隼人

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隼人(はやと)

古代南九州に居住していた一部族。主として大隅,薩摩地方に居住していた。5世紀中頃以降大和朝廷に服属し,勇猛敏捷であったため,徴発されて宮門の警衛,行幸の先駆などを勤めた。大宝令では隼人司がおかれ,6年交代で朝廷に勤番し,勤番後,畿内,近江,播磨などに土着を許された。一方,8世紀の初め頃隼人の反乱が起り,たびたび鎮圧軍が派遣されたが,大隅,薩摩の国司に大宰府官人が任命されるようになってから,次第に律令支配体制に組込まれていった。



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