「SoftBank絵文字」の版間の差分
ja>Gxgn359o 細 |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2018/10/10/ (水) 23:09時点における最新版
SoftBank絵文字(ソフトバンクえもじ)は、ソフトバンクのYahoo!ケータイ、ディズニー・モバイルのディズニー携帯、アップルのiPhoneに搭載される外字文字セット、もしくはその文字の総称。ディズニー・モバイル向けの絵文字はディズニー・モバイル絵文字、Vertu機器向けの絵文字はVERTU絵文字、iPhoneの絵文字はiOS絵文字などと呼び分ける場合がある。SoftBankになる以前は、J-Phone絵文字(ジェイフォンえもじ)、Vodafone絵文字(ボーダフォンえもじ)とよばれていた。
概説
携帯電話キャリアのJ-フォンは、NTTドコモはiモードにおいてiモード絵文字として、DDIセルラーグループはEZwebにおいてEZweb絵文字として先に絵文字が開始されており、J-フォンの端末でも使用出来る絵文字を発表した。IDOが先に始めたカラー絵文字の他、独自の斬新な仕様として動く絵文字という物を世界で初めて用いた。これは、既存の文字の概念には無かった考え方であり、画期的な物であった。
文字のバリエーションとしては、上記動く絵文字である事を活かした独特の絵文字が含まれる特徴がある。
既存のiモード絵文字やEZWeb絵文字がShift_JISの外字エリアを使用していたことに対し、ISO-2022-JPの文字コードを利用するメールでの転送も考慮してISO/IEC 2022に従ったシフトインとシフトアウトのエスケープ文字の間に1バイトの半角英数字を挿む事で外字を表現していた。
当初は、J-フォンが送信先であるスカイメールのみでしか使用出来なかったが、ロングメールやホームページでも使用可能になった。
ホームページに書かれた絵文字はサーバで絵文字に変換して端末に配信される仕組みをとっている。
2003年(平成15年)に発売された端末より拡張絵文字($O, $P, $Qで始まる絵文字)が使用可能になった。
3G端末ではWEBでの表現としてUnicodeの文字参照での記述に対応可能になった。
ボーダフォンにサービスが変更になった時は、絵文字もVodafone絵文字と呼ばれるようになり、J-PhoneのロゴとSky Mailのロゴなどが無くなり新たにVodafoneのロゴが追加された。
ソフトバンクモバイルにサービスが変更になった時は、Vodafoneのロゴがなくなった。
2009年(平成21年)に出たiPhone3G端末より絵文字が入力出来るようになり、SoftBank以外の世界中の端末でも使用可能になった。
2010年(平成22年)より、iPhoneおよびiPadでは、Unicode 6.0でのUnicode表現された文字をソフトバンクの絵文字に変換して表示するようになった。
文字集合
ISO 2022の表現
シフトインの符号として0x1B+$+G、0x1B+$+E、0x1B+$+F、0x1B+$+O、0x1B+$+P、0x1B+$+Q、シフトアウトの符号として0x0Eを利用する。 この間に1バイトの文字を1文字入れて1つの絵文字を表す。
ホームページで表す場合は直接埋め込む必要がある。具体的にはhttp://creation.mb.softbank.jp/web/web_pic_about.htmlのページにアクセスして、該当の絵文字の「WEBコード」の列をコピーアンドペーストする。
Unicode
Unicodeの外字を文字参照として表現することができる。ただし、古い端末では無効である。
Unicodeへの収録
2010年(平成22年)10月にUnicode 6.0が公開された。このバージョンで正式に他のキャリアの絵文字と一緒にSoftBank絵文字が採用された。ただし、ロゴなどの一部絵文字は採用されなかった。また、国旗と四角数字は合字という2文字で表される。
Unicodeで表現したSoftBank絵文字の一覧を下記に示す(表は、Unicodeより発表されたSoftBankのマッピング配列に基づく)[1]。
2011年(平成23年)8月現在Mac OS X Lion、iPhoneおよびiPadからの表示では、下記表の文字の一部は絵文字で表示される。
関連項目
脚注
- ↑ EmojiSources.txtのSoftBankのマップであるが、SoftBankは、Unicodeでのマッピングしか発表していないため、Unicodeの外字エリアをShift_JISに変換したマッピングである。