若年寄

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若年寄(わかどしより)

江戸幕府の職名。老中に次ぐ重職で,老中留守居,三奉行などの管轄以外の諸士を統轄し幕政に参与し,参政,少老,執事,旗本支配とも呼ばれた。初めは専任の職ではなく,寛永 10 (1633) 年松平信綱以下6人に協議して小事を裁決させたのが始りで,同 15年若年寄と呼ばれるようになった。一時中絶されたこともあったが,寛文2 (62) 年復活し,延享2 (1745) 年制度改革し,以後幕末まで常置された。小禄の譜代大名が任じられ,普通定員は3~5名であった。別に西丸若年寄,大御所付若年寄がいた。



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