常磐自動車道

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常磐自動車道(じょうばんじどうしゃどう、JOBAN EXPRESSWAY)は、埼玉県三郷市三郷ジャンクション (JCT) から、千葉県茨城県福島県を経由し宮城県亘理町亘理インターチェンジ (IC) に至る高速道路高速自動車国道)である。略称は常磐道(じょうばんどう、JOBAN EXPWY)。高速道路ナンバリングによる路線番号は仙台東部道路仙台北部道路三陸自動車道仙台港北IC - 利府JCT間とともに「E6」が割り振られている。

概要

国土開発幹線自動車道常磐自動車道は、以下のとおりとされている。

起点 主たる経過地 終点
東京都 柏市 つくば市 水戸市 日立市 いわき市 相馬市付近 仙台市

高速自動車国道常磐自動車道は、以下のとおりとされている。

起点 重要な経過地 終点
東京都練馬区 和光市 戸田市 さいたま市 川口市 草加市 八潮市 三郷市 流山市 柏市 守谷市 つくばみらい市 つくば市 土浦市 かすみがうら市 石岡市 小美玉市 笠間市 水戸市 那珂市 常陸太田市 日立市 高萩市 北茨城市 いわき市 南相馬市 相馬市 宮城県亘理郡亘理町 岩沼市 名取市 仙台市 多賀城市 富谷市 仙台市

東北縦貫自動車道東北自動車道)と結ばれ、北東国土軸の強化を目的としている。

東京都練馬区 - 埼玉県川口市の区間について東北縦貫自動車道と、東京都練馬区 - 埼玉県三郷市の区間について東関東自動車道と、宮城県富谷市 - 仙台市の区間について東北縦貫自動車道と重複している。

三郷市以西の区間については、1994年までに東京外環自動車道として開通している。

常磐自動車道の当初の終点は、いわき市とされていたが、1987年の国土開発幹線自動車道建設法改正により、仙台市まで延伸された[注釈 1]いわき中央IC - 亘理ICを高速自動車国道で整備、亘理IC - 富谷JCT仙台東部道路仙台北部道路を常磐自動車道に並行する一般国道自動車専用道路として供用することとなった[注釈 2]。なお、全区間で国道6号JR常磐線と並行している。

常磐自動車道の全線開通は2015年3月1日で、経緯は#東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を参照。 東京 - 仙台間で東北自動車道バイパス路線としても機能する。特に冬季国道6号)沿線(浜通り)は、東北自動車道沿線(福島県福島市郡山市などの中通り)と比較して降雪量が少ないため、東北自動車道が降雪時の代替路として利用可能である。更に、2010年3月仙台北部道路が富谷JCT経由で東北自動車道と直結されたことで仙台都市圏自動車専用道路ネットワークが完成しており、当路線全線開通後は仙台以北からいわき・水戸方面へのアクセスが飛躍的に改善された。

本稿では、東日本高速道路(NEXCO東日本)が管理している高速自動車国道の道路名および事業名としての常磐自動車道について述べる。

インターチェンジなど

IC
番号
施設名 接続路線名 三郷
から
(km)
BS 備考 所在地
26px 首都高速6号三郷線 八潮小菅JCT方面
1 三郷IC/JCT 国道298号
C3 東京外環自動車道
0.0 東京外環道のJCT番号は「80 埼玉県 三郷市
1-1 三郷TB/SIC 県道52号越谷流山線 4.2 水戸方面出入口のみ
1-2 流山IC 県道5号松戸野田線 6.1 千葉県 流山市
2 柏IC 国道16号 10.8 柏市
- 守谷SA - 15.5 茨城県 守谷市
3 谷和原IC 国道294号(常総拡幅区間) 19.1 つくばみらい市
3-1 つくばみらいSIC 準備段階調査[1]
4 谷田部IC 県道19号取手つくば線 30.3 つくば市
- BS - 33.0
4-1 つくばJCT C4 首都圏中央連絡自動車道 34.6 圏央道のJCT番号は「80
- 谷田部東PA - 36.1
5 桜土浦IC 国道354号 38.7
土浦市
- BS - 41.7 つくば市
- BS - 45.6 土浦市
6 土浦北IC 国道125号土浦新治バイパス 46.6
- 千代田PA - 50.4 かすみがうら市
7 千代田石岡IC 国道6号
千代田石岡バイパス(未事業化))
54.7
- 石岡BS - 57.9 石岡市
7-1 石岡小美玉SIC 国道355号 60.9
- 美野里PA - 63.2 小美玉市
- BS -
8 岩間IC 県道43号茨城岩間線 69.1 笠間市
8-1 友部SA/SIC 県道16号大洗友部線
県道52号石岡城里線
(市道経由)
72.8
8-2 友部JCT E50 北関東自動車道 74.0
- 内原BS - 77.9 水戸市
9 水戸IC 国道50号 82.0
- 田野PA - 85.6
9-1 水戸北SIC 国道123号
県道51号水戸茂木線
県道63号水戸勝田那珂湊線
87.7 東京方面出入口のみ
仙台方面出入口は2019年9月開通予定[2]
- BS - 那珂市
10 那珂IC 県道65号那珂インター線 93.8
- BS -
10-1 東海PA/SIC 県道62号常陸那珂港山方線 101.7 東海村
11 日立南太田IC 国道6号
国道293号
105.3 日立市
11-1 日立中央IC/PA 日立有料道路 117.5
12 日立北IC 国道6号(小木津バイパス
県道10号日立いわき線
124.3
13 高萩IC 県道67号高萩インター線 135.2 高萩市
- 中郷SA - 136.8 北茨城市
14 北茨城IC 県道69号北茨城インター線 142.4
- 関本PA - 150.5
15 いわき勿来IC 国道289号 154.5 福島県 いわき市
- いわき小名浜IC(仮称) 県道20号いわき上三坂小野線 161.0 2021年度 供用開始予定[3]
16 いわき湯本IC 県道14号いわき石川線 167.1
- 湯ノ岳PA - 169.4
16-1 いわきJCT E49 磐越自動車道 171.2
17 いわき中央IC 国道49号 175.5
- 四倉PA - 185.7
18 いわき四倉IC 県道35号いわき浪江線 188.3
19 広野IC 県道393号上北迫下北迫線 202.1 広野町
- ならはPA/SIC 県道35号いわき浪江線 207.4 スマートICは2018年 供用開始予定 楢葉町
20 常磐富岡IC 県道36号小野富岡線 218.5 富岡町
- 大熊IC 県道251号小良ヶ浜野上線 222.5 追加インターチェンジ
2018年度 供用開始目標[4][5]
大熊町
- 双葉IC(仮称) 県道256号井出長塚線 227.9 追加インターチェンジ
2019年度 供用開始目標[4][5]
双葉町
21 浪江IC 国道114号 232.8 浪江町
22 南相馬IC 県道12号原町川俣線 251.2 南相馬市
22-1 南相馬鹿島SA/SIC 県道34号相馬浪江線 257.7 スマートICは6 - 22時利用可
23 相馬IC/JCT E13 東北中央自動車道相馬福島道路
国道115号
265.6 東北中央自動車道(相馬福島道路)は、
建設中・2019年度 開通予定[6]
相馬市
24 新地IC 国道113号 274.1 新地町
24-1 山元南SIC 県道44号角田山元線 280.6 宮城県 山元町
25 山元IC 国道6号
県道272号角田山下線
288.9
25-1 鳥の海PA/SIC 福島県道・宮城県道38号相馬亘理線(町道経由) 295.0 亘理町
1 亘理IC 県道269号亘理インター線 300.4
E6 仙台東部道路 仙台E45 三陸道 石巻方面

歴史

常磐自動車道は、起点側の三郷ICより先に柏IC以北について工事が進められた。これは、柏市や流山市で住宅密集地を通過するため、道路建設に対する住民反対が強かった為である[7]1981年(昭和56年)4月に柏IC - 谷田部ICの初開通を皮切りに、順次開通区間が延伸された。1984年までに柏IC - 那珂IC間がすでに開通していたが、国際科学技術博覧会(科学万博-つくば '85)の開催を控え、柏IC - 千代田石岡IC間を6車線化。三郷IC - 柏IC間については、千葉県の後押しもあり日本道路公団がこの区間を半地下化することで住民を説得し1985年(昭和60年)1月24日の開通にこぎつけた[7]。この日、首都高速6号線の小菅IC - 三郷IC間を延伸同時開通したことにより常磐自動車道と首都高速が初めて直結され、供用開始前日の23日に、開通を祝って三郷料金所と首都高速八潮料金所で開通式が盛大に執り行われた[8]。 科学万博開催の1985年は、突貫工事で那珂IC - 日立南IC、難所とされた日立南太田IC - 日立北IC間と立て続けに開通し、特に日立南太田IC - 日立北IC間は、上下合わせて連続する26本のトンネルと34本の橋梁によって結ばれた[9]1988年(昭和63年)3月24日に、当初予定されたいわき中央ICまで全線開通した。その後、流入交通量は年々増え続け、1987年(昭和62年)は3000万台だったが1990年(平成2年)には1.5倍以上にあたる4850万台まで伸びた[10]。実際に使い始めてみると、流山市と日立市地元からのインターチェンジ設置要望の高まりを受けて、地元自治体の負担でICを設置できる開発インターチェンジ制度が始まり、流山ICと日立中央ICがそれぞれ追加された[11]

第四次全国総合開発計画が1987年(昭和62年)6月30日に閣議決定され、多極分散型国土形成のための交通ネットワークとして、高規格幹線道路網1万4千kmの整備が位置づけられると、1991年(平成3年)12月に開かれた国土開発幹線自動車道建設審議会(国幹審)で、未開通のいわき - 富岡間が整備計画路線に、相馬 - 亘理間が基本計画路線に指定され、全線開通に向けて再び動き出した[10]

年表

  • 1966年(昭和41年)7月1日 : 国土開発幹線自動車道の予定路線とされる。
  • 1970年(昭和45年)6月9日 : 三郷JCT - 千代田石岡IC間の整備計画決定[12]
  • 1981年(昭和56年)4月27日 : 柏IC - 谷田部IC開通[12]。(暫定4車線)
  • 1982年(昭和57年)3月30日 : 谷田部IC - 千代田石岡IC開通。(暫定4車線)
  • 1983年(昭和58年)12月22日 : 谷田部IC - 千代田石岡IC6車線化。
  • 1984年(昭和59年)
    • 3月27日 : 千代田石岡IC - 那珂IC開通。(水戸IC以南暫定4車線、水戸IC以北完成4車線)
    • 12月27日 : 柏IC - 谷田部IC6車線化。
  • 1985年(昭和60年)
    • 1月24日 : 三郷IC/JCT - 柏IC開通(完成6車線)、三郷JCTで首都高速6号三郷線と接続。
    • 2月20日 : 那珂IC - 日立南太田IC開通。(完成4車線)
    • 3月17日 : 国際科学技術博覧会(科学万博)開催に伴い、谷田部IC - 桜土浦IC間の33キロポスト付近に谷田部仮出口を設置(下り線のみ、9月16日まで)。
    • 7月3日 : 日立南太田IC - 日立北IC開通。(完成4車線)
  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)3月24日 : 日立北IC - いわき中央IC開通(完成4車線)により、最初の全線開通
  • 1992年(平成4年)
  • 1993年(平成5年)10月20日 : 日立中央IC開通、同時に高鈴PAを日立中央PAと改称。
  • 1995年(平成7年)8月2日 : いわきJCT開通により、磐越自動車道と接続。
  • 1996年(平成8年)12月27日 : 常磐富岡IC - 相馬IC間の整備計画決定[12]
  • 1999年(平成11年)3月25日 : いわき中央IC - いわき四倉IC開通。(暫定2車線)
  • 2000年(平成12年)
    • 2月1日 : 千代田石岡IC - 友部JCT6車線化。
    • 3月18日 : 友部JCT開通により北関東自動車道と接続。
    • 6月5日 : 友部JCT - 水戸IC6車線化。
  • 2002年(平成14年)3月23日 : いわき四倉IC - 広野IC開通。(暫定2車線)
  • 2003年(平成15年)3月29日 : つくばJCT開通により、圏央道と接続。
  • 2004年(平成16年)4月14日 : 広野IC - 常磐富岡IC開通。(暫定2車線)
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    • 9月25日 : 水戸北スマートIC社会実験開始(- 2009年3月31日。当初の実験期間は2007年3月31日まで)。
    • 10月1日 : 友部SAスマートIC供用開始。
  • 2008年(平成20年)12月19日 : 三郷料金所スマートIC社会実験開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月29日 : 東海PAスマートIC供用開始。
    • 4月1日 : 三郷料金所スマートICおよび水戸北スマートIC供用開始。
    • 6月30日 : 石岡小美玉スマートICの連結を許可[13]
    • 9月12日 : 山元IC - 亘理IC開通。(暫定2車線)
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)4月8日 : 南相馬IC - 相馬IC開通[12]。(暫定2車線)
  • 2014年(平成26年)
    • 2月22日 : 東日本大震災、東電福島第一原発事故により通行止めとなっていた広野IC - 常磐富岡ICが3年ぶりに再開通[12]
    • 12月6日 : 浪江IC - 南相馬ICおよび相馬IC - 山元IC開通[12]。(いずれも暫定2車線)同時に鳥の海PA供用開始。
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
    • 3月10日 : いわき中央IC - 広野IC、および山元IC - 岩沼IC(亘理IC - 岩沼ICは仙台東部道路)の4車線化認可[17]
    • 3月19日 : 鳥の海スマートIC供用開始[18]
  • 2017年(平成29年)
    • 4月1日 : 山元南スマートIC供用開始[19]
    • 8月3日 : 四倉PA下り線にショッピングコーナー・スナックコーナーがオープン[20]

開通予定

路線状況

三郷IC - 谷田部ICの区間は大都市近郊区間に含まれるため、他の区間に比べて通行料金が割高になっている。

高萩IC - いわき中央ICにかけて常磐炭田の炭坑跡が地下にあり建設中に陥没事故が発生したことがあるため、この区間の多くはコンクリート舗装となっている。

車線・最高速度

区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度 備考
三郷JCT - 柏IC 6=3+3 80 km/h ※1
柏IC - 友部SA 100 km/h
友部SA - 友部JCT 8=4+4 ※2
友部JCT - 水戸IC 6=3+3
水戸IC - 日立南太田IC 4=2+2
日立南太田IC - 日立北IC 80 km/h ※1

※3

日立北IC - いわき中央IC 100 km/h ※4
いわき中央IC - 亘理IC 2=1+1
(暫定2車線)
70 km/h ※5
  • ※1 : トンネル連続区間
  • ※2:友部SA - 友部JCTが1 km程しかないため。
  • ※3:下り線の一部に登坂車線
  • ※4:上り線の一部に登坂車線
  • ※5 : 一部区間で4車線

高速道路の中でも全体的に線形がよく、勾配も少ない。ただし日立南太田IC - 日立北ICなどでは最高速度が80 km/hに規制されており、この区間はトンネルに加え急勾配・急カーブの連続地帯となっているほか、冬季の茨城県南部区間は「筑波おろし」と呼ばれる北西からの強風により、50–80 km/hの速度規制が行われることがしばしばあるテンプレート:独自研究?

また、いわき中央ICから亘理ICにかけての120 km以上におよぶ暫定2車線区間では、他の高速道路の暫定供用区間と同様に最高速度が70 km/hに規制されている。2015年の全線開通以降、同区間では通行量が増加し渋滞が多発する様になったことから、2016年3月10日、いわき中央IC - 広野IC、および山元IC - 亘理IC - 岩沼IC(仙台東部道路)の4車線化が認可された。

道路施設

サービスエリア・パーキングエリア

売店は田野パーキングエリア (PA)・湯ノ岳PAならはPA鳥の海PA以外の全てのサービスエリア (SA)・パーキングエリアに設置されている。このうち、守谷SA友部SAコンビニ化されている千代田PA日立中央PA関本PA(下り線)は24時間営業を行っている。レストランは守谷SA・友部SA(下り線)に設置されている。また、ガソリンスタンドは全てのサービスエリアに設置されており全てのサービスエリア24時間営業。

トンネルと橋

三郷トンネル下り線入口
日立トンネル上り線入口
トンネル・橋梁名称 延長 区間 備考
三郷トンネル 三郷JCT - 三郷料金所
江戸川橋 三郷料金所 - 流山IC
利根川橋 775 m 柏IC - 守谷SA
小貝川橋 230 m 谷和原IC - 谷田部IC
恋瀬川橋 234 m 千代田石岡IC - 美野里PA
涸沼川橋 169 m 岩間IC - 友部SA
田野高架橋 454 m 田野PA - 水戸北スマートIC
那珂川大橋 500 m 水戸北スマートIC - 那珂IC
久慈川橋 680 m 東海PA - 日立南太田IC
日立トンネル 上り : 2,439 m
下り : 2,442 m
日立南太田IC - 日立中央IC/PA 常磐道最長のトンネル
大久保第一トンネル 上り : 99 m
下り : 216 m
大久保第二トンネル 上り : 187 m
下り : 301 m
大久保第三トンネル 上り : 1,004 m
下り : 1,022 m
諏訪第一トンネル 上り : 1,078 m
下り : 1,090 m
諏訪第二トンネル 上り : 221 m
下り : 268 m
成沢トンネル 上り : 850 m
下り : 880 m
助川トンネル 上り : 1,811 m
下り : 1,764 m
平沢トンネル 上り : 129 m
下り : 185 m
日立中央IC/PA - 日立北IC
高鈴トンネル
(大雄院トンネル)
上り : 595 m
下り : 527 m
鞍掛トンネル 上り : 1,866 m
下り : 1,846 m
小木津トンネル 上り : 203m
下り : 195 m
十王トンネル 330 m 日立北IC - 高萩IC
関南トンネル 上り : 1,309 m
下り : 1,365 m
北茨城IC - 関本PA
関本トンネル 上り : 208 m
下り : 211 m
好間トンネル 1,260 m いわき中央IC - 四倉PA
夏井川橋 440 m
大久トンネル 520 m いわき四倉IC - 広野IC
木戸川橋 1,392 m 広野IC - ならはPA
熊川橋 280 m 常磐富岡IC - 浪江IC
高瀬川橋 1,440 m
小高川橋 500 m 浪江IC - 南相馬IC
北鳩原川橋 173 m
原町トンネル 750 m
新田川橋 100 m 南相馬IC - 南相馬鹿島SA
笹部川橋 149 m
上真野川橋 500 m
真野川橋 500 m 南相馬鹿島SA - 相馬IC
町場川橋 100 m
宇多川橋 200 m

※ いわき中央IC - 亘理IC間は対面通行(暫定2車線)

トンネルの数
区間 上り線 下り線
三郷JCT - 流山IC 1 1
流山IC - 柏IC 4 4
柏IC - 日立南太田IC 0 0
日立南太田IC - 日立中央IC 8 8
日立中央IC - 日立北IC 4 4
日立北IC - 高萩IC 1 1
高萩IC - 北茨城IC 0 0
北茨城IC - いわき勿来IC 2 2
いわき勿来IC - いわき中央IC 0 0
いわき中央IC - いわき四倉IC 1
いわき四倉IC - 広野IC 1
広野IC - 浪江IC 0
浪江IC - 南相馬IC 1
南相馬IC - 亘理IC 0
合計 23 23

いわき中央IC以北は、暫定2車線であるため、トンネルの本数は、上下線で1本となっている。 流山 - 柏間は正確には橋(シェルター)扱いとなっている。これは、当該区間が住宅地の中を通過するので騒音防止や、天然記念物のオオタカ保護のため、地面を掘り下げた半地下化構造の上に延長約1.5 kmに渡りトンネル状にふたを掛け、ふた上部に公園を設置しているためである[21][注釈 3]

道路照明灯

  • 三郷IC - 柏IC
  • 友部SA - 友部JCT

柏IC以北は道路照明灯がほぼ皆無であり、道路周囲に建造物がほとんど無いこともあって夜間は暗闇の中を走行することになる。

道路管理者

2005年10月の日本道路公団民営化後は全区間が東日本高速道路(NEXCO東日本)の営業範囲となっており、いわき勿来ICを境に南側を関東支社が、北側を東北支社がそれぞれ管轄している。

  • NEXCO東日本関東支社
    • 谷和原管理事務所 : 三郷IC - 岩間IC
    • 水戸管理事務所 : 岩間IC - いわき勿来IC
  • NEXCO東日本東北支社
    • いわき管理事務所 : いわき勿来IC - 新地IC
    • 仙台管理事務所 : 新地IC - 亘理IC

ハイウェイラジオ

  • 三郷(三郷JCT - 三郷料金所)
  • 守谷(守谷SA - 谷和原IC)
  • 桜土浦(桜土浦IC - 土浦北IC)
  • 石岡(美野里PA - 岩間IC付近)
  • 水戸(友部JCT - 水戸IC)
  • いわき湯本(いわき勿来IC - いわき湯本IC)
  • 四倉(いわき中央IC - いわき四倉IC)
  • 双葉(常磐富岡IC - 浪江IC)
  • 新地(新地IC - 山元南スマートIC)

コールサインは関東支社管内(三郷 - 水戸)では「ハイウェイラジオ常磐道○○」(例:三郷であれば「ハイウェイラジオ常磐道三郷」)、東北支社管内(いわき湯本 - 新地)ではコールサインは「ハイウェイラジオ○○」(例:新地であれば「ハイウェイラジオ新地」)とそれぞれ放送される。

交通量

24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度
三郷JCT - 三郷TBSIC 097,122 101,208 104,146
三郷TBSIC - 流山IC 103,058 106,871
流山IC - 柏IC 089,731 094,187 096,842
柏IC - 谷和原IC 073,342 079,978 081,283
谷和原IC - 谷田部IC 053,890 062,664 065,821
谷田部IC - つくばJCT 050,506 059,744 062,563
つくばJCT - 桜土浦IC 050,573 060,266 065,574
桜土浦IC - 土浦北IC 046,836 059,261 066,277
土浦北IC - 千代田石岡IC 049,465 061,065 067,082
千代田石岡IC - 石岡小美玉SIC 46,463 057,030 063,809
石岡小美玉SIC - 岩間IC 062,326
岩間IC - 友部SASIC 042,382 054,268 059,961
友部SASIC - 友部JCT 042,044 053,350 058,678
友部JCT - 水戸IC 029,680 039,301 043,973
水戸IC - 水戸北SIC 024,432 034,278 038,564
水戸北SIC - 那珂IC 031,164 034,091
那珂IC - 東海SIC 020,996 027,136 030,632
東海SIC - 日立南太田IC 027,205 030,690
日立南太田IC - 日立中央IC 024,267 028,998 031,776
日立中央IC - 日立北IC 022,028 024,995 027,680
日立北IC - 高萩IC 017,336 019,587 023,017
高萩IC - 北茨城IC 014,941 016,853 020,555
北茨城IC - いわき勿来IC 012,409 013,820 017,866
いわき勿来IC - いわき湯本IC 010,602 011,685 016,861
いわき湯本IC - いわきJCT 011,943 013,158 020,624
いわきJCT - いわき中央IC 008,285 009,191 017,985
いわき中央IC - いわき四倉IC 003,569 003,951 013,047
いわき四倉IC - 広野IC 003,388 003,957 014,244
広野IC - 常磐富岡IC 002,135 002,715 010,379
常磐富岡IC - 浪江IC 調査当時未開通 009,604
浪江IC - 南相馬IC 009,057
南相馬IC - 南相馬鹿島SASIC 012,463
南相馬鹿島SASIC - 相馬IC 012,764
相馬IC - 新地IC 011,775
新地IC - 山元IC 012,347
山元IC - 鳥の海PASIC 調査当時未開通 004,528 015,512
鳥の海PASIC - 亘理IC

(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

2002年度

  • 区間別日平均交通量
    • 三郷 - 広野IC平均 : 3万4252台(前年度比92.2%)
    • 最大 : 三郷 - 流山IC 10万633台(前年度比97.7%)
    • 最小 : いわき四倉IC - 広野IC 2758台(前年度比83.5%)
  • 総交通量
    • 年間 : 6167万2629台(前年度比98.0%)
    • 日平均 : 16万8966台
  • 料金収入
    • 年間 : 7010億729万1000円(前年度比98.3%)
    • 日平均 : 1億9207万5000円

渋滞

上記の通り、2002年度には1日あたり三郷IC - 流山ICで10万台を超える交通量でありながら、年末年始ゴールデンウィークお盆の大型連休における帰省ラッシュ・Uターンラッシュの期間中は東名高速道路中央自動車道関越自動車道東北自動車道等の首都圏放射方向の他の高速道路と異なり、30 kmに及ぶ渋滞は滅多に発生しなかったのは、当路線の計画段階から「微弱な上り勾配を少なくして自動車の自然減速を防ぎ、後続車に減速させないようにするなどで混まない道路」が研究され、この成果が出たためとされている。

しかし、近年ではマスコミに東北道の迂回路として紹介されることに加え、磐越道のいわきJCT - 郡山JCT間の4車線化や当路線の全通などで当路線経由ルートの道路事情が改善されたこともあってゴールデンウィークお盆には、上下線の三郷JCT - 北茨城ICで断続的に20 km - 50 km以上の渋滞が、いわき中央IC以北の暫定2車線区間でも数km程度の渋滞が発生することがある。

また、混雑期には午前中を中心に常磐道下りの渋滞が接続する首都高速6号三郷線下りや交差する東京外環道に伸びることがあるほか、平日の夕方には首都高速6号三郷線上りや東京外環道内回りを先頭とする渋滞が常磐道上りに伸びることがある。大都市近郊区間で渋滞が発生する時間帯と主な渋滞の先頭は、午前中に下りの、 - にかけて上り線の谷田部IC付近、谷和原IC付近、守谷SA付近、柏IC付近、流山IC付近、三郷トンネル、三郷JCT付近である。大都市近郊区間以外で渋滞の先頭になりやすいのは、桜土浦IC付近、土浦北IC付近、千代田PA付近、千代田石岡IC付近、美野里PA付近、岩間IC付近、友部SA付近、友部JCT付近、水戸IC付近と日立南太田IC日立北ICの各トンネルである。

なお、2011年のゴールデンウィークでは福島第一原発事故による影響で原発近くを通過する当路線を通行するのを避ける車両が多かったためか、ほとんど渋滞が発生しなかった。一方、東北道では5月3日に下り線の栃木IC付近を先頭に70 km以上渋滞するなど、例年以上に激しい渋滞が発生した。

東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響

東日本大震災、とりわけ福島第一原発事故の影響により工事区間への立ち入りが厳しく制限された関係で、2011年度中に開通を予定していた常磐富岡IC - 南相馬IC間(延長32.7 km)、及び2012年度の開設を予定していたならはPAは、施工スケジュールの見直しを余儀なくされ、供用開始は2014年度までずれこんだ。

同原発から半径20 kmの警戒区域外については震災から約3か月後の2011年5月に建設が再開されたものの、同原発から半径20 kmの警戒区域内においては、浪江IC - 南相馬IC間(延長18.4 km)が1年後、常磐富岡IC - 浪江IC間(延長14.3 km)については2年後の工事再開となった[22]。 震災前に工事中だった箇所の盛土や構造物は、地震の揺れによる損傷に加えて長期間放置された事によって雨水による斜面の浸食鉄筋などの被害が拡大し、急ピッチで復旧作業が進められた[22]。しかし、この頃には常磐道以外でも被災地の復旧工事が本格化した事で慢性的に作業員が不足し、放射能の影響で作業時間の制限や作業員の離脱も相次いで継続的な作業に支障をきたした[22]。また生コンクリートなど建設資材も不足し、同じく放射能の懸念から資材搬入が拒否される事もあったという[22]。工事再開が最も遅れた羽黒川橋では、打設予定日の悪天候に備えてエアドームや単管パイプでの架設屋根を設置するなどして乗り切った[22]。道路舗装用の砕石は遠く静岡県三重県から調達し、受け入れ港である相馬港では周辺住民協力のもと稼働時間を延長するなどして対処した[22]

除染作業は環境省直轄のもと、2012年3月から7月まで先行事業として「常磐自動車道警戒区域内における除染モデル実証事業」が、同年12月3日から翌13年6月28日にかけて本格的に「常磐自動車道除染等工事」が実施され[23]、その結果低減率19~55%が確認された。この結果について環境省は、2013年度内に開通を目指すとしていた広野IC - 常磐富岡IC間(延長16.4 km)については“概ね当初の方針どおり線量を低減”とし、その他の区間についても“一部で線量の高い区間があるものの一定程度低減”としている[24]

その後、除染の達成状況を確認するため、2014年10月に同省がモニタリングカーによる走行サーベイを実施したところ、浪江IC - 南相馬ICでは2014年10月21日測定時点で平均0.6~0.7μSv/h、広野IC - 常磐富岡ICでは2014年10月29日測定時点で平均1.3~1.5μSv/h、常磐富岡IC - 浪江ICでは2014年10月21日測定時点で平均0.5~2.4μSv/hと同省が常磐自動車道での除染方針の目標で挙げた3.8μSv/h以下(9.5μSv/h超の線量の場合は概ね9.5μSv/h以下)を下回ることが確認された[25]

  • 2011年3月11日 : 東北地方太平洋沖地震の発生により全線通行止。この内、那珂IC - 水戸IC間の上り線の一部区間で本線が崩壊する被害があった。本震により本線部分まで被害が出たのは唯一である(他の地域でも路肩部分の崩壊や余震による崩壊はあった)。
  • 2011年3月16日 : 三郷IC/JCT - 水戸IC間復旧。
  • 2011年3月21日 : 水戸IC - いわき中央IC間復旧。
  • 2011年3月24日 : 山元IC - 亘理IC間復旧。
  • 2011年4月1日 : いわき中央IC - いわき四倉IC間復旧。
  • 2011年4月28日 : いわき四倉IC - 広野IC間復旧により同IC - 常磐富岡IC間を除く開通区間が応急復旧完了。
  • 2011年6月20日 : 東日本大震災の被災者支援、東電福島第一原発事故による避難者や復旧・復興支援を目的に一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を水戸IC - 広野IC間及び山元IC - 亘理IC間で開始。
  • 2011年8月31日 : 復旧・復興支援を目的に中型車以上の車両を対象に通行料金を無料とする措置を打ち切り。
  • 2011年9月5日 : 広野IC - 常磐富岡IC間を除く開通区間が東日本大震災の本復旧工事を開始。
  • 2011年12月1日 : 東日本大震災の復興支援として全車種に無料措置を実施開始。
  • 2012年3月31日 : 東日本大震災の復興支援として全車種に無料措置が終了。
  • 2012年4月1日 : 東電福島第一原発事故による警戒区域等から避難している人が乗車する車両(ETC車を除く)のみで無料措置を実施開始。
  • 2012年4月8日 : 南相馬IC - 相馬IC間が開通。同区間は全車無料措置のため2014年12月6日の相馬IC - 山元IC間開通まで無料通行となり[26]、最高速度も60 km/hに規制されていた。
  • 2012年12月22日: 広野IC - 常磐富岡IC間および南相馬IC - 相馬IC間を除く開通区間の本復旧工事が完了。
  • 2014年2月22日 : 東日本大震災以来通行止めとなっていた広野IC - 常磐富岡IC間が3年ぶりに再開通(通行再開)[27][28]
  • 2014年12月6日 : 浪江IC - 南相馬IC間および相馬IC - 山元IC間が開通し、鳥の海PAが開設。これに伴い南相馬IC - 相馬IC間の全車無料措置が終了。
  • 2015年2月21日 : 南相馬鹿島SA/スマートICが供用開始[14]
  • 2015年3月1日 : 常磐富岡IC - 浪江IC間開通に伴い常磐自動車道が全線開通し、同時にならはPAが供用開始。
  • 2015年6月12日 : 大熊IC及び双葉ICを、追加インターチェンジとして連結許可[4]。大熊ICは2018年度、双葉ICは2019年度に、それぞれ供用開始予定[5]
  • 2016年3月31日 : 東電福島第一原発事故による警戒区域等から避難している人が乗車する車両(ETC車を除く)のみでの無料措置が終了[29]

地理

通過する自治体

接続する高速道路

脚注

注釈

  1. いわき中央ICまで開通したのが1988年であることから、1年違いで幻の全線開通であったともいえる。
  2. 今後、仙台東部道路、仙台北部道路、およびこれらを連絡する仙塩道路の一部(仙台港北IC - 利府JCT間)についてはこれまでの先例(例:山形自動車道笹谷IC - 関沢ICなど)から、利用者の便宜を図ってこれら全てを常磐自動車道と改称する可能性がある(その際該当区間を高速自動車国道に昇格させるケースと、並行する一般国道自動車専用道路扱いのままとするケースが考えられる)。
  3. これは、国内高速道路では初となる道路構造となったほか、海抜マイナス2メートルという建設当時としては、最も低い場所を通るユニークな要素をもつ高速道路となった。

出典

  1. スマートインターチェンジの新規事業化、準備段階調査の箇所を決定 〜高速道路の有効利用や地域経済の活性化に向けて〜 (PDF)”. 国土交通省道路局 (2017年7月21日). . 2017閲覧.
  2. スマートインターチェンジの新規採択について - 国土交通省、2014年7月25日
  3. 小名浜に新IC 常磐道、33年度供用目指す 国交省発表 福島民報 2014年8月9日付
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 常磐道の追加インターチェンジの設置について 国土交通省 2015年6月12日掲載・閲覧
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 常磐道のIC設置を許可=18、19年度に2カ所-太田国交相 時事ドットコム 2015年6月12日掲載・閲覧
  6. 東北中央自動車道 相馬西道路の開通予定の見直しについて (PDF)”. 国土交通省東北地方整備局 磐城国道事務所 (2017年8月10日). . 2017閲覧.
  7. 7.0 7.1 いばらき建設技術研究会;立原信永 (2002, p. 9)
  8. 「常磐自動車道・首都高速と直結 柏 - 三郷が完成 華やかに開通式」『いはらき』茨城新聞社、1985年1月24日付日刊、1面。
  9. 「常磐自動車道 - 難工事を突破、北へ」いばらき新時代-16-『いはらき茨城新聞社、1985年1月20日付日刊、1面。
  10. 10.0 10.1 「常磐道さらに北へ」『茨城新聞』、1992年1月3日付日刊、2面。
  11. いばらき建設技術研究会;立原信永 (2002, p. 2)
  12. 12.0 12.1 12.2 12.3 12.4 12.5 “常磐自動車道の全線開通について” (プレスリリース), 東日本高速道路, (2014年12月25日), http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/head_office/h26/1225/ . 2016閲覧. 
  13. 国土交通省 報道発表資料:高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について
  14. 14.0 14.1 14.2 常磐自動車道 南相馬鹿島SA及びならはPAの開業について”. 東日本高速道路株式会社東北支社 (2015年1月30日). . 2015閲覧.
  15. 南相馬鹿島スマートインターチェンジの開通について”. 南相馬市 (2015年1月30日). . 2015閲覧.
  16. 常磐自動車道の全線開通について 2014年12月25日付
  17. 常磐自動車道の4車線化について
  18. 常磐自動車道 鳥の海スマートIC 営業開始セレモニーの実施について 〜先着5名のお客さま(事前受付が必要)に通行認定証と記念品を贈呈します〜 (PDF)”. 東日本高速道路株式会社 東北支社仙台管理事務所 (2016年2月19日). . 2016閲覧.
  19. 常磐自動車道『山元南スマートインターチェンジ』が4月1日(土)15時に開通します。 わかりやすい道路案内の実現に向け、高速道路ナンバリング標識を設置します。 (PDF)”. 山元町・東日本高速道路株式会社 (2017年3月6日). . 2017閲覧.
  20. 【E6】常磐自動車道 四倉PA(下り線)に商業施設が新規オープン 〜8月3日(木)午前10時〜 (PDF)”. 東日本高速道路株式会社・ネクセリア東日本株式会社 (2017年6月27日). . 2017閲覧.
  21. 「柏 - 三郷、一月に開通 常磐自動車道 万博客輸送へ対応」『いはらき茨城新聞社、1984年12月25日付日刊、1面。
  22. 22.0 22.1 22.2 22.3 22.4 22.5 “東日本復興特報版 -“希望のみち”来春に全線供用-”. 建設通信新聞 (日刊建設通信新聞社). (2014年12月9日) 
  23. “常磐自動車道における除染結果について”. 浪江町公式ページ (浪江町). (2013年10月1日). http://www.town.namie.fukushima.jp/site/shinsai/namie-1002.html 
  24. “報道発表資料 -常磐自動車道における除染の結果について-”. 環境省公式ページ (環境省). (2013年9月27日). http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17181 
  25. “報道発表資料 -常磐自動車道(浪江~南相馬)における除染方針の達成状況について-”. 環境省公式ページ (環境省). (2014年12月4日). http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17181 
  26. 常磐自動車道 南相馬IC~相馬IC間における無料措置の継続について NEXCO東日本 2014年3月10日発表、同日閲覧
  27. 福島原発周辺の常磐道、2月末に再開通 震災後の通行止め区間なくなる SankeiBiz 2014年1月10日付
  28. 2月末までに再開通=震災で通行止めの常磐道 時事ドットコム 2014年1月10日付
  29. 原発事故による警戒区域等から避難されている方に対する高速道路の無料措置4月以降の取扱いについて NEXCO東日本・中日本・西日本・JB本四高速 2014年3月10日発表、同日閲覧

参考文献

いばらき建設技術研究会;立原信永、2002、「茨城の道路づくり (PDF) 」 、『いばらきの建設文化を語る懇談会 -現場における建設技術の継承を目指して-』、公益社団法人土木学会関東支部茨城会

関連項目

外部リンク



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