美深町

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美深町(びふかちょう)は、北海道の上川地方北部に位置する町。

町名の由来

天塩川の砂利川原を指すアイヌ語の「ピウカ(piwka)」(石の多い場所)に由来する[1]。なお、町内の美深駅は当初「ぴうか」と呼んだが、1951年(昭和26年)7月14日に読みを「びふか」に改めている。

地理

町内を南北にかけて天塩川が流れ、国道40号宗谷本線が走る。町面積のほとんどは森林。西の天塩山地、東の北見山地に囲まれる。特別豪雪地帯

  • 山: 函岳(1,124m)
  • 河川: 天塩川
  • 湖沼:

隣接している自治体

気候

内陸性の気候で寒暖の差が激しく、冬は日本屈指の酷寒地帯であり、1月の平均気温は-9.2℃である。1931年1月27日には、当時の委託観測所において、国内の最低気温となる-41.5℃を記録している[2]

美深町
雨温図説明
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4
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115
 
-2
-9
気温(°C
総降水量(mm)
出典:[1]

人口

美深町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

沿革

経済

基幹産業は農業、酪農、林業。留萌支庁遠別町と並ぶ稲作の北限地。チョウザメが特産である。

金融機関

立地企業

農協

郵便局

  • 美深郵便局(集配局)
  • 恩根内郵便局
  • 仁宇布簡易郵便局

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

国内

海外

教育

  • 道立高等学校
  • 中学校
    • 美深
  • 小学校
    • 美深
  • 小中学校
    • 仁宇布

交通

空港

道路

鉄道

かつては美深から美幸線が分岐していたが、現在は廃止されている。

バス

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

美深町文化財

  • 天塩川名由来の地
  • 富岡遺跡
  • モンポナイ遺跡
  • 楠遺跡
  • 松山湿原

観光

国土庁「水の郷百選」認定。

出身有名人

脚注

  1. アイヌ語地名リスト ノブト~ヒラキ P101-110”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). . 2017閲覧.
  2. 日本の気象観測史上極値 ※気象庁監修『気象年鑑』2007年以前の版における順位表も参照のこと。
  3. 美深の乗降を開始します (PDF)”. 道北バス. . 2018閲覧.

関連項目

外部リンク