9号 益田市
遠田IC 国道9号 051.9 山口方面出入口のみ
久城IC 県道333号久城インター線 053.6 浜田方面出入口のみ
現道活用区間(県道333号久城インター線)
高津IC 国道191号
県道333号久城インター線
056.4 山口方面出入口のみ
萩・石見空港IC 県道331号石見空港飯田線 058.1
須子IC 国道9号 059.7
計画中(一部事業策定中)
山口県 萩市
萩IC 県道32号萩秋芳線
小郡萩道路(事業中)
000.0
三見IC 県道296号三見停車場三見市線 005.7
明石IC/PA 県道64号萩三隅線 008.1
三隅IC 国道191号 015.2 長門市
計画中
- 長門IC[9] 国道316号 000.0 2019年度開通予定[4]
- 俵山IC[9][27] 県道34号下関長門線 005.5
- 俵山温泉IC[27] 県道38号美祢油谷線 事業中
- 豊田IC[27] 国道435号 下関市
計画中
- 小月JCT[28] E2A 中国自動車道
  • 開通済区間のキロポストについては以下の通りとなっている。
    • 鳥取IC - 須子IC間 : 高速自動車国道(A路線)・高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)に関係なく京都府京都市下京区烏丸五条交差点(国道9号起点)からのキロ数表示(順方向・鳥取→須子)
      • 浜田JCT - 浜田IC間 : 浜田自動車道のキロ数表示(上表の起点からのキロ数表示に40.8を加えたもの)。
    • 萩IC - 三隅IC間 : 山口県下関市下関駅西口交差点(国道191号起点)からのキロ数表示(逆方向・萩←三隅)

歴史

  • 1985年昭和60年)
    • 9月7日 : 一般国道9号米子道路バイパス(現・米子道路)の米子南IC - 米子西IC間が一般道路(開通時は自動車専用道路の指定無し)として開通。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1989年平成元年)
    • 3月1日 : 一般国道9号松江バイパス(現・松江道路 専用部)の松江東IC - 松江中央IC間開通。
    • 6月22日 : 一般国道9号浜田バイパス(現・浜田道路)の長沢(起点) - 三宮ランプ(現・相生IC)間開通。
    • 10月18日 : 浜田自動車道の旭IC - 浜田IC間開通に伴い、浜田バイパスと浜田自動車道が接続。
    • 12月6日 : 一般国道9号米子バイパスが自動車専用道路に指定。
    • 12月7日 : 一般国道9号米子バイパスの米子東IC - 米子南IC間開通。
    • 12月14日 : 米子自動車道の米子ICが供用開始(この時は直接接続しておらず、双方共にランプウェイを出て交差点を経由する必要があった)
  • 1991年(平成3年)
    • 3月12日 : 一般国道9号松江バイパスの松江中央IC - 松江西IC間開通。
  • 1993年(平成5年)
    • 3月11日 : 一般国道9号松江バイパスの矢田IC - 松江東IC間開通。
    • 6月3日 : 一般国道9号浜田バイパス(現・浜田道路)の三宮ランプ(現・相生IC) - 熱田(終点)間開通。
  • 1995年(平成7年)
    • 11月30日 : 道路審議会答申、並行する一般国道自動車専用道路による代替が示される。
      • 青谷羽合道路、北条道路、東伯中山道路、名和淀江道路、米子道路、安来道路、松江道路、仁摩温泉津道路、江津道路、浜田道路、浜田三隅道路、益田道路、萩三隅道路(この頃から一般国道9号米子、松江、浜田の各バイパスの道路名称がバイパスから道路に変わる)
  • 1996年度(平成8年度)
    • 名和淀江道路が事業着手(大山町名和 - 大山町安原 間)。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月20日 : 米子道路の淀江大山IC(現・淀江IC) - 米子東IC間、安来道路の米子西IC - 安来IC間が一般有料道路(自動車専用道路)として開通。
    • 3月31日 : 東伯中山道路・中山名和道路・名和淀江道路の都市計画決定。
    • 4月17日 : 松江道路 専用部の松江西IC - 松江玉造IC間開通。
  • 2000年度(平成12年度)
    • 東伯中山道路が用地買収に着手。
  • 2001年(平成13年)
    • 3月24日 : 高速自動車国道としては初となる松江玉造IC - 宍道IC間、安来道路の安来IC - 東出雲IC間、松江道路 専用部の東出雲IC - 矢田IC間が同時開通。これにより島根県松江市が日本の高速道路網に組み込まれる。
  • 2002年(平成14年)
    • 8月10日 : 名和淀江道路が着工開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月16日 : 高速自動車国道区間の宍道IC - 宍道JCT間が開通に伴い同時開通の松江自動車道と接続。
    • 3月21日 : 青谷羽合道路の青谷IC - はわいIC間開通。
    • 9月21日 : 江津道路の江津IC - 浜田JCT間開通に伴い江津道路と浜田自動車道が接続。
    • 10月18日 : 東伯中山道路が工事着手。
  • 2005年(平成17年)
    • 8月4日 : 米子JCTが一部供用開始。山陰自動車道(米子道路) 出雲・松江方面 ⇒ 米子自動車道 岡山大阪方面の片方向が直結。
    • 11月10日 : 青谷羽合道路アクセス道路(一般道路)との接続に伴う青谷ICの改良工事に伴い、青谷羽合道路の青谷IC - 泊東郷IC間が終日通行止となる。
    • 11月30日 : 青谷羽合道路の青谷IC - 泊東郷IC間の通行止が解除し、同時開通の青谷羽合道路アクセス道路(一般道路)と接続。
  • 2006年度(平成18年度)
    • 名和淀江道路が事業着手(延伸区間 : 大山町下市 - 大山町名和 間)。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月1日 : 米子道路の淀江大山IC(現・淀江IC) - 米子東IC間 無料開放。
    • 7月18日 : 宍道湖SA近くの下り線の本線(337.3KP付近)が地すべりによる土砂の流れ込みにより松江玉造IC - 宍道IC間が通行止となる(通行止区間内の宍道湖SAは営業休止)。
    • 8月10日 : 松江玉造IC - 宍道IC間が仮復旧による通行止解除(宍道湖SAも含む)。
    • 8月11日 : 米子JCTが一部供用開始。米子自動車道 大阪・岡山方面 ⇒ 山陰自動車道(米子道路) 松江・出雲方面の片方向が直結。
    • 9月21日 : 宍道ICに料金所設置。
    • 10月31日 : 江津道路と安来道路において深夜割引通勤割引を試行導入(2007年3月31日まで、その後延長を予定)。
    • 11月13日 - 11月17日 : 災害復旧工事により、松江玉造IC - 宍道IC間で夜間通行止(20:00 - 翌朝6:00)を実施(区間内の宍道湖SAは営業休止)。
    • 11月18日 : 松江玉造IC - 宍道IC間が正式に復旧。
    • 11月25日 : 高速自動車国道区間の宍道JCT - 斐川IC間が開通。同時に、青谷IC - はわいIC間、淀江大山IC(現・淀江IC) - 斐川IC間のIC/JCT番号を付与。
  • 2007年度(平成19年度)
    • 中山名和道路が事業化。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月27日 : 山陰道道路案内標識改善検討委員会で検討されていた山陰道標識改善プロジェクトにより一部標識を変更(記者発表)。
    • 3月10日 : 北条湯原道路北条倉吉道路の開通に伴い北条IC/JCTが平面接続にて供用開始。
    • 3月24日 : 益田道路の高津IC - 須子IC間開通。
    • 9月29日 : 名和淀江道路の大山IC - 淀江大山IC間開通、同時に淀江大山ICを「淀江IC」に名称変更。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月23日 : 萩・三隅道路の明石IC - 三隅IC間開通。
    • 3月29日 : 名和淀江道路の名和IC - 大山IC間開通。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月28日 : 米子西ICにランプを増設し、米子中ICと米子西ICに分割。新しい米子西IC出口が供用開始。
    • 2月26日 : 新しい米子西IC入口が供用開始。
    • 3月13日 : 新規事業化が認可。(鳥取西道路〈III期〉、出雲・湖陵道路、静間・仁摩道路、長門・俵山道路)
    • 4月4日 : 名和PA(「道の駅大山恵みの里」に隣接) 供用開始。
    • 11月28日 : 高速自動車国道区間の斐川IC - 出雲IC間開通。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月27日 : 遠田IC - 久城IC間開通。
    • 2月2日 : 有料区間(米子西IC - 東出雲IC間、松江玉造IC - 出雲IC間、江津IC - 浜田JCT間)の全線が高速道路無料化社会実験の対象区間に指定。
    • 6月28日 : 有料区間の全線が高速道路無料化社会実験により無料化。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月27日 : 大栄東伯IC - 赤碕中山IC間開通。
    • 4月1日 : 有料区間における無料化社会実験が終了し、再び有料化。
    • 9月23日 : 萩IC - 明石IC/PA間開通。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月24日 : 松江JCTが供用開始に伴い同時開通の松江だんだん道路と接続。
  • 2013年(平成25年)
    • 12月14日 : 鳥取西道路の鳥取IC - 鳥取西IC間開通。
    • 12月21日 : 赤碕中山IC - 名和IC間開通。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月15日 : 湯里IC - 石見福光IC間開通。
    • 9月30日 : 浜田三隅道路と浜田道路のIC名称が決定し、既開通部分のIC名も正式決定[29]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月14日 : 仁摩・石見銀山IC - 湯里IC、原井IC - 西村IC間開通[26]
  • 2016年(平成28年)
    • 12月18日 : 浜田三隅道路(西村IC - 石見三隅IC間)開通[30]
    • 福光・浅利道路および俵山・豊田道路が事業化[31]
  • 2017年(平成29年)
    • 11月2日 : 鳥取西道路の吉岡温泉IC(仮称)、瑞穂IC(仮称)、浜村鹿野温泉IC(仮称)の名称がそれぞれ吉岡温泉IC、瑞穂宝木IC、浜村鹿野温泉ICに正式決定[24]
    • 11月15日 : 鳥取西道路との接続に伴う青谷ICの改良工事に伴い、青谷羽合道路の泊東郷IC - 八束水交差点(アクセス道路〈一般道路〉)間の上下線が終日通行止め( - 11月30日[32]
    • 11月21日 : 浜村鹿野温泉IC - 青谷IC間の開通を当初予定していた当年12月17日から延期することを発表[33]。法面変状が発生したことによる[33]
    • 11月30日 : 鳥取西道路との接続延期に伴い、青谷ICの改良工事を一部変更。青谷羽合道路の泊東郷IC - 八束水交差点(アクセス道路〈一般道路〉)間の上下線の通行止が解除(区間内の青谷ICは閉鎖)[34]
    • 12月14日 : 青谷ICの供用再開[35]
  • 2018年(平成30年)
    • 3月18日 : 朝山・大田道路(大田朝山IC - 大田中央・三瓶山IC間)開通[36][37]

開通予定年度

  • 鳥取西IC - 青谷IC : 2019年夏までに[23]
  • はわいIC - 大谷東伯IC : 未定
  • 出雲IC - 湖陵IC : 未定[37]
  • 湖陵IC - 出雲多伎IC : 未定[37]
  • 出雲多伎IC - 大田朝山IC : 2018年度[37]
  • 大田中央・三瓶山IC - 静間IC : 未定[37]
  • 静間IC - 仁摩IC : 未定[37]
  • 石見福光IC - 浅利IC : 未定[37]
  • 石見三隅IC - 鎌手IC : 未定[37]
  • 久城IC - 高津IC : 未定[37]
  • 長門IC - 俵山IC : 2019年度[4]
  • 俵山IC - 豊田IC : 未定

路線状況

車線・最高速度・料金

区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度 料金
鳥取IC - 鳥取西IC 2=1+1
(暫定2車線)
70 km/h 無料
青谷IC - はわいIC
大栄東伯IC - 大山IC
大山IC - 淀江IC 4=2+2 80 km/h
淀江IC - 米子東IC/米子JCT 2=1+1
(暫定2車線)
70 km/h
米子東IC/米子JCT - 日野川東IC 4=2+2 60 km/h
日野川東IC - 米子中IC 2=1+1
(暫定2車線)
米子中IC - 米子西IC 4=2+2
米子西IC - 東出雲IC 2=1+1
(暫定2車線)
70 km/h 有料
東出雲IC - 松江玉造IC 4=2+2 80 km/h 無料
松江玉造IC - 宍道IC 2=1+1
(暫定2車線)
70 km/h 有料
宍道IC - 宍道JCT 4=2+2
宍道JCT - 出雲IC 2=1+1
(暫定2車線)
大田朝山IC - 大田中央・三瓶山IC 無料
仁摩・石見銀山IC - 石見福光IC
江津IC - 浜田JCT 有料
浜田IC - 竹迫IC 60 km/h 無料
竹迫IC - 原井IC 4=2+2 70 km/h
原井IC - 石見三隅IC 2=1+1
(暫定2車線)
遠田IC - 久城IC 60 km/h
高津IC - 須子IC
萩IC - 三隅IC 70 km/h

※安来/松江玉造/斐川の本線料金所付近は、40 km/h

有料・無料区間

  • 有料区間
    • 米子西IC - 東出雲IC(安来道路)
    • 松江玉造IC - 出雲IC(山陰自動車道)
    • 江津IC - 浜田JCT(江津道路)
    • 浜田JCT - 浜田IC(浜田自動車道)
  • 無料区間
    • 鳥取IC - 鳥取西IC(鳥取西道路)
    • 青谷IC - はわいIC(青谷羽合道路)
    • 大栄東伯IC - 赤碕中山IC(東伯中山道路)
    • 赤碕中山IC - 西伯郡大山町下市(中山名和道路)
    • 西伯郡大山町下市 - 淀江IC(名和淀江道路)
    • 淀江IC - 米子西IC(米子道路)
    • 東出雲IC - 松江玉造IC(松江道路)
    • 仁摩・石見銀山IC - 石見福光IC(仁摩温泉津道路)
    • 浜田IC - 原井IC(浜田道路)
    • 原井IC - 石見三隅IC(浜田三隅道路)
    • 遠田IC - 久城IC(益田道路)
    • 高津IC - 須子IC(益田道路)
    • 萩IC - 三隅IC(萩・三隅道路)

事業の促進を図る目的で、事業主体が日本道路公団(当時)と国土交通省の間で細かく分けられたために有料区間と無料区間が入り混じっており、特に無料区間のみを利用したい者にとって案内標識がわかりにくいという声が多く、山陰道 道路案内標識改善検討委員会において見直しが行われた。また、一部区間(青谷IC - はわいIC間、淀江IC - 斐川IC間)と同区間を並走する国道9号で標識の付け替えが行われた。 なお、高速道路無料化社会実験にともなって、全線が2010年6月28日0時より無料化の対象となっている。

  • インターチェンジ・ジャンクションについては番号が表示されている。
  • 無料区間については白地に緑色の文字で表示され、「無料区間(英語: TOLL FREE〈以前は英語: FREE ZONE〉)」と付記されている。
  • 有料区間ではこれまで通り緑地に白文字だが「有料区間(英語: TOLL ROAD〈以前は英語: TOLL ZONE〉)」とも付記されている。
  • 泊東郷ICは「泊・東郷(英語: Tomari-Togo)」と表示されている。
  • 松江玉造ICは見直しとともに「玉湯 来待(英語: Tamayu Kimachi)」に表示が変更されていたが、2008年にインターチェンジ名と同一の「松江玉造(英語: Matsue-Tamatsukuri)」に表示が再変更された。

道路施設

休憩施設

山陰自動車道のサービスエリア (SA)・パーキングエリア (PA)・道の駅などの休憩施設は、現時点ではわいSA琴浦PA名和PA宍道湖SA道の駅ゆうひパーク浜田明石PAの6箇所であるが、いずれもガソリンスタンドが併設されていない。そのため、国土交通省中国地方整備局倉吉河川国道事務所では「鳥取道 & 山陰道 休憩施設ガイドマップ」を用意しており、インターチェンジ周辺の道の駅やガソリンスタンド(いずれも道路外の施設)を案内している[38]

はわいSAは「道の駅はわい」、明石PAは「道の駅萩・さんさん三見」の別名を持つ。これは国土交通省が設置した駐車場・トイレ(はわいSA)のみのサービスエリア・パーキングエリアに第三セクター運営によるレストランなどを設置した際に、この施設を道の駅に登録したためである。また、琴浦PAは「道の駅琴の浦」として道の駅に登録されており、2017年4月29日の琴浦IC併設と同時に供用開始された[39][40]

名和PAは一般道路の「道の駅大山恵みの里」に隣接されている。

名和IC/PA・大山PA(米子自動車道)- 出雲IC・加茂岩倉PA(松江自動車道)間には宍道湖SA以外にサービスエリア・パーキングエリアがない事から、島根県東部高速道路利用促進協議会では、手軽に使える高速道路トイレマップを用意しており、インターチェンジと本線料金所の管理事務所やインターチェンジ周辺のコンビニエンスストアのトイレ(いずれも道路外の施設)を案内している。

トンネル

主なトンネル
  • 仏経山トンネル(斐川IC - 出雲IC)
全長は2,976 mあり、山陰自動車道では最長であるほか、島根県内の高速道路のなかでも2番目に長い。
  • 淀江トンネル(淀江IC - 米子東IC)
壷瓶山(標高114 m)を貫いている。全長は1,200 mあり、鳥取県内の山陰自動車道では最長である。1998年3月20日、同区間の供用開始とともに暫定2車線で供用を開始した。
トンネルの数
区間 上下線
鳥取IC - 鳥取西IC 1
青谷IC - 泊東郷IC 3
泊東郷IC - はわいIC 0
大栄東伯IC - 淀江IC 0
淀江IC - 米子東IC 1
米子東IC - 米子南IC 0
米子南IC - 米子西IC 2
米子西IC - 安来IC 0
安来IC - 東出雲IC 3
東出雲IC - 松江東IC 0
松江東IC - 松江中央IC 1
松江中央IC - 宍道湖SA 0
宍道湖SA - 宍道IC 2
宍道IC - 宍道JCT 0
宍道JCT - 斐川IC 1
斐川IC - 出雲IC 6
仁摩・石見銀山IC - 湯里IC 4
湯里IC - 温泉津IC 1
温泉津IC - 石見福光IC 1
江津IC - 江津西IC 0
江津西IC - 浜田東IC 1
浜田東IC - 浜田JCT 0
浜田JCT - 浜田IC 0
浜田IC - 相生IC 1
相生IC - 竹迫IC 2
竹迫IC - 原井IC 0
原井IC - 浜田港IC 0
浜田港IC - 西村IC 4
西村IC - 石見三隅IC 0
遠田IC - 久城IC 0
高津IC - 萩・石見空港IC 1
萩・石見空港IC - 須子IC 0
萩IC - 三見IC 2
三見IC - 明石IC 0
明石IC - 三隅IC 7
合計 44

交通量

24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度
鳥取IC - 鳥取西IC 調査当時未開通 06,093
青谷IC - 泊東郷IC 12,608 18,619 19,405
泊東郷IC - はわいIC 12,538 15,437 17,434
大栄東伯IC - 琴浦東IC 調査当時未開通 14,487
琴浦東IC - 琴浦船上山IC 14,487
琴浦船上山IC - 赤碕中山IC 14,487
赤碕中山IC - 中山IC 20,691
中山IC - 名和IC 20,691
名和IC - 大山IC 調査当時未開通 13,019 15,955
大山IC - 淀江IC 17,292 17,487
淀江IC - 米子東IC(鳥取方面) 02,869 17,050 17,590
米子東IC(鳥取方面) - 米子JCT・米子東IC(松江方面) 03,768 13,225 11,638
米子JCT・米子東IC(松江方面) - 日野川東IC 20,634 30,657 28,204
日野川東IC - 米子南IC 25,503 30,657 30,837
米子南IC - 米子中IC 20,518 25,171 22,766
米子中IC - 米子西IC 20,518 25,171 22,766
米子西IC - 安来IC 08,198 22,198 11,177
安来IC - 東出雲IC 07,496 21,970 10,952
東出雲IC - 竹矢IC 34,189 37,823 33,939
竹矢IC - 矢田IC 34,189 37,823 42,629
矢田IC - 松江JCT 36,258 47,230 51,343
松江JCT - 松江東IC 36,258 47,230 49,181
松江東IC - 松江中央IC 36,258 42,771 35,047
松江中央IC - 松江西IC 33,157 36,681 46,674
松江西IC - 松江玉造IC 22,273 24,641 23,645
松江玉造IC - 宍道IC 05,830 27,124 12,729
宍道IC - 宍道JCT 01,682 22,425 11,284
宍道JCT - 斐川IC 調査当時未開通 17,665 08,614
斐川IC - 出雲IC 07,762 03,966
大田朝山IC - 大田中央・三瓶山IC 調査当時未開通
仁摩・石見銀山IC - 湯里IC 調査当時未開通 05,326
湯里IC - 温泉津IC 05,047
温泉津IC - 石見福光IC 05,324
江津I C- 江津西IC 01,539 07,977 02,150
江津西IC - 浜田東IC 01,744 09,484 02,386
浜田東IC - 浜田JCT 01,795 09,531 02,421
浜田IC - 相生IC 19,636 20,864 19,461
相生IC - 竹迫IC 16,866 19,402 16,675
竹迫IC - 原井IC 16,866 19,402 21,688
原井IC - 浜田港IC 調査当時未開通 08,985
浜田港IC - 西村IC 07,173
西村IC - 石見三隅IC 調査当時未開通
遠田IC - 久城IC 調査当時未開通 08,501 08,485
高津IC - 萩・石見空港IC 09,981 09,474
萩・石見空港IC - 須子IC 09,981 09,474
萩IC - 三見IC 調査当時未開通 05,013
三見IC - 明石IC 06,593
明石IC - 三隅IC 調査当時未開通 06,289 06,681

(出典 : 「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

道路標識

山陰自動車道の標識は、高速道路・自動車専用道路の緑色が使われている。書体は、浜田IC - 原井IC(浜田道路)間、高津IC - 須子IC(益田道路)間の区間は丸ゴシック体ナール)を、赤碕中山IC - 名和IC間、湯里IC - 石見福光IC間はヒラギノ角ゴシック体 W5を、その他の区間は日本道路公団が開発した独自の角ばった書体を使用している。

以下の例外がある。

  • 市町村(101)
    • 「鳥取市」「湯梨浜町」(青谷羽合道路、青谷IC - 泊東郷IC間、236.8KP)は、高速道路・自動車専用道路用ではなく、一般道路用がそのまま使われており、文字・イラストは青色、書体は丸ゴシック体(ナール)となっている。
    • 「萩市」「長門市」(萩・三隅道路、明石IC - 三隅IC間)に設置されているものは、一般道路用のものをベースに書体を日本道路公団が開発した独自の角ばった書体に変更したものが使われており、文字は青色となっている。
  • 「道の駅はわい」 : 正式名称は「はわいサービスエリア」であるが、「道の駅はわい」と表示されており、サービスエリアの予告(116)・サービスエリア(116の2)ではなく、著名地点(114)の一般道路用のものをベースに文字・記号の色を高速道路・自動車専用道路の緑色に変更したもの(道の駅のシンボルマークのみは青色のまま)が使われており、書体は丸ゴシック体(ナール)となっている。
  • 浜田IC - 原井IC(浜田道路)間の橋・トンネル : 高速道路・自動車専用道路用ではなく、一般道路用がそのまま使われており、文字・イラストは青色、書体は丸ゴシック体(ナール)となっている。
  • 道の駅ゆうひパーク浜田 : 著名地点(114)の一般道路用がそのまま使われており、文字・シンボルマークは青色、書体は丸ゴシック体(ナール)となっている。

道路管理者

  • 西日本高速道路株式会社中国支社
    • 松江高速道路事務所管理部門 : 米子西IC - 東出雲IC、松江玉造IC - 出雲IC
    • 千代田高速道路事務所 : 江津IC - 浜田IC
  • 国土交通省中国地方整備局
    • 鳥取河川国道事務所鳥取自動車道出張所 : 鳥取IC-鳥取西IC[41][42]
    • 倉吉河川国道事務所羽合国道維持出張所 : 青谷IC - はわいIC、大栄東伯IC - 米子西IC[43]
    • 松江国道事務所松江維持出張所 : 東出雲IC - 松江玉造IC[44]
    • 松江国道事務所出雲維持出張所 : 大田朝山IC - 大田中央・三瓶山IC、仁摩・石見銀山IC - 石見福光IC[44]
    • 浜田河川国道事務所浜田国道維持出張所 : 浜田IC - 石見三隅IC
    • 浜田河川国道事務所益田国道維持出張所 : 遠田IC - 久城IC、高津IC - 須子IC
    • 山口河川国道事務所萩国道出張所 : 萩IC - 三隅IC

警察

基本的に、西日本高速道路株式会社管轄区間と国土交通省管轄区間の一部(鳥取IC - 鳥取西IC、大栄東伯IC - 米子西IC、東出雲IC - 松江玉造IC)は各県警の高速道路交通警察隊が、それ以外の国土交通省管轄区間は各県警の交通機動隊および所轄の各警察署交通課が担当している[45][46][注釈 5]

ハイウェイラジオ

山陰自動車道にハイウェイラジオはない。

地理

通過する自治体

脚注

注釈

  1. 広島北JCT - 千代田JCT間、「E2A」と重複ナンバリング
  2. 「E9」と重複ナンバリング
  3. 3.0 3.1 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「shuten」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  4. 用地取得及び猛禽類保全対策等が速やかに完了する場合。
  5. 鳥取県警察では高速道路交通警察隊は本隊が米子自動車道と山陰自動車道の一部(大栄東伯IC以西 - 鳥取・島根県境)、鳥取分駐隊が鳥取自動車道と山陰自動車道の一部(鳥取IC - 鳥取西IC)を管轄している。青谷IC - はわいICはこれまで通り交通機動隊の管轄となっている。

出典

  1. 道路資産保有及び貸付状況(路線別) 高速自動車国道山陰自動車道鳥取益田線 (PDF)”. 独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構. . 2016閲覧.
  2. 道路資産保有及び貸付状況(路線別) 高速自動車国道中国横断自動車道尾道松江線 (PDF)”. 独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構. . 2016閲覧.
  3. 3.0 3.1 3.2 平成24年度 直轄事業(島根県分)予算概要 (PDF) (国土交通省、2012年4月15日閲覧)
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 平成27年度予算を踏まえた道路事業の見通しについて (PDF)”. 国土交通省中国地方整備局 (2015年5月15日). . 2015閲覧.
  5. 一般国道9号福光浅利道路(仮称)環境影響評価方法書要約書 (PDF) (島根県2013年8月公表、同年9月9日閲覧)
  6. 6.0 6.1 6.2 “山陰道・福光 - 江津間14 km/一部現道活用案で対応/環境アセスへ手続き/中国整備局”. 建設通信新聞. (2013年6月25日). オリジナル2013年12月19日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131219210515/http://www.kensetsunews.com/?p=15333 . 2013閲覧. 
  7. 道路開通情報(浜田地区)一般県道浅利渡津線浅利工区(島根県浜田県土整備事務所、2013年9月9日閲覧)
  8. (一)浅利渡津線 渡津工区 社会資本整備総合交付金(改良) (仮称)江の川トンネル工事(鴻池組2013年8月27日付更新、同年9月9日閲覧)
  9. 9.0 9.1 9.2 一般国道491号 長門・俵山道路事業概要 (PDF) - 山口河川国道事務所2012年3月発行パンフレット、2013年9月28日閲覧
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関連項目

外部リンク

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