「霞ヶ関駅 (埼玉県)」の版間の差分
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霞ヶ関駅(かすみがせきえき)は、埼玉県川越市霞ケ関東一丁目にある、東武鉄道東上本線の駅である。駅番号はTJ 23。副駅名は「東京国際大学前」(2016年2月1日より)。
Contents
年表
- 1916年(大正5年)10月27日 - 的場駅として開業。
- 1930年(昭和5年)1月14日 - 霞ヶ関駅に改称。
- 2005年(平成17年)11月16日 - 橋上駅舎供用開始。
- 2006年(平成18年)7月15日 - 北口および北口広場の供用開始。
- 2013年(平成25年)9月30日 - 定期券売り場を廃止。
- 2016年(平成28年)2月1日 - 副駅名「東京国際大学前」を導入[1]
駅構造
定期券売場が設置されており、ホーム上には売店「access」がある。改札階とホーム、北口・南口との間は階段のほかエスカレーター・エレベーターにより連絡している。
かつての駅舎は2階建てで、ホームとは地下通路で連絡していた。2005年に現行の橋上駅舎の供用を開始し、2006年には新たに北口が開設された。南口側には駅ビルが建設された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東上線 | 下り | 坂戸・森林公園・小川町方面 |
2 | 上り | 川越・和光市・池袋方面 有楽町線 新木場・F 副都心線 渋谷・TY 東急東横線 横浜・15px みなとみらい線 元町・中華街方面 |
利用状況
2017年度の1日平均乗降人員は30,046人である[2]。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[4] |
1日平均 乗車人員[5] |
---|---|---|
2003年(平成15年) | 30,519 | |
2004年(平成16年) | 30,146 | |
2005年(平成17年) | 29,522 | |
2006年(平成18年) | 29,031 | |
2007年(平成19年) | 28,827 | |
2008年(平成20年) | 29,006 | |
2009年(平成21年) | 28,801 | |
2010年(平成22年) | 28,762 | |
2011年(平成23年) | 28,579 | |
2012年(平成24年) | 29,237 | |
2013年(平成25年) | 29,686 | |
2014年(平成26年) | 28,817 | |
2015年(平成27年) | 29,448 | |
2016年(平成28年) | 29,854 | |
2017年(平成29年) | 30,046 |
駅周辺
南口
- ロータリー
- タクシーのりば
- 駅ビル - クリエイトSD(ドラッグストア)などが入居。
- くらづくり本舗
- 川越警察署霞ヶ関駅前交番
- 霞ヶ関高等学校
- 東武かすみ自動車教習所
- 市営霞ヶ関駅南口駐輪場
- 東京国際大学
- 川越霞ヶ関北郵便局
- 川越市役所霞ヶ関北出張所
北口
コミュニティバス
乗り場は北口側にある。(20系統は当駅の南口も経由する。)
- 市内循環バス「川越シャトル」(12月29日から翌年1月3日までは運休)
駅名の由来
当駅周辺はその昔、鎌倉街道にあったとされる「霞ヶ関」にちなみ、明治時代に町村制が施行されて入間郡『霞ヶ関村』となった。ところが、駅は当初川越藩の的場[6]があったとされた場所に設置されたことから、当時の地名を取って『的場駅』と命名された。
その後、1929年(昭和4年)に霞ヶ関カンツリー倶楽部ができたことに伴い、1930年(昭和5年)に駅名を『霞ヶ関駅』に改称した[7]。
東京地下鉄の「霞ケ関駅」と間違えられ、JRや他の私鉄線等でも誤って案内されることもあるが、当駅の方が歴史は古く早くから「霞ヶ関駅」を名乗っている[8]。しかし、間違えないように住宅・商業広告などでは敢えて「東武霞ヶ関駅」と表現されることがある(いずれの路線も中目黒に発着する[9])。また、有人改札の窓口には「東京都の霞ケ関駅ではありません」といった内容の案内板が設置されている。
当駅の駅名「霞ヶ関駅」には一般に小書きの「ヶ」が使われている。それに対し、当駅所在地の地名「霞ケ関」や、東京地下鉄の「霞ケ関駅」には一般に(カタカナの)「ケ」が使われている(本来は全て(カタカナの「ケ」とは由来の異なる)「箇」の意味の「个」という字の略とされる「ヶ」である。詳細は「ヶ」の記事を参照)。
その他
かつては当駅より埼玉県営鉄道が分岐していた。川砂利運搬用の専用鉄道で、1957年(昭和32年)に廃止となった。近くを走るJR川越線の的場駅~西川越駅にわずかな遺構(廃止前はJR川越線と立体交差する箇所があり、その名残がわずかに残っている)があるが、それ以外に痕跡はない。
ギャラリー
- Saitama Kasumigaseki Station North Entrance 1.JPG
北口(2012年7月)
- Kasumigaseki-Tobu-st-gate.JPG
改札口(2008年11月)
- Tobu kasumigaseki station.jpg
旧駅舎(2004年12月)
隣の駅
脚注
- ↑ 新たな広告媒体として「副駅名称」を導入します! - 東武鉄道・2016年1月26日
- ↑ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
- ↑ 統計かわごえ - 川越市
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 埼玉県統計年鑑
- ↑ 的を射る弓矢の練習場のことである。
- ↑ 「的場」は、10年後の1940年(昭和15年)に開通した鉄道省(現・東日本旅客鉄道)川越線の駅名に再び採用された。当駅から南西へ徒歩20分ほどの所にある。また霞ヶ関カンツリー倶楽部の最寄り駅は川越線笠幡駅である
- ↑ 帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)の霞ケ関駅は1958年(昭和33年)10月15日に開業した。
- ↑ 東京地下鉄の霞ケ関駅は東京メトロ日比谷線によって、東武鉄道の霞ヶ関駅は東武東上線、東京メトロ副都心線、東急東横線間の相互直通運転によって中目黒駅まで乗り入れ可能である。
関連項目
外部リンク