解放戦争 (ドイツ)

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解放戦争(かいほうせんそう、: Befreiungskriege: German War of Liberation

1813~14年の間にヨーロッパ各国が,ナポレオン1世の軍事的支配に対抗して行なった一連の戦争をいう。ナポレオンが,ロシア遠征に失敗すると,ロシア皇帝アレクサンドル1世は諸国民解放を唱えて 13年1月ニーメン川を越え,また一方,プロシア改革により,プロシアでは反ナポレオン的国民意識が高揚し,解放戦争への契機をつくった。 13年2月まずロシア,プロシア間のカリシュ条約が成立し,10月にはオーストリアも同盟軍に参加した。8月の戦闘までナポレオンは勝利を収めたが,10月 16~19日,プロシア,オーストリア,ロシアの連合軍が,ライプチヒの戦い (諸国民の戦いとも呼ばれる) でナポレオンを破って勝敗を決し,その結果,ナポレオンは退位するにいたった。



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