東岡山駅

提供: miniwiki
移動先:案内検索


東岡山駅(ひがしおかやまえき)は、岡山県岡山市中区土田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

利用可能な鉄道路線

山陽本線所属線[1]とし、赤穂線を加えた2路線が乗り入れる。赤穂線は当駅が線路名称上の終着駅ではあるが、現在はすべての赤穂線列車が山陽本線経由で岡山駅以西へと直通する。しかし、岡山駅改良工事の関係で、一時期当駅止まりおよび当駅で山陽本線・赤穂線への分割・併合を行う列車があった。

歴史

駅構造

相対式ホーム島式ホームの複合型3面4線のホームを持つ地上駅で、各ホームは跨線橋で連絡している。南北双方に改札口があるが、駅員が常駐しているのは南口駅舎。北口は時間帯によって無人となる。待合室がある。

当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として、山陽本線の三石駅 - 西川原駅間各駅と赤穂線寒河駅 - 大多羅駅間各駅(つまり、西川原駅以東の岡山支社管内のすべての駅)を管轄している。和気駅西大寺駅瀬戸駅は地区駅として位置付けられている。北口は、以前はジェイアール西日本岡山メンテックに委託していたが、2007年の自動改札機導入直前に、同様に委託していた尾道駅北口とともに直営化された。

2007年(平成19年)6月に自動改札機が設置され、その後ICOCA利用可能駅となった(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ただし、北口の自動改札機は簡易式のものとなっている。

2004年(平成16年)2月に改修が行われ、車椅子対応のトイレが新設された。同時に各ホームにエレベーターを設置し、北口にはスロープが新設された。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 S 山陽本線[3] 下り 岡山三原方面 N 1番乗り場 赤穂線播州赤穂方面からの列車

S 2番乗り場 山陽本線姫路方面からの列車

3 N 赤穂線 上り 西大寺播州赤穂方面
4 S 山陽本線 上り 和気姫路方面

現在は奇数番線に赤穂線へ(から)の列車、偶数番線に和気・相生・姫路方面へ(から)の列車が発着する。

岡山駅改良工事の関係で当駅で分割併合を行っていた一部の上り列車では、この原則が崩れたことがあった(山陽本線で3番線・赤穂線で4番線に停車)。そのため、3・4番のりばの駅名標は駅名表示を2016年3月に新ラインカラー入りに更新するまで「じょうとう/おおだら」と表示されていた。また、3番のりばは3方向すべての入線・出発に対応しているほか、1番のりばは相生方面からの入線および播州赤穂方面への出発にも対応している。実際、2011年に2番のりばに故障車が停車中、相生方面からの電車が1番のりばに入線している。

通過列車(貨物列車など)は下りは2番のりば、上りは4番のりばを通過する。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 3,367
2000 3,310
2001 3,162
2002 3,092
2003 3,077
2004 2,979
2005 2,907
2006 2,902
2007 3,005
2008 3,111
2009 3,036
2010 3,107
2011 3,148
2012 3,178
2013 3,376
2014 3,396
2015 3,637
2016 3,754

駅周辺

駅周辺は岡山市中心部から7kmほど離れたベッドタウンである。駅南側にロータリー、バス乗り場とタクシー乗り場が整備されており、有料駐車場と有料駐輪場を完備している。駅南側より国道250号に接続。駅北側に山陽新幹線が並行しており、北口へはこの高架をくぐる。

かつては駅南側に西大寺鉄道長岡(後の財田)駅があり、赤穂線開業までは西大寺方面への乗換駅として機能していた。この駅は1962年(昭和37年)の赤穂線開業に伴う西大寺鉄道の廃止後も線路を撤去しただけで長くそのまま放置されていたが、1980年代に整地の上で駐車場と駐輪場が設けられている。

1990年代まで駅西側の踏切は有人であったが、現在は無人化されている。


駅南口側

駅北口側

バス路線

その他

隣の駅

西日本旅客鉄道
S 山陽本線
上道駅 - 東岡山駅 - 高島駅
N 赤穂線(東岡山駅 - 岡山駅間は山陽本線)
大多羅駅 - 東岡山駅 - 高島駅

脚注

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. 「停車場改称」『官報』1905年12月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. 1番のりばは以前は「赤穂線」と案内していたが、路線記号導入時に「山陽線」に統一した。
  4. 出典:岡山県統計年報

関連項目

外部リンク