新篠津村

提供: miniwiki
移動先:案内検索

新篠津村(しんしのつむら)は、北海道石狩振興局管内北部にある管内唯一の

村名は、母村だった篠津村(現江別市)に由来する。篠津はアイヌ語の「シリノッ」(突き出たあご)の意。

地理

石狩振興局管内北東部に位置。また、同管内では唯一の村であり、人口規模も最小である。東部は石狩川に接し、対岸に岩見沢市北村地域がある。村域の全ては石狩平野の中にあり、村面積のほとんどは水田となっている。 特別豪雪地帯

  • 山 : なし
  • 河川 : 石狩川、篠津川、篠津運河
  • 湖沼 : しのつ湖(石狩川から分離した三日月湖

隣接している自治体

人口

新篠津村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

沿革

市町村合併

隣接する江別市と、2008年度(平成20年度)の合併を目指して協議が行われていたが、農業政策の不一致などを理由に2008年(平成20年)7月10日をもって合併協議が打ち切られた[1][2]

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は農業(稲作)。石狩振興局の自治体ではあるが空知総合振興局の岩見沢市と経済的な結び付きが強く、特に小売業においては岩見沢市の1次商圏(同市での購買率が56%以上)に属するほど。

  • 農協
    • 新篠津村農業協同組合(JA新しのつ)
  • 金融機関
  • 郵便局
    • 新篠津郵便局(集配局)
  • 宅配便
    • ヤマト運輸:札幌主管支店当別センター(当別町)
    • 佐川急便:岩見沢営業所(岩見沢市)
    • 日本通運:札幌支店札幌自動車事業所(札幌市白石区)

公共機関

教育

交通

鉄道

なし。村東部の最寄り駅は石狩川対岸の函館本線上幌向駅(岩見沢市)となる。

西部は当別町との町境付近を札沼線(学園都市線)が通っており、 北海道医療大学駅石狩金沢駅本中小屋駅(いずれも当別町)などが付近にある。

バス

タクシー

  • 当別圏エリア
  • タクシー会社
    • 新篠津自動車工業(新篠津ハイヤー)

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • しんしのつ温泉たっぷの湯
  • ニューしのつゴルフ場
  • しのつ公園
  • しのつ湖わかさぎ釣り(12月〜翌年3月)
  • 新しのつ青空まつり

その他

しのつ湖の北側に位置する宍粟(しそう)の地名起源は1894年に兵庫県の旧宍粟郡の住民らが開墾団として入植したことによる[3]。宍粟の地名起源の発見の経緯や開拓団の具体的な記録はデジタル工房本門の映像作品「北の大地の『宍粟』」にまとめられている[4]

脚注

  1. 江別市企画政策部〜市町村合併のページ”. 2010年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
  2. 市町村合併:江別、新篠津が決裂 農業基盤整備で折り合わず /北海道 – 毎日jp(毎日新聞)
  3. もう一つの宍粟①開拓団の足どり”. 2018年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2018閲覧.
  4. 『神戸新聞』2015年4月6日付

外部リンク