綾川町

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堤山(羽床富士)

綾川町(あやがわちょう)は、香川県中部に位置する讃岐うどん発祥の地として知られる[1]。のどかな田園地帯が広がり、町域を綾川が北流する。

町内には約60基の古墳や推定200基以上の跡がある。また、平安時代讃岐国国司だった菅原道真ゆかりの滝宮天満宮では、滝宮の念仏踊が有名である。町内の神社では、全国的にも珍しい親子獅子舞が奉納されている。

地理

香川県内のほぼ中央に位置し、町域南方に讃岐山脈が広がる。讃岐七富士のうち、2つを擁する。綾川が北流する。

  • 山:堤山(羽床富士)、高鉢山(綾上富士)、十瓶山、笠形山、前山、大高見峰、城山、陣ケ峰、鷹の巣山、鞍掛山、火の山
  • 河川:綾川
  • 池:大羽茂池、長柄池(長柄ダム)、府中湖(府中ダム)、綾山湖(田万ダム)、永富池、北条池
  • 風穴:高鉢山山頂付近には日本3大風穴(ふうけつ)がある

文化

  • 有形文化財:法道寺(山田下)の地蔵菩薩立像は国の重要文化財に指定されている
  • 無形文化財:国指定の重要無形民俗文化財の「念仏踊」が8月25日の午前中に滝宮神社、午後に滝宮天満宮で奉納される。讃岐守菅原道真が雨乞いによって讃岐を大干ばつから救ったことを讃えて始まり、後に法然が振付けをしたと伝えられている
  • 食:うどん発祥の地。西暦804年、唐に渡った空海より麺の製法を伝授された智泉大徳が故郷滝宮の両親に麺を振舞ったのがうどんの起源とされ、この地が「うどん」の発祥の地と知られている[2]。現在でも、うどん店として、山越、池内、田村、松岡、岡など有名店が多数点在する。どじょうをいれた味噌風味のどじょう汁が郷土の料理。綾川町さぬきうどん研究会があり、定期的にうどん教室を行っている。
  • 地酒綾菊酒造(1720年創業)全国新酒鑑評会〈金賞〉を多数受賞し、連続13回の受賞記録を持っている。これは国重という社内でただ一人の杜氏による記録であり、杜氏一人につき一樽しか出品できないため、他に類を見ない記録である。
  • 田万ダム南の綾川町枌所東猿飼付近のあちこちにゲンジボタルの自生地。
  • 綾川町を舞台・ロケ地にした作品
  • 映画:香川県内に3館ある一般常設映画館の内1つ、イオンシネマ綾川シネマコンプレックス)があり、8スクリーンを備える。

歴史

沿革

  • 2006年平成18年)3月21日 綾歌郡の綾上町綾南町による合併(新設合併)により綾川町成立。町長職務執行者には祐安正(旧綾上町長)が就任。同時に町旗と町章を制定する。[3][4]
  • 2006年(平成18年)4月18日 第1回綾川町長選挙告示。藤井賢(旧綾南町長)が無投票で当選。
  • 2010年(平成22年)4月 第2回綾川町長選挙。藤井賢が無投票で再選。
  • 2014年(平成26年)4月 第3回綾川町長選挙。藤井賢が3選し、現職最高齢首長となる[5]

行政

  • 町長 藤井賢
  • 町会議員 定数16人
  • 消防は1982年昭和57年)旧2町時代から高松市に委託しており、町内には高松市西消防署綾川分署を置いている。
  • 警察は同町滝宮に高松西警察署があり、町内に畑田駐在所、陶駐在所、山田駐在所、羽床上駐在所、枌所駐在所がある。

経済

特産品

姉妹都市・提携都市

地域

人口

綾川町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育

大学・短期大学

  • 町内にはない。

高等学校

中学校

町内の中学校はすべて町立。

小学校

町内の小学校はすべて町立。

交通

空港

  • 高松空港はターミナルなどの主要部分は隣接の高松市にあるが、一部が綾川町に属する。

鉄道路線

町内の鉄道路線は琴平街道沿に高松琴平電気鉄道琴平線が通っており、町役場への最寄駅は滝宮駅である。1926年の開業当時の姿を残す滝宮駅舎は、近くのことでん綾川橋梁とともに近代化産業遺産認定されている[6]。綾川駅は陶駅 - 滝宮駅間のイオンモール綾川近くに2013年12月15日に開業したことでんで最も新しい駅である。

他市町との連絡時間は、滝宮駅と高松市中心部の瓦町駅間は約35分、滝宮駅と高松築港駅間は約40分で、下り方面の滝宮駅と琴電琴平駅間は約20分で連絡されている。

バス

  • 綾川町営バス[1]
    • あさひ交通が受託運行。5路線が運行されており、主要バス停で乗り換え可能。
  • 琴参バス

道路

一般国道は32号と377号、2本の国道が町域を通過し幹線道路の役目を果たしている。32号は高松市琴平町を結ぶ琴平街道のバイパス道路として建設された道路で、町域北部を北東から南西に通過し、全線で4車線が確保されている。滝宮地区の沿線にはイオンモール綾川など大型小売店が多く出店しており交通量も多い。377号は香川県南部を東西に貫く道路で、町域南部(旧綾上町域)を南東の高松市塩江町方面から北西へ丸亀市綾歌町方面へ通過している。2本の国道は町内では交差しておらず、町域の南北を連絡する主要道路としては北の坂出市方面や南のまんのう町方面に通じる香川県道17号府中造田線や、高松市国分寺町方面に通じる香川県道39号国分寺中通線などがある(県道39号の綾川・まんのう町境は狭隘な区間が残る)。香川県道282号高松琴平線(旧国道32号)の滝宮橋は土木学会選奨土木遺産に選定されている[7]

高速道路

町内に高松自動車道がわずかに通るがインターチェンジ(IC)はない。最寄ICは滝宮地区に隣接する坂出市府中町にある府中湖PA/スマートICである(24時間利用可能・2009年4月1日恒久化)。ETCを利用しない場合は坂出IC、もしくは町東部では高松西IC高松檀紙ICが近い。

一般国道

県道

道の駅

国道32号沿に位置しているが、香川県道282号高松琴平線側からも町道を経由しての利用が可能。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡

自然・景勝地
水源の森百選」にも選ばれる綾川上流の渓谷紅葉の名所。
  • 鞍掛山
  • 高鉢山(綾上富士) 日本3大風穴の一つがこの山にある。
  • 堤山(羽床富士)
  • 堀池のしだれ桜 西分地区の個人の庭にあるしだれ桜

文化施設

  • うどん会館
  • ふるさと資料館
  • 綾川町立図書館
    • 綾川町立生涯学習センター
    • 綾川町立綾上図書館
  • もみじ温泉
  • イオンシネマ綾川
  • 綾川町主基斎田記念館

公園

スポーツ・レクリェーション施設

祭事・催事

  • 滝宮天満宮お初天神(1月25日)
  • うそかえ神事・献麺式(4月24日)
  • 主基斎田御田植えまつり(6月、主基斎田跡地)
大正天皇即位の礼の後に行われる大嘗祭において、1914年大正3年)、西日本から山田上(旧山田村)が主基斎田(すきさいでん)に選定された。東日本からは岡崎市中島町(旧碧海郡六ツ美村)が悠紀斎田(ゆきさいでん)に選定された。これを記念して翌1915年(大正4年)5月27日、山田村で開催された祭りを「主基斎田御田植えまつり」という。農業経営高の女子生徒が早乙女となり大正時代田植えを再現する(農業経営高は主基斎田指定を記念して開校した学校である。開校時の校名は綾歌郡立主基農林学校)。2015年(平成27年)6月21日に開かれた100周年記念式典には秋篠宮文仁親王同妃紀子が出席した[9]

出身有名人

脚注

関連項目

外部リンク