本巣市

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本巣市(もとすし)

埼玉県中北部,荒川元荒川の沖積低地と,その中間の大宮台地上にある市。 1954年鴻巣町と箕田村,田間宮村,馬室村,笠原村の4村が合体,さらに常光村も編入して市制。 2005年吹上町と川里町を編入。中心市街地の鴻巣は,大宮台地の北端に立地し,江戸時代は中山道の宿場町,市場町として発展。4と9の日には市が立った。元禄年間 (1688~1704) の頃より土人形の製作が始まり,江戸時代末期には雛人形がつくられ,江戸をはじめ関東一円に鴻巣雛として売られた。現在でも五月人形などを特産。市域のほぼ中央を北上する国 17号線沿いには自動車部品,印刷,紙加工品,輸送機械などの工場が進出。 JR高崎線の沿線には住宅団地が建設されるなど,都市化が著しい。北西部の寺谷ではシクラメン,パンジー,ヒナギク,セキチクなどの草木栽培が行なわれ,花卉卸売市場がある。生出塚 (おいねづか) の埴輪窯跡出土品は国の重要文化財に指定。

脚注


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