「伊豆箱根鉄道十国鋼索線」の版間の差分
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2018/8/11/ (土) 16:05時点における最新版
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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十国鋼索線(じっこくこうさくせん)は、静岡県函南町の十国登り口駅から十国峠駅に至る伊豆箱根鉄道のケーブルカー路線である。通称は「箱根 十国峠ケーブルカー」。
概要
箱根と伊豆を結ぶ十国峠ドライブウェーの途中にある無料休憩所(ドライブイン)の十国登り口駅と、展望台のある十国峠駅を結んでいる。十国峠駅は函南町と熱海市の境にあり、十国五島(伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・上総・下総・安房・相模、大島・新島・神津島・三宅島・利島[1][2])を展望できるといわれる標高766mの日金山の山頂、十国峠へと登ることができ、気象条件によっては、山頂にある頂上展望台の望遠鏡から東京タワーや東京スカイツリーも見えることがある[3]。
十国峠駅の南には眺めの良い芝地が整備され、風の弱い日にはピクニックなども楽しめる。また、その先には山腹にある姫の沢公園へと繋がる歩道があり、各所にアスレチックなどが置かれ、子供連れのハイキング客などが訪れる。
なお、十国峠駅へはケーブルカーを使う以外にも、道が急ではあるが、熱海峠の伊豆スカイライン熱海峠ICの近くからも、上記の芝地近くまで自動車で行くことができ、駐車場も設置されている。
- Jikkoku-cable-car.jpg
十国登り口駅とドライブイン
- Mount Fuji and Jukkokutōge Station 20101204.jpg
十国峠駅と富士山
- Jukkokutoge1.jpg
十国峠から日没前の富士山(2008年11月19日撮影)
路線データ
同じ伊豆箱根鉄道の駒ヶ岳鋼索線(2005年廃止)を始め、日本国内の多くのケーブルカーは、1067mm軌間を採用しているが、十国鋼索線では標準軌を採用している。これは、車両製作にあたり当時日本国内唯一の標準軌のケーブルカーであった妙見鋼索鉄道(現・能勢電鉄妙見の森ケーブル)の台車を転用したためである。
運行形態
おおむね15分毎の運行で、所要時間は3分である。
車両
1・2の2両がある。いずれも開業時に製造された車両で、1号車には「日金」、2号車には「十国」の愛称が付けられている。車体塗装はライオンズカラー。
歴史
駅一覧
十国登り口駅 - 十国峠駅
接続路線
十国峠駅からの眺望
脚注
- ↑ 箱根 十国峠ケーブルカー 十国峠山頂のご案内
- ↑ 十国峠 - あたみニュース(熱海市観光協会)
- ↑ 「スカイツリー、十国峠から見えた!函南」(静岡新聞、2011年12月21日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 伊豆箱根鉄道グループ 箱根 十国峠ケーブルカー
- 十国峠展望台 - 伊豆半島ジオパーク