「AbemaTV 将棋チャンネル」の版間の差分

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'''AbemaTV 将棋チャンネル'''は、株式会社AbemaTVの運営するインターネットテレビ局「[[AbemaTV]]」におけるチャンネルの1つ。その名の通り[[将棋]]を専門に扱う。
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{{テンプレート:20180815sk}}
== 概要 ==
 
[[2017年]][[2月1日]]に開設された。元々はAbemaTVの[[藤田晋]]社長と[[雀鬼会]]で親交のあった[[棋士 (将棋)|将棋棋士]]の[[鈴木大介]]が、藤田に将棋チャンネルの開設を提案してきたのがきっかけでスタートした経緯がある<ref>[https://www.shogi.or.jp/column/2017/08/_1_40.html 羽生善治三冠とサイバーエージェント藤田社長、二人の考える将棋のいいところとは?] 日本将棋連盟 2017年8月4日</ref>。また番組内容の面では、同じく将棋棋士の[[遠山雄亮]]が、チャンネルの立ち上げ段階からプロデューサーとして関与している<ref>[https://www.toyama-shogi.com/entry/2017/01/20/214006 2月1日にAbemaTV将棋チャンネルが開設!] 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース 2017年1月20日</ref>。
 
 
 
[[棋戦 (将棋)|タイトル戦]]では、他局が独占配信権を持つ[[叡王戦]]<ref group="注">[[ドワンゴ]]主催のため、[[ニコニコ生放送]]が独占配信している。</ref>・[[王将戦]]<ref group="注">CS放送[[囲碁・将棋チャンネル]]が協賛しているため、同チャンネルでの独占放送、及び同社の「将棋プレミアム」による独占配信が行われている。</ref>を除く6棋戦([[名人戦 (将棋)|名人戦]]・[[竜王戦]]・[[王位戦 (将棋)|王位戦]]・[[王座戦 (将棋)|王座戦]]・[[棋王戦 (将棋)|棋王戦]]・[[棋聖戦 (将棋)|棋聖戦]])の[[番勝負]]を生中継する。またそれ以外に[[順位戦]]等の中継も行われており、特に[[朝日杯将棋オープン戦]]については第12回(2018年度)より本チャンネルの独占配信となる<ref>[https://www.shogi.or.jp/news/2018/06/abematv12.html 「AbemaTV」将棋チャンネルにて『第12回朝日杯将棋オープン戦』を独占生中継!] 日本将棋連盟 2018年6月28日</ref>。
 
 
 
さらにオリジナル番組として、プロ棋士による非公式戦・非公式大会も開催されている。一方で将棋講座的な内容の番組は、開局当初こそ[[囲碁・将棋チャンネル]]の番組が複数配信されていたが2018年現在は『AbemaTV初級講座』が配信されるのみとなっており、事実上対局中継に特化したチャンネルとなっている。
 
 
 
== 藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~ ==
 
=== 概要 ===
 
2016年10月1日付で、14歳2ヶ月での最年少四段昇段=プロ入りを果たした[[藤井聡太]]四段と、一線で活躍する先輩棋士7名との非公式戦。2017年3月から4月にかけて、オリジナル番組第1弾として配信され、全七局。
 
 
 
第一局から第四局までは、タイトル挑戦や昇級・新人王獲得など、若手の中でも実績の高い4棋士と対戦。第五局から第七局までは、羽生三冠を含む、順位戦A級在位のトップ棋士3名と対戦した。
 
 
 
持ち時間は1時間(第七局のみ持ち時間2時間)、持ち時間がなくなったら一手60秒未満。
 
=== 配信日時・結果 ===
 
藤井はA級3棋士すべてに勝利するなど快進撃をみせ、6勝1敗の快挙を達成した。第七局の対戦相手であり、藤井と同じく中学生棋士としてプロ入りした羽生は、AbemaTVの取材に対し、「デビュー当時の自分と比べても藤井の将棋は完成度が高く、今後の成長に大いに期待できる」とコメントした。
 
{| class="wikitable"
 
|+
 
! rowspan="2" |局
 
! rowspan="2" |配信日時
 
! rowspan="2" |手番
 
! rowspan="2" |勝敗
 
! colspan="4" |対戦相手<small>(段位・実績は対戦時のもの)</small>
 
|-
 
!氏名・段位
 
!年齢
 
!タイトル
 
!2016年度 主な活躍
 
|-
 
|1
 
|2017年3月12日
 
|先手
 
|○
 
|[[増田康宏]]四段
 
|19
 
|
 
|[[新人王戦 (将棋)|新人王]]・C級2組5位(頭ハネ)
 
|-
 
|2
 
|2017年3月19日
 
|先手
 
|●
 
|[[永瀬拓矢]]六段
 
|24
 
|挑戦1
 
|棋聖挑戦・C級1組昇級
 
|-
 
|3
 
|2017年3月26日
 
|先手
 
|○
 
|[[斎藤慎太郎]]六段
 
|23
 
|
 
|年度勝率1位・新人賞・B級2組昇級
 
|-
 
|4
 
|2017年4月2日
 
|先手
 
|○
 
|[[中村太地]]六段
 
|28
 
|挑戦2
 
|B級2組昇級
 
|-
 
|5
 
|2017年4月9日
 
|後手
 
|○
 
|[[深浦康市]]九段
 
|45
 
|獲得3・登場8
 
|A級在位
 
|-
 
|6
 
|2017年4月16日
 
|先手
 
|○
 
|[[佐藤康光]]九段
 
|47
 
|永世棋聖・獲得13・登場37
 
|A級在位・将棋連盟会長
 
|-
 
|7
 
|2017年4月23日
 
|先手
 
|○
 
|[[羽生善治]]三冠
 
|46
 
|永世六冠・獲得97・登場128
 
|[[将棋大賞|最優秀棋士賞]] [[王位戦 (将棋)|王位]]・[[王座戦 (将棋)|王座]]・[[棋聖戦 (将棋)|棋聖]] 防衛 (名人陥落)
 
|}
 
<small>※勝敗は、藤井からみた結果</small>
 
 
 
== 若手VSトップ棋士 魂の七番勝負 ==
 
=== 概要 ===
 
2017年9月から11月にかけて配信された、オリジナル番組第2弾。全七局。
 
 
 
23歳以下の注目若手棋士7人による「若手チーム」が、永世名人資格者を含むタイトル戦経験者7人による「トップ棋士チーム」に挑む、チーム対抗戦七番勝負企画である。「トップ棋士チーム」はいずれも40代で、いわゆる「羽生世代」とよばれている棋士であり、全員がタイトル獲得か全棋士参加棋戦の優勝経験を持っている。
 
 
 
対戦相手は「若手チーム」がプロ歴が浅い順に、「トップ棋士チーム」の中から自ら対局したい棋士を指名し挑む形式がとられた。
 
 
 
持ち時間2時間。
 
=== 結果 ===
 
「若手チーム」が6勝1敗
 
{| class="wikitable"
 
! rowspan="2" |局
 
! rowspan="2" |配信日時
 
! colspan="3" |若手チーム
 
! colspan="3" |結果
 
! colspan="3" |トップ棋士チーム
 
|-
 
!実績
 
!氏名・段位
 
!年齢
 
!手番
 
!勝敗
 
!手番
 
!年齢
 
!氏名・段位
 
!実績
 
|-
 
|1
 
|2017年9月30日
 
|勝率7割・フリークラス脱出最短記録
 
|[[佐々木大地 (棋士)|佐々木大地]]四段
 
|22
 
|先
 
|○
 
|後
 
|45
 
|[[屋敷伸之]]九段
 
|タイトル3期(最年少挑戦・獲得記録保持)
 
|-
 
|2
 
|2017年10月7日
 
|'16棋王戦挑決
 
|[[佐々木勇気]]六段
 
|22
 
|先
 
|○
 
|後
 
|46
 
|[[藤井猛]]九段
 
|タイトル3期(登場7回)
 
|-
 
|3
 
|2017年10月14日
 
|最年少プロ・29連勝
 
|[[藤井聡太]]四段
 
|15
 
|後
 
|○
 
|先
 
|43
 
|[[行方尚史]]八段
 
|タイトル登場2回・棋戦優勝2回
 
|-
 
|4
 
|2017年10月21日
 
|'16勝率1位・竜王戦ベスト8
 
|[[青嶋未来]]五段
 
|22
 
|後
 
|○
 
|先
 
|46
 
|[[郷田真隆]]九段
 
|タイトル6期(登場18回)
 
|-
 
|5
 
|2017年10月28日
 
|'16[[朝日オープン将棋選手権|朝日オープン]]優勝
 
|[[八代弥]]六段
 
|23
 
|先
 
|○
 
|後
 
|46
 
|[[森内俊之]]九段
 
|タイトル12期(登場25回)・永世名人資格保持
 
|-
 
|6
 
|2017年11月4日
 
|'16新人王
 
|[[増田康宏]]四段
 
|19
 
|先
 
|○
 
|後
 
|43
 
|[[三浦弘行]]九段
 
|タイトル1期(登場5回)
 
|-
 
|7
 
|2017年11月11日
 
|'16王将リーグ入り
 
|[[近藤誠也]]五段
 
|20
 
|先
 
|●
 
|後
 
|44
 
|[[木村一基]]九段
 
|タイトル登場6回・棋戦優勝2回
 
|}
 
<small>※勝敗は、若手チームからみた結果</small>
 
 
 
== AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 ==
 
=== 概要 ===
 
「永世七冠」を達成し、国民栄誉賞も受賞した将棋界の“神”羽生善治永世七冠の着想による「AbemaTVルール」を採用して実施される、オリジナル番組第3弾。チャンネル初の、優勝者を決めるトーナメント方式で実施される。
 
=== ルール ===
 
[[持ち時間]]5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなる「フィッシャールール」を採用。元々チェスで用いられるルールだが、対局は通常の将棋と同じく正座形式で行う。
 
 
 
1対局約30分となるため、通常の棋戦などに比べるとスピーディーな展開が見所になるとされている。一度の顔合わせで三番勝負を行い、2勝した者が勝ち上がる。
 
=== 予選トーナメント ===
 
予選参加12名の棋士を、A・B・Cブロックに各4名ずつ分けトーナメントを実施。
 
 
 
まず、2連勝した者が、ブロック1位通過として決勝トーナメントに進出する。
 
 
 
また、ブロック1回戦敗退者同士で対戦し、その勝者がブロック1位決定戦の敗者と対戦する。ここで勝利した者が、ブロック2位通過として決勝トーナメントに進出する。
 
=== 決勝トーナメント ===
 
予選進出者6名(3ブロック×2名)に、シードの羽生竜王・久保王将を加え、8名でのトーナメントで実施される。
 
 
 
== 楽屋で一局 ==
 
本チャンネルの対局中継で解説・聞き手を務めた棋士が、中継終了後の[[楽屋]]でお遊びの将棋を指しているという設定の番組。ルールは原則として持ち時間一手10秒で、棋士・女流棋士が2人一組となり交互に手を指すペア将棋の形をとる。対局中継が早くに終了した場合の[[フィラー]]扱いで配信される他、Abemaビデオでも無料配信されている。
 
 
 
== 脚注 ==
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注"}}
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 外部リンク ==
 
*[https://www.shogi.or.jp/shogi-ch/ 将棋チャンネル] - 日本将棋連盟
 
{{AbemaTV}}
 
{{将棋}}
 
{{デフォルトソート:あへまていひいしようきちやんねる}}
 
[[Category:AbemaTV]]
 
[[Category:囲碁・将棋の番組]]
 

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