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株式会社リウボウインダストリーは、沖縄県那覇市久茂地にある百貨店を運営する企業。リウボウグループ10社のうちの1社である。
Contents
概要
デパートリウボウは、米軍政下の1954年、リウボウインダストリーの親会社である株式会社リウボウによって那覇市松尾のリウボウビル(現、REXA RYUBO)で開店した。
その後本土復帰と平成時代を経て、久茂地一丁目地区再開発事業に伴い建設された再開発ビル「パレットくもじ」への移転に際し、グループの事業見直しで百貨店を運営するための企業として、1990年9月11日に「株式会社リウボウインダストリー」(旧社)が設立され、移転と共に株式会社リウボウから吸収分割で事業を引き継いだ。そのため、現在の株式会社リウボウは不動産管理が中心となり、一般に「リウボウ」と言われた場合は、株式会社リウボウのことではなくリウボウインダストリーのことを指す場合が多い。店舗は上記の1店舗のみ。
2003年まで西友の資本参加を受けていたために、当初は西友百貨店事業部(現在のLIVIN)と類似した店舗構成であった。
パレットくもじ移転20周年となった2011年、各種イベントのほか婦人服フロア(2〜4階)を中心にリモデルを実施した事に加え、3月1日には再びグループ再編が実施され、旧社は吸収分割により「株式会社リウボウホールディングス」と改称し持株会社化され、百貨店事業については旧社と同名の企業が新たに設立され、旧社の百貨店事業を承継した。
2013年8月には、入居している「パレットくもじ」ビルの那覇市株を取得し、筆頭株主となる。
沿革
- 1948年(昭和23年) - 琉球貿易商事株式会社設立[1]。
- 1951年(昭和26年) - 琉貿ストアー設立。
- 1954年(昭和29年) - リウボウ開店。
- 1961年(昭和36年) - 伊勢丹と業務提携(十一店会に加盟)
- 1970年(昭和45年)11月 - 岩田屋と業務提携し、本土商品を輸入[2]。
- 1982年(昭和57年) - セゾングループと業務提携。
- 1990年(平成2年)9月11日 - 株式会社リウボウインダストリーが設立[3]。
- 1991年(平成3年)4月 - 株式会社リウボウより百貨店営業権を譲り受け[3]、パレットくもじビルにリウボウ(百貨店売場面積18,000m2)を開店[4]。
- 1997年(平成9年) - 株式会社リウボウシティークリエイトとの合併により、資本金30億円とする。
- 1999年(平成11年) - 株式会社沖縄山形屋の閉店を受け、ブランドを多数導入する。
- 2003年(平成15年)
- 株式会社文教図書からパレットくもじ書籍売場を譲り受け(売場面積700m2)、売場面積を18,837m2に変更。
- 株式会社西友が保有する全株式を沖縄県内企業23社へ譲渡。
- 2004年(平成16年) - A・D・O(全日本デパートメントストアーズ開発機構)に加盟。
- 2008年(平成20年)8月30日 - 旧リウボウ跡地にりゅうせきとの共同事業によるホテル・飲食店を中核としたビル「REXA RYUBO」を開業(親会社の株式会社リウボウ創業60周年(同年7月26日)事業の一環)。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)9月20日 - 沖縄三越閉店を受け、ブランドを多数導入する。これと合わせて1階菓子銘店の全面リニュアルを行なう。
店舗概要
フロア構成
- 地下2階 - 駐車場
- 地下1階 - 食品、酒等
- 1階 - 婦人雑貨、化粧品、菓子銘店等
- 2階 - ラララウォーク(婦人服ヤング)MiNIPLA、afternoontea tea room等
- 3階 - 婦人服キャリア、cafe yutori no kukan等
- 4階 - 婦人服・肌着等
- 5階 - 紳士服、紳士雑貨、高級雑貨等
- 6階 - 家庭用品等、那覇市民ギャラリー
- 7階 - カルトレリア「文具」、ディズニーコーナー、タワーレコード、書籍(リブロ)、旅行サロン、呉服サロン、美術サロン、メガネサロン
- 8階 - 無印良品、Francfranc、子供服、サービスカウンター商品券・チケット等
- 9階 - レストラン、シネマパレット、パレット市民劇場
- 10階 - パレットスカイガーデン
アクセス
那覇市の繁華街である国際通りの南端に位置する。
モノレール
- 沖縄都市モノレール
- 沖縄都市モノレール線県庁前駅(2階の連絡通路で連結)
路線バス
- 県庁前駅 (沖縄県)#バス路線の項目を参照。
- パレットくもじ前、沖銀本店前、県庁北口の各バス停が最寄りとなる。
脚注
関連項目
外部リンク
過去