降雪

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降雪(こうせつ)とは、が降ること。気象用語としてはなどの固形の降水も含まれる。積雪に対して、一定期間内に降った雪の量を降雪の深さまたは降雪量と言う。

2005年の寒候期から、積雪計のある気象台測候所で計測方式を変更した。2005年9月以前は気象台と有人の測候所では雪板を用い、9時、15時、21時に新たに降り積もった雪の深さを観測していた。2005年10月以降も積雪計のない地点では雪板による観測が行われている。

統計方法

  • 1時間ごとの積雪の深さから増加分のみを加算して求められる。
  • 気象観測では、降雪がなかった場合には-(ハイフン。降雪なしの意味)で記述され、降雪があっても積もらなかった場合には0cmと記述される。なお、雪ではなく冬季に霰(あられ)や雹(ひょう)が降った場合も降雪として記録されるため、観測資料に降雪量が記されている場合でも、必ずしも雪が降ったとは限らない。例えば、ある月の降雪量が0cm(降雪はあったが積もらなかった)であるにもかかわらず雪日数(雪かみぞれによる降水のあった日数)が0日であれば、雪は降っていないことになる。このような場合は霰や雹による降水であることが多い。なお、現在は積雪計のある気象台、測候所では上記したとおり統計方法が変わったため、その地点では降雪0cmと言う表記はなくなり、年間降雪量が-(ハイフン)なのに雪日数は0日ではないという現象が起きている。
  • 積雪計による自動計測では実際に雪が降っていない場合でも地吹雪や温度差による積雪の伸縮によって増加した分が降雪として観測される。

外部リンク

テンプレート:気象要素