銀貨

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銀貨(ぎんか)

銀を素材とする鋳貨。鋳貨として一定の形状、品位、量目をもつ銀貨が最初に鋳造されたのは紀元前7世紀ごろのギリシアであったとされる。日本では和同(わどう)銀銭が最古であるが、本格的に流通した銀貨でもっとも古いのは慶長(けいちょう)銀である。銀貨は金貨と並んで古くから本位貨幣とされたが、銀のほうが産地や産出量が多かったので、実際には銀貨のほうが利用されることが多く、とくに13、14世紀には地中海貿易で広く用いられた。しかし19世紀後半になると金本位制度が広く行われるようになったため、銀貨は一般には補助貨幣となるに至った。

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