聖マリアンナ医科大学

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聖マリアンナ医科大学
大学設置/創立 1971年
学校種別 私立
設置者 学校法人聖マリアンナ医科大学
本部所在地 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
キャンパス 川崎(神奈川県川崎市)
学部 医学部
研究科 医学研究科
ウェブサイト 聖マリアンナ医科大学公式サイト
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聖マリアンナ医科大学(せいまりあんないかだいがく、英語: St. Mariannna university School of Medicine

神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1に本部を置く日本私立大学

1971年に設置。大学の略称は聖マリ・聖医大(内部では「マリアンナ」又は「聖マ」と略す傾向が強い)。

概観

聖マリアンナ医科大学は、神奈川県川崎市宮前区に、カトリック系の財団法人聖マリアンナ会東横病院を母体として、1971年明石嘉聞博士によって東洋医科大学の名で創立された。1973年現在の名称に変更されている。民間病院が母体として開学した新設医大としては、当学と川崎医科大学埼玉医科大学のみとなっている[1]

建学の精神は、「キリスト教的人類愛に根ざした、生命の尊厳を基調とする医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕する人間の育成、ならびに専門的研究の成果を人類の福祉に活かしていく医師の養成」。学部では宗教学の講座がある。

6年間の学費は3,440万円(2014年度、自治会費や父兄会費等は別途)。付属の聖マリアンナ医科大学病院は、川崎市北西部では数少ない大規模な医療施設であり、地域医療の中核を担う。神奈川県初の救命救急センターの指定を受けている。

東急田園都市線・小田急小田原線の中間に位置し、両線の駅から離れているため、溝の口駅宮前平駅あざみ野駅向ヶ丘遊園駅生田駅百合ヶ丘駅新百合ヶ丘駅など、両線の複数の駅へ放射状にバス路線が伸び、バスが頻発している。各駅へはそれぞれ15~30分程度の時間を要する。

世界で5番目、アジアで初となるFIFA(国際サッカー連盟)メディカルセンターに指定されており、サッカー日本代表を支えている。

2014年4月22日上智大学と教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結[2][3]

学部等

大学院

付属機関

大学構内

関連施設

聖母マリア像

聖母マリアの像が、学内に設置してある。

  • 大学病院…本館2階に安置。
  • 西部病院…看護師寮と遊水池の間の小道の先に安置。

学生生活

学園祭

学園祭は「聖医祭」と呼ばれている。校内関係者や近隣住民の他、入院患者にも公開されている。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

明石勝也 聖マリアンナ医科大学理事長

三浦偉久男 内科学(血液・腫瘍内科)教授。血液関連腫瘍を主とした染色体の権威である。

脚注

関連項目

  • 川崎縦貫高速鉄道 - 川崎市営の地下鉄。大学付近に駅を設置する計画がある。
  • FIFA(国際サッカー連盟)メディカルセンター -
2007年12月14日に世界で5番目(アジア初)のFIFAメディカルセンターとして認定され、FIFAスポーツ医学委員会のミッシェル・ドーグ委員長から認定書を授与された。同委員会の委員で、日本サッカー協会スポーツ医学委員会の前学長・青木治人委員長は「フットボールの研究、臨床の拠点になる。(今後は)国内だけだなくアジアの人との連係をとってやっていかなければならないと思ってます」とのコメントを寄せている。
  • 昭和薬科大学 - 2003年7月に「教育・研究の交流に関する協定」を締結した。
  • 高神大学校大韓民国) - 2011年12月16日に、医学教育交流プログラムに関する協定を締結した。
  • 上智大学 - 同じカトリック系の大学として、2012年度より、上智大学総合人間科学部看護学科の看護実習を聖マリアンナ医科大学病院が受け入れている。その後、2014年4月22日に、教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。
  • 明治大学 - 2013年7月3日に、教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。
  • 東京純心女子大学 - 2013年11月13日、同じカトリック系大学として、2015年度に東京純心女子大学が開設する看護学部に対して全面的に協力する相互連携に関する合意文書を締結した。
  • 江原国立大学(大韓民国) - 2015年1月26日に「医学教育交流プログラムに関する協定」を締結。

外部リンク