「東北楽天ゴールデンイーグルス」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(内容を「 {{野球チーム |チーム名 = 東北楽天ゴールデンイーグルス |会社名 = 株式会社楽天野球団 |加盟団体 = パシフィック・リーグ |…」で置換)
(タグ: Replaced)
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
53行目: 53行目:
 
*2014-2016
 
*2014-2016
 
}}
 
}}
{{座標一覧}}
 
{{Portal|野球}}
 
  
 
'''東北楽天ゴールデンイーグルス'''(とうほくらくてんゴールデンイーグルス、{{Lang-en|Tohoku Rakuten Golden Eagles}})は、[[日本]]の[[日本プロ野球|プロ野球]]球団。[[パシフィック・リーグ]]に所属している。[[宮城県]]を[[プロ野球地域保護権|保護地域]]とし、同県[[仙台市]][[宮城野区]]にある[[宮城球場|楽天生命パーク宮城]](公式略記は「楽天生命パーク」「楽天生命」<ref name="TRGE20171225"/>)を[[専用球場]](本拠地)としている。
 
'''東北楽天ゴールデンイーグルス'''(とうほくらくてんゴールデンイーグルス、{{Lang-en|Tohoku Rakuten Golden Eagles}})は、[[日本]]の[[日本プロ野球|プロ野球]]球団。[[パシフィック・リーグ]]に所属している。[[宮城県]]を[[プロ野球地域保護権|保護地域]]とし、同県[[仙台市]][[宮城野区]]にある[[宮城球場|楽天生命パーク宮城]](公式略記は「楽天生命パーク」「楽天生命」<ref name="TRGE20171225"/>)を[[専用球場]](本拠地)としている。
94行目: 92行目:
 
|特記事項 =
 
|特記事項 =
 
}}
 
}}
 
=== 球団創立 ===
 
'''{{by|2004年}}'''
 
 
6月に明るみに出た[[大阪近鉄バファローズ]]と[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]の合併に端を発する[[プロ野球再編問題 (2004年)|プロ野球再編問題]]の渦中、同年9月に[[日本プロフェッショナル野球組織]]の加盟料撤廃(代って預かり保証金制度を実施)の決定を受けて、本拠地を[[神戸市|神戸]]とするプロ野球参入の意思を表明。この時点では根来[[コミッショナー (日本プロ野球)|コミッショナー]]は「参入は時間的に難しい」と述べていた{{Sfn|スト決行|2004|p=124}}。[[9月24日]]に宮城県をフランチャイズ([[プロ野球地域保護権|地域保護権]]){{Sfn|スト決行|2004|p=126}}とする新球団の加盟を申請した。
 
 
[[10月13日]]、初代監督に[[田尾安志]]が就任することが発表される{{Sfn|スト決行|2004|p=170}}。[[10月22日]]に新球団のチーム名を'''東北楽天ゴールデンイーグルス'''(通称:'''楽天イーグルス''')と発表した{{Sfn|スト決行|2004|p=178}}。このとき[[ライブドアベースボール]](呼称:仙台ライブドアフェニックス)も加盟申請を行っていたが、同年[[11月2日]]のプロ野球オーナー会議で楽天のみの参入が正式に承認された{{Sfn|スト決行|2004|p=181}}(プロ野球の新規参入球団は[[1954年]]の[[高橋ユニオンズ]]以来50年ぶり)。新規参入決定後の[[11月8日]]、近鉄とオリックスの選手を合併球団「オリックス・バファローズ」と新規球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」に振り分ける「[[選手分配ドラフト|分配ドラフト]]」が行われ、40選手の楽天入団が決定{{Sfn|楽天主義|2005|p=45}}。「ゴールデンイーグルス」の名称は、[[東北地方]]の[[世界遺産]]・[[白神山地]]に棲息する猛禽類・[[イヌワシ]]に因む。当初は単に「イーグルス」とする予定であったが商標の関係で「ゴールデンイーグルス」となった<ref group="注釈">この時「イーグルス」の商標を先に取ったのは、参入時のライバル・[[ライブドア]]であった。</ref>。なお、戦前に存在した球団である「[[大和軍|イーグルス]]」とは一切無関係である。
 
 
[[11月17日]]、新規参入決定後初の[[プロ野球ドラフト会議|ドラフト会議]]に参加。[[明治大学]]の[[一場靖弘]]を[[希望入団枠制度|自由枠]]で獲得したことに加えて、大学・社会人球界から「即戦力」になりうる6名の選手を指名した。さらに、他球団から無償トレードならびに自由契約となった選手を次々と獲得([[山崎武司|山﨑武司]]、[[関川浩一]]、[[飯田哲也 (野球)|飯田哲也]]等)。また、分配ドラフトでオリックスに指名されたが入団を拒否していた[[岩隈久志]]も金銭トレードで獲得している。ドラフト会議で指名した選手のうち、東北に唯一縁のあった5巡目指名の[[塩川達也]]([[東北福祉大学硬式野球部|東北福祉大学]])は、現役引退後の{{by|2018年}}に一軍のコーチとしてチームに復帰。いわゆる「[[松坂世代]]」に当たる6巡目指名の[[平石洋介]]([[トヨタ自動車硬式野球部|トヨタ自動車]])は、現役引退後もチームに在籍したまま、一軍・育成コーチや二軍監督を経て一軍の監督代行を務めている。
 
 
チームの新本拠地となる[[宮城球場]]は[[老朽化]]が著しかったため、楽天側の出資によってプロ本拠地としての使用に耐え得るよう2箇年計画で増改築されることが決まった。その一方で、球場を所有する宮城県は球場の[[命名権]]売却を決め、募集を開始した。その結果、人材派遣会社の「[[フルキャストホールディングス|フルキャスト]]」に年間2億円の3年契約で命名権を売却することが決定し、[[2005年]][[3月]]、「'''フルキャストスタジアム宮城'''(略称:フルスタ宮城)」に改称される。なお、命名権は[[東北楽天ゴールデンイーグルス (ファーム)|二軍]]のチーム名についても売却を予定していたが、こちらの方は契約先は存在していない。
 
 
また、チームの練習場・合宿所は宮城球場に程近い[[宮城野区]]内にある[[JT硬式野球部]](2004年休部)の施設([[東仙台球場|JT球場]]など)を活用することを検討していたが、交渉がまとまらず断念。仙台市内での育成施設整備は難航を極めた。一方、二軍本拠地については楽天・ライブドアの参入計画が浮上した段階で[[秋田県]]と[[山形県]]が誘致に名乗りを上げていたが、楽天側は仙台市に近い山形県を本拠地とすることを決め、[[山形市]]近郊の[[東村山郡]][[中山町]]にある[[山形県野球場]](現:荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)を使用することになった。その後、練習場・合宿所などは[[天童市]]にある[[山形県総合運動公園]]内に整備する計画が立案された(整備までの当座の措置として、山形市内の公共宿泊施設を仮の合宿所として使用した)ものの、選手の大半が仙台市近郊に在住し、また当時は選手の一・二軍間の入れ替えが頻繁であったため必要性に疑問が生じ計画は白紙化。仙台市内に育成施設を整備する計画に転換した(ただし二軍本拠地は変更しない)。
 
 
新規参入決定直後の秋季キャンプは白地に楽天のロゴが入ったジャージを着て[[藤井寺球場]]で行われた{{Sfn|楽天主義|2005|p=46}}。
 
 
=== 田尾監督時代 ===
 
'''[[2005年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2005年]]'''
 
 
[[2月1日]]の[[沖縄県]][[久米島]]での春季キャンプで本格的に始動。[[2月26日]]、[[大洲総合運動公園硬式野球場|新大分球場]]にて球団として初のオープン戦となる[[読売ジャイアンツ]]戦が行われ、4対3で勝利した。オープン戦は16試合で7勝8敗1分だった{{Sfn|楽天主義|2005|p=49}}。
 
 
[[3月26日]]にパ・リーグ公式戦が開幕し、楽天は球団として初の一軍公式戦となる[[千葉マリンスタジアム]]で[[千葉ロッテマリーンズ]]と対戦し、先発の岩隈が完投し3対1で勝利した。球団創立以来一軍公式戦で1試合も戦っていなかった球団が、球団創立以来一軍公式戦で戦った経験のある球団を対戦相手に初戦を勝利したのは、日本プロ野球史上初めてのことであった。
 
 
だが、翌[[3月27日]]の第2戦は打線がロッテの先発[[渡辺俊介]]の前に1安打に抑えられ、2リーグ制開始以降としては最大得点差の0対26で一軍公式戦初敗戦を喫した([[千葉ロッテマリーンズ 26-0 東北楽天ゴールデンイーグルス|当該試合記事]]参照)。その後4連敗し、4月1日、本拠地初戦となる[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]戦では初回先頭打者の[[礒部公一]]が[[岡本篤志]]からバックスクリーン直撃の球団史上初の一軍公式戦本塁打を放つなど、16対5でチームは開幕戦以来のシーズン2勝目となった。しかし[[4月15日]]の[[北海道日本ハムファイターズ]]戦から29日の西武戦にかけて11連敗で、勝率が2割を切る<ref name="ma13927">毎日新聞2013年9月27日スポーツ面</ref>。このため、[[4月30日]]に[[ゼネラルマネージャー|GM]]の[[マーティ・キーナート]]をチームアドバイザーに(GMのポストは当面空席)、またヘッドコーチの[[山下大輔]]と打撃コーチの[[駒田徳広]]を二軍にそれぞれ降格(替わって二軍監督の[[松井優典]]と同外野守備・走塁コーチ[[橋上秀樹]]が昇格)させるなど、コーチングスタッフを大幅に入れ替えた。
 
 
5月6日より、この年から始まった[[セ・パ交流戦]]の成績は11勝25敗で最下位に終わった。7月には10勝9敗1分けで球団史上初の月間勝ち越しを記録したものの、8月にはシーズン2度目の11連敗<ref group="注釈">シーズン2度の11連敗以上は1956年に12連敗を2度喫した高橋ユニオンズ以来、日本プロ野球史上2度目だった。</ref><ref name="wb13101432">{{Cite journal|和書 |date=2013-10-14|title=記録の手帳|journal=[[週刊ベースボール]]|pages=32 - 35}}</ref>を喫するなどして、[[8月29日]]の対日本ハム戦(フルスタ宮城)でシーズン最下位とパ・リーグ全球団への負け越しが決まった。8月中にシーズン最下位が決まったのは1952年における[[8月20日]]に決まった[[大阪近鉄バファローズ|近鉄パールス]]以来53年ぶりであった。[[9月25日]]のホーム最終戦(ロッテ戦)終了後、田尾監督のシーズン終了をもっての解任が発表された。最終成績は38勝97敗1分(勝率.281)だった。開幕前からささやかれていた「シーズン100敗」こそ辛くも免れたものの、5位の日本ハムとは25ゲーム差、レギュラーシーズン1位のソフトバンクとは51.5ゲーム差を付けられた。2リーグ制以降の新球団の初年度の成績としては最低の勝率となった<ref name="nk13927">ニッカンスポーツ関西版5面</ref>。チーム最多勝は岩隈の9勝で、その次は福盛の4勝など戦力的に他球団と格段の差があった<ref name="wb13101432" />。分配ドラフトの仕様など、最低限の戦力の保証が一切無かった事が大きく響いてしまった。
 
 
田尾監督の後任には南海やヤクルト、阪神などの監督を歴任した[[野村克也]]が就任した。
 
 
=== 野村監督時代 ===
 
[[ファイル:Fullcastmiyagi 031.jpg|thumb|300px|東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・宮城球場(当時フルキャストスタジアム宮城 2006年4月=内野席増設時)]]
 
'''[[2006年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2006年]]'''
 
 
弱者の戦略として「'''無形の力を養おう!'''」をスローガンに掲げ、チーム力の育成を図った。この年は前年より補強を進め、西武を[[自由契約]]となった[[ホセ・フェルナンデス (1974年生の内野手)|ホセ・フェルナンデス]]、同じく[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]から[[セドリック・バワーズ]]、[[中華民国|台湾]]からは[[林英傑]]、元ロッテの[[リック・ショート]]を獲得。
 
 
オープン戦では初めて主催試合が組まれたが、本拠地フルスタ宮城での開催は前年同様に改修工事実施のため行われず、[[倉敷マスカットスタジアム]]、[[香川県営野球場]]、[[静岡県草薙総合運動場硬式野球場]]の3球場で計4試合が組まれた。
 
 
リーグ戦開幕直前には[[泉区 (仙台市)|泉区]]に練習グラウンド・室内練習所・合宿所が完成(家電量販店大手の[[デンコードー]]と命名権契約を結び、「[[楽天イーグルス泉練習場|デンコードースタジアム泉]]」と名付けられた。その後[[2008年]]3月末を以って命名権を返上している)。[[イースタン・リーグ]]公式戦では使用せず、練習専用施設として使用されるようになる(ただし、アマチュアの社会人チームとの練習試合で使用されることはある)。練習グラウンドと同敷地内に設けられた合宿所は「泉犬鷲寮」と命名された。
 
 
3月25日の開幕戦の日本ハム戦([[札幌ドーム]])は岩隈が故障のため、前年2勝止まりだった一場が開幕投手を務めるが敗れ、開幕5連敗の後、31日の[[福岡ソフトバンクホークス]]戦(フルスタ宮城)でシーズン初勝利。交流戦では5月25日の[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]戦([[明治神宮野球場]])で[[リック・ガトームソン]]から[[ノーヒットノーラン]]を喫した<ref name="ma13927" />。最終成績は17勝19敗で7位。後半に入ると、[[8月20日]]のオリックス戦([[神戸総合運動公園野球場|スカイマークスタジアム]])でリーグ戦初の同一カード3連勝。9月以降の成績を9勝10敗1分としたものの、9月23日の西武戦で開幕から5位以上となることなく<ref name="wb13101432" />2年連続最下位が決定<ref name="ma13927" />。最終成績は47勝85敗4分で5位のオリックスとは4.5ゲーム差の最下位。ホセ・フェルナンデスが球団初のタイトルとなる、[[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]](三塁手)を獲得。
 
 
9月25日に行われた[[2006年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|高校生ドラフト]]でこの年の[[第88回全国高等学校野球選手権大会|夏の高校野球]]準優勝校・[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]の[[田中将大]]を1巡目で指名した。日本ハム、オリックス、横浜との競合の末、抽選で交渉権を獲得し、入団している。
 
 
'''[[2007年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2007年]]'''
 
 
3月24日の開幕戦の[[西武ドーム|グッドウィルドーム]]の西武戦で岩隈が2年ぶりの開幕投手を務めたが敗戦。翌25日の第2戦は2年目の[[青山浩二]]で勝利するが、その後4連敗。[[4月1日]]のオリックス戦(フルスタ宮城)では3回裏にフェルナンデスと山﨑がそれぞれ満塁本塁打を記録(1イニング2本の満塁本塁打は日本タイ記録)。同17日から19日のソフトバンク3連戦では初のホーム3連勝している。5月には、山﨑が球団初となる[[月間MVP (日本プロ野球)|月間MVP]]を受賞。
 
 
7月2日に[[2007年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター戦]]で8選手がファン投票で選出され<ref name="ma13927" />、田中、[[松本輝]](故障により出場辞退)、[[福盛和男]]、[[嶋基宏]]、[[高須洋介]]、[[鉄平 (野球)|鉄平]]、礒部、山崎と楽天の選手が占めた。しかし、実力が伴っているか否かに関係なく選ばれたため、監督の野村克也は中間発表時点で「オールスターじゃなく、オールスターダストや」と苦言を呈し、この年の全パ監督を務めた日本ハムの監督の[[トレイ・ヒルマン]]も「ファンのマナー違反だ」と発言した。
 
 
8月は月間15勝。9月も好調を維持し、初の2カ月連続勝ち越し。29日の対ソフトバンク戦([[福岡ドーム|ヤフードーム]])で3年目にして球団史上初の最下位脱出を決め<ref name="ma13927" />、最終的には67勝75敗2分(勝率.472)で3位のソフトバンクにも7.5ゲーム差の4位。対ソフトバンク、オリックス戦では初の球団別シーズン対戦成績で勝ち越している。総得点575(2位タイ)、総失点676(6位)と打撃陣がチームを牽引したシーズンだった。山﨑が球団初の打撃部門タイトル獲得となる43本塁打108打点の成績で本塁打、打点の二冠王となり、田中が球団初の[[最優秀新人 (日本プロ野球)|新人王]]を獲得。
 
 
楽天のホーム最終戦翌日の10月5日、フルキャストとの[[命名権]]契約解消で本拠地の名称が元の「宮城球場」に戻り、[[日本製紙]]が本拠地・宮城球場の命名権を取得。1月1日に「日本製紙クリネックススタジアム宮城(略称:Kスタ宮城)」と改称(その後、同社の不祥事が発覚。命名権契約解消は免れたが、ペナルティとして社名を削除。2月15日付で「'''クリネックススタジアム宮城'''(略称は変わらず)」に再改称した)。
 
 
'''[[2008年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2008年]]'''
 
 
スローガンは「'''Smart & Spirit 2008 考えて野球せぃ!'''」。
 
 
3月20日の開幕戦のソフトバンク戦(ヤフードーム)では9回裏に逆転サヨナラ3ラン本塁打を打たれて敗れ開幕から4連敗するが、その後7連勝で4月3日のロッテ戦(Kスタ宮城)で球団史上初の単独首位に浮上(2日後に首位陥落)。交流戦では初の勝ち越し(13勝11敗)<ref name="ma13927"/>。6月までは好調を維持したが、7月は24試合で5勝17敗2分と大きく負け越し。シーズン途中で前日本ハムの[[フェルナンド・セギノール]]を獲得し、打線強化を図る。だが8月以降も岩隈が奮闘するものの負けが込む。シーズン最終戦となる10月7日のソフトバンク戦(Kスタ宮城)において延長12回にサヨナラ勝ちし、最下位を脱出。65勝76敗3分の5位に終わった。チームの総得失点差は+20で、球団初のプラスとなった。また、チーム防御率も初の3点台でパ・リーグ3位、チーム打率は12球団トップだった。岩隈が21勝を挙げ投手三冠王を獲得パ・リーグ[[最優秀選手 (日本プロ野球)|MVP]]、[[沢村栄治賞|沢村賞]]、[[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]](投手)に選ばれている。そしてセギノールも低迷するチームの中で大きく奮闘した。
 
 
シーズン終了後、3年契約が切れることになっていた野村の監督に於ける契約延長が決定。翌年も引き続き楽天を指揮することになった。また、オフには巨人から[[小坂誠]]を金銭トレード、中日からは[[中村紀洋]]を[[フリーエージェント (日本プロ野球)|FA]]で獲得。小坂は球団初の[[宮城県]]出身選手、中村は球団初のFA加入選手となった。
 
 
'''[[2009年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2009年]]'''
 
 
スローガンは 「'''Smart & Spirit 2009 「氣」~越えろ!~'''」。
 
 
1月に[[メジャーリーグベースボール]]の[[オークランド・アスレチックス]]との業務提携を開始した。[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]開催に伴い公式戦開幕が[[4月3日]]に設定されたため、初めて本拠地(Kスタ宮城)でオープン戦を開催([[3月23日]]のオリックス戦と[[3月24日|翌24日]]の西武戦)。
 
 
4月3日の開幕戦の日本ハム戦(札幌ドーム)から4連勝<ref>{{Cite news|title=ノムさん4連勝に「珍事か。違うな、実力だ」|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-04-07|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/04/07/kiji/K20090407Z00001340.html|accessdate=2015-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131002094302/http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/04/07/kiji/K20090407Z00001340.html|archivedate=2013年10月2日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>で4月15日まで首位に立ち、一端首位から落ちたものの<ref name="wb13101432" />初めて4月を首位で終え<ref>{{Cite news|title=楽天初の快挙!! ノムさん「ついてた」|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-04-30|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/04/30/kiji/K20090430Z00001190.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>5月11日まで首位だったものの<ref name="wb13101432" />、交流戦では6連敗するなど最終的には9勝15敗の10位。打線の軸として期待された中村紀やセギノールも開幕から低迷し、二軍落ちするなどの誤算もあり7月も8連敗するなど低迷は続く。しかし、8月以降の3カ月で38勝21敗と勝ち進み[[9月12日]]のソフトバンク戦では球団史上初となる[[クライマックスシリーズ]]進出の[[マジックナンバー (野球)|マジックナンバー]]19が点灯し<ref>{{Cite news|title=球団創設5年目でついに…楽天にCSマジック19|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-09-12|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/09/12/kiji/K20090912Z00001040.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、[[10月3日]]の対西武戦(Kスタ宮城)で球団史上初のCS進出かつ、初の[[Aクラス・Bクラス|Aクラス入り]]を決めた<ref>{{Cite news|title=球団創設5年目でついに…楽天にCSマジック19 CS進出決まった!楽天14点圧勝|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-03|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/03/kiji/K20091003Z00001270.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。同9日の対オリックス戦で勝利し、リーグ2位が確定し<ref>{{Cite news|title=楽天2位決めた!好投!期待に応えたルーキー藤原|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-09|accessdate=2015-10-23|http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/09/kiji/K20091009Z00001000.html }}</ref>、CS第1ステージ地元開催権を獲得。最終的には77勝66敗1分(勝率.538)と初のシーズン勝ち越しを決めた。投手陣では3人の投手(岩隈、田中、永井)が二桁勝利を挙げた。
 
 
10月12日、野村は球団から監督退任を通告される<ref name="wb13101432" />。10月16日から行われた[[2009年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|CS]]の第1ステージはKスタ宮城でソフトバンクと対戦し2連勝で第2ステージ進出<ref>{{Cite news|title=楽天 CS第2Sへ!山崎武2試合連発!マーくん完投!|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-17|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/17/kiji/K20091017Z00000450.html|accessdate=2015-10-23}}</ref> するものの、札幌ドームでの日本ハムとの第2ステージは第1戦では最終回に4点リードを守り切れず、逆転サヨナラ負け<ref>{{Cite news|title=悲劇的幕切れ…ノムさん、声が出ない|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-21|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/21/kiji/K20091021Z00001470.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。第4戦に敗れ通算1勝4敗で敗退<ref>{{Cite news|title=日本ハム スレッジがMVPに輝く|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-24|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/24/kiji/K20091024Z00000910.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。CS終了後、野村は契約期間満了に伴い退任<ref>{{Cite news|title=両軍胴上げ!ノムさん「野球屋冥利に尽きる」|newspaper=スポーツニッポン|date=2009-10-25|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/10/25/kiji/K20091025Z00001840.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
後任の監督に、この年まで[[広島東洋カープ]]監督を務めた[[マーティ・ブラウン]]が就任。野村は、翌年3月16日に就任要請を受けていた球団名誉監督に正式に就任している(期間は3年)<ref>{{cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/714.html|title=野村克也氏 球団名誉監督就任について|accessdate=2011-06-05|date=2010-03-16|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
=== ブラウン監督時代 ===
 
'''[[2010年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2010年]]'''
 
 
スローガンは「'''Smart & Spirit 2010 Eagle Fire! '''」。(鷲が強い情熱を持って突き進んでいく)。
 
 
3月20日、開幕戦のオリックス戦(京セラドーム)に1対0で敗れ<ref>{{Cite news|title=岡田新監督、理想の勝利…金子が圧巻4安打完封|newspaper=スポーツニッポン|date=2010-03-20|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/03/20/kiji/K20100320Z00001200.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、その後チームは4連敗<ref>{{Cite news|title=マーくんの力投 暗いムードを吹き飛ばした!|newspaper=スポーツニッポン|date=2010-03-28|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/03/28/kiji/K20100328Z00000910.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。交流戦は12チーム中第5位(3位と同率も前年度順位が考慮された)となったが、この年の交流戦は上位6チームをパ・リーグが独占。そのためリーグでの順位が浮上することはなかった。交流戦終了後は負けが込むようになり、6月26日の対ソフトバンク戦で単独最下位になって以降は1度も順位を浮上させることができず<ref name="ma13927" />、9月19日に4年ぶりのリーグ最下位が確定した<ref name="ma13927" />。開幕から1度も勝率を5割に乗せることができず、最終戦績は62勝79敗3分で優勝したソフトバンクとは15ゲーム差、5位のオリックスとは7.5ゲーム差。ホームゲームの平均観客数も前年より1000人近く減少。こうした事情から球団は9月29日のシーズン最終戦終了後、ブラウンの監督解任を発表<ref>{{Cite news|title=ブラウン監督、電撃解任に涙「去るのは残念」|newspaper=スポーツニッポン|date=2010-09-30|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/09/30/kiji/K20100930Z00002640.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
ブラウンの後任に、[[中日ドラゴンズ]]、[[阪神タイガース]]元監督で阪神シニアディレクターの[[星野仙一]]が就任した<ref>{{cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/975.html|title=「東北を熱くする!」星野仙一監督就任会見|accessdate=2011-06-05|date=2010-10-27|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
=== 星野監督時代 ===
 
'''[[2011年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2011年]]'''
 
 
メジャーリーグ経験者の[[岩村明憲]]や[[松井稼頭央]]を獲得。また、[[ポスティングシステム]]を利用してのメジャーリーグ移籍を表明していた岩隈も入札で独占交渉権を獲得したオークランド・アスレチックスとの交渉が決裂し、球団に残留。キャプテン制度導入に伴い、鉄平が球団初代キャプテンに就任した。チームスローガンは「'''Smart & Spirit 2011 真っすぐ'''」。
 
 
当初、3月25日のKスタ宮城でのロッテ戦で創設以来初の本拠地開幕戦を迎える予定であったが、[[3月11日]]に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])でKスタ宮城が損壊したことにより、開幕戦が延期となった。この日、チームは[[兵庫県立明石公園第一野球場]]でロッテとのオープン戦の試合中で、選手は全員無事であった<ref>産経新聞 2011年3月12日</ref>{{Refnest|group="注釈"|球場に被害はなかったが、試合は関係者の安否確認のため8回で打ち切りとなっている<ref>{{cite news |title=「家族の安否確認のため」楽天OP戦は試合途中で終了 |newspaper=スポーツニッポン |date=2011-03-12 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/12/kiji/K20110312000409580.html |accessdate=2011-06-05}}</ref>。}}。13日に練習再開<ref>{{Cite news|title=楽天、巨人施設で練習…星野監督「良かった」|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-03-14|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/14/kiji/K20110314000425140.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、17日までオープン戦を行わず、18日に震災発生以来初めて中日とオープン戦を行い<ref>{{Cite news|title=中日が楽天と慈善試合 試合前に黙とう|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-03-18|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/18/kiji/K20110318000451270.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、関西などを中心に開幕までの練習を行い<ref>{{cite news|title=星野楽天、関西開幕準備…復興まで拠点|newspaper=デイリースポーツ|date=2011-03-17|url=http://www.daily.co.jp/baseball/2011/03/17/0003872497.shtml|accessdate=2011-06-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110319191306/http://www.daily.co.jp/baseball/2011/03/17/0003872497.shtml|archivedate=2011年3月19日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>、試合後などには球場や街頭などで募金活動を行っている<ref>{{cite news|title=楽天が試合後に募金活動、岩隈「ありがたい」|newspaper=サンケイスポーツ|date=2011-04-06|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/110406/bsh1104060505002-n1.htm|accessdate=2011-06-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110412105743/http://www.sanspo.com/baseball/news/110406/bsh1104060505002-n1.htm|archivedate=2011年4月12日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref><ref>{{cite news|title=楽天選手会の募金活動にファンもエール|newspaper=デイリースポーツ|date=2011-03-19|url=http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/03/19/0003878159.shtml|accessdate=2011-06-05}}{{リンク切れ|date=2015年10月}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/company/support/|title=楽天イーグルスの支援活動|accessdate=2015-10-23|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。4月2日・3日には12球団によるチャリティー試合が行われ、楽天は札幌ドームで日本ハムと対戦している。このとき[[嶋基宏]]が、「[[見せましょう野球の底力を]]」とスピーチした。4月7日に震災以来チームとして初めて仙台に戻り、27日目の仙台入りに星野監督は「遅くなってすみませんでした。ごめんなさい」と訪れた避難所で謝罪している(この真っ最中にも強い余震が起きた)<ref>{{cite news|title=星野楽天、仙台に帰ってきた夜に大地震|newspaper=デイリースポーツ|date=2011-04-08|url=http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/04/08/0003936417.shtml|accessdate=2011-06-05}}{{リンク切れ|date=2015年10月}}</ref>。4月11日には[[フアン・モリーヨ]]が震災で精神的な打撃を受けたとして球団に退団を申し入れ、了承された<ref>{{cite news|title=楽天、モリーヨが震災理由に退団へ|newspaper=デイリースポーツ|date=2011-04-12|url=http://www.daily.co.jp/baseball/2011/04/12/0003950697.shtml|accessdate=2011-06-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110415003157/http://www.daily.co.jp/baseball/2011/04/12/0003950697.shtml|archivedate=2011年4月15日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。
 
 
一方で、地震の影響でKスタ宮城に照明塔など47箇所の損壊が認められ<ref>{{cite news|title=Kスタ宮城の復旧工事開始。完了まで約5週間|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-03-22|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/22/kiji/K20110322000476220.html|accessdate=2011-06-05}}</ref>、修復工事が必要となったことから、一時的に関西で主催試合を代替で行うことになった<ref group="注釈">4月15日 - 17日・阪神甲子園球場、4月22日 - 24日・[[神戸総合運動公園野球場|ほっともっとフィールド神戸]]。</ref>。この年のセ・パ両リーグの開幕日は[[4月12日]]に延期。同日の開幕戦は[[千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド]]での対ロッテ戦<ref>{{Cite news|title=楽天 逆転勝ち!星野監督執念の8年ぶり勝利|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-04-12|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/04/12/kiji/K20110412000613010.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、主催試合初戦は同15日からの[[阪神甲子園球場]]<ref group="注釈">阪神甲子園球場でのパ・リーグ球団の主催試合は史上初。</ref>での対オリックス戦<ref>{{Cite news|title=マー君、甲子園で今季初勝利!山崎三塁打などで楽天逆転勝ち|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-04-15|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/04/15/kiji/K20110415000634670.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。そして、本拠地・Kスタ宮城での初戦は宮城県が「[[震災復興キックオフデー]]」とした同29日の対オリックス戦となり<ref>{{Cite news|title=田中 魂の投球で完投勝利!ホーム開幕戦を飾る|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-04-29|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/04/29/kiji/K20110429000722610.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、いずれも勝利した。
 
{{Main|東日本大震災によるスポーツへの影響#プロ野球}}
 
 
4月を9勝6敗で2位で終えたが5月は7勝14敗2分と負け越し、岩村や鉄平が打率1割台で低迷、岩隈が18日離脱した事が原因とされ、18日には5位、翌6月4日には最下位となっている。交流戦も9勝13敗2分の9位と低迷した。一方で田中が6、7月に連続して月間MVPを受賞するなどの活躍もあり{{Refnest|group="注釈"|この年は10月にも受賞しており、年間3度はパ・リーグ初の記録<ref>{{Cite web |date = 2011-11-01 |url = http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/1675.html |title = 田中将大選手が10月度「日本生命月間MVP賞」を受賞 |publisher = 東北楽天ゴールデンイーグルス |accessdate = 2015-10-23 }}</ref>。}}、7月には[[永井怜]]が故障で離脱したものの、岩隈が復帰、[[ダレル・ラズナー]]が抑えに転向し5セーブ、新人の[[塩見貴洋]]が2勝を挙げるなどもあり、12勝10敗1分と勝ち越す。8月、前半に7連敗するも、後半に球団タイの7連勝もあり勝ち越す。しかし9月は8勝14敗と失速し、終盤までクライマックスシリーズ進出争いには加わったものの10月13日に進出の可能性がなくなり<ref name="ma13927"/>、最終的に66勝71敗7分、首位のソフトバンクと23.5ゲーム差、3位の西武と3ゲーム差の5位となった。[[ボール (野球)#硬式球|統一球]]の影響もあり、本塁打は球団最少の53本で、7月から8月にかけ17試合連続で無本塁打の球団ワースト記録。ヤフードーム(11試合)と札幌ドーム(8試合)においてはそれぞれ本拠地球場となってからはパ・リーグ球団初の本塁打0に終わっている。田中が最多勝、最優秀防御率、最多完封の三冠王とベストナイン及びゴールデングラブ賞の投手部門を獲得した。なおこの年は、山崎が戦力外通告を受け退団している<ref>この段落の出典は{{Cite journal|和書 |date=2011-12-19|journal=週刊ベースボール|page=70}}</ref>。
 
 
'''[[2012年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2012年]]'''
 
 
1月、岩隈が[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[シアトル・マリナーズ]]にFA移籍した。
 
 
チームスローガンは「'''Smart&Spirit2012 ともに、前へ。'''」。
 
 
[[3月30日]]、球団初の本拠地開幕戦となるロッテ戦が行われたが、3対5で敗れている<ref>{{Cite news|title=成瀬「粘りの投球ができた」3度目開幕投手で初勝利|newspaper=スポーツニッポン|date=2012-03-30|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/03/30/kiji/K20120330002943710.html|accessdate=2012-10-09}}</ref>。交流戦は10勝14敗で9位。オールスター直前までの前半戦を40勝38敗3分の3位として、球団初のAクラス、勝率5割以上で折り返すが、後半戦に入り8連敗を記録するなど順位を下げる。9月を勝ち越して終盤までソフトバンク、ロッテとクライマックスシリーズ進出争いを展開するが、10月4日の139試合目の対西武戦(Kスタ宮城)で引き分けて<ref>{{Cite news|title=西武 2位確保へなりふり構わず!時間稼いで引き分けに|newspaper=スポーツニッポン|date=2012-10-04|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/04/kiji/K20121004004259750.html|accessdate=2012-10-09}}</ref>Bクラスが確定した。最終戦のロッテ戦(Kスタ宮城)に勝利<ref>{{Cite news|title=星野監督 接戦での弱さを指摘「まだまだ何かが足りない」|newspaper=スポーツニッポン|date=2012-10-08|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/08/kiji/K20121008004286990.html|accessdate=2012-10-09}}</ref>し、67勝67敗10分で、首位の日本ハムと7.5ゲーム、3位のソフトバンクと1ゲーム差の4位に終わるが、3年ぶりにシーズン5割以上の成績を残した。
 
 
8月1日付で元球団会長の三木谷浩史が球団オーナーに復帰し、球団社長には証券会社勤務だった[[立花陽三]]が就任した<ref>{{Cite press release|title=立花陽三代表取締役社長 就任のお知らせ|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス|date=2012-07-24|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/2368.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
シーズンオフにはMLB・ダイヤモンドバックスからFAとなった[[斎藤隆 (野球)|斎藤隆]]を獲得し<ref>{{Cite news|title=楽天、斎藤隆を獲得へ=プロ野球|date=2012-12-28|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012122800464|publisher=時事通信|work=時事ドットコム}}{{リンク切れ|date=2015年10月}}</ref>、[[岩村明憲]]に戦力外通告<ref>{{Cite news|title=ヤクルト:岩村が古巣復帰…7年ぶり|date=2012-12-11|url=http://mainichi.jp/sports/news/20121212k0000m050022000c.html?inb=fa|publisher=毎日新聞|work=毎日.jp|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131021150507/http://mainichi.jp/sports/news/20121212k0000m050022000c.html?inb=fa|archivedate=2013年10月21日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。野村名誉監督も任期満了で同職を退任した<ref>{{Cite press release|title=球団名誉監督に関して|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス|date=2012-12-29|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/2799.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
'''[[2013年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2013年]]'''
 
 
[[ファイル:SeibuDome_scoreboard_2013_09_26.JPG|thumb|300px|東北楽天ゴールデンイーグルス2013年パ・リーグ初優勝時の西武ドームスコアボード(9月26日)]]
 
 
{{Main|2013年の東北楽天ゴールデンイーグルス}}
 
 
チームスローガンは「'''Smart & Spirit 2013 HEAT!'''」<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/2810.html|title=今季チームスローガンに関して|accessdate=2015-10-23|date=2013-01-13|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
開幕投手と見られた田中が[[ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]での疲れから辞退したことで<ref>朝日新聞2013年9月27日</ref>、開幕戦のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は[[則本昂大]]が新人投手としてはパ・リーグ史上55年ぶりの開幕投手となるが1対7で敗れている<ref>{{Cite news|title=摂津 6回1失点で2年連続開幕飾る、則本は援護なし|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-03-29|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/29/kiji/K20130329005505040.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。4月27日の西武戦(西武ドーム)に9対2で勝利し、球団通算500勝を達成<ref>{{Cite news|title=楽天 球団通算500勝!首位討ち大勝で花 ルーキー則本2勝目|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-04-27|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/27/kiji/K20130427005693020.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>するが、序盤から5割前後の成績で4月を9勝13敗と負け越し<ref>産経新聞2013年9月27日スポーツ面</ref>、5月3日には借金が4になるが<ref name="ma13927" />、その後は勝ち星を伸ばし、交流戦はソフトバンクと優勝を争ったものの<ref>{{Cite news|title=楽天 守護神炎上でまさかの逆転負け、交流戦初優勝逃す|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-06-13|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/06/13/kiji/K20130613006008040.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、0.5ゲーム差の2位に終わった。7月4日に首位のロッテに勝利し、6月以降では球団初の同率首位に並ぶと<ref>{{Cite news|title=楽天 ついに首位タイ浮上!ジョーンズ豪快2連発、ロッテ撃破|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-07-04|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/04/kiji/K20130704006149430.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>7月6日に単独首位に浮上<ref>{{Cite news|title=楽天 単独首位浮上!則本“リベンジ登板”で今季7勝目|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-07-06|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/06/kiji/K20130706006161670.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、前半戦をそのまま首位で折り返し<ref>{{Cite news|title=楽天 球団初首位ターン “星野チルドレン”枡田が千金ソロ|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-07-16|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/16/kiji/K20130716006226160.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、以降は首位を明け渡すことはなく<ref name="nk13927" />。8月28日に球団史上初の優勝への[[マジックナンバー (野球)|マジックナンバー]]28が点灯した<ref>{{Cite news|title=楽天マジック「28」点灯 球団創設9年目で初!|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-08-28|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/28/kiji/K20130828006503600.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。その後9月1日にはマジックが消滅するものの、[[9月5日]]に再点灯し<ref name="nk13927" />、[[9月22日]]の対日本ハム戦(札幌ドーム)に15対1で勝利し、4年ぶり2度目の[[2013年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ]]進出が決定し<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20130922/gol13092218230003-n1.html 楽天、15点大勝でM5!09年以来のCS確定] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20131012023514/http://www.sanspo.com/baseball/news/20130922/gol13092218230003-n1.html |date=2013年10月12日 }} サンケイスポーツ2013年9月22日配信</ref>、翌[[9月23日]]の同戦で球団新記録のシーズン78勝とした<ref>{{Cite news|title=星野監督もOKサイン!ルーキー宮川が導いた球団最多78勝目|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-09-23|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/23/kiji/K20130923006674220.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。そして優勝へのマジック2で迎えた[[9月26日]]、マジック対象チームのロッテが対日本ハム戦(札幌ドーム)で敗れ、楽天が対西武戦(西武ドーム)で4対3で勝利したことで、楽天球団初のパ・リーグ優勝が決定した<ref>{{Cite news|title=マー君締めた!星野監督舞った!楽天、悲願のリーグ初V|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-09-26|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/26/kiji/K20130926006693490.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。球団創設9年目での優勝は日本プロ野球史上5番目のスピードでの達成<ref name="nk13927" />。
 
 
クライマックスシリーズファイナルステージ(Kスタ宮城)では3位のロッテと対戦し、4勝1敗で日本シリーズに初めて進出<ref>{{Cite news|title=楽天 日本シリーズ初進出!26日から34度目進出の巨人と対戦|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-10-22|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/21/kiji/K20131021006854620.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>を決めた。巨人との[[2013年の日本シリーズ]]では、3勝2敗で王手をかけた第6戦で2対4で敗れ、先発の田中がこの年シーズンから通じて初めての公式戦で敗戦投手<ref group="注釈">シーズン連勝記録は継続扱いとなった。</ref><ref>{{Cite web|url=http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131102.html|title=第6戦試合結果|accessdate=2015-10-23|publisher=コナミ日本シリーズ2013公式サイト}}</ref>となりタイとされるが、[[11月3日]]の第7戦(Kスタ宮城)に3対0で勝利し、4勝3敗で初出場で初の日本一を達成した<ref>{{Cite web|url=http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131103.html|title=第7戦試合結果|accessdate=2015-10-23|date=2013-11-03|publisher=コナミ日本シリーズ2013公式サイト|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151104152449/http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131103.html|archivedate=2015年11月4日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。同月、[[中華民国|台湾]]で開催された[[2013年のアジアシリーズ|アジアシリーズ]]では、[[11月19日]]の準決勝の対[[統一セブンイレブン・ライオンズ]]戦(台湾・[[中華職業棒球大聯盟]])に1対4で敗れたため、日本からの出場チームでは初めて決勝に進めなかった<ref>朝日新聞2013年11月20日スポーツ面</ref>。
 
 
田中が8月に開幕からの公式戦連勝と、前年8月26日からの公式戦連勝の日本プロ野球新記録を樹立<ref>朝日新聞2013年8月27日スポーツ面</ref>、シーズン後にはこれらの記録とポストシーズンの2勝を含めた30連勝がそれぞれ[[ギネス世界記録]]に認定された<ref>{{Cite news|title=マー君がギネスに 3つの連勝記録を認定 24、28、30|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-11-23|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/23/kiji/K20131123007069270.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。24勝0敗1セーブで日本プロ野球史上初のシーズン無敗での最多勝を達成<ref>{{Cite news|title=パ個人タイトル確定 金子200Kで初の最多奪三振|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-10-13|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/13/kiji/K20131013006803400.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、最優秀防御率と勝率第1位も獲得し、沢村賞<ref>{{Cite web|url=http://www.npb.or.jp/award/2013shosawa.html|title=2013年度 正力賞・沢村賞|accessdate=2015-10-23|publisher=[[日本野球機構]]}}</ref>、[[最優秀選手 (日本プロ野球)#シーズンMVP|MVP]]を獲得した。チームからはゴールデングラブ賞は3人<ref>{{Cite web|url=http://www.npb.or.jp/award/2013glove.html|title=2013年度 三井ゴールデン・グラブ賞|accessdate=2015-10-23|publisher=日本野球機構}}</ref>、ベストナインには4人がそれぞれ選出、新人王に則本が選出された<ref>{{Cite web|url=http://www.npb.or.jp/award/2013pl.html|title=記者投票による表彰|accessdate=2015-10-23|publisher=日本野球機構}}</ref>。11月24日、優勝パレードが仙台市内中心部で行われ、約21万4千人の観衆を動員した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131124/bbl13112411420002-n1.htm 楽天が日本一パレード 仙台中心部を凱旋(MSN産経ニュース)2013年11月24日] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20131129214105/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131124/bbl13112411420002-n1.htm |date=2013年11月29日 }}</ref>。
 
 
'''[[2014年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2014年]]'''
 
 
[[ファイル:Senichi_Hoshino_in_Fukuoka_Yafuoku!_Dome.jpg|thumb|300px|福岡ヤフオク!ドームにて(9月24日)]]
 
 
スローガンは、「'''Smart & Spirit 2014 HEAT UP!'''」。
 
 
1月23日、田中がポスティングシステムでMLB[[ニューヨーク・ヤンキース]]に移籍<ref>{{cite web|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20140122&content_id=66940902&vkey=pr_nyy&c_id=nyy|title=Yankees sign RHP Masahiro Tanaka|accessdate=January 23, 2014|author=|date=January 22, 2014|work=MLB.com Yankees Press Release|language=英語}}</ref>。5月26日、星野監督が腰痛のため、対ヤクルト戦(神宮)で休養し、投手コーチの[[佐藤義則]]が指揮を執った<ref>{{Cite news|title=星野監督 腰痛で休養、歩行困難 佐藤投手コーチが代行|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-05-26|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/05/26/kiji/K20140526008240070.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。翌27日に[[腰椎椎間板ヘルニア]]および[[胸椎黄色靱帯骨化症]]と診断された星野監督の休養と、佐藤投手コーチが監督代行をつとめることが発表された<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4216.html|title=星野仙一監督 休養のお知らせ|accessdate=2015-10-23|date=2014-05-27|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。[[7月2日]]、監督代行に[[大久保博元]]二軍監督がつき、佐藤は一軍投手コーチに専念することになった<ref>{{Cite news|title=楽天 デーブ2軍監督が1軍代行監督に 2日から指揮|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-07-02|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/02/kiji/K20140702008489470.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。[[7月24日]]より星野が監督に復帰<ref>{{Cite news|title=星野監督が笑顔見せ球場入り、冗談めかして「正座して待っとけよ」|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-07-24|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/24/kiji/K20140724008622360.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>するが、チームは低迷し、9月6日にはリーグ優勝の可能性が消滅し<ref>{{Cite news|title=楽天 連覇の可能性消滅も…目の前の1勝に執念みせた|newspaper=スポーツニッポン|date=2011-09-06|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/06/kiji/K20140906008886110.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、[[9月18日]]に星野監督が退任を発表<ref>{{Cite news|title=星野監督が退任表明 オーナー慰留も本人の意志固く|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-09-18|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/18/kiji/K20140918008951690.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、[[9月29日]]にはBクラスが確定<ref>{{Cite news|title=楽天 連覇完全消滅 星野監督「もう見たくない」|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-09-29|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/29/kiji/K20140929009016800.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>、[[10月7日]]の対オリックス戦(コボスタ宮城)に敗れ、最下位が確定した。なお前年優勝チームの最下位は前年の日本ハムに次いで史上5度目<ref>{{Cite news|title=優勝から最下位…楽天 プロ野球史上5度目の“屈辱”|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-10-08|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/08/kiji/K20141008009065860.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。[[10月14日]]、次期監督に大久保[[二軍監督]]の就任を発表した<ref>{{Cite news|title=楽天 大久保新監督発表「常勝軍団つくる」若手育成、星野前監督路線継承で評価|newspaper=スポーツニッポン|date=2014-10-14|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/14/kiji/K20141014009101460.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
8月、コボスタ宮城の全面増築が完成、先行完成(3月)した楽天山観覧席と、8月に完成した3塁側上段の増設席を合わせ28,907人収容となった効果もあり、8月30日・ソフトバンク戦において、レギュラーシーズン・ポストシーズンを通して当球場歴代最多となる25,308人を集客<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4508.html|title=8/30(土)球団史上最多の観客動員数を記録!|accessdate=2015-10-23|date=2014-08-30|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>したのを皮切りとして、観客動員記録を次々更新。最終的には1,450,233人(1試合平均単位で20,142人)の球団新記録を達成した。このうちコボスタ宮城に限れば67試合で1,350,293人(1試合平均20,153人)をマークした。<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4612.html|title=球団新記録のシーズン観客動員数|accessdate=2014-10-25|date=2014-10-07|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>
 
 
=== 大久保監督時代 ===
 
'''[[2015年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2015年]]'''
 
 
チームスローガンは、「'''Smart & Spirit 2015 一致団結'''」。
 
 
前年まで監督を務めた星野がシニアアドバイザーに就任する一方で、2013年から4番打者として君臨していた[[アンドリュー・ジョーンズ]]が退団。ジョーンズに代わる現役メジャーリーガーとして、ヤンキースから[[ゼローズ・ウィーラー]]、[[ピッツバーグ・パイレーツ]]から[[ギャビー・サンチェス]]を獲得した。シーズン開幕直前には、前年にオリックスの主力として活躍した[[ウィリー・モー・ペーニャ]]も獲得することで、打線に厚みを増させた。投手陣は、抑えの切り札として[[広島東洋カープ]]から[[キャム・ミコライオ]]を獲得したほか、2013年まで在籍していたレイとハウザーが復帰。ドラフト会議では、高校生ながら最速で157[[キロメートル毎時|km/h]]を記録した右腕投手の[[安樂智大]]を1巡目指名で獲得した。
 
 
開幕以来なかなか波に乗ることができず、ソフトバンク・日本ハム・西武の3強の後塵を拝する状態が続いた。交流戦では全18試合のうち2点差以内は15試合、延長戦は5試合と粘り強く戦い、10勝8敗の4位で終え2年ぶりに勝ち越した<ref>{{Cite news|title=〈楽天〉交流戦 投手陣奮闘、接戦で粘り|newspaper=[[河北新報]]|date=2015-06-18|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150618_14029.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。交流戦のチーム防御率2.47は12球団トップであった。交流戦以降はロッテと4位・5位を争い、前半戦を5位でターンした。後半戦に入り、[[7月22日]]の日本ハム戦で1試合の最多得点での球団新記録となる19得点を記録したが、[[7月30日]]に[[田代富雄]]一軍打撃コーチが退任した。シーズンの途中でハウザーが再び退団したことからトレードおよび新外国人選手獲得期限日の[[7月31日]]には、[[アガスティン・ムリーロ]]を獲得している。しかし、[[8月25日]]のオリックス戦に敗れたことで最下位に転落した<ref>{{Cite news|title=オ1-0楽 オリックス最下位脱出|newspaper=産経ニュース|date=2015-08-25|url=http://www.sankei.com/sports/news/150825/spo1508250026-n1.html|accessdate=2015-10-23|publisher=[[産業経済新聞社]]}}</ref>。その後は一時5位に浮上したものの、[[8月28日]]の西武戦に2-3で敗戦。この敗戦によって自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した<ref>{{Cite news|title=〈楽天〉青山痛恨 自力CS消える|newspaper=河北新報|date=2015-08-29|author=浦響子|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150829_14019.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>ことから、大久保監督が辞任の意向を示した<ref>{{Cite news|title=<楽天>大久保監督が辞意 球団は慰留方針|newspaper=河北新報|date=2015-08-30|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150830_14010.html|accessdate=2015-10-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150923060454/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150830_14010.html|archivedate=2015年9月23日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。その一方で、[[9月7日]]には、星野前監督が取締役副会長に就任することを球団が発表された<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5676.html|title=株式会社楽天野球団 星野仙一 取締役副会長就任に関して|accessdate=2015-10-23|date=2015-09-07|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。星野球団副会長は、「球団の編成・ドラフト戦略・経営にも関与できる現場の総責任者」という立場で、三木谷オーナー・立花社長に次ぐ権限を有するようになった<ref>{{Cite news|title=星野仙一氏が副会長就任…GMではなく、それ以上|newspaper=日刊スポーツ|date=2015-09-08|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/1535116.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。[[9月22日]]のロッテ戦に敗れて[[クライマックスシリーズ]]進出の可能性が完全に消滅し、2年連続のBクラスも確定したため、大久保監督は同日に成績不振の責任を取って監督を退任することを正式を発表した<ref>{{Cite news|title=〈楽天〉大久保監督が辞意表明|newspaper=河北新報オンラインニュース|date=2015-09-23|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150923_14012.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。終盤はオリックスと5位の座を争ったが、[[10月3日]]の対ロッテ戦に敗れたため2年連続での最下位が決定した<ref>{{Cite news|title=〈楽天〉2年連続最下位|newspaper=河北新報|date=2015-10-04|author=剣持雄治|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151004_14014.html|accessdate=2015-10-23}}</ref>。シーズン通算では57勝83敗3分(勝率.407)という成績でパ・リーグの全チームに負け越した。チーム打率、防御率、得点はいずれもリーグ最下位で失点もリーグ最多を記録。その一方で、主催試合のシーズン通算観客動員数は歴代最多の1,524,149人に達した。
 
 
なお、球団創設メンバーで唯一の現役投手・[[小山伸一郎]]、地元・仙台出身でチーム最年長選手でもあった元[[メジャーリーグ・ベースボール|メジャーリーガー]]・[[斎藤隆 (野球)|斎藤隆]]、入団以来長らく先発陣の一角を担ってきた永井怜などがこのシーズンを以って引退。
 
 
シーズン終了後の[[10月8日]]、大久保の後任として近鉄・日本ハムの監督を歴任した[[梨田昌孝]]の監督就任を発表<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5771.html|title=「個々の能力を引き出しながら、ひとつの目標に向かう」梨田昌孝監督 就任会見|accessdate=2015-10-08|date=2015-10-08|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref><ref>{{Cite news|title=楽天は梨田昌孝新監督の就任を正式発表 背番号は「99」|newspaper=エキサイトニュース|date=2015-10-08|url=http://www.excite.co.jp/News/baseball/20151008/Full_count_19726.html|accessdate=2015-10-23|agency=Full-count|publisher=Creative2}}</ref>。
 
 
2015年シーズンは「チームとフロントの一体化」であるとしてオーナーである三木谷がスタメン、打順、さらには一・二軍の入れ替えなどを指示することが多かった。しかしシーズン後半には現場の意見も取り入れるようになってきてそれをオーナーが決裁を出す形となった。オーナーの現場介入は打撃コーチである田代富雄がこれを許せないとしてシーズン途中で退団するなど批判の声があがっている<ref>{{Cite news|title=【楽天・現場介入問題】デーブ監督「(三木谷)会長が全部話してくれたので、やりやすくなった」|newspaper=東スポWeb|date=2015-08-26|author=赤坂英一|url=http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/439398/|accessdate=2015-10-23}}</ref>。
 
 
=== 梨田監督時代 ===
 
'''[[2016年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2016年]]'''
 
 
チームスローガンは、「'''Smart & Spirit 2016 夢と感動'''」。
 
 
2年続けて最下位に陥るほどの低迷から脱却するために大型補強を敢行した。ここ2年固定できなかった[[三塁手]]を補強すべく、千葉ロッテマリーンズから[[FA宣言|FA権の行使を宣言]]していた[[今江敏晃]]と契約した。また、かつて[[広島東洋カープ]]の主力打者だった山形県出身の[[栗原健太]]内野手、[[千葉ロッテマリーンズ]]から戦力外通告を受けていた[[川本良平]]捕手、[[中日ドラゴンズ]]を退団した[[山内壮馬]]・[[福岡ソフトバンクホークス]]を退団した[[金無英]]両投手を入団テスト経由で契約。外国人投手では、先発・リリーフ両方に対応できる[[ラダメス・リズ]]や[[ジェイク・ブリガム]]を獲得したほか、[[WBSCプレミア12]]の台湾代表に選出された[[宋家豪]]と育成選手契約を結んだ。さらに、[[メキシカンリーグ]]二冠王の[[ジャフェット・アマダー]]内野手と、MLB通算162本塁打の実績を誇る[[ジョニー・ゴームズ]]外野手を獲得した。
 
 
2月1日から、楽天Koboスタジアム宮城の短縮表記を「コボスタ宮城」から「Koboスタ宮城」に変更し、5月には社会人・大学・クラブチームと対外試合を年に30戦程度実施することを前提に、若手選手の実戦経験を増やす目的で球団内に「育成チーム」を編成した。
 
 
公式戦では、[[茂木栄五郎]]を開幕から内野のレギュラーに抜擢するなど新人選手を積極的に起用した。ドラフト1巡目入団の[[オコエ瑠偉]]も高卒新人野手では球団史上初の開幕一軍入りを果たすと、セ・パ交流戦期間中から正中堅手に定着した。正捕手の嶋が故障で戦線を離れた5月下旬からはドラフト6巡目入団の[[足立祐一]]にスタメンマスクを託した。その一方で、新外国人のゴームズは18試合で打率1割台・本塁打1本にとどまり4月22日に一軍登録を抹消され帰国・退団したほか<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/05/06/kiji/K20160506012536320.html 楽天 ゴームズの退団発表、メジャー162発大砲 わずか1本塁打で] - スポニチアネックス、2016年5月6日</ref>、パ・リーグの最年長選手だったレイも成績不振を理由に退団した。オープン戦の序盤に負傷したアマダーは5月下旬に公式戦デビューを果たしたものの、以降も再三にわたって故障で戦列を離れた。さらに今江・銀次・松井稼頭央などの主力打者も故障や打撃不振などで一軍と二軍を往復した。このため、7月には球団史上初めての[[キューバ]]出身選手として[[フェリックス・ペレス (野球)|フェリックス・ペレス]]、[[シアトル・マリナーズ]]時代に[[イチロー]]とチームメイトだった[[カルロス・ペゲーロ]](いずれも左打ちの外野手)を相次いで獲得した。
 
 
序盤に一時首位に立つも、その後順位は急降下し4位に沈んだ。交流戦では11勝7敗の4位と健闘したが、リーグ戦の再開後はソフトバンク・日本ハム・ロッテの後塵を拝する状況が続いた。終盤には順位で西武にも抜かれ5位に転落した。9月29日のオリックス戦に勝利したことでオリックスの最下位が確定したため、チームは3年振りに最下位を脱出し<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1717095.html 楽天10点大勝、塩見8勝 オリックスは最下位確定]日刊スポーツ 2016年9月29日</ref>5位でシーズンを終えた。西武に対しては、球団史上初めてシーズンの勝ち越しを果たした。
 
 
シーズン終了後には、球団創設時から楽天に所属している最後の現役選手であった近鉄出身の[[牧田明久]]や、2007年の大学・社会人ドラフト会議1巡目指名で入団した[[長谷部康平]]、後藤、栗原、川本、山内などが現役を引退した。外国人選手では、リズ、ブリガム、ペレスが相次いで退団したほか、前年の故障からセットアッパーとして復活したミコライオとの残留交渉が不調に終わった(ミコライオは、後に退団した)。
 
 
'''[[2017年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2017年]]'''
 
 
チームスローガンは、「'''Smart & Spirit 2017 東北・夢・再び'''」。
 
 
前年10月31日付で楽天が宮城球場の命名権に関する3年契約を締結したことに伴って、1月1日付で本拠地の呼称を「Koboパーク宮城」に変更した。同月16日には、星野球団副会長が監督時代の実績を買われて[[野球殿堂]]顕彰者(エキスパート部門)に選ばれている。
 
 
外国人選手については、ウィーラー・アマダー・ペゲーロが揃って残留する一方で新たに[[フランク・ハーマン]]投手と契約を結んだ。レギュラーシーズン中の6月には、[[BCリーグ]]の[[富山サンダーバーズ]]から[[ジョシュ・コラレス]]投手を獲得している。日本人選手では、西武からFA権の行使を宣言していた仙台市出身の[[岸孝之]]投手やソフトバンクからのコーチ就任要請を固辞して退団した青森県出身の[[細川亨]]捕手と契約。ドラフト会議では、1巡目の[[藤平尚真]]をはじめ支配下登録選手としての指名を経て入団した10人中9人を投手が占めた。さらに、一軍を経験していなかった[[柿澤貴裕]]外野手との交換トレードで、巨人から[[小山雄輝]]投手が移籍した。春季キャンプ中には、前年10月にDeNAから戦力外通告を受けていた元・巨人の[[久保裕也 (野球)|久保裕也]]投手を、入団テスト経由で獲得している。
 
 
その一方で、レギュラーシーズンの開始前に催された[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック|2017 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)]]には、則本と松井裕が[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表|日本代表]]、アマダーが[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック メキシコ代表|メキシコ代表]]として出場し、当初は嶋も日本代表に選ばれていたが、春季キャンプから右ふくらはぎの張りで調整が遅れたため本大会の直前に出場を辞退した。さらに則本は、WBC出場の影響で入団以来初めて開幕投手を外れた。
 
 
公式戦では、ウィーラー・アマダー・ペゲーロを同時にスタメンへ起用することを前提に1番に茂木・2番にペゲーロ・5番に銀次を据えた攻撃型の打線でスタートした。開幕投手には、岸が内定していたが開幕直前にインフルエンザB型へ感染したため、対戦相手であるオリックスとの相性の良い美馬が初めて起用された。また、新人投手の[[森原康平]]・[[高梨雄平]]・[[菅原秀]]が中継ぎ要員として揃って開幕一軍入りを果たした。このような状況で開幕を迎えたにもかかわらず、開幕戦からの4連勝でスタートダッシュに成功する。パ・リーグの首位に立つと、4月を16勝5敗の勝率.761、5月を16勝7敗の勝率.696で終えた。この間には3連敗が1度もなかった。さらに則本は4月19日の西武戦から8試合連続で2桁奪三振(NPB新記録および世界プロ野球タイ記録)を達成した。
 
則本と共に先発陣を構成する美馬・岸や、クローザーの松井裕も好調で、ハーマンと共にセットアッパーを務める福山は、開幕戦から36登板試合連続で自責点を0に凌いだ。
 
 
5月以降はソフトバンクとリーグ戦で首位争いを展開した。交流戦ではソフトバンクが優勝したものの、3連敗を2度経験しながら10勝8敗の5位で終了した。6月28日には[[弘前市運動公園野球場|はるか夢球場(弘前市運動公園野球場)]]でオリックス戦を開催。球団創設13年目にして球団の主催による青森県内での一軍公式戦が初めて実現するとともに、地方球場に強い辛島が先発で白星を飾った。この試合によって日程上は東北全6県での開催が実現したが、4月13日に福島県のヨーク開成山スタジアムで予定されていた西武戦が降雨で中止になったため、実公式での全県開催は2018年以降に持ち越された。結局、6月の通算成績は12勝9敗1分の勝率.571であった。
 
 
7月には2日にソフトバンクに敗れたことでソフトバンクとのゲーム差が−0.5ゲーム差となり、前年のソフトバンクに続き2位とのゲーム差がマイナスでの首位となる事象が発生した<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170703_14005.html <楽天>珍現象発生 ゲーム差-0.5で首位] - 河北新報、2017年7月3日</ref>。7月7日にシーズン初めてソフトバンクに首位を明け渡すが、2日後には首位に再浮上した。前半戦最後のカードであったソフトバンクとの首位攻防2連戦で2連勝したため、4年振りに前半戦を首位で折り返した。しかし、その一方で交流戦の終盤から主力選手に故障者が続出し、茂木・[[藤田一也]]・ペゲーロ・岡島・松井裕・今江が相次いで戦線を離脱した。NPBレギュラーシーズン中のトレード期限が迫っていた7月下旬には、このような事情を背景に2015年までロッテの主力打者だった巨人の[[ルイス・クルーズ]]内野手を金銭トレードで獲得した。獲得当日(26日)のソフトバンク戦から、茂木が遊撃の守備、ペゲーロが一軍に復帰する8月上旬まで一軍の公式戦に出場した。さらにこの試合で則本が入団1年目から5年連続のシーズン2桁勝利を達成し、チームは4連勝と6連勝を1回ずつ経験した影響で、7月を13勝7敗の勝率.650で終えた。
 
 
8月には2日に再び首位から陥落すると、投打の歯車が噛み合わないまま急失速した。前述した故障者のうち、今江以外の選手が相次いで一軍に復帰してもこの傾向に歯止めが掛からなくなった。一時はパ・リーグのレギュラーシーズンでは35年振りにマイナス1ゲーム差で首位に立った<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/09/kiji/20170808s00001173225000c.html パ35年ぶりの珍現象!楽天、マイナス1ゲーム差の首位] - スポニチアネックス、2017年8月9日</ref>ものの、ソフトバンクや3位・西武との3連戦が組まれていた8月第3週から第5週までの通算15試合で、1勝13敗1分と大きく負け越した。首位・ソフトバンクとの差が10ゲームにまで広がったばかりか、31日の西武戦で敗れたためシーズンで初めて3位に転落した。結局、8月の通算成績は7勝18敗1分でシーズン初の月間負け越しを記録した。さらに8月23日のロッテ戦から9月3日のソフトバンク戦まで、球団初年度以来12年振りの公式戦10連敗を記録している。9月2日の対ソフトバンク戦で敗れたことによってチームの自力優勝の可能性が消滅したほか、本拠地での主催試合でも、8月18日のソフトバンク戦から9月9日のオリックス戦まで10連敗を喫した。この間には、前述した攻撃型打線の組み替えを繰り返す一方で春季キャンプ中の故障で出遅れていたオコエがスタメンに再び定着するほど好調を見せた。また、高卒新人の藤平もチームが6連敗中だった8月22日のロッテ戦で一軍初勝利を果たすと、チームの10連敗で迎えた9月5日の日本ハム戦でも先発勝利を記録した。さらにウィーラー・ペゲーロ・アマダーが9月中旬までに相次いで20本以上の本塁打を放ったため、「同一球団に在籍する3人の外国人選手が同一シーズンでいずれも20本以上の本塁打」というNPB一軍公式戦史上初の記録を樹立し、投手陣では則本と美馬が2桁勝利を達成した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/19/kiji/20170919s00001173238000c.html 楽天3連勝 史上初!助っ人20発トリオ誕生 美馬完封で初の2桁勝利]スポーツニッポン 2017年9月19日閲覧。</ref>一方で、岸は防御率2.76ながら7連敗(8勝10敗)でレギュラーシーズンを終えた。
 
 
9月中旬以降は、16日にソフトバンクのリーグ優勝が決まったものの24日に楽天の3位以上が確定した<ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170924-OHT1T50179.html 【楽天】逆転負けも4年ぶりCS出場が決定] - スポーツ報知、2017年9月24日</ref>。が、以降の試合で2位に返り咲けないまま10月4日の対ロッテ戦を延長12回引き分けで終了となった。チーム史上初めてレギュラーシーズンを3位で終えた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/05/kiji/20171005s00001173089000c.html 楽天 3位確定 9回2死から追いつくも延長12回ドロー] - スポニチアネックス、2017年10月5日</ref>。
 
 
ポストシーズンでは、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ([[メットライフドーム]])第1戦においてレギュラーシーズン中の対戦で8戦全敗だった西武のエース・[[菊池雄星]]を相手に0 - 10の大差で完封負けを喫した。だが、第2戦からの2連勝によってパ・リーグの優勝チームとして臨んだ2013年以来4年振り(勝ち上がりは2009年以来)にCSファイナルステージへ進出した。パ・リーグが2007年から導入しているCS制度で、ファーストステージの第1戦に敗れたチームがファイナルステージへ進出できた事例はこの年の楽天が初めてである。迎えたソフトバンクとのファイナルステージでは、第1戦から2連勝しCS第2戦から4連勝と上り調子にあったが、則本・岸・美馬を先発に立てた第3戦以降の試合で3連敗を喫したため、4年振りの日本シリーズ進出を逃した。なお、この時点で日本シリーズの出場および制覇回数は1回であった。しかし、過去2回出場したシリーズをいずれも制していた[[横浜DeNAベイスターズ]](セ・リーグ3位からCSを突破)が、[[2017年の日本シリーズ|この年の日本シリーズ]]でソフトバンクの前に敗退した。その結果、日本シリーズで敗退したことがないチームはNPBの12球団で楽天だけになった。
 
 
日本シリーズの終了後には、チーム最年長の現役選手だった松井稼頭央が、コーチ就任の打診を固辞。他球団での現役続行を希望したため、テクニカルコーチ兼任の外野手として、15年振りに西武へ復帰した。また、巨人から移籍した2013年以降サイドスローの左腕投手として中継ぎで活躍した[[金刃憲人]]などが現役を引退。2009年以降もコーチとして楽天への在籍を続けてきた礒部が退団する一方で、ドラフト会議での1巡目指名を経て在籍していた[[片山博視]](2006年入団)・[[武藤好貴]](2012年入団)両投手や、一軍のクリーンアップを一時担っていた内野手の[[中川大志 (野球)|中川大志]]に戦力外通告を実施した(中川は[[横浜DeNAベイスターズ|DeNA]]、片山はコーチ兼任でBCリーグの[[武蔵ヒートベアーズ]]、武藤は入団前に所属していた[[JR北海道硬式野球部]]の後継チーム・[[JR北海道硬式野球クラブ]]で現役を続行)。
 
 
ドラフト会議では、[[東京六大学野球]]のリーグ戦で歴代3位の通算21本塁打を記録した[[岩見雅紀]](慶応大学外野手)を2巡目で指名。5巡目では、NPBの球団では初めて[[BASEBALL FIRST LEAGUE]]に加盟する球団の選手([[兵庫ブルーサンダーズ]]所属の[[田中耀飛]]外野手)を支配下登録選手として指名した(いずれも指名後に入団、田中は入団後に「耀飛」の名で登録)。
 
 
'''[[2018年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2018年]]'''
 
 
楽天が宮城球場の命名権を保持したまま、1月1日付で球場の呼称を「'''楽天生命パーク宮城'''」に変更した。
 
 
1月4日には、チームの4代目監督でもあった星野仙一・球団代表取締役副会長が[[膵癌|膵臓癌]]のため70歳で永眠した。球団では同月6日にその事実を公表し翌7日から3日間は楽天生命パーク宮城、オープン戦の期間中には主催試合の開催球場に献花台を設置した。また、星野副会長がかつて一軍監督やオーナー付シニアディレクターを務めた阪神球団との共同運営による「お別れ会」を東京と大阪で開催した。大阪での「お別れ会」開催直後の3月26日には、三木谷オーナーの意向<ref name=EverlastingStar>[https://www.daily.co.jp/baseball/2018/03/20/0011084498.shtml 星野氏背番号「77」を永久欠番に 楽天・三木谷オーナー号泣弔辞で誓った](『[[デイリースポーツ]]』[[2018年]][[3月20日]]付記事)</ref>に沿って、星野副会長が監督時代に付けていた背番号77を永久欠番として扱うことが球団から正式に発表された<ref>[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00001064.html 星野仙一さんの背番号「77」を永久欠番に] - 東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト、2018年3月26日</ref>。
 
 
外国人選手については、前年に在籍していた7選手からクルーズ以外の6選手が残留したことに加えて、右の強打者[[オコエ・ディクソン]]と新たに契約。また、DeNAから2013年7月に西武へ移籍していた渡辺直人が内野手として8年振り、2015年から3年間ソフトバンクの一軍投手コーチを務めていた佐藤義則が一軍投手コーチとして4年振りに復帰した。ソフトバンクからは、前年の細川に続いて捕手の[[山下斐紹]]を[[西田哲朗]]との交換トレードで獲得した。
 
 
チームスローガンは、「'''日本一の東北へ'''」。また、球団創設以来初めてユニフォームのデザインをホーム・ビジター用とも一新した。ただし、レギュラーシーズン中には星野副会長の監督時代の背番号(77)をユニフォーム左胸部分の裏に付ける<ref name=EverlastingStar />。その一方で、4月3日に楽天生命パークで開かれた日本ハムとのホーム開幕戦では、星野副会長の監督時代の背番号77を入れた2014年仕様のユニフォームを、監督、コーチ、選手、スタッフ(総勢115名)が着用した。
 
 
[[#ユニフォームの変遷|ユニフォームの変遷]]は「[[#ホーム用|ホーム用]]」、「[[#ビジター用|ビジター用]]」を参照。
 
 
レギュラーシーズンでは、オープン戦を打率トップで終えた[[内田靖人]]を開幕一軍のメンバーに初めて抜擢。3月30日にZOZOマリンスタジアムで催されたロッテとの開幕戦を延長12回の末に3 - 2というスコアで勝利したことによって、球団史上初めてシーズンのスタートを3年連続白星で切った。以降の試合では打線や救援陣がこぞって振るわず、球団史上12年振りに4月中に2桁の借金を喫したため、5月1日には一軍と二軍の間で一部のコーチを入れ替え。一軍の[[高須洋介]]打撃コーチと[[立石充男]]内野守備走塁コーチを二軍に配置転換する一方で、二軍から[[栗原健太]]打撃コーチと[[真喜志康永]]育成コーチが一軍に異動した。<ref>[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00001170.html コーチ人事に関して]東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト、2018年5月1日</ref>。しかし、開幕から10カード連続でカード勝ち越しに至らないまま、開幕から31試合目に当たる同月6日の対西武戦(楽天生命パーク)に大敗。この敗戦によって、自力によるリーグ優勝の可能性がいったん消滅した。NPB公式戦におけるシーズン31試合目での消滅は、この年のセ・リーグ球団を含めても最も速く、プレーオフ制度によるパ・リーグ優勝の可能性を残していた2005年のチーム(29試合)を除けば[[1955年]]の[[大映スターズ]](27試合)に次ぐ速さである<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/05/06/kiji/20180506s00001173348000c.html 楽天 63年ぶり31試合以内での自力V消滅…05年は29試合目で自力1位消滅](『[[スポーツニッポン]]』[[2018年]][[5月6日]]付記事)</ref>。5月9日には福島県内で一軍公式戦(郡山市開成山野球場の対ロッテ戦)の主催を予定していたが、グラウンド状態の不良によって前年(雨天)に続いての中止を余儀なくされた。
 
 
5月29日からのセ・パ交流戦でもチームの調子は上向かず、クローザーの松井裕樹が開幕からの不調、本塁打数でチームトップのペゲーロが交流戦中の不振、中心打者のウィーラーが試合中のヘッドスライディングによる左手指の骨折で相次いで戦線を離脱した。交流戦の開幕投手を任された高卒5年目の[[古川侑利]]が一軍公式戦初勝利を含む2勝を挙げたものの、チームは6月16日の対阪神戦に敗れたことで、リーグ戦からの借金が20に到達した。同日の試合終了後に梨田監督が球団へ辞意を申し入れたところ、球団から了承されたため、辞任が決定した。
 
 
=== 平石監督代行時代 ===
 
 
'''[[2018年の東北楽天ゴールデンイーグルス|2018年]]'''
 
 
梨田監督の辞任を受けて、6月17日の対阪神戦(楽天生命パーク)から、一軍ヘッドコーチ兼打撃コーチの[[平石洋介]]が監督代行に就任した。38歳での一軍監督代行就任は、歴代の一軍監督および代行経験者を含めても球団最年少。また、楽天生え抜きの人物がそのまま一軍を指揮するのは、監督代行としての平石が初めてである。
 
 
チームでは、梨田の辞任と平石の監督代行就任に伴って、一軍コーチ陣の配置転換も実施。投手コーチでは、ベンチ担当(佐藤義則)とブルペン担当([[森山良二]])の配置を入れ替えた。また、2018年5月の一軍復帰後から一塁ベースコーチを務めていた真喜志一軍内野守備走塁コーチが、ヘッドコーチ格で平石監督代行をサポート。この年から一軍戦略・内野コーチが務めていた塩川が、一塁のベースコーチに回っている(平石以外の首脳陣は肩書を変更せず)。
 
 
平石の監督代行就任後は、交流戦の残り2試合に勝利したが、チームは交流戦を最下位(全18試合で6勝12敗)という成績で終了。交流戦開幕投手の古川は、6月19日の最終戦(横浜での対DeNA戦)で白星を挙げたことによって、交流戦を一軍公式戦初勝利からの3連勝で締めくくった。リーグ戦の再開直後には、パ・リーグの球団で唯一勝率が5割を下回る事態に見舞われたものの、6月29日には菊池雄星が先発した対西武戦(メットライフドーム)に15 - 1というスコアで大勝。レギュラーシーズンでは2016年5月25日から続いていた菊池先発試合での連敗を13で食い止めた。
 
 
7月には、[[山形市総合スポーツセンター|山形市総合スポーツセンター野球場(きらやかスタジアム)]]で初めてのNPB一軍公式戦として、10日の対オリックス戦を主催。前年まで他球場で実施されていた山形県内での一軍主催公式戦8試合目にして、初勝利を挙げた。また、オールスターゲームでは、岸が選手間投票1位、平石の監督代行就任を境に4番打者へ定着した今江が監督推薦でパシフィック・リーグ選抜チームに参加。前年のレギュラーシーズン3位を受けて梨田が務める予定だった同チームのコーチを平石が引き継いだほか、14日の第2戦(リブワーク藤崎台球場)には、岸が同チームの先発投手として登板した。
 
 
== 所属選手・監督・コーチ ==
 
{{See also|東北楽天ゴールデンイーグルスの選手一覧}}
 
{{東北楽天ゴールデンイーグルス|state=expanded}}
 
 
== チーム成績・記録 ==
 
[[Image:Tohoku Rakuten Golden Eagles.svg|320px|thumb|2005年以降の順位の変遷]]
 
{{See also|東北楽天ゴールデンイーグルスの年度別成績一覧}}
 
* 日本シリーズ優勝:1回(2013年)
 
* リーグ優勝:1回(2013年)
 
* クライマックスシリーズ優勝:1回(2013年)
 
* 最下位:5回(2005 - 2006年、2010年、2014 - 2015年)
 
* Aクラス:3回(2009年、2013年、2017年)
 
* Bクラス:10回(2005 - 2008年、2010 - 2012年、2014年 - 2016年)
 
* 連続Aクラス入り最長記録:1年(2009年、2013年、2017年)
 
* 連続Bクラス最長記録:4年(2005 - 2008年)
 
* 最多勝利:82勝(2013年)
 
* 最多敗戦:97敗(2005年)
 
* 最多引分:10分(2012年)
 
* 最高勝率:.582(2013年)
 
* 最低勝率:.281(2005年)
 
* 最多得点:628(2013年)
 
* 最少得点:432(2011年)
 
* 最多失点:812(2005年)
 
* 最少失点:464(2011年)
 
* 最多本塁打:135本(2017年)
 
* 最少本塁打:52本(2012年)
 
* 最多盗塁:130盗塁(2011年)
 
* 最少盗塁:41盗塁(2005年)
 
* 最多失策:106失策(2007年)
 
* 最少失策:62失策(2009年)
 
* 最高打率:.272(2008年)
 
* 最低打率:.241(2015年)
 
* 最高防御率:2.85(2011年)
 
* 最低防御率:5.67(2005年)
 
* 最多併殺打:144併殺打(2007年・日本プロ野球記録)
 
* 初試合・初勝利:2005年3月26日・千葉マリンスタジアム(対ロッテに3-1)
 
* 初敗戦:2005年3月27日・千葉マリンスタジアム(2試合目、対ロッテに0-26、26点差での完封は日本プロ野球タイ記録)
 
* 初引分:2005年7月10日・フルキャストスタジアム宮城(83試合目、対ロッテに4-4)
 
* 最大連勝:7(2008年3月26日・対オリックス - 4月3日・対ロッテ、2011年8月20日・対ソフトバンク - 8月27日・対ソフトバンク、2013年7月26日・対ロッテ - 2013年8月4日・対日本ハム)
 
* 最大連敗:11(2005年4月15日・対日本ハム - 4月27日・対オリックス、2005年8月9日・対オリックス - 8月23日・対オリックス)
 
* 1試合最多得点:19(2015年7月22日・対日本ハム)
 
* 1試合最多失点:26(2005年3月27日・対ロッテ)
 
* 1試合最多安打:24(2014年4月12日・対ロッテ)
 
* 1イニング最多得点:10(2005年4月13日・対ソフトバンク・3回裏、2005年9月2日・対オリックス・6回裏)
 
* 1イニング最多失点:11(2005年3月27日・対ロッテ・2回裏、2008年7月22日・対西武・2回裏)
 
* 最多貯金:31(2017年7月26日・対ソフトバンク)
 
* 最多借金:59(2005年9月28日・対ソフトバンク)
 
* 1試合最多本塁打:6本(2010年6月6日・対巨人・中村紀洋8、9号、山崎武司13号、高須洋介2号、嶋基宏3号、ランディ・ルイーズ2号)
 
* 1イニング二塁打:7本(2013年8月4日・対日本ハム・5回表、プロ野球記録)
 
 
== タイトル獲得者 ==
 
=== 総合 ===
 
; [[最優秀選手 (日本プロ野球)|最優秀選手(MVP)]]
 
* [[岩隈久志]](2008年)
 
* [[田中将大]](2013年)
 
; [[最優秀新人 (日本プロ野球)|最優秀新人(新人王)]]
 
* 田中将大(2007年)
 
* [[則本昂大]](2013年)
 
; [[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]
 
* 2006年 - [[ホセ・フェルナンデス (1974年生の内野手)|ホセ・フェルナンデス]](三)
 
* 2007年 - [[山崎武司]](指)
 
* 2008年 - 岩隈久志(投)、[[リック・ショート]](外)
 
* 2009年 - [[鉄平 (野球) |鉄平]](外)
 
* 2010年 - [[嶋基宏]](捕)
 
* 2011年 - 田中将大(投)
 
* 2013年 - 田中将大(投)、嶋基宏(捕)、[[藤田一也]](二)、[[ケーシー・マギー]](三)
 
* 2014年 - 藤田一也(二)、[[銀次]](三)
 
* 2017年 - 銀次(一)、ゼラス・ウィーラー(三)
 
; [[ゴールデングラブ賞]]
 
* 2010年 - 嶋基宏(捕)
 
* 2011年 - 田中将大(投)
 
* 2012年 - 田中将大(投)
 
* 2013年 - 田中将大(投)、嶋基宏(捕)、藤田一也(二)
 
* 2014年 - 藤田一也(二)
 
* 2016年 - 藤田一也(二)
 
* 2017年 - 銀次(一)
 
 
=== ポストシーズン ===
 
; [[クライマックスシリーズ]]MVP
 
* 2013年 - 田中将大
 
; [[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]MVP
 
* 2013年 - 美馬学
 
 
=== 打撃部門 ===
 
; [[首位打者 (日本プロ野球)|首位打者]]
 
* リック・ショート(2008年)
 
* 鉄平(2009年)
 
; [[最多本塁打 (日本プロ野球)|最多本塁打]]
 
* 山崎武司(2007年)
 
; [[最多打点 (日本プロ野球)|最多打点]]
 
* 山崎武司(2007年)
 
; [[最多盗塁 (日本プロ野球)|最多盗塁]]
 
* [[聖澤諒]](2012年)
 
 
=== 投手部門 ===
 
; [[最多勝利]]
 
* 岩隈久志(2008年)
 
* 田中将大(2011年、2013年)
 
; [[最優秀防御率 (日本プロ野球)|最優秀防御率]]
 
* 岩隈久志(2008年)
 
* 田中将大(2011年、2013年)
 
; [[最高勝率 (野球)|最高勝率]]
 
* 田中将大(2013年)
 
; [[最優秀投手]]
 
* 岩隈久志(2008年)
 
* 田中将大(2011年)
 
; [[最多奪三振 (日本プロ野球)|最多奪三振]]
 
* 田中将大(2012年)
 
* 則本昂大(2014年-2017年)
 
; [[沢村栄治賞|沢村賞]]
 
* 岩隈久志(2008年)
 
* 田中将大(2011年、2013年)
 
 
=== 年度別獲得者 ===
 
:()内は獲得タイトル
 
: M→最優秀選手、新→新人王、ベ→ベストナイン、ゴ→ゴールデングラブ賞、首→首位打者、本→最多本塁打、打→最多打点、盗→最多盗塁、勝→最多勝利、防→最優秀防御率、投→最優秀投手、三→最多奪三振、沢→沢村賞
 
* 2006年 - ホセ・フェルナンデス(ベ)
 
* 2007年 - 山崎武司(ベ/本/打)、田中将大(新)
 
* 2008年 - 岩隈久志(M/ベ/勝/防/投/沢)、リック・ショート(ベ/首)
 
* 2009年 - 鉄平(ベ/首)
 
* 2010年 - 嶋基宏(ベ/ゴ)
 
* 2011年 - 田中将大(ベ/ゴ/勝/防/投/沢)
 
* 2012年 - 田中将大(三/ゴ)、聖澤諒(盗)
 
* 2013年 - 田中将大(M/ベ/ゴ/勝/防/投/沢)、嶋基宏(ベ/ゴ)、藤田一也(ベ/ゴ)、ケーシー・マギー(ベ)、則本昂大(新)
 
* 2014年 - 則本昂大(三)、藤田一也(ベ/ゴ)、銀次(ベ)
 
* 2015年 - 則本昂大(三)
 
 
== 永久欠番 ==
 
* '''10''':ファン
 
: [[サブメンバー]]の一人としてチームを盛り上げてほしいという思いを込めた、ファンのための背番号。[[スターティングメンバー]]の9人に次ぐ番号であることにちなむ。
 
: 球団創設時からの永久欠番であるので、背番号「10」をつけていた選手・監督・コーチは過去にも誰一人存在しない。
 
: この10の永久欠番化は、千葉ロッテマリーンズが、一軍登録25人に次ぐ26番目、[[支配下選手登録]]者の一人という意味を込めて'''26'''をファンのための[[野球界の永久欠番|準永久欠番]]としたのを参考にしたとのこと。
 
: ちなみに、球団マスコットの「クラッチ」がイーグルス・ファンの1人として背番号10を着用している。
 
* '''77''':星野仙一
 
: 第4代監督。就任3年目の2013年、チームを初のリーグ優勝・日本一に導く。
 
: 監督退任後も球団に留まり、シニアアドバイザー、球団取締役副会長を歴任。
 
: 2018年1月4日、[[膵臓癌]]のため70歳で逝去。
 
 
== 歴代監督 ==
 
{| class="sortable wikitable" style="text-align: right; font-size: 90%"
 
! 年度 !! 監督 !! 順位 !! 試合 !! 勝利 !! 敗戦 !! 引分 !! 勝率 !! ゲーム差 !! 打率 !! 防御率 !! 本塁打
 
|-
 
|2005||style="text-align: left;"| [[田尾安志]] ||6||136||38||97||1||.281||<span style="display:none">-51.5</span>▲51.5||.255||5.67||88
 
|-
 
|2006||rowspan="4" style="text-align: left;"| [[野村克也]] ||6||136||47||85||4||.356||<span style="display:none">-33.0</span>▲33.0||.258||4.30||67
 
|-
 
|2007||4||144||67||75||2||.472||<span style="display:none">-13.5</span>▲13.5||.262||4.31||111
 
|-
 
|2008||5||144||65||76||3||.461||<span style="display:none">-11.5</span>▲11.5||.272||3.89||94
 
|- bgcolor="#d0e7ff"
 
|2009||2||144||77||66||1||.538||<span style="display:none">-05.5</span>▲{{0}}5.5||.267||4.01||108
 
|-
 
|2010||style="text-align: left;"| [[マーティ・ブラウン|M.ブラウン]] ||6||144||62||79||3||.440||<span style="display:none">-15.0</span>▲15.0||.265||3.98||95
 
|-
 
|2011||rowspan="4" style="text-align: left;"| [[星野仙一]] ||5||144||66||71||7||.482||<span style="display:none">-23.5</span>▲23.5||.245||2.85||53
 
|-
 
|2012||4||144||67||67||10||.500||<span style="display:none">-07.5</span>▲{{0}}7.5||.252||2.99||52
 
|- bgcolor="#d0e7ff"
 
|2013||'''1'''||144||82||59||3||.582||<span style="display:none">+07.5</span>△{{0}}7.5||.267||3.51||97
 
|-
 
|2014||6||144||64||80||0||.444||<span style="display:none">-17.0</span>▲17.0||.255||3.97||78
 
|- style="text-align: right;"
 
|2015||style="text-align: left;"| [[大久保博元]] ||6||143||57||83||3||.407||<span style="display:none">-33.5</span>▲33.5||.241||3.82||85
 
|- style="text-align: right;"
 
|2016||rowspan="2" style="text-align: left;"| [[梨田昌孝]] ||5||143||62||78||3||.443||<span style="display:none">-25.0</span>▲25.0||.257||4.11||101
 
|- bgcolor="#d0e7ff"
 
|2017||3||143||77||63||3||.550||<span style="display:none">-15.5</span>▲15.5||.254||3.33||135
 
|}
 
:※ ▲:2005・2006年はレギュラーシーズン首位球団、2007年以降はリーグ優勝球団とのゲーム差
 
:※ △:リーグ2位球団とのゲーム差
 
:※ 順位における'''太字'''の'''1'''は日本一
 
:※ 2014年シーズンは開幕-5月25日までは星野監督、5月26日-7月2日は[[佐藤義則]]監督代行(24戦10勝14敗)、7月3日-7月24日は[[大久保博元]]監督代行(16戦7勝9敗)、7月25日-シーズン終了までは星野監督が指揮。
 
:※ Aクラス(3位以上)のシーズンは背景色をつける。
 
{{ #invoke:Chart | bar-chart
 
| height = 350
 
| width = 400
 
| stack = 1
 
| group 1 = 38:47:67:65:77:62:66:67:82:64:57:62:77
 
| group 2 = 1:4:2:3:1:3:7:10:3:0:3:3:3
 
| group 3 = 97:85:75:76:66:79:71:67:59:80:83:78:63
 
| colors = MediumVioletRed : Yellow : Gray
 
| group names = 勝利 : 引分 : 敗戦
 
| units suffix = 試合
 
| x legends = 2005:::::2010:::::2015::
 
}}
 
 
== 名誉監督 ==
 
* '''[[野村克也]]'''
 
2012年まで在任。現在、プロ野球界で[[名誉監督]]の称号を贈られたのは全球団で[[野村克也]]と[[読売ジャイアンツ]]終身名誉監督の[[長嶋茂雄]]のみである。
 
 
== ユニフォームの変遷 ==
 
{{出典の明記|date=2013年1月|section=1}}
 
親会社・楽天のイメージカラーであり、イーグルスのチームカラーでもある[[えんじ色|クリムゾン・レッド(えんじ色)]]を基調としている。パンツに1本の細ラインが入っている。帽子は、えんじ色をベースに白文字の「E」。2011年からは株式会社デサントとオフィシャルプラチナスポンサー契約を締結し、ユニフォームなどのウェアを提供していた。胸に、スポンサー・[[アイリスオーヤマ]]のワッペンが付く。2014年シーズンのサプライヤーは[[マジェスティック・アスレティック]]。
 
* 2009年の左袖に、球団創立5周年を記念して「5th Anniversary」のロゴマークをデザインしたワッペンが付いた。
 
* 2011年の右袖に、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])犠牲者追悼の意を込め、黒の1ライン(喪章)が入り、「がんばろう東北」ワッペンが付く(「がんばろう東北」ワッペンは2012年も継続)。
 
* 2012年シーズンのみ、ホーム、ビジターともにヘルメットがツヤありからツヤなしに変わった。
 
 
=== ホーム用 ===
 
白地で、胸ロゴは鷲の翼章付き「'''EAGLES'''」。その上に小さく「'''RAKUTEN'''」の文字があり、胸ロゴ・背番号・胸番号・帽子マークにはえんじ色の文字に黄色の縁取りが施されている。
 
* 2005年 - 2010年:シャドー・ストライプが広めの等間隔に入っていた。
 
* 2011年 - :胸番号・背番号・背ネームの字体が前年からビジター用(後述)のユニフォームで採用されているものと同じとなった。さらに、[[東日本大震災]]の犠牲者に哀悼の意を込めて左袖に袖を一周するリング状の喪章、震災からの復興の願いを込めて左腕に「がんばろう東北」のワッペンを追加した(喪章は2011年のみ採用)。また、同年からはキャプテン制度導入に伴い、キャプテン選手<ref group="注釈">2011年は鉄平、2012年は[[松井稼頭央]]。</ref>にはキャプテンマークとして、ユニフォームの右胸に「'''C'''(ホーム用は金色縁に赤、ビジター用は金色縁に白)」のワッペンが付いている。2014年、胸番号・背番号・背ネームの字体が再度変更された。
 
** 2013年の「[[レジェンド・シリーズ2013]]」では、ビジターゲーム([[8月30日]] - [[9月2日]]・[[福岡ソフトバンクホークス]]対東北楽天ゴールデンイーグルス ([[福岡ドーム|福岡 ヤフオク!ドーム]]))でもホーム用ユニホームを着用して試合を行った。
 
* 2018年 :ユニフォームの肩と脇腹のラグランラインがなくなり、袖口と襟にゴールドとクリムゾンレッドのラインが追加された。また胸番号、背番号、背ネームの字体が変更されたほか胸ロゴの「EAGLES」や帽子マークの縁取りも黄色からゴールドに変わった。
 
 
=== ビジター用 ===
 
上着がクリムゾン・レッド、パンツが白(ホーム用と同タイプ)のツートンカラーを採用。
 
* 2005年 - 2009年:胸ロゴは「'''RAKUTEN'''」で、立体的に見えるように胸ロゴに黄色のシャドーが入っていた。
 
* 2010年 - :胸ロゴのデザインが「'''Rakuten'''」に変更され、黄色のシャドーは廃止、胸番号・背番号・背ネームの字体も変更した。コンセプトは「シンプル&スマート」
 
<ref>{{cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/636.html|title=ビジターユニフォーム デザイン変更のお知らせ|accessdate=2011-06-05|date=2009-12-28|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。2014年、胸番号・背番号・背ネームの字体を変更。
 
* 2018年 :胸ロゴ「'''Rakuten'''」の下に右に向かって細長いラインが入った。また胸番号、背番号、背ネームの字体が変更された<ref>ホーム用とはちがう字体で、旧ユニホームの字体に近いが細部が異なるものとなっている。</ref>。さらにユニフォームの肩と脇腹のラグランラインがなくなり、袖口と襟にホワイトとクリムゾンレッドのラインが追加された。帽子マークの縁取りは黄色からゴールドに変更。
 
<gallery>
 
RE-Hisashi-Kitani.jpg|ビジターユニフォーム(2009年)
 
20120320 Jose Fernandez,infielder of the Tohoku Rakuten Golden Eagles,at Yokohama Stadium.JPG|ビジターユニフォーム(2012年)
 
</gallery>
 
 
=== 限定ユニフォーム ===
 
この他、期間限定での「3rd(または4th)ユニフォーム」が下記のとおり採用されている。
 
* 2006年 - 2009年:交流戦期間のホーム開催試合のみ着用するサードユニフォームが登場。胸ロゴは左胸に帽子と同じ「'''E'''」マーク、胸番号が右胸につく。肩、脇腹にクリムゾン・レッドのラグランスリーブラインが入る。背番号、胸番号の書体は、かつて[[埼玉西武ライオンズ|西鉄ライオンズ]]が採用していた角文字が使われている。
 
* 2007年:「ファンクラブデー」期間限定のファン投票によって選ばれたホーム用が初登場。交流戦用ユニフォームと同タイプであるが、胸に帽子と同じ「'''E'''」ロゴが大きく配置されている。胸番号は無し。背番号、選手名はカッパープレート・ゴシック体。肩、脇腹、背中にクリムゾン・レッドが施されている。
 
* 2008年7月11日 - 13日の対千葉ロッテマリーンズ3連戦で2008年度版「ファンクラブデー」ユニフォームを着用。胸ロゴは左胸に「'''RAKUTEN EAGLES'''」のロゴが縦置きに配置、右胸の胸番号、背番号、選手名はカッパープレート・ゴシック体。肩、脇腹、背中にクリムゾン・レッドが施されている。
 
* 2010年 - 2011年:夏休み期間限定のサードユニフォームが登場。フロント部分は白、脇(肩から両袖・わき腹にかけて)にはえんじ色のラグランデザインが使用され、胸に大きく「TOHOKU」の文字、その下に小さく「RAKUTEN」とある。右袖には帽子と同じ「E」マーク、左袖に「楽天」ロゴが入り、パンツは普段のホーム用をそのまま使用。[[東京ドーム]]以外での地方主催試合開催(いわゆる「東北シリーズ」で、[[郡山総合運動場開成山野球場|郡山]]・[[秋田県立野球場|秋田]]、[[岩手県営野球場|岩手]])、及び[[夏休み]]期間中のKスタ宮城での12試合を合わせた15試合で着用した<ref>{{cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/728.html|title=今年の3rdユニフォームはデザイン一新!テーマは“TOHOKU”バージョン!|accessdate=2011-06-05|date=2010-03-25|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。2011年も同様に、地方2試合(秋田・岩手)・8月のKスタ宮城での12試合、計14試合にて着用。
 
* 2011年:「球団創設7年目特別企画ユニフォーム」としてイーグル・レインボーを採用。「虹(夢の架け橋)」をコンセプトに胸下・両袖をクリムゾンレッドを含む7色の帯で構成しており、胸部は通常デザインとは異なる紺色の「'''Eagles'''」ロゴに加え左胸下に鷲のイラストが入る。パンツはクリムゾンレッド(後側のみ紺の縁取り)のラインが入り、腰部に背番号が入る。アンダーシャツは紺色。キャップも通常デザインではなく白抜きの紺色・ゴシック体の「E」となる。5月28・29日の対阪神2連戦ならびに6月11・12日の対中日2連戦(いずれもKスタ宮城)の交流戦計4試合で着用した<ref>{{cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/1259.html|title=球団創設7年目特別企画ユニフォーム「イーグル・レインボー」を発表|accessdate=2011-06-05|date=2011-05-02|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
** 2011年7月1日からの対千葉ロッテマリーンズ3連戦では2011年度版「ファンクラブデー」ユニフォームを着用。胸には「'''E'''」の一文字ロゴ、肩と脇下には4色のラインが入る。また左袖には東北地方の地図が入ったファンクラブオリジナルエンブレムが入る(「がんばろう東北」ワッペン及び喪章は右肩に移動)。
 
* 2012年6月29日からの対福岡ソフトバンクホークス3連戦で2012年度版「ファンクラブデー」ユニフォームを着用。普段はビジター用で使われるクリムゾンレッド生地に左胸に「'''E'''」の一文字ロゴマーク。右袖に「がんばろう東北」ワッペン、左袖には2012年ファンクラブの証である「ファンクラブワッペン(東北地方の地図が入ったファンクラブオリジナルエンブレム)」が付く。袖には犬鷲の羽ばたく翼と、「足」を生かした野球からイメージする「疾走感」も表現した白のラインが4本ずつ、両袖合わせて8本のラインをあしらい球団創設8年目であることを表現、同じく脇に4本のラインをあしらったキャップもオリジナルのものを使用。
 
* 2012年7月27日 - 8月26日に行われた26試合(ホーム17試合・ビジター9試合)で、「イーグル・スター」ユニフォームを着用する。「イーグル・スター」は「星に願いを(WHEN YOU WISH UPON A STAR)」をテーマに作られた。アイボリー地にクリムゾンレッドのストライプ(楽天のユニホームにストライプが使われるのは、球団創立以来初)をあしらったデザインで、左袖には星を象ったロゴのワッペンが貼られていて、勝ち星を重ね優勝すること、そして東北の早期復興への願いがひとつの「星」に込められている。
 
* 2013年7月26日 - 8月25日の期間中に福島県・岩手県・秋田県・山形県の地方球場で開催する1軍公式戦とKスタ宮城で開催する1軍公式戦、青森県などで開催する2軍公式戦の合計29試合で着用する企画ユニフォーム企画「TOHOKU GREEN(トーホク・グリーン)」を発表。「東北の緑が変わることなく、美しくあり続けることへの願い」をテーマに、ベースの色に「つね(常)に変わらない」という「常磐」の意味を持つ色「常盤色」を使ったデザインのユニフォームで東北の早期復興、美しき東北の自然の保全、そして東北楽天ゴールデンイーグルスが常勝チームになることへの願いをテーマに作られた。ユニホームは常盤色をベースに胸には「TOHOKU」、また、キャップも常盤色をベースにした。胸ロゴ・帽子ロゴ・背番号は赤縁に白。なお、ユニホーム下とアンダーシャツは通常のものを使用<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3070.html|title=夏季着用企画ユニフォーム【TOHOKU GREEN】を発表!|accessdate=2015-10-24|date=2013-04-12|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
* 2017年シーズンから黒を基調とした「BLACK EAGLES」を採用<ref>[https://www.rakuteneagles.jp/special/2017/black/]</ref>。
 
* 2018シーズンからは「TOHOKU GREEN」のデザインをもとにした新たな「BLACK EAGLES」と、ほぼ同デザインの、赤が基調で脇腹から脇にかけて黒が入った「FAN'Sユニフォーム2018」を採用する。
 
<gallery>
 
Masahiro Tanaka.JPG|サードユニフォーム(2007年)
 
Yokogawa fuminori.jpg|サードユニフォーム(2011年)
 
Ginji.jpg|「イーグル・スター」ユニフォーム(2012年)
 
Andruw Jones rakuten.jpg|「TOHOKU GREEN」ユニフォーム(2013年)
 
Aoyama koji.jpg|
 
Uchida yasuhito.jpg|
 
</gallery>
 
 
== 球団旗の変遷 ==
 
{{出典の明記|date=2013年1月|section=1}}
 
* 2005年 - :親会社のイメージカラーであり、球団のチームカラーでもあるクリムゾン・レッド(えんじ色)を地色に、中央に白文字のチームロゴ(左右両端の文字は鷲の翼をイメージした「'''EAGLES'''」、その上に小さく「'''RAKUTEN'''」)。
 
 
== マスコット ==
 
{{Infobox baseball player
 
|選手名 = クラッチ
 
|所属球団 = 東北楽天ゴールデンイーグルス
 
|役職 = マスコット
 
|背番号 = 10
 
|選手写真ファイル名 =
 
|写真サイズ = 250
 
|写真のコメント =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|出身地 =
 
|生年月日 = 2005年1月5日
 
|没年月日 =
 
|身長 =
 
|体重 =
 
|利き腕 =
 
|打席 =
 
|守備位置 = [[マスコット]]
 
|プロ入り年度 = 2005年
 
|ドラフト順位 =
 
|初出場 =
 
|最終出場 =
 
|経歴 =
 
* 東北楽天ゴールデンイーグルス(2005年 - 現在)
 
}}
 
* クラッチ
 
** イヌワシをモチーフ。名前は一般公募され、英語のclutchに「ぎゅっとつかむ」「わしづかみ」という意味があり、また「勝負強い打者」を英語でクラッチヒッター(clutch hitter)と言うことから、「勝負強いチームになって、みんなの心をわしづかみにしてほしい」という願いを込めて決定された。また、イーグルス・ファンのための永久欠番である背番号10をイーグルス・ファンの1人として着用している。着ぐるみ登場当初は、帽子をかぶっていなかった。
 
* クラッチーナ
 
**「クラッチを元に女の子らしい名前を」ということで球団側が名づけた。ピンク色の羽毛が特徴。
 
* スイッチ
 
** 2016年4月1日に契約という形で登場した。[[オウギワシ]]をモチーフ。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[カリフォルニア州]]出身。観覧車のあるボールパーク(Koboパーク宮城)が日本に存在すると聞き付けて仙台にやって来た。陽気で明るい性格だが、スイッチが入ると別人格になるうわさがある<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/6282.html|title=新外国人の発表に関して|accessdate=2017-02-03|date=2016-04-01|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
* [[Mr.カラスコ]]
 
** '''非公認'''マスコット。当該項目を参照。
 
* [[超特大ゴーヤ]]
 
** 2009年の久米島キャンプの際に現地スポーツ団体([[FC琉球]]や[[沖縄プロレス]])から贈呈されたマスコット。後にオリックスに移籍。詳しくは、当該項目を参照。
 
* Baby-brown
 
** 2010年、[[マーティ・ブラウン]]の監督就任を受け登場。どう見ても超特大ゴーヤの顔部分にブラウン監督の顔を模したお面(ただし造形はかなりリアルで、頭部ごと新造された可能性が高い)を貼りつけただけのようにしか見えないデザインのマスコット。ただし球団は「超特大ゴーヤとは何の関係もない」とコメントしている。公式サイトの記事<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/681.html|title=ブラウン監督公認マスコットが発表されました!|accessdate=2015-10-24|date=2010-02-08|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>によると、[[久米島]]の海岸に打ち上げられていたところをたまたま居合わせた[[田中将大]]に助けられてそのまま球場までついてきたそうで、その様子が写真入りで紹介されている。そしてこのキャラを見たブラウン監督が気に入って「Baby-brown」と名づけ、自身の公認マスコットにしたとのこと。
 
* [[ピーマン ボン ジョルノ .カンパニー]]
 
** 未公認マスコット。当該項目を参照。
 
* クロワシさん
 
** 2017年、「BLACK EAGLES DAY」の創設に合わせて誕生した。「BLACK EAGLES DAY」実施日のみに登場する。鷲の被り物を被ったおじさんで、2017年6月11日(関東広域圏での放送日)に[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列で放送された『[[ニノさん]]』の1コーナー「第二のふなっしーを探せ!しゃべるご当地キャラオーディション」に出演した<ref>[http://www.ntv.co.jp/ninosan/backnumber.html ニノさん バックナンバー] 日本テレビ 2017年6月11日 第177回を参照。</ref>。背番号は「クロワシ」の語呂合わせで「9604」。
 
<gallery>
 
File:Rakuten Eagles Mascots Baby Brown.JPG|Baby-brown
 
</gallery>
 
 
== 主な歴代の球団歌・応援歌 ==
 
=== 公式球団歌 ===
 
* [[羽ばたけ楽天イーグルス]](作詞:藤巻浩・勝山聡・井岡美里、作曲:藤巻浩、歌:狗鷲合唱団)
 
*: 軍歌調であるが、サンバMIXバージョンも存在する。7回攻撃前に流れている。
 
* Dangerous Fight!(作詞・作曲:藤巻浩、歌:TOMMY)
 
*: 合体ロボットアニメの主題歌系ロック調。
 
 
=== 公式応援歌 ===
 
* [[THE マンパワー!!!]](作詞・作曲:[[つんく♂]]([[シャ乱Q]])、歌:[[モーニング娘。]])
 
*: 2005年4月1日に行われた主催ゲームかつ本拠地の開幕戦である対西武戦と同年5月8日に行われた対巨人戦では[[宮城球場|フルキャストスタジアム宮城]]で披露され、[[スカイ・エー|スカイ・A]]「[[sky・A STADIUM|サテライトスタジアム]]」の中継のエンディングや、東北[[All-nippon News Network|ANN]]各局ネット「[[黄金鷲団]]」のオープニング・エンディングでも使用されている。
 
*:: イーグルスのオーナーである三木谷の個人資産管理会社が所有する(楽天グループではない)[[ヴィッセル神戸]]([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]])が2004年の[[御崎公園球技場|本拠地]]開幕戦に[[松浦亜弥]]をゲストに呼んだことが[[ハロー!プロジェクト]]とのつながり、さらにこの曲の誕生につながった。
 
* LET'S GO 楽天イーグルス(作詞・作曲:つんく♂、歌:[[DEF.DIVA]]と楽天イーグルス応援隊)
 
*: [[ハロー!プロジェクト]]による公式応援歌第2弾。コーラスでつんく・[[カントリー娘。]]・[[メロン記念日]]が参加。前作「THE マンパワー!!!」に球団関連の歌詞がなかったためにファンの間で定着しなかった反省から、「楽天」「楽天イーグルス」「東北楽天ゴールデンイーグルス」といった球団名が曲の中に合計30回登場する。CDは2006年3月25日にWEB販売の楽天イーグルスオフィシャルショップ限定で発売され、3月28日のホーム開幕戦(対オリックス戦)で披露された。また前作に引き続きスカイ・A「[[sky・A STADIUM|sky・A STADIUM LIVE RAKUTEN わしづかみ]]」(「サテライトスタジアム」から番組名変更)のエンディングテーマソングとして使用されている。
 
*:: 前作から引き続き参加しているのは前作でモーニング娘。のメンバー、今作でDEF.DIVAのメンバーとして参加している[[石川梨華]]のみである。
 
* ダイスキ楽天イーグルス(作詞・作曲:つんく♂、歌:[[GAM (音楽ユニット)|GAM]])
 
*: ハロー!プロジェクトによる公式応援歌第3弾。CDは2007年3月24日にWEB販売の楽天イーグルスオフィシャルショップ限定で発売され、4月1日のホーム開幕戦(対オリックス・バファローズ戦)で披露された。この曲もスカイ・A sports+「sky・A STADIUM LIVE RAKUTEN わしづかみ」のエンディングテーマソングとして使われている。
 
*:: GAMは[[松浦亜弥]]と[[藤本美貴]]のユニットだが、松浦は2年連続、また藤本は2年ぶりで、ともに2回目の応援歌担当となる。
 
* [[越えろ!楽天イーグルス]](作詞・作曲:つんく♂、歌:[[℃-ute]])
 
*: ハロー!プロジェクトによる公式応援歌第4弾。2008年3月20日発売。[[仙台駅]]構内・楽天イーグルスオフィシャルストア、Hello!Projectオフィシャルショップのみで発売。[[プロモーションビデオ|PV]]に、岩隈・山崎ら楽天所属選手(当時)が出演。
 
*: なお、PVは前述の選手登場のバージョンのほか、℃-uteメンバーのみ出演のバージョンのものも存在する。
 
*: 球場での披露に関しては3月29日のホーム開幕戦のみ。
 
* 紅の翼(歌:[[堀内孝雄]])
 
*: つんく♂と同じ[[アップフロントグループ]]の堀内孝雄が歌う公式応援歌第5弾。
 
* 情熱ヴィクトリー(歌:[[杉田二郎]]、[[ばんばひろふみ]])
 
*: コーラスは[[矢口真里]]、[[辻希美]]、[[里田まい]]の3人が担当。
 
* 紅の翼 2011 〜さあ行こう戦いの舞台へ〜(作詞:庄司哲洋、作曲・歌:[[堀内孝雄]])
 
*: 「紅の翼」が制作された2009年は球団創設5年目の節目の年でクライマックスシリーズ進出を果たした記念すべきシーズンであった。このシーズンを越えるべく制作された公式応援歌である。
 
 
=== 公認応援歌 ===
 
* 荒鷲のうた(作詞・作曲:[[石橋凌]]、歌:[[ARB (バンド)|ARB]])
 
* 東北楽天! おらほの! イーグルス(作詞:さくま詩穂里、作曲:斉藤常雄、歌:鴻巣巧一)
 
* 黄金のつばさ(作詞:白津守康、作曲:餅雅彦、歌:板橋修)
 
*: 地元・仙台市の[[歓楽街]]・[[国分町 (仙台市)|国分町]]にある代表的な2つの飲食店街の合同組織「[[虎屋横丁]]・[[稲荷小路]]親交会(通称:稲虎応援団)」が制作した。
 
* Dream of EAGLES〜夢をかなえて(作詞・[[本間秋彦]]、作曲・[[坂本サトル]]、歌:サトル&アッキー)
 
*: 「サトル&アッキー」は[[エフエム仙台|Date fm]]の番組「[[AIRJAM]]」から誕生した、坂本サトルと本間秋彦のユニット。
 
* 楽天イーグルスGO! GO! GO! GO! (作詞・作曲:佐々木朋義、歌:奥山えいじ、DJ:[[ワッキー貝山]])
 
*: 毎年、[[みちのくYOSAKOIまつり]]で踊られる。
 
 
=== 公認イメージソング ===
 
* 夢のつばさ(作詞:[[松井五郎]]、作曲:[[木村真也]]、歌:[[さとう宗幸]])
 
*: 田尾監督解任に対して抗議する意味も込め、さとう自らが歌唱を封印したが、2010年2月24日に自身が司会を務める[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]]『[[OH!バンデス]]』にて封印を解き、毎月1回番組内で歌っている。
 
 
=== その他 ===
 
* 楽天サンバ
 
*: [[東北放送]]のラジオ番組で制作された「[[マツケンサンバII]]」の替え歌。
 
* 大空へ(作詞・作曲・歌:[[清貴]])
 
*: [[エフエム東京]]の番組企画で製作された。
 
 
== 主催ゲーム開催球場 ==
 
=== 本拠地 ===
 
{{See also|宮城球場#命名権}}
 
新規参入時から現在まで、宮城県が所有する[[宮城球場]](仙台市宮城野区[[宮城野原公園総合運動場]]内)を本拠地球場とし、楽天野球団が[[都市公園法]]第5条第1項の許可(管理許可)を受けて運営している<ref>{{PDFlink|[https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/368958.pdf 宮城県宮城野原公園総合運動場 指定管理者募集要項]}}(宮城県教育委員会
 
2016年7月)</ref>。ただし、3年毎に[[命名権]]の公募がなされ、権利を取得した企業が命名する愛称が「宮城球場」より優先して用いられている。
 
{| class="wikitable" style="font-size: 90%;"
 
|+命名権による「宮城球場」の愛称
 
!シーズン
 
!取得企業
 
!契約料(税抜)
 
!愛称
 
!主な略記
 
|-
 
|2005年 - 2007年
 
|[[フルキャストホールディングス|フルキャスト]]
 
|2億0000万円/年
 
|'''フルキャストスタジアム宮城'''
 
|フルスタ宮城
 
|-
 
|2008年 - 2010年
 
|rowspan="2"|[[日本製紙]]
 
|2億5000万円/年
 
|'''[[クリネックス]]スタジアム宮城'''
 
|rowspan="2"|Kスタ宮城
 
|-
 
|2011年 - 2013年
 
|2億0000万円/年
 
|'''日本製紙クリネックススタジアム宮城'''
 
|-
 
|2014年 - 2016年
 
|rowspan="3"|[[楽天]]
 
|rowspan="3"|2億0100万円/年
 
|'''楽天[[コボ|Kobo]]スタジアム宮城'''
 
|コボスタ宮城<br />Koboスタ宮城(2016年)
 
|-
 
|2017年
 
|'''Koboパーク宮城'''
 
|Koboパーク
 
|-
 
|2018年 - 2019年
 
|'''楽天生命パーク宮城'''
 
|楽天生命パーク
 
|}
 
 
=== 地方開催 ===
 
{{see also|東北楽天ゴールデンイーグルス主催試合の地方球場一覧}}
 
 
=== 収容人員と観客動員数 ===
 
{{seealso|宮城球場#収容能力に関する問題|仙台のスポーツ#プロスポーツチーム}}
 
本拠地球場である宮城球場の収容人員、および、レギュラーシーズンの主催試合の宮城球場以外も含んだ観客動員数と1試合平均観客数は以下の通り。パ・リーグでのレギュラーシーズンの順位も付記。この統計では観客数に加えられない[[ポストシーズン]]があった年は特記。
 
{| class="wikitable" style="text-align: right; font-size: 90%;"
 
|+宮城球場の収容人員と主催試合の観客動員数<ref name="TRGE20161002">[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/6834.html 球団新記録のシーズン主催試合観客動員数を更新!](東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト
 
2016年10月2日)</ref><ref>[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3535.html 日本製紙クリネックススタジアム宮城「28,000増席計画のお知らせ」](東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト 2013年10月1日)</ref><ref>[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5892.html 【楽天Koboスタジアム宮城】ボールパーク改修に関して](東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト 2015年11月20日)</ref><ref>[http://npb.jp/statistics/2017/attendance.html 2017年 セ・パ公式戦 入場者数](日本野球機構)</ref>
 
!年
 
!試合数
 
!観客動員
 
!1試合平均
 
!宮城球場の収容人員
 
!順位
 
![[ポストシーズン|PS]]
 
|-
 
|[[2005年の日本プロ野球|2005年]]||rowspan="2"|68試合||977,104人||14,369人||20,000人||6位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2006年の日本プロ野球|2006年]]||951,723人||13,996人||rowspan="2"|23,000人||6位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2007年の日本プロ野球|2007年]]||rowspan="8"|72試合||1,117,369人||15,519人||4位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2008年の日本プロ野球|2008年]]||1,149,061人||15,959人||22,187人||5位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2009年の日本プロ野球|2009年]]||1,203,169人||16,711人||22,098人||2位||align="left"|[[2009年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|CS]]
 
|-
 
|[[2010年の日本プロ野球|2010年]]||1,141,640人||15,856人||rowspan="3"|23,026人||6位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2011年の日本プロ野球|2011年]]||1,168,188人||16,225人||5位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2012年の日本プロ野球|2012年]]||1,177,793人||16,358人||4位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2013年の日本プロ野球|2013年]]||1,281,087人||17,793人||【{{0}}1月{{0}}{{0}} ~】 23,451人<br />【{{0}}4月{{0}}{{0}} ~】 23,466人<br />【{{0}}9月{{0}}{{0}} ~】 25,651人<br />【10月{{0}}3日~】 25,868人<br />【10月17日~】 26,695人<br />【10月26日~】 28,120人||1位||align="left"|[[2013年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|CS]]+[[2013年の日本シリーズ|JS]]
 
|-
 
|[[2014年の日本プロ野球|2014年]]||1,450,233人||20,142人||【{{0}}4月{{0}}1日~】 25,717人<br />【{{0}}8月30日~】 28,736人||6位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2015年の日本プロ野球|2015年]]||71試合||1,524,149人||21,467人||28,451人||6位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2016年の日本プロ野球|2016年]]||72試合||1,620,961人||22,513人||rowspan="2"|30,508人||5位||align="left"|-
 
|-
 
|[[2017年の日本プロ野球|2017年]]||71試合||1,770,108人||24,931人||3位||align="left"|[[2017年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|CS]]
 
|}
 
; 収容人員と観客動員数の変化
 
{{legend-line|skyblue solid 4px|宮城球場の収容人員(人)… 各シーズン開幕当初(2005年以前は28,000人)}}
 
{{legend-line|magenta solid 4px|主催試合の1試合平均観客動員数(人/試合)<ref name="TRGE20161002"/>}}
 
{{Line chart
 
| color_background = white
 
| color_series_1 = skyblue
 
| thickness_series1 = 1.5
 
| color_series_2 = magenta
 
| thickness_series2 = 1.5
 
| width  = 350
 
| height = 350
 
| padding_left = 50
 
| padding_right = 20
 
| padding_top = 5
 
| padding_bottom = 15
 
| number_of_series = 2
 
| number_of_x-values = 17
 
|label_x1=|label_x2=2005|label_x3=|label_x4=|label_x5=|label_x6=|label_x7=2010|label_x8=|label_x9=|label_x10=|label_x11=|label_x12=2015|label_x13=|label_x14=|label_x15=|label_x16=|label_x17=2020|
 
| y_max = 31000
 
| y_min = 10000
 
| scale = yes
 
| interval_primary_scale = 5000
 
| interval_secondary_scale = 1000
 
|S01V01=28000|S01V02=20000|S01V03=23000|S01V04=23000|S01V05=22187|S01V06=22098|S01V07=23026|S01V08=23026|S01V09=23026|S01V10=23466|S01V11=25717|S01V12=28451|S01V13=30508|S01V14=30508|S01V15=|S01V16=|S01V17=
 
|S02V01=|S02V02=14369|S02V03=13996|S02V04=15519|S02V05=15959|S02V06=16711|S02V07=15856|S02V08=16225|S02V09=16358|S02V10=17793|S02V11=20142|S02V12=21467|S02V13=22513|S02V14=24931|S02V15=|S02V16=|S02V17=
 
| points = yes
 
}}
 
 
== 場内アナウンス ==
 
{{出典の明記|date=2013年1月|section=1}}
 
* [[宮城球場|Koboパーク宮城]]開催のホームゲームで選手を紹介する場内アナウンス(「[[スタジアムDJ]]」と呼ばれる)は球団創設1年目の2005年から取り入れている。
 
**男女混声形式を採用しており、基本的にホーム側は男性、ビジター側は女性が担当している。
 
***男声アナウンスは過去に[[古田優児]](フリーアナウンサー)が担当した。現在は[[千葉マサト]](フリーアナウンサー)が担当している。
 
***女声アナウンスは過去に[[岩手佳代子]](フリーアナウンサー)、[[高野志津]](フリーアナウンサー)、[[山口祐佳]](中日ドラゴンズのチアリーダーチーム「[[チア・ドラゴンズ]]」の元メンバー)らが担当した。2012年からは[[紺野陽子]](フリーアナウンサー)が担当したが2013年シーズンをもって退任した<ref>{{Cite web|url=http://ameblo.jp/mc-konnoyoko/entry-11760706570.html|title=ご挨拶|accessdate=2014-04-01|date=2014-01-29|publisher=MC紺野陽子のブログ}}</ref>。2013年は二人体制となり、担当は試合ごとに変わる体制をとった。なお、2013年に新たに加わったアナウンサーの氏名は公表されておらず、2014年も引き続き担当。
 
** 2010年に男女混成形式の場内アナウンスが一旦は廃止。この年は男声アナウンスの古田がホーム、ビジター双方を務めた。また、非公式であるが[[オリックス・バファローズ|オリックス]]戦では[[堀江良信]]が1回から3回のみ担当していた。
 
* 男性の場内アナウンスといえば[[大阪ドーム|京セラドーム]]や[[神戸総合運動公園野球場|ほっともっとフィールド]]で開催されるオリックス主催ゲームが先駆けであるが、選手の紹介方法については大阪D・神戸が[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]を手本としてポジションや打順を英語でアナウンスするのに対し、男性の場内アナウンスを使用しているのにかかわらずポジションや打順は日本語のままである。
 
* 2013年からの楽天イーグルスの選手コールでは、「打順、ポジション、'''背番号'''、選手名」の順であり、メジャーリーグにおけるコールと同じ順である。
 
 
=== Koboパーク宮城 歴代場内アナウンス===
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!期間|| 男声 || 女声
 
|-
 
| '''2005年 - 2007年'''
 
| rowspan="4" |[[古田優児]]
 
|[[岩手佳代子]]・[[高野志津]]
 
|-
 
| '''2008年'''
 
| 岩手佳代子
 
|-
 
| '''2009年 - 2011年'''
 
|[[山口祐佳]]<ref group="注釈">体調不良による休養期間あり。</ref>
 
|-
 
| '''2012年'''
 
|[[紺野陽子]]
 
|-
 
| '''2013年'''
 
|rowspan="2" |[[千葉正人]]<ref group="注釈">元[[ソニー仙台FC]]、[[モンテディオ山形]]スタジアムDJ。</ref>
 
|[[紺野陽子]]
 
|-
 
| '''2014年 - '''
 
|?
 
|}
 
 
== 応援スタイル ==
 
{{出典の明記|date=2013年1月|section=1}}
 
{{See also|チャンステーマ}}
 
* 本拠地・楽天Koboスタジアム宮城(コボスタ宮城)ではトランペットや笛の使用は禁止されており、[[日本野球機構|NPB]]から許可を受けた私設応援団のみ太鼓の使用が可能(但し、使用できる太鼓の大きさも制限されており、各団体1個のみしか使用できない。楽天のみならず、他球団の応援団に対しても同様)。なお、コボスタ宮城以外の球場ではトランペットや笛を使用した応援を行っている。
 
*楽天攻撃時の選手の打席では他球団で行っている「かっとばせ」コールの代わりに'''「ドドドド○○!ドドドド○○!ォォォォオオオオ○○!」'''(○は選手名。ォォォォオオオオはせり上がるように語尾上がり調で)とコールする'''「4・4・8拍子」'''([[東北楽天ゴールデンイーグルスの応援団]]である「[[全国荒鷲連合会]](総本部・北海道荒鷲会・東北荒鷲会・関東荒鷲会・関西荒鷲会・九州荒鷲会)」が発案した独自の応援方法)という応援スタイルが確立されていた。しかし、2018年シーズンより応援をシンプルにするという目的で、'''「○○!○○!ォォォォオオオオ○○!」'''(○○は選手名、ォォォォオオオオは上記同様)という'''「3・3・4拍子」'''に変更された。ただしチャンステーマ1のみ「4・4・8拍子」である。
 
* 一部の選手については「4・4・8拍子」とは別の応援スタイルを取っている者も存在する([[聖澤諒]]、外国人選手など)。
 
* 初回攻撃開始時は"オープニングテーマ"(原曲:さとう宗幸の「[[青葉城恋唄]]」)を歌う。
 
* 初回先頭打者には専用の応援歌が歌われる。
 
* 選手別応援歌は基本的に私設応援団「全国荒鷲連合会(北海道荒鷲会・東北荒鷲会・関東荒鷲会・関西荒鷲会・九州荒鷲会)」(以下「全鷲連」)で作った個別応援歌を使用しているが、個別応援歌が作られていない選手も少なくなく、その選手には共通の汎用テーマを使用している。なお、汎用テーマは4種類(30歳未満選手用、30歳以上選手用、外国人選手用、投手用)用意されている。
 
* 得点のチャンス時に歌われる"[[チャンステーマ]]"は仙台市内にある遊園地「[[八木山ベニーランド]]」のテーマ曲が使われている。ちなみに、このテーマは元々、地元の[[宮城県仙台第二高等学校|仙台二高]]の野球応援のチャンステーマとして使われていた。その後、"チャンステーマ2"(原曲:山形の[[ローカルヒーロー]]「大鍋宣隊イモニレンジャー」のテーマ)と称する新しいチャンステーマも用意され、先のチャンステーマと並行して使用されている。この他、九州地区、北海道地区、関東地区、関西地区、ならびに東北地区専用のチャンステーマも存在する。
 
* 7回の攻撃開始前には球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」の演奏終了に合わせ赤の[[ジェット風船]]を飛ばしている。また、楽天が勝利した際は白い風船を飛ばしている(「白星」の意味)。
 
* ホームゲームでの勝利時、監督・コーチ・選手一同がグラウンドに整列し挨拶を行っているが、その挨拶終了後、引き続き選手数名が外野スタンド前に走り、スタンドのファンと一緒に「万歳三唱」を行っている(どの選手が参加するかは日によって異なる)。また、万歳三唱の直後にバックスクリーン後方から花火を打ち上げる。
 
 
== スポンサー ==
 
* ヘルメット
 
** [[楽天証券]](2005年始め - 同年途中)
 
** [[楽天KC|国内信販・楽天KC]](2005年途中 - 2010年)
 
** [[フクダ電子]](2011年 - )
 
* キャップ
 
** [[楽天スーパーポイント|®POINT]](2016年 - )
 
* 左袖
 
** [[楽天KC|楽天カード]](2006年)
 
** [[トランスコスモス]](2007年)
 
** [[アイリスオーヤマ]](2008年)
 
*** 袖の部分は当初右に[[楽天市場]]、左に[[楽天トラベル]]のロゴを挿入したが、野球協約違反(ユニフォームに複数企業のロゴを入れてはいけない)の可能性があるため、楽天ICHIBAのロゴの「ICHIBA」の部分を抜く形で両者を並存させた。
 
* パンツ
 
** MJQウェディング(2006 - 2007年)
 
** [[エイブル]](2008 - 2009年)
 
** [[楽天Edy (企業)|楽天Edy]](旧:ビットワレット)(表記:[[楽天Edy|Edy]]〈2010 - 2011年〉→楽天Edy〈2012年〉)
 
** [[楽天Kobo]](2013年 - 2014年)
 
** [[楽天生命保険]](表記:楽天生命<2015年>→®LIFE<2016年 - >)
 
* 左胸
 
** [[アイリスオーヤマ]]<ref group="注釈">[[ベガルタ仙台]]の胸スポンサーにもなっている。</ref>(2009年 - )
 
* ベンチシート、応援用ビッグユニフォームなど
 
** [[北電子]](2007 - 2008年)
 
* その他
 
** 宮城球場におけるイーグルス主管試合(一部を除く)において、[http://www.rakuteneagles.jp/event/sponsor スポンサー協賛デー]の試合を設けている。球団のオフィシャルスポンサー・サプライヤーとなっている企業・団体が特設ブースを設けるほか、観戦者に対して協賛企業・団体のグッズプレゼントが行われる。また試合によってはトークショーなどもある。
 
 
== 試合中継放送 ==
 
楽天では初代球団オーナー・三木谷の方針により収益を安定させるため、基本的に中継映像の制作部分までに関する権利を球団側で留保していた。2008年からは制作著作の権利までを球団側が所持。
 
 
従来型の放送局での中継には一定の制約がある。この手法は、北海道に移転した日本ハムの例に倣ったものとされる。
 
 
=== インターネットテレビ ===
 
* [[パ・リーグTV]](前身となるヤフー動画への導入は2007年から)
 
* [[ニコニコ動画]]
 
** 2009年8月11日に「楽天イーグルスチャンネル」を開設。プロ野球シーズン中は主催試合のハイライト・試合後の監督の会見・勝利試合のヒーローインタビュー、オフシーズンには新入団選手の会見・キャンプのハイライトなどの動画を無料で随時公開している。
 
** プロ野球シーズン中には、上記の動画の公開に加えて、[[ニコニコ生放送]]内の特設ページで主催試合の放送権を有する[[通信衛星|CS]]放送局制作の公式戦中継映像・実況のインターネット向け同時配信を実施(日本国内限定・クライマックスシリーズへ進出した場合には宮城球場での開催試合も対象に追加)。2009年には、クライマックスシリーズを含めたホーム・ビジター18試合で、[[スカイ・エー|sky・A sports+]]制作の中継を同時に配信した。CSにおける主催試合の放送権が[[J SPORTS]](2012年・2015年-)→ [[日テレプラス]](2013年-2014年)へ移行しても同時配信を継続。2013年には、(クリネックススタジアム宮城以外の開催分を含む)主催公式戦全72試合に加えて、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ全試合の中継も配信した。
 
** ニコニコ生放送では月額制の「プレミアム会員」を優先する視聴基準を設けているため、無料の「一般会員」として前述の中継を視聴する場合には、配信中でも視聴ユーザーの総数が収容人数を超えた時点で自動的に視聴できなくなる(いわゆる「生放送からの追い出し」)。さらに、「入場」(配信用ページへのアクセス開始)時間の早い順に会員の視聴権を割り当てているため、入場時間や当該ページへのアクセス状況によっては中継を視聴できないこともある。
 
* [[Rakuten TV]](旧楽天SHOWTIME・2014年から)
 
** マルチデバイス対応の動画配信サービス。公式戦ホームゲーム全試合中継。楽天会員でなくても無料視聴可能。
 
* [[スポナビライブ]]
 
** [[ソフトバンク]]と[[ヤフー (企業)|ヤフー]]が運営しているインターネット配信のスポーツ中継見放題サービス。
 
* At Eagles
 
** AndroidとiOSスマートフォンアプリ。ホームゲームのライブ中継、コミュニティFM局「Rakuten.FM TOHOKU」のネット配信、球団の最新情報等のコンテンツを配信。
 
* <small> [[楽天イーグルスTV]](2006-2007年、宮城球場で行われるホームゲーム全69試合を[[動画]]生中継した。2005年は人数限定の有料放送)</small>
 
 
=== インターネットラジオ ===
 
* '''楽天イーグルスラジオ「EAGLESTATION」'''
 
** 2013年9月13日のオリックス戦以降の主催試合(宮城球場開催分)では、[[Jストリーム]]のライブ配信インフラを活用しながら、「楽天イーグルス実況中継」(球団の自主制作による同球場での主催試合実況中継)を[[TuneIn Radio]]で試験的に実施。10月2日にTuneIn Radio内へ「EAGLESTATION」を開設したことを機に、'''日本で初めて、プロスポーツ球団の自主制作による公式戦の実況中継'''を本格的に開始した<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3538.html|title=日本プロスポーツ初の球団自主放送「楽天イーグルスラジオ」開設!|accessdate=2015-10-24|date=2013-10-02|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
** 中継音源の聴取は無料で、スポンサーを付けていないため、イニングの間には[[CM]]を挿入しない。ただし、配信時間は試合開始の直前から終了(楽天が勝利した場合にはヒーローインタビュー)直後までに限定。それ以外の時間帯には「SIGN OFF」扱いで配信を完全に休止するため、ダイジェストを含めて、過去の中継音源を[[ビデオ・オン・デマンド|オンデマンド]]形式で聴取することも不可能である。
 
** 2013年の中継では、解説者を配置せず、球団のイベント関係者(中継上の名義は「しゃべれる裏方“いしち”」)が実況と進行を兼務。「EAGLESTATION」の運用開始後は、10月3日のロッテ戦を皮切りに、主催公式戦6試合とクライマックスシリーズ・ファイナルステージの全試合(いずれも同球場開催分)を中継した。なお、公式戦期間中は宮城球場の内野スタンド上段に実況ブースを設けていたが、クライマックスシリーズではグラウンド付近の一塁側内野席へ中継機材を移動。中継日によっては、球団関係者やゴールデンエンジェルスのメンバー(当日の総合MC担当)などをゲストに招くこともあった。
 
** 2014年には、公式戦初の主催試合(4月1日のオリックス戦)を皮切りに、コボスタ宮城で主催する公式戦全67試合を中継。前年から続く日本語版に「英語チャンネル(English Channel)」を加えたうえで、'''日英2か国語による同時配信'''を実施した。また、日本語版の中継では、実況と進行を兼務するMCが日替わりで出演。前年担当の「いしち」に加えて、[[平方恭子]]([[スカイ・A]]での東北楽天主催試合中継初代リポーター)、地元・仙台を拠点に活動する[[お笑い集団ティーライズ]]のメンバーなどがMCを務めた<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4016.html|title=楽天イーグルスラジオ「EAGLESTATION」英語放送を加えて二ヶ国語放送開始!|accessdate=2015-10-24|date=2014-03-27|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。また、ビジターゲームの一部試合の中継を開始。
 
** 2015年には、インターネットラジオ配信プラットフォーム「Rakuten.FM」でも配信を開始。
 
** 2015年8月8日をもって、「EAGLESTATION」としては終了。日本語版は翌日より、コミュニティFM局「Rakuten.FM TOHOKU」のサイマル放送のネットラジオとしてリニューアルし、試合中継は「EAGLE BASEBALL GAME SHOW」として一番組扱いで継続している。英語チャンネルは、「Rakuten.FM TOHOKU(English)」に改称し引き続き試合中継のみのネットラジオ単独放送として継続。
 
 
=== 従来型放送 ===
 
; [[地上波]]テレビ:NHK・在仙民放各局がホームゲームを放送。
 
* '''[[日本放送協会|NHK]]''':[[地上デジタルテレビジョン放送|地上波デジタル]]放送に関しては、サブチャンネルにて試合終了まで放送。大半は東北地方<ref group="注釈">必ずしも放送される全ての試合が東北6県で放送されるとは限らず、試合日によっては宮城県だけ、あるいはブロックネットでありながら編成の都合で一部県で放送されない(デジタルマルチ編成も)という試合もある。</ref> で放送される。ただし、楽天球団制作映像優先の方針により、自局での映像制作には一定の制限があり、中継権を持たない試合の資料映像については、原則として楽天野球団制作からの配信を受ける。楽天Koboスタジアム宮城の左翼場外で「スマイルグリコパーク」(試合を観戦できる[[観覧車]]などを設置した[[遊園地]])の営業を開始した2016年以降の全国向け中継(主に日曜日のデーゲーム中継)では、観覧車のゴンドラの窓からホーム方向を写した映像の生中継や、スタンドリポート専任のアナウンサーによるパーク・スタンド内からのリポートを随時挿入している。
 
:* 2009年のクライマックスシリーズ第1ステージ第1戦を放送(BS1でも放送されたが、実況・解説者は異なる)。番組編成は以下の通り
 
:: 18:00 - 東北地方のデジタル総合2で放送(試合終了まで放送)
 
:: 18:05 - BS1が飛び乗り(同上)
 
:: 18:10 - NHK仙台放送局が飛び乗り( - 18:30で一旦飛び降り〈『[[てれまさむね]]』・『[[NHKニュース7]]』放送のため 19:30に飛び乗り〉)
 
:: 19:30 - 仙台局以外の東北地方のNHKが飛び乗り( - 20:55で飛び降り〈ローカルニュース・『[[ニュースウオッチ9]]』放送のため〉)
 
<!-- バグ回避のための行「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照-->
 
* '''[[東北放送|TBCテレビ]]''':在仙のなかでは一番放送の数が多く創設当初は日曜の[[デーゲーム]]、現在は水曜の[[ナイトゲーム]]が中心。毎年1試合以上は巨人戦を差し替えて放送している、解説は2005年が対戦相手地域や[[Japan News Network|JNN]]所属の相手OB解説者が、2006年は[[衣笠祥雄]]・[[川口和久]]・[[盛田幸妃]]・[[仙台市|仙台]]出身の[[佐々木主浩]]が担当。2007年はラジオ解説が主の[[佐々木信行]]・[[秦真司]]が行い、2008年は[[駒田徳広]]・[[松本匡史]]も加わり2009年からは[[高橋雅裕]]が2010年は[[杉山賢人]]が新加入(衣笠、川口、盛田、佐々木(主)、駒田、秦は現在TBCで担当していない)。[[アナウンサー]]陣は[[佐藤修 (アナウンサー)|佐藤修]](2011年度よりスポーツ部所属)・[[松尾武 (アナウンサー)|松尾武]]・[[守屋周]]・[[飯野雅人]]。2010年からは[[木曜日]]にローカル枠が出現したおかげで[[ゴールデンタイム]]の中継が増え過去最多の11試合を中継。過去には[[実況中継|実況]]で[[三橋泰介]]([[フリーアナウンサー|フリー]])・[[大井健郎]](現・報道記者)、リポーターで[[猪井操子]](フリー)・[[根本宣彦]]・[[山本義幸]]も担当した。
 
'''全国ネット並びにポストシーズン製作実績'''
 
:* 2005年5月の交流試合・巨人戦2試合(TBS製作、TBCアナウンサーは楽天ベンチリポーターのみ)
 
:* 2009年のクライマックスパ第1ステージ第2戦(自社製作、RKBにもネットされた)
 
:* 2011年4月のKスタ開幕・オリックス戦(TBCは宮城ローカル、全国中継は横浜×巨人との二元中継でTBSのスタッフで放送された)
 
TBC製作分…解説:杉山賢人 実況:松尾武 ベンチリポーター:飯野雅人 スタンドリポーター:[[高以亜希子]]
 
 
TBS製作分…解説:佐々木主浩 ゲスト:[[松山英樹]] 実況:[[林正浩]] ベンチリポーター:[[伊藤隆佑]]
 
* '''[[仙台放送]]''':土曜デーゲームが多いが2005年・2006年・2009年は巨人戦を差し替えていた。解説は[[斉藤明雄]]・[[高木豊]]・[[達川光男]]・[[田尾安志]]・[[江本孟紀]]の[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]解説者が担当。2010年のオリックス戦では2009年まで楽天打撃コーチを担当した[[池山隆寛]]がベンチサイド解説を務めた。実況アナの変貌が目まぐるしく2005年は[[下田恒幸]](現フリー)が3試合、[[佐藤拓雄]]が1試合実況を務め、2006年は[[浅見博幸]]が2試合を実況。[[金澤聡]]がリポーターを務めた後2007年から実況、[[板垣龍佑]](現[[テレビ東京]])がリポーターを務めた後2009年からは[[広瀬修一]]が担当。2006年の実況を務めた浅見がインタビュアーとして同局中継3年ぶりの登場を果たした(中継終了後にインタビューが行われた)。在仙局の中では中継製作に一番消極的である反面ビジター試合を積極的に中継。アナウンサー(主に金澤)をベンチリポーターとして派遣している。2007年からは毎年1試合のみの中継となっていたが2011年は4月と5月さらには7月に1試合ずつ中継された。
 
'''ポストシーズンの放送実績'''
 
:* 2009年のクライマックスパ第2ステージ、VS北海道日本ハムファイターズ・第3戦(北海道文化放送製作)
 
* '''[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]]''':レギュラーシーズンは週末デーゲームのみ未だに差し替え中継の実施はない。解説者は2005年が[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の[[中畑清]]・[[水野雄仁]]が担当、2006年から2008年までは楽天OB初のミヤギテレビ専属解説者となった[[川尻哲郎]]と日本テレビの[[池谷公二郎]]。2009年4月の西武戦と9月の日本ハム戦を[[阿波野秀幸]]が務め10月のクライマックスシリーズを[[若菜嘉晴]]が務めた2010年は初代打撃コーチの[[駒田徳広]]と[[笘篠賢治]](苫篠は引き続き現在まで解説継続中)、2011年は[[佐野慈紀]]・[[西崎幸広]]が担当。実況は[[伊藤拓]]とリポーターを担当している[[外賀幸一]]が2009年7月のオリックス戦を実況する予定(解説は前述の若菜)だったが試合開始直前に中止となり幻となったが2010年7月の日本ハム戦で野球実況デビューを果たした。さらには2010年4月の中継では[[加藤智也]]がリポーターを担当。伊藤・外賀・加藤の先輩・上司にあたる[[三雲茂晴]]も裏方(制作)として中継に参加している。2009年4月3日に札幌ドームで行われた日本ハム戦の中継を系列のSTVが行ったものの同局は巨人戦を優先し、4年間続いていた開幕中継をストップさせた。
 
'''ポストシーズンでの放送実績'''
 
:* 2009年のクライマックスパ第2ステージ・第1戦、第2戦(札幌テレビ製作の映像+仙台のスタジオで伊藤が実況)
 
'''音声差し替え中継'''
 
:* 2008年3月のソフトバンク戦(福岡放送製作映像&仙台のスタジオ 解説:川尻哲郎、実況:伊藤拓)
 
'''その他'''
 
* 2005年5月の阪神戦(ホーム開催であったが系列のよみうりテレビが製作、MMTは伊藤を「派遣」する形で中継を行った)
 
解説:[[川藤幸三]]、実況:[[小澤昭博]]、リポーター:伊藤拓・[[尾山憲一]]、他球場情報:[[山本純也]]
 
※2011年も阪神戦を中継したがMMTとよみうりテレビは別スタッフで中継した。
 
* '''[[東日本放送]]''':[[全国高等学校野球選手権宮城大会|夏の高校野球県大会]]中継をしていることもあり実況アナは豊富で中継数も仙台放送やミヤギテレビよりも多い、土曜デーゲーム中心だが2005年・2006年・2010年は巨人戦を、2011年はゴールデンタイムの編成を差し替えた。ホームでの巨人戦中継では2008年(詳細後述)を除き[[テレビ朝日]]製作のため協力(2011年現在も続いている)にまわり同局のアナウンサーは楽天リポーターとして登場する(2009年まで)。解説はほとんどの試合、[[東北福祉大学|東北福祉大]]OBの[[大塚光二]]が務めている(巨人戦の場合はグランド解説にまわる)が2008年は元[[朝日放送|ABC]]プロ野球解説者の[[村上隆行]]が、2010年からは[[デニー友利]]が新加入した。2008年まではファン代表として[[ローカルタレント]]の[[本間秋彦]]がゲスト出演。(本間が諸事情で来られない場合もゲストを配し、[[野崎靖博]]や[[戸叶尚]]も中継に加わったこともある)。実況は[[熊谷博之]]・[[岩崎心平]]・[[松本龍 (アナウンサー)|松本龍]]が担当。[[ベガルタ仙台|Jリーグ・ベガルタ戦]]中継がメインの[[加川潤]]も2005年1試合を担当した。リポーターは各実況アナに加え2007年のみ[[吉岡伸悟]]も担当、2008年までは相手チームにもリポーターを配し[[All-nippon News Network|系列局]]のアナウンサーが担当していた。2007年は[[CS放送]][[スカイ・エー|sky・A sports+]]中継の実況も担当。2008年は6月の交流試合・巨人戦を自社製作で行う予定だったが当日、朝に起きた[[岩手・宮城内陸地震]]の影響で中止。中継を行った4試合全てが4時間超になり終了まで中継ができない現象が続いた、2011年は在仙局では史上初となるKスタ以外でのホームゲーム中継を甲子園で実施、系列ABCの協力を全面に受け阪神戦同様の放送ブースで中継を行った。2006年から3年続けて開幕戦のネット受けを行いすべての試合で熊谷がベンチリポーターで派遣されている。
 
'''全国ネット並びにポストシーズン製作実績'''
 
:* 2005年と2006年5月の交流試合・巨人戦1試合ずつ(テレビ朝日製作、熊谷が楽天リポーターで出演)
 
:* 2009年のクライマックスパ第2ステージ第4戦(現地乗り込み、北海道テレビ製作の映像+熊谷の楽天応援実況)
 
:* 2011年のオールスターゲーム第3戦(KHBアナウンサーの出演はなし)
 
'''音声差し替え中継'''
 
:* 2010年6月の阪神戦(ABC製作映像+仙台のスタジオ 解説:大塚光二 実況:岩崎心平 リポート:松本龍)
 
:* 2011年6月の阪神戦(2010年同様の対応 解説:大塚光二 実況:松本龍)
 
'''宮城県以外(東北や他チーム本拠地等)へのネット'''
 
:宮城県以外の東北5県の民放では、在仙局制作の中継番組が年に数回ネットされる程度であり、とくに青森・秋田両県は少ない。
 
:2005年シーズンのデーゲーム中継は隣県(特に2軍本拠の山形県や福島県、岩手県)、ソフトバンク戦においてはTBC製作をRKBで仙台放送製作をテレビ西日本で日本ハム戦においてはミヤギテレビ製作がSTVで放送されたこともある。
 
:2010年以降のTBC木曜ナイターは全試合ではないものの青森、秋田を除く3県にもネットされた試合がある。
 
* 在仙局以外では、[[東京都|東京]]地区の[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]が2011年に「[[MXスタジアム|「がんばろう東北」東北楽天ゴールデンイーグルス野球中継]]」のタイトルで、4月30日と5月1日の対オリックス戦、および5月7日の対西武戦を中継(映像は球団制作のものを使用)。2013年10月21日のクライマックスファイナルシリーズ第4戦を[[テレビ東京]]([[TXN]])系列6局(テレビ東京[[植草朋樹]]アナウンサーが出張実況。野村克也、緒方耕一らが解説)<ref>{{Cite web|url=http://www.tv-tokyo.co.jp/official/baseball131021/|title=クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦 楽天×ロッテ|accessdate=2015-10-24|publisher=テレビ東京}}</ref>が中継。
 
; [[放送衛星|BS]]
 
* 2008年6月、交流戦2試合を[[ビーエス朝日|BS朝日]]で放送。(当初は1日の広島戦を球団製作=[[スカイ・エー]]と同時、14日の巨人戦は東日本放送制作で宮城県向けローカル中継との同時放送を予定していたが、巨人戦中継予定当日が[[岩手・宮城内陸地震]]のため開催中止となり、予備日の16日の試合はKHBの放送枠の都合が付かなかったためこの試合も球団製作のものに変更された)
 
* 同8月から[[日本BS放送]](BS11)にて「BS11プロ野球・全国生中継」として中継に本格参入。同年度は終盤10試合を放送した。[[スカイ・エー|sky・A sports+]]と同様の球団制作中継。2009年からはタイトルを「プロ野球まるごと中継 熱闘!BS11ナイター」として20試合程度を放送した。
 
* 2010年はタイトルを「熱闘!! 楽天戦 フル中継」と改題、中継数も30試合に増加。Kスタ宮城以外にも東京ドーム、岩手県営野球場、秋田こまちスタジアム、開成山野球場で行われる試合も放送されるようになった。なお2011年よりタイトルを「[[断然 パ・リーグ主義!!]]」と改題([[千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド]]のロッテ戦も中継されるため)。2012年は放送なし。
 
* 2011年からはBS11に加え、[[ワールド・ハイビジョン・チャンネル|TwellV]]でも「[[TwellV プロ野球中継]]」で放送(BS11は2011年度をもって終了)。2011年度は楽天主催試合を4試合中継。2012年度は楽天主催試合15試合を中継された。
 
; [[通信衛星|CS]]、[[ケーブルテレビ]]
 
: 2008年度からは球団側が制作著作の権利を持ちマルチに映像制作している。
 
* [[日テレプラス]](「[[日テレプラス プロ野球中継 楽天イーグルス HEAT! LIVE]]」 2013年 - 2014年)<ref>{{Cite web|url=http://www.nitteleplus.com/info_20130128.html|title=日テレプラスリリース「2013.1.28 「2013シーズン 東北楽天ゴールデンイーグルス主催試合放送決定」のお知らせ」|accessdate=2013-02-03|date=2013-01-28|publisher=日テレプラス|deadlinkdate=2017年10月|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130301033922/http://www.nitteleplus.com/info_20130128.html|archivedate=2013年3月1日}}</ref>
 
* [[J SPORTS]]<small>(「[[J SPORTS STADIUM|J SPORTS STADIUM・野球好き]]」2012年、2015年 - )</small><ref group="注釈">字幕はJ SPORTS側で用意したものを使った以外、基本的に球団製作のものを使用。ただし同時ネットで放送するTwellV・[[パ・リーグTV]]は従来通り球団製作の字幕を採用していた</ref><ref>{{Cite press release|title=スポーツテレビ局J SPORTS プロ野球2015シーズン 4球団徹底放送!|publisher=J SPORTS|date=2014-12-26|url=http://www.jsports.co.jp/press_release/20141226.html|accessdate=2014-12-26}}</ref>
 
* [[スカイ・エー|sky・A sports+]]<small>(『[[スカイ・Aスタジアム|スカイ・Aスタジアム LIVE RAKUTENわしづかみ]]』 2011年まで)</small>
 
* [[GAORA]]<small>([[アクティブ!ベースボール]])</small>
 
; AMラジオ
 
* [[東北放送]]([[県域放送]]):「[[TBCパワフルベースボール]]」<ref group="注釈">ビジターの試合を放送するときは、その地域の放送局と同時に放送される。</ref>
 
*: ※「[[プロ野球三都物語]]」は開幕前に1年に1度放送。
 
* [[NHK仙台放送局]](東北地域向け):[[NHKプロ野球]]の枠での放送と、「[[先読み!夕方ニュース]]」など通常の番組を休止しての放送がある([[NHKきょうのニュース|7時のニュース]]は放送される)。
 
; [[コミュニティ放送|コミュニティFM]]
 
* [[#らくてんみやぎのエフエム|Rakuten.FM TOHOKU]]([[宮城野区]]):「EAGLES BASEBALL GAME SHOW」([[2015年]]8月より) '''日本で初めて、プロスポーツ球団の自主運営によるコミュニティFM局'''として開局<ref name="Rakuten.FM">{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5354.html|title=球界初!ラジオ局を立ち上げ自主運営!「Rakuten.FM TOHOKU」地域密着型のコミュニティFMラジオ開局|accessdate=2015-10-24|date=2015-06-17|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>し、楽天全試合の中継を実施。解説者は楽天ベースボールスクールのジュニアコーチが日替わりで担当。なお、ビジター試合の中継は[[カラ出張|オフチューブ]]形式で行われる<ref group="注釈">交流戦ビジター試合は1球ごとのリアルタイム中継ではなく、「EAGLES BASEBALL TALK SHOW」としてゲストを招いてのトークショーをメインとしながら、試合経過を随時速報で伝える内容であった。</ref>。
 
*: ※2006年までは[[仙台市民放送|FMじょんぱ]](宮城野区、廃局)が「スタジアムFM」を展開していた。2007年からの一時期は[[せんだい泉エフエム放送|FMいずみ]]([[泉区 (仙台市)|泉区]])が「イーグルスライブラジオ」を展開していた。
 
; FM放送
 
* NHK仙台放送局(東北地方全域) : 開幕戦のみ放送。[[NHKラジオ第1放送]]が[[選抜高等学校野球大会|高校野球]]優先のうえ、実施期間のために放送ができず、FM放送を行っている。2005年 - 2007年の3年間はいずれも東北ブロックでの放送。2006年は対戦カードが日本ハムだったため、北海道でも放送された。
 
 
==== 備考 ====
 
* 2013年11月24日に仙台市内で実施された優勝パレード([[東二番丁通り#パレード|参照]])では、上記の地元地上波民放4局とNHK仙台放送局が、以下の分担によって共同で生中継を実施した<ref>{{Cite news|title=楽天パレード 異例の在仙5局で協力生中継「舞台を一丸となって届けたい」|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-11-22|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/22/kiji/K20131122007061400.html|accessdate=2015-10-24}}</ref>。
 
** 東日本放送:スタート地点周辺の撮影・取材(キー局・[[テレビ朝日]]制作の全国ネット番組『[[報道ステーション SUNDAY]]』内での全国向け生中継に協力)
 
** ミヤギテレビ:隊列の中の撮影(宮城ローカルで自社制作の特別番組を放送)
 
** 東北放送:選手や関係者が乗り込んだバスへの同行撮影・取材(宮城ローカルで自社制作の特別番組を放送)
 
** NHK仙台放送局:ヘリコプターによるパレードの空撮
 
** 仙台放送:上記の各局が撮影した映像の編集・管理(宮城ローカルで自社制作の特別番組を放送)
 
 
=== 応援番組 ===
 
* [[黄金鷲団]]([[東日本放送]]制作、[[All-nippon News Network|ANN]][[東北地方]][[ブロックネット番組]]<ref group="注釈">制作局である東日本放送の他に、[[青森朝日放送]]、[[岩手朝日テレビ]]、秋田朝日放送、[[山形テレビ]]、[[福島放送]]の6局ネットで放送。</ref>、2005年4月2日 - 12月24日) - インターネット向けにも[[Gyao]]経由で配信
 
* [[CHALLENGE 燃えよ!EAGLES|CHALLENGE 燃えよ!EAGLES → 燃えよ!EAGLES]](東日本放送制作、[[秋田朝日放送]]でも同時ネット、2005年3月 - )
 
* NEXT!犬鷲魂 ~We Love 楽天イーグルス~([[J:COM 仙台キャベツ|J:COMチャンネル仙台]])
 
 
== らくてんみやぎのエフエム ==
 
{{CFM
 
|社名 = 楽天野球団
 
|英文社名 = RAKUTEN BASEBALL, INC.
 
|愛称 = Rakuten.FM TOHOKU
 
|コールサイン = 2BN
 
|周波数 = 89.1
 
|出力 = 20
 
|郵便番号 = 993-0011
 
|都道府県名 = 宮城県
 
|郡名 =
 
|自治体名 = 仙台市
 
|所在地 = 宮城野区宮城野2-11-6
 
|会社設立日 = [[2004年]][[10月29日]]
 
|開局日 = [[2015年]][[8月9日]]
 
|廃局日 =
 
|演奏所 = 宮城野区宮城野2丁目11-6(Koboパーク宮城)
 
|送信所 = 宮城野区榴岡5丁目11-1(仙台サンプラザ)
 
|中継局 =
 
|放送区域 = 仙台市宮城野区の一部
 
|公式サイト = http://www.rakuteneagles.jp/radio/
 
}}
 
2015年8月9日に開局したコミュニティFM放送局<ref  name="Rakuten.FM" />。愛称は「'''Rakuten.FM TOHOKU'''」(ラクテンドットエフエムトウホク)。
 
 
プロスポーツチームが直営する日本初の[[コミュニティ放送局]]となる<ref group="注釈">県域放送局では、[[広島東洋カープ]]が[[広島エフエム放送]]の大株主(2015年3月31日現在筆頭株主)という事例がある。同社の初代社長は当時広島球団のオーナーだった[[松田耕平]]が務めた。耕平の没後も次男の松田弘が務めるなど、広島球団および球団の事実上のオーナーである松田家(自動車メーカー・[[マツダ]]の創業家)との関係が深い。</ref>。放送区域は宮城野区の西部、Koboパーク宮城を中心とした区域で、区内のカバー世帯数は30.06%である。
 
 
なお、宮城野区には1999年から2007年まで、[[仙台市民放送]](FMじょんぱ)がコミュニティFM放送を行っており、同一区内の局としては8年ぶりの復活という形となる。また同一市区内でコミュニティFM廃局後、新たに開局があったケースは、これまで廃局の周波数が割り当てられていたが、Rakuten.FM TOHOKUはFMじょんぱ(78.8MHz)から周波数が変更されており<ref group="注釈">FMじょんぱ閉局の半年後に隣接する[[太白区]]にて[[エフエムたいはく]]が僅か0.1Mhz違いの78.9MHzで開局しており、FMじょんぱの周波数をRakuten.FM TOHOKUに割り当てを行う事は実質的に不可な状況でもある。</ref>全国初のケースとなっている。
 
 
=== 放送内容 ===
 
番組は毎日午前1:00を基点とした1日24時間放送<ref group="注釈">24時間放送は2015年10月10日より開始。開局時は6:00 - 翌1:00 の1日19時間放送であった。</ref>。イーグルスのホームゲーム中継やチーム情報をはじめ、宮城野区の地域情報、観光番組、音楽番組で構成する。
 
 
インターネット放送はRakuten.FM TOHOKU公式サイト、スマートフォンアプリ「At Eagles」、TuneIn Radioにて配信されている。
 
 
== キーワード ==
 
=== フレックス・プライス ===
 
2009年よりKスタ宮城で行われる楽天の主催試合において、対戦相手や曜日などに応じてチケットの価格を変える「フレックス・プライス」が導入されている。「フレックス・プライス」のようなチケットの価格変動制は、メジャーリーグでは複数の球団が採用しており、日本では[[東京ヤクルトスワローズ]]が[[明治神宮野球場|神宮球場]]での[[読売ジャイアンツ]]戦、[[阪神タイガース]]戦に限り一部席種を割高にしている例があるが、本格的な導入は楽天が初めてになる。
 
 
チケットの価格は5段階で設定されており、高い順から「プラチナ」、「クリムゾン」、「ゴールド」、「シルバー」、「バリュー」となっている<ref group="注釈">クリムゾンは2013年より導入。2014年まではシルバーとバリューの間に「ブロンズ」が設定されていた</ref>。
 
 
席によっては、プラチナの価格がバリューの2倍以上になることもある<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/ticket/regular/flex.php|title=チケット価格|accessdate=2015-10-24|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
=== 平日デーゲーム開催 ===
 
2007年4月3日(火) - 5日(木)、フルキャストスタジアム宮城で日本ハムとの3連戦をいずれもデーゲームで開催した。前年3月末のホーム開幕3連戦(28日からの対オリックス3連戦)をナイターで開催した際、冷え込みが激しく降雪も記録する事態があり、球団側は選手や観客の身の安全を考慮。比較的気温が高く温暖で、また春休みとあって学生ファンが多く詰め掛けられると見越し、本拠地開催では極めて異例の平日デーゲームを敢行することになった。3試合とも13時開始。テレビでも[[スカイ・エー|スカイ・Aスポーツプラス]]と[[東北放送]](宮城ローカル)で生中継された。3試合とも1万人超えの盛況となった。特に、3戦目においては期待の高卒新人投手・田中の本拠地初登板もあって、約1万8千人ものファンが球場に詰め掛けた。翌2008年も前年同様の事情で、4月1日(火) - 3日(木)の対ロッテ3連戦をデーゲームで開催。ここでも3試合全て観衆1万人を超えた。
 
 
2009年 から2011年は平日デーゲームは行われず。2009年はWBCのため開幕が遅く4月7日(火)がホーム開幕戦。2010年はホーム開幕戦が土曜日に設定されたため(他球場では前日の金曜にホーム開幕戦となるナイターが行われている)。2011年は当初3月29日(火) - 3月31日(木)の対ソフトバンク3連戦をデーゲームで開催する予定になっていたが、東日本大震災の影響による開幕日延期のため取り止めとなった<ref group="注釈">楽天以外の関東の一部球団についても、平日のナイターをデーゲーム(薄暮開始含む)に移行したり、巨人・西武のように4月中の本拠地主管試合開催を断念した球団もある。</ref>。
 
 
2012年からは平日デーゲームが再開され、2013年以降も毎年4月初旬に平日デーゲームが2試合程度組まれるようになっている。2017年は宮城での開催に加え、郡山・[[ヨーク開成山スタジアム]]でも平日の薄暮デーゲーム開催が予定されていたが、雨天中止となっている他、夏季開催(7月27日・ソフトバンク戦)でも平日のデーゲーム開催を行った。
 
<!--2012年は4月3日(火)~4月5日(木)の対ソフトバンク3連戦が4年ぶりの平日デーゲーム開催となり、いずれの試合も観衆1万人を超えた。<br/>
 
2013年も4月3日(水)・4日(木)の対オリックス戦2試合がデーゲーム(ともに14:00開始)となったが、3日は雨天で中止となったため実際に行われたのは4日の1試合のみだった(この日の観衆は17482人)。<br/>
 
2014年も4月2日(水)・3日(木)の対オリックス戦2試合がデーゲーム(ともに14:00開始)で行われ、2日の試合では期待の高卒新人投手・[[松井裕樹]]のプロ初登板ということもあり、2万人を超える観衆が詰め掛けた。翌3日も1万5千人超え。-->
 
また、パ・リーグでは他にロッテ、日本ハム、西武も平日デーゲームを組むようになった。
 
 
ちなみに、本拠地での平日デーゲームはプロ野球初期の[[1930年代]] - [[1950年代]](ほとんどの球場にナイター照明がなかった)は頻繁に行われたほか、[[1990年代]]までは[[消化試合]]や[[プレーオフ制度 (日本プロ野球)|プレーオフ]](パ・リーグ)、日本シリーズでも行われていた。
 
 
; イーグルス花火大会の開催に伴う薄暮デーゲーム開催
 
これとは別に、2015年5月21日(木)の日本ハム戦は「第1回楽天イーグルス花火大会<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5192.html|title=5/21(木)「第1回楽天イーグルス花火大会」開催!|accessdate=2015-10-24|date=2015-05-08|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>」を試合終了後に行う予定であるため、通常より2時間早い16時からの薄暮デーゲーム開催とした。
 
 
これは、近接の[[仙台市陸上競技場]]のトラックから約2000発を打ち上げる花火大会そのもののほか、イーグルスが翌22日からの西武戦の会場・[[西武ドーム|西武プリンスドーム]]への試合終了後の直接移動が可能<!--日本ハムも翌日から[[札幌ドーム]]でソフトバンク戦を行うために移動する-->であるという点も含めた総合的な判断で薄暮デーゲーム開催とした。長時間の試合であっても、若干の規模縮小などが生じるものの花火大会を開催できるように配慮した時間設定をしたものだったが、試合が延長戦にもつれ、試合開始から5時間が経過した21時を過ぎても試合が続いてしまう状況となってしまった(結局延長12回・5時間37分もかかる大乱戦となり、試合終了が21時40分を過ぎてしまっていた)。そのため周辺の騒音や選手の翌日の試合会場への移動(特に楽天の選手はこの試合終了後に予定していた西武プリンスドームへの直接移動ができなくなった)などを考慮して、この日の花火大会とそれに付随した[[AUN J CLASSIC ORCHESTRA]]による音楽ライブの開催を断念せざるを得なくなった。
 
 
なお花火大会の代替日程は5月21日時点では未定であったが、あるファンから「花火を見たかった」という声をかけられた球団職員は「代替開催ができるように検討していく」としている他、立花も「残念すぎる。今日(21日)のお客様方に何らかの形で対応できるように考えたい」と延期開催の可能性を示唆するコメントを残している<ref group="注釈">{{Cite news|title=【楽天】「5時間37分」で踏んだり蹴ったり! 花火大会中止 & 移動できず|newspaper=スポーツ報知|date=2015-05-21|author=坂本達洋|url=http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150521-OHT1T50264.html|accessdate=2015-05-22}}当記事の写真において、大型ビジョンに「21時を過ぎましたので花火大会は中止させていただきます」と表示された様子が写っている。</ref>。
 
 
この後、5月29日に、この第1回花火大会の「リベンジ」延期開催を、7月11日にデーゲーム(14時)開催で行う予定としているオリックス戦で改めて行うことを発表した。この日は3000発の花火を打ち上げる予定にしているが、今回は長時間開催や荒天時の対応もはっきりと明示しており、
 
 
# 試合中止、また試合終了時に強風や豪雨などにより開催できない場合、試合終了が20時を超えた場合は中止
 
# 11日の試合、ないしはイベント中止時は12日に延期することにするが、12日も開催中止であればイベント自体延期せず中止する
 
# 試合終了後から19時30分までイベントの開催を予定している(ただし、5月21日のゲストであるAUN J CLASSIC ORCHESTRAの出場については明示されていない)
 
と記載されている<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5286.html|title=リベンジ!!!第1回楽天イーグルス花火大会は7月11日(土)開催|accessdate=2015-05-29|date=2015-05-29|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。そして7月11日のデーゲーム終了後、無事に花火大会は開催され、試合を観戦した人など市民約15000人が集まった<ref>{{Cite news|title=「第1回楽天花火大会」開催、1万5000人集結 立花社長「大成功」|newspaper=スポーツニッポン|date=2015-07-11|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/07/11/kiji/K20150711010716080.html|accessdate=2015-10-04}}</ref>。
 
 
; 開幕戦薄暮デーゲーム
 
[[2016年]]の[[開幕戦]]・ソフトバンク戦は、開幕戦のデーゲームとしては48年ぶりとなる薄暮デーゲーム<ref group="注釈">前回は[[1968年]][[4月6日]]・西鉄対近鉄戦([[平和台球場]]・17時開始)。これ以外にも平日開催の開幕戦でのデーゲーム開催は、巨人と日本ハムが[[後楽園球場]]・[[東京ドーム]]を併用し、同時期に前年Aクラスで開幕主管権を得た時に頻繁に行われている</ref>として16時から行われる。<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/25/kiji/K20160125011916710.html 楽天 開幕戦48年ぶり薄暮試合、“最速”16時プレーボール](スポーツニッポン2016年1月25日 2月3日閲覧)</ref>これとは別に[[4月1日]]の西武戦も13時から実施され、またアウェーに出ての3月29・30日のロッテ戦(QVCマリン)も13時開始と、ナイター設備が整った近代において開幕当初の8試合がデーゲームという異例な日程となった(このほか4月12日の千葉ロッテ戦もデーゲームであったが、この時は残り2連戦はナイターだった)<ref>[http://www.rakuteneagles.jp/game/schedule/201603/ 楽天イーグルス2016年3月試合日程]・[http://www.rakuteneagles.jp/game/schedule/201604/ 同4月試合日程]</ref>。
 
 
=== 地方球場の命名権 ===
 
{{出典の明記|date=2013年8月|section=1}}
 
{{要出典範囲|地域密着を目指すという観点で、|date=2013年1月}}イーグルスでは2軍の主本拠である[[利府町中央公園野球場]](楽天イーグルス利府球場)のほか、地方遠征(主に2軍)を開催する[[岩泉球場]]・[[しらさわグリーンパーク]]・[[湯沢市稲川野球場]]を初めとした東北地方16か所(2014年2月現在)の命名権を持っており、それぞれ「楽天イーグルス○○球場」「イーグルス○○球場」という名称を使用している。
 
 
これはイーグルスが[[2007年]][[9月]]から取り組んでいる「フィールドサポートプログラム」という制度によるもので、東北地方各地の「野球競技を実施できる野球場」を対象として、球場を保有する地方自治体などと協議したうえで愛称を設定するが、通常の命名権のようなチーム名称・ロゴの使用のためのロイヤリティーは発生しない<ref name="地方球場命名権">{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/company/local/index3.php|title=東北ろっけん活動【フィールドサポート・プログラム】|accessdate=2015-10-24|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
基本コンセプトを「地域と球団間における野球普及・促進に向けた協力活動」の一環<ref name="地方球場命名権" />として実施しており、これらの野球場では2軍([[イースタン・リーグ]])公式戦の開催(硬式球が使用できる球場のみ)のほか、年1回以上「イーグルス野球塾」と題した少年野球教室の開催などを通して、地域の野球振興に寄与し、また地元でのイーグルスの応援を高揚させるという目的がある。
 
 
=== がんばろう東北 ===
 
地震による甚大な被害を受けた東北地方の人々を励ますべく、1995年の[[阪神・淡路大震災]]時の[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]が用いた「がんばろうKOBE」にあやかって作られた言葉。2008年の[[岩手・宮城内陸地震]]と2011年の[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])において使用され、ユニホームの袖部分にもこのフレーズが描かれたワッペンが貼り付けられた<ref group="注釈">デザインは、ホーム用がえんじ色地に白枠、その中に白文字で。ビジター用は、白地にえんじ色の枠、その中にえんじ色の文字で「がんばろう東北(東と北の文字の間に帽子にも使われるEマーク)」。</ref>。
 
 
=== 個人に対するファーム主催試合の命名権販売 ===
 
2014年には、個人を対象に、「FAN'Sデー」期間中(4月18日 - 20日)に楽天イーグルス利府球場で主催するイースタン・リーグ公式戦3試合の命名権を1試合3万円で販売<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3933.html|title=球界初!? 試合命名権をあなたにお譲りします!|accessdate=2015-10-24|date=2014-02-26|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。3試合とも完売したため、当該カードの試合前には、命名の対象者による始球式などのセレモニーを実施した<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4100.html|title=【イベントレポート】球界初!ファーム個人冠協賛試合が開催されました。|accessdate=2015-10-24|date=2014-04-24|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。ちなみに、'''個人に対する球団主催公式戦の命名権販売は、NPBの球団では初めての試み'''である。
 
 
== 主なキャンプ地 ==
 
* [[久米島町営仲里野球場]]([[沖縄県]][[島尻郡]][[久米島町]]) - 二軍第1次春季キャンプ
 
* [[久米島野球場]](沖縄県島尻郡久米島町) - 一軍第1次春季キャンプ、二軍第2次春季キャンプ
 
* [[金武町ベースボールスタジアム]](沖縄県[[国頭郡]][[金武町]]) - 一軍第2次春季キャンプ
 
* [[岡山県倉敷スポーツ公園野球場|マスカットスタジアム]]([[岡山県]][[倉敷市]]) - 秋季キャンプ
 
 
== ショップ ==
 
オフィシャルショップは「楽天イーグルスグッズショップ 」。店舗は以下の通り。
 
; スタジアム店 チームショップ<ref name="OfficialShop20150206">{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4872.html|title=楽天イーグルスグッズショップ 新店舗オープンのお知らせ|accessdate=2015-02-06|date=2015-02-06|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>
 
: 宮城県仙台市宮城野区宮城野2-11-6(楽天Koboスタジアム宮城内)
 
; 仙台駅東口店<ref name="OfficialShop20150206" />
 
: 宮城県仙台市宮城野区榴岡4-1-8
 
; エスパル仙台店<ref name="OfficialShop20170526">{{Cite web|url=https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000382.html|title=【グッズショップエスパル仙台店】6/1(木)グランドオープン!オープニングイベント開催!|accessdate=2017-08-18|date=2017-05-26|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>
 
: 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-1 エスパル仙台 東館1階
 
上記とは別に「藤崎青葉通り店」、「仙台駅店」、「盛岡店」も設けられていたが、閉店<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/2754.html|title=「オフィシャルストア 藤崎青葉通り店」閉店のお知らせ|accessdate=2012-12-10|date=2012-12-10|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。
 
 
== スポーツラウンジ「T.R.G.E.」 ==
 
2014年の公式戦開幕日(3月28日)からは、球団直営のスポーツラウンジ「'''T.R.G.E.(TOHOKU RAKUTEN GOLDEN EAGLES OFFICIAL SPORTS LOUNGE)'''」を、仙台市の繁華街・[[国分町 (仙台市)|国分町]]2丁目のエーラクフレンディアビルの1階にオープン<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3953.html|title=【3/28(金)オープン】スポーツラウンジ「T.R.G.E.(TOHOKU RAKUTEN GOLDEN EAGLES OFFICIAL SPORTS LOUNGE)」を出店!|accessdate=2015-10-24|date=2014-02-28|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>。東北楽天戦をはじめ、テレビのスポーツ中継を見られるスポーツバーで、アルコール飲料も有料で提供する<ref>{{Cite news|title=東北楽天が仙台・国分町にスポーツバー出店|newspaper=日刊スポーツ|date=2014-02-28|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140228-1263866.html|accessdate=2015-10-24}}</ref>。2017年2月22日をもって営業を終了。<ref>{{Cite web|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/7045.html|title=東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルスポーツラウンジ「T.R.G.E.」の閉店ならびに閉店カウントダウンイベントのお知らせ|accessdate=2017-01-07|date=2017-01-06|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス}}</ref>
 
 
== 関連書籍 ==
 
* {{Cite book |和書
 
|author    = [[朝日新聞]]スポーツ部
 
|title    = スト決行 プロ野球が消えた2日間
 
|year      = 2004
 
|publisher = [[朝日新聞社]]
 
|isbn      = 4022579781
 
|ref = {{SfnRef|スト決行|2004}}
 
}}
 
* {{Cite book |和書
 
|title    = 楽天主義。東北楽天ゴールデンイーグルス応援BOOK
 
|year      = 2005
 
|publisher = [[ベースボール・マガジン社]]
 
|series    = 週刊ベースボール別冊
 
|ref = {{SfnRef|楽天主義|2005}}
 
}}
 
 
==その他==
 
*平成29年6月29日:本球団と[[クラーク記念国際高等学校]]が提携して高校の仙台キャンパスに[[女子野球|女子硬式野球]]部を創部すると発表<ref>[https://mainichi.jp/koshien/articles/20170630/k00/00m/050/073000c 楽天が女子硬式野球部設立]</ref><ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170630_14006.html 楽天と提携 東北初の高校女子硬式野球部創設]</ref><ref>[https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000480.html クラーク国際高等学校 仙台キャンパスの女子硬式野球部設立・運営を全面サポート]</ref><ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170629-OHT1T50189.html 【楽天】東北初、クラーク学園女子硬式野球部設立に協力 立花社長が三浦雄一郎校長らと会見]</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/06/29/kiji/20170629s00001173206000c.html 楽天 女子高校野球部を支援「ご指導をいただきながら日本一を目指したい」]</ref>。監督は球団OBの[[山崎隆広]]。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
 
 
{{Reflist|group="注釈"}}
 
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
+
----
{{Reflist|3}}
+
{{Reflist}}
 
 
== 関連項目 ==
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==

2018/8/7/ (火) 01:07時点における最新版

チーム名 東北楽天ゴールデンイーグルス
会社名 株式会社楽天野球団
加盟団体 パシフィック・リーグ
創設年度 2005年(19年前) (2005
チーム名の遍歴
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス(2005年 - 現在)
本拠地 楽天生命パーク宮城(公式略記:「楽天生命パーク」「楽天生命」)[1]
宮城県仙台市宮城野区Koboパーク宮城
収容人員 30,508 人

東北楽天ゴールデンイーグルス(とうほくらくてんゴールデンイーグルス、英語: Tohoku Rakuten Golden Eagles)は、日本プロ野球球団。パシフィック・リーグに所属している。宮城県保護地域とし、同県仙台市宮城野区にある楽天生命パーク宮城(公式略記は「楽天生命パーク」「楽天生命」[1])を専用球場(本拠地)としている。

イースタン・リーグ所属の二軍の本拠地は同県宮城郡利府町にある楽天イーグルス利府球場と、仙台市泉区ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉である。

球団名が長いことから通称は楽天イーグルス。球団略称は東北楽天、法人名は株式会社楽天野球団(らくてんやきゅうだん)である。

球団の歴史

脚注


  1. 1.0 1.1 【宮城球場愛称変更】2018シーズンから 「楽天生命パーク宮城」へ!(東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト 2017年12月25日)

外部リンク