「旭化成」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(スポンサー番組)
(内容を「{{基礎情報 会社 |社名 = 旭化成株式会社 |英文社名 = Asahi Kasei Corporation |ロゴ = |種類 = 株式会社 |市場情報 = {…」で置換)
(タグ: Replaced)
 
2行目: 2行目:
 
|社名 = 旭化成株式会社
 
|社名 = 旭化成株式会社
 
|英文社名 = Asahi Kasei Corporation
 
|英文社名 = Asahi Kasei Corporation
|ロゴ = [[ファイル:AsahiKASEI logo.svg]]
+
|ロゴ =  
|画像 = [[ファイル:Mituijinbotyo.JPG|200px]]
 
|画像説明 = 本社が入居する神保町三井ビルディング
 
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 3407}}{{上場情報 | 大証1部 | 3407 || 2013年7月12日}}{{上場情報 | 名証1部 | 3407 || 2013年12月15日}}{{上場情報 | 福証 | 3407 || 2013年12月15日}}{{上場情報 | 札証 | 3407 || 2013年12月15日}}
 
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 3407}}{{上場情報 | 大証1部 | 3407 || 2013年7月12日}}{{上場情報 | 名証1部 | 3407 || 2013年12月15日}}{{上場情報 | 福証 | 3407 || 2013年12月15日}}{{上場情報 | 札証 | 3407 || 2013年12月15日}}
14行目: 12行目:
 
|業種 = 3200
 
|業種 = 3200
 
|事業内容 = [[化学]]、[[繊維]]、[[住宅]]、[[建材]]、[[エレクトロニクス]]、[[医薬品]]、[[医療]]
 
|事業内容 = [[化学]]、[[繊維]]、[[住宅]]、[[建材]]、[[エレクトロニクス]]、[[医薬品]]、[[医療]]
|代表者 = [[小堀秀毅]]([[代表取締役]][[社長]]兼社長[[執行役員]])<br>[[中尾正文]](代表取締役兼[[副社長]]執行役員)
+
|代表者 =  
|資本金 = 1,033億8,900万円<br />(2017年3月末時点)<ref name="yuhou201703-2">[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/library/financial_report/pdf/126j_0628.pdf 旭化成>株主・投資家情報>IR資料室>有価証券報告書>第126期有価証券報告書>提出会社の経営指標等]</ref>
+
|主要株主 =  
|発行済株式総数=14億261万6千株<br />(2017年3月末時点)<ref name="yuhou201703-2"/>
 
|売上高=連結:1兆8,829億91百万円<br />(2017年3月期)<ref name="yuhou201703-1">[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/library/financial_report/pdf/126j_0628.pdf 旭化成>株主・投資家情報>IR資料室>有価証券報告書>第126期有価証券報告書>連結経営指標等]</ref>
 
|営業利益=連結:1,592億29百万円<br />(2017年3月期)<ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/library/financial_report/pdf/126j_0628.pdf 旭化成>株主・投資家情報>IR資料室>有価証券報告書>第126期有価証券報告書>連結損益計算書]</ref>
 
|純利益=連結:1,150億0百万円<br />(2017年3月期)<ref name="yuhou201703-1"/>
 
|純資産=連結:1兆1,681億15百万円<br />(2017年3月末時点)<ref name="yuhou201703-1"/>
 
|総資産=連結:2兆2,545億0百万円<br />(2017年3月末時点)<ref name="yuhou201703-1"/>
 
|従業員数=連結:3万3,720人<br />(2017年3月末時点)<ref name="yuhou201703-1"/>
 
|決算期=[[3月31日|3月末日]]
 
|会計監査人 = [[PwCあらた有限責任監査法人]]
 
|主要株主 = JP MORGAN CHASE BANK 380055 6.28%<br />[[日本マスタートラスト信託銀行]](信託口) 5.19%<br />[[日本生命保険]]相互会社 4.68%<br />[[日本トラスティ・サービス信託銀行]](信託口) 3.68%<br />[[三井住友銀行]]2.52%<br />旭化成グループ従業員持株会 2.44%<br />(2017年3月末時点)
 
|主要事業会社 = [[主要9事業会社]]参照
 
|関係する人物 = [[野口遵]]、[[宮崎輝]]、[[山口信夫]]
 
 
|外部リンク = [http://www.asahi-kasei.co.jp/ www.asahi-kasei.co.jp]
 
|外部リンク = [http://www.asahi-kasei.co.jp/ www.asahi-kasei.co.jp]
 
|特記事項 =
 
|特記事項 =
 
}}
 
}}
  
'''旭化成株式会社'''(あさひかせい)は、化学、繊維、住宅、建材、エレクトロニクス、医薬品、医療等の事業を行う日本の会社である。[[東京都]][[千代田区]][[神田神保町]]に本社を置く。戦前は[[日窒コンツェルン]]の一部だったが、[[日本の降伏|日本の敗戦]]に伴う[[財閥解体]]により資本関係が絶たれ、1946年4月に日窒化学工業が旭化成工業と改名して、独立企業体として誕生した<ref>[https://www.net-ir.ne.jp/ir_magazine/pioneer/vol077_3407_04.html 企業が起こす化学変化 旭化成株式会社 3407] 先駆者たちの大地 IRマガジン vol.77 2007 SPRING</ref>。
+
'''旭化成株式会社'''(あさひかせい)
  
== 歴史 ==
+
繊維,石油化学製品,電子部品・材料,医薬・医療,住宅・建材などの事業会社を傘下に収める持株会社。1931年延岡アンモニア絹絲として旭絹織(1922創業)から独立,1933年旭絹織,日本ベンベルグ絹絲を合併して旭ベンベルグ絹絲と改称。1943年日本窒素火薬を合併して日窒化学工業と改称。1946年旭化成工業に改称。1951年新日本化学工業設立,1952年旭ダウ設立などにより総合石油化学工業に発展。1972年岡山県倉敷市水島地区でエチレン 30万t規模のナフサ分解工場の運転を開始。また 1972年に本格販売を開始した「ヘーベルハウス」に代表される住宅部門においても業界大手に成長。医薬・電子材料・新素材などの技術開発も展開し,多角化を進めた。2001年現社名に改称。2003年持株会社に移行,会社分割により旭化成せんい,旭化成ケミカルズなどの分社を設立し,事業を承継した。
[[ファイル:Asahi Kasei Nobeoka Branch 2010.JPG|thumb|right|300px|延岡支社]]
 
創業者の[[野口遵]]が、[[1906年]]に[[鹿児島県]][[伊佐市]](いわゆる[[曽木の滝]])に発電事業をおこなう「曽木電気」を設立する。同社の水力発電の余剰電力を利用して、[[1907年]]に[[熊本県]][[水俣市]]に「[[日本カーバイド商会]]」を設立。後に合併して、「[[日本窒素肥料]]」(現・[[チッソ]](発祥は[[水俣市]]))となる。やがて[[1922年]]に[[宮崎県]][[延岡市]]で、カザレー式[[アンモニア]]合成工場と[[滋賀県]]に設立した再生繊維レーヨン製造会社である旭絹織株式会社を設立し、合成アンモニアの製造を開始する。その後[[1923年]]に日本窒素肥料と旭絹織と合併(「日本窒素肥料・延岡工場」。旭化成としての発祥の地は延岡市)するがその後分離独立する。同社は旧財閥「[[日窒コンツェルン]]」の一員であった。
 
 
 
野口遵が延岡市で世界初のカザレー式アンモニアの合成化に成功したのを機に始まり<ref name=kyushu>[http://kyushu-heritage.jp/map/35kazare/35kazare.html No.35 カザレー式アンモニア合成塔]</ref>、後にアンモニアを使用した再生繊維「ベンベルグ」(一般名「[[銅アンモニアレーヨン|キュプラ]]」)を発売し、その後数々の[[合成繊維]](「レオナ」、「カシミロン」([[アクリル繊維]])、「[[ナイロン]]」、「[[レーヨン]]」)、うま味調味料([[グルタミン酸ナトリウム|グルタミン酸ソーダ]]の「旭味」、「ミタス」)、化学薬品([[水酸化ナトリウム|苛性ソーダ]](イオン隔膜法で製造<ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/csr/library/report/pdf/rc_report2001jp.pdf レスポンシブル・ケアRC(環境・製品・安全)報告書2001] '''旭化成''' P.2</ref>。旭化成独自の製法)、[[塩素]]、[[塩酸]]、[[硫酸]]、[[硝酸]])等の製造をしていたが、第2次世界大戦後に事業を多角化して、家庭用品で[[1960年]]に発売した'''「[[サランラップ]]」'''(当初は当社とアメリカ合衆国・[[ダウ・ケミカル]]との合弁会社「旭ダウ」が発売した。)の爆発的ヒットで、旭化成の名を一躍全国区に、さらに「サランラップ」を押し進めた形で、ダウ・ケミカルが製造販売する冷凍、冷蔵、過熱、解凍が可能な食品保存密封袋「[[ジップロック]]」の日本国における販売権を[[ライオン (企業)|ライオン]]から譲受し、主力商品とした。1982年には旭フーズを設立し。冷凍食品「点心名菜」が発売。
 
 
 
現在は上記のほかに医薬品(一時は旧東洋醸造から引き継がれた一般用医薬品の[[じんましん]]薬/[[鼻炎薬]]「[[サットル]]」、[[風邪薬]]「サットル総合感冒薬」も展開していたが、現在は医療用医薬品のみ)や繊維加工技術から発展した弱電部品の製造、そして耐火性・耐候性を前面に打ち出した新建材「ヘーベルパワーボード」や、それを使用した「ヘーベルハウス」ブランドの住宅の販売も行っている。
 
 
 
[[2001年]][[1月1日]]に旭化成に社名変更した際に企業CIがそれまでの漢字からアルファベットに変更された。[[2003年]]10月、酒類・食品など非中核事業を売却した上で、持株会社に移行し、各事業の運営は子会社へ移った。
 
*[[社名]]の[[由来]]は、「旭」は、[[滋賀県]][[大津市]]に[[建設]]された[[レーヨン]][[繊維]][[工場]]の近くにあった[[琵琶湖]]畔の[[義仲寺]]([[木曽義仲]]=旭将軍)から、「化成」は[[易経]]にある「よりよい方向 へ生成、[[変化]]、[[発展]]する」からきている。<ref>[http://www2.iee.or.jp/~fms/tech_a/ahee/newsletters/pdf/n66.pdf 2014年8月29日[[電気学会]]発行 電気技術史第66号 P.4 企業・研究所・大学のロゴの歴史(25)旭化成株式会社のロゴの変遷 旭化成株式会社総務部広報室 渋川和美]</ref>
 
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]にて長年に渡り、「[[スター千一夜]]」や「[[なるほど!ザ・ワールド]]」、「[[メトロポリタンジャーニー]]」など一連の番組の単独スポンサーを、開局した年の[[1959年]]から[[1997年]]の放送終了まで一貫して、旭化成と旭化成グループ各社として、のべ40年間近く行っていたことでも知られる。
 
*{{要出典範囲|date=2015-10|[[みずほグループ]](旧[[第一勧銀グループ]])の一員であるが、[[住友グループ]]とも親密である}}。
 
 
 
== 沿革 ==
 
=== 日窒コンツェルン時代 ===
 
* [[1906年]](明治39年)[[1月12日]] - 曽木電気株式会社設立。
 
* [[1907年]](明治40年)[[3月]] - 日本カーバイド商会設立。
 
* [[1908年]](明治41年)[[8月20日]] - 曽木電気株式会社と日本カーバイド商会が合併し、商号を日本窒素肥料株式会社に変更。
 
* [[1922年]](大正11年)[[5月25日]] - 旭絹織株式会社設立。
 
* [[1923年]](大正12年) - 日本窒素肥料株式会社延岡工場完成、アンモニアを生産開始。(旭化成発祥の地)
 
* [[1929年]](昭和4年)[[4月15日]] - 日本ベンベルグ絹絲株式会社設立。
 
* [[1930年]](昭和5年)[[12月4日]] - 日本窒素火薬株式会社設立。
 
* [[1931年]](昭和6年)
 
** 日本ベンベルグ絹絲株式会社でベンベルグ生産開始。
 
** [[5月21日]] - 日本窒素肥料株式会社延岡工場と延岡水力発電が独立し、'''延岡アンモニア絹絲株式会社'''設立。
 
* [[1932年]](昭和7年) - 日本窒素火薬株式会社でダイナマイト製造開始。
 
* [[1933年]](昭和8年)[[7月15日]] - 延岡アンモニア絹絲株式会社は、日本ベンベルグ絹絲株式会社および旭絹織株式会社を合併し、社名を'''旭ベンベルグ絹絲株式会社'''と改称。
 
* [[1934年]](昭和9年) - 日本窒素火薬株式会社延岡で硝化綿製造開始。
 
* [[1943年]](昭和18年)[[4月5日]] - 旭ベンベルグ絹絲株式会社は、日本窒素火薬株式会社を合併し、商号を'''日窒化学工業株式会社'''に変更。
 
 
 
=== 旭化成時代 (日窒コンツェルン解体後) ===
 
* [[1946年]](昭和21年)[[4月1日]] - 商号を'''旭化成工業株式会社'''に変更。
 
* [[1952年]](昭和27年) - 旭ダウ株式会社設立。
 
* [[1960年]](昭和35年) - [[東洋醸造]]株式会社<ref>[[1970年]](昭和45年)に旭化成傘下入り。[[1992年]](平成4年)[[1月1日]]に旭化成工業と対等合併</ref>と発酵工業・製薬で提携。
 
* [[1976年]](昭和51年) - 株式会社旭化成テキスタイル設立。
 
* [[1982年]](昭和57年) - 旭化成工業株式会社が旭ダウ株式会社を合併。
 
* [[1994年]](平成6年) - 旭化成工業株式会社が株式会社旭化成テキスタイルを合併。
 
* [[1999年]](平成11年)
 
** 食品事業(同事業を扱う子会社含む)を[[日本たばこ産業]]株式会社へ譲渡。
 
** 旭化成ワッカーシリコーン株式会社設立。
 
* [[2000年]](平成12年) - [[チバ・スペシャルティ・ケミカルズ]]との合弁会社である旭チバ株式会社を完全子会社化。社名を[[旭化成エポキシ株式会社]]とする。
 
* [[2001年]](平成13年)
 
** 1月1日 - 商号を'''旭化成株式会社'''に変更。英文名称も''Asahi Chemical Industry Co., Ltd.''から''Asahi Kasei Corporation''に変更。
 
** [[蝶理]]株式会社及び蝶理コム株式会社の株式を売却。
 
* [[2002年]](平成14年) - 焼酎及び低アルコール飲料事業を[[アサヒビール]]株式会社及び[[ニッカウヰスキー]]株式会社へ譲渡。
 
* [[2003年]](平成15年)
 
** [[7月]] - [[清酒]]、[[合成清酒]]事業、及び[[富久娘酒造]]株式会社の株式の総てを[[オエノンホールディングス]]株式会社へ譲渡。
 
** [[10月1日]] - 吸収分割により主要7子会社に営業を承継させ、持株会社へ移行。
 
** 11月 - [[新日本ソルト]]株式会社及び[[赤穂海水]]株式会社の株式を株式会社[[ソルトホールディングス]](現在の[[日本海水]])へ譲渡。
 
* [[2005年]](平成17年)4月1日 - [[旭化成情報システム]]株式会社(現在の[[AJS (企業)|AJS]]株式会社)の株式51%を[[TIS (企業)|TIS]]株式会社へ譲渡。
 
* [[2007年]](平成19年)
 
** 4月 - [[チッソ旭肥料]]株式会社の株式51%を[[チッソ]]株式会社へ譲渡。
 
** [[旭化成ライフ&リビング]]を[[旭化成ケミカルズ]]へ統合し、6事業会社体制に変更。
 
** 10月 -[[旭化成メディカル]]株式会社・[[旭化成クラレメディカル]]株式会社を[[旭化成ファーマ]]株式会社から会社分割により承継、8事業会社体制に変更。
 
* [[2008年]](平成20年)5月 - 東京本社を千代田区の神保町へ移転。
 
* [[2009年]](平成21年)
 
** 4月 - '''旭化成'''株式会社の一部・[[旭化成エレクトロニクス]]株式会社の電子材料事業を分割し、[[旭化成イーマテリアルズ]]株式会社を設立し、9事業会社体制に変更。
 
** 5月 - 大阪本社を中之島へ移転。
 
* [[2012年]](平成24年)
 
** 4月1日 - 旭化成クラレメディカル株式会社を旭化成メディカル株式会社に統合。
 
** 4月27日 - ゾール・メディカル社を買収し連結子会社化。
 
* [[2014年]](平成26年)10月 - 本社機能を東京に一本化、併せて登記上の本店所在地を東京に変更。
 
* [[2016年]](平成28年)4月1日 - 旭化成ケミカルズ株式会社・旭化成せんい株式会社・旭化成イーマテリアルズ株式会社を吸収合併し、事業持株会社に移行<ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2014/ze150303.html 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ] 旭化成ニュースリリース 2015年3月3日</ref>。<ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/aboutasahi/history/ 沿革]</ref>
 
* [[2018年]](平成30年) - 本社を[[東京ミッドタウン日比谷]]に移転予定。
 
 
 
===歴代経営者===
 
*[[野口遵]]
 
*堀朋近
 
*片岡武修
 
*[[宮崎輝]]
 
*世古真臣
 
*弓倉礼一
 
*[[山本一元]]
 
*蛭田史郎
 
*藤原健嗣
 
*浅野敏雄
 
*小堀秀毅
 
 
 
== 事業会社 ==
 
* [[旭化成ホームズ]]株式会社
 
* [[旭化成建材]]株式会社
 
* [[旭化成エレクトロニクス]]株式会社
 
* [[旭化成ファーマ]]株式会社
 
* [[旭化成メディカル]]株式会社
 
* [[ゾールメディカル]]株式会社
 
 
 
== 関連会社 ==
 
''ケミカル事業関係''
 
* [[旭エスケービー]]株式会社
 
* [[旭化成エポキシ]]株式会社
 
* [[旭化成テクノプラス]]株式会社
 
* [[旭化成パックス]]株式会社
 
* [[旭化成ファインケム]]株式会社
 
* 旭化成ホームプロダクツ株式会社
 
* [[旭化成メタルズ]]株式会社
 
* [[旭化成ワッカーシリコーン]]株式会社
 
* [[PSジャパン]]株式会社 - 旭化成株式会社62.07%、出光興産株式会社37.93%
 
* [[カヤク・ジャパン]]株式会社 - 旭化成株式会社50%、日本化薬株式会社50%
 
* [[サンデルタ]]株式会社
 
* [[日本エラストマー]]株式会社
 
* [[三菱ケミカル旭化成エチレン]]株式会社
 
''繊維事業関係''
 
* [[旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ]]株式会社
 
''その他''
 
* [[旭化成アドバンス]]株式会社
 
* [[旭化成アビリティ]]株式会社
 
* [[旭化成アミダス]]株式会社
 
* [[旭化成エンジニアリング]]株式会社
 
* [[旭化成ネットワークス]]株式会社
 
* 株式会社[[旭リサーチセンター]]
 
* [[旭有機材]]株式会社
 
* 旭化成海外法人各社([[アメリカ合衆国|アメリカ]]ほか多数)
 
 
 
=== グループ関係会社 ===
 
''旭化成ホームズ関係''
 
* [[旭化成住工]]株式会社
 
* [[旭化成不動産レジデンス]]株式会社
 
* [[旭化成ホームズフィナンシャル]]株式会社
 
* [[旭化成リフォーム]]株式会社
 
''旭化成建材関係''
 
* [[旭化成エクステック]]株式会社
 
* [[旭化成基礎システム]]株式会社
 
''旭化成エレクトロニクス関係''
 
* [[旭化成テクノシステム]]株式会社
 
* [[AKMテクノロジ]]株式会社
 
''旭化成メディカル関係''
 
* 株式会社[[メテク]]
 
''ゾール・メディカル関係''
 
* [[旭化成ゾールメディカル]]株式会社
 
 
 
=== かつての関連会社 ===
 
* [[岡山化成]]株式会社 - ダイソー(現・[[大阪ソーダ]])50%、旭化成ケミカルズ50%であったが、2012年に合弁解消。現在は大阪ソーダの完全子会社。
 
* 株式会社[[ケーブルメディアワイワイ]] - 旭化成が50%出資で筆頭株主
 
* [[AJS (会社)|AJS]]株式会社(旧:旭化成情報システム株式会社) - ITホールディングス51%、旭化成49%(かつての子会社)
 
* [[ハマナカ]]株式会社 - 旧・旭化成ハマナカ手芸糸
 
* 株式会社エルオルト - 旭化成グループ専用の旅行会社。[[日本旅行]]86%、旭化成14%
 
* [[センコーグループホールディングス]]株式会社 - 旭化成が第2位の大株主
 
* 株式会社[[ニッチツ]] - 旭化成が第2位の大株主
 
* [[日本海水]]株式会社 - 旭化成が第2位の大株主(かつての子会社)
 
* [[ソルトホールディングス]]株式会社 - 旭化成が第2位の大株主
 
* 旭ダウ株式会社(旭化成(旧)と[[ダウ・ケミカル]]の合弁会社)
 
* 旭チバ株式会社(旭化成(旧)と[[ノバルティス|チバガイギー]]の合弁会社) ⇒ [[旭化成エポキシ]]株式会社(完全子会社化)へ
 
* 山陽石油化学株式会社(旭化成ケミカルズに吸収合併の為解散)
 
* サランラップ販売株式会社(旧旭ダウ販売部門・旭化成(旧)ホームプロダクツ部門の後身、のちに旭化成ライフ&リビングへ吸収合併、現在の旭化成ホームプロダクツとなる)
 
* [[富久娘酒造]]株式会社(旧東洋醸造の酒造部門と事業統合、現在は[[オエノンホールディングス]]傘下)
 
* [[スカイネットアジア航空]]株式会社(SNA) - 旭化成が株式一部保有
 
* [[サンバーグ]]株式会社(冷凍食品を展開していたが、現在はJTに譲渡)
 
* [[旭フーズ]]株式会社(戦前からグルタミン酸ソーダ「旭味」「ミタス」(ライバルの[[味の素]]が独占していたが、他社への開放第一号となった)を展開したが、やはり現在はJTに譲渡)
 
* [[富士チタン工業]]株式会社(現在は[[石原産業]]株式会社の子会社)
 
* チッソ旭肥料株式会社(元は旧新日本窒素肥料との化学肥料共販会社。2009年に三菱化学系の三菱化学アグリ株式会社と合併してジェイカムアグリ株式会社となる。旭化成ケミカルズが第3位の株主)
 
* [[旭化成サービス]]株式会社(かつて[[宮崎県]][[延岡市]]と[[都城市]]にあった百貨店。通称「旭サービス」)
 
*旭ジャスコ株式会社([[イオン延岡ショッピングセンター|延岡ニューシティーショッピングセンター]]や[[マックスバリュ]]数店舗を運営していた会社、1999年8月に[[イオン九州|九州ジャスコ株式会社]]に吸収合併された。)
 
* 旭化成アイミー株式会社([[コンタクトレンズ]]販売会社だが、[[2010年]][[12月1日]]付けで全事業をアイミー株式会社に引き継ぎ、現在はマレーシアのスーパーマックス・グループ傘下[http://www.aime.jp/news/161205.html])
 
* [[チッソ]]株式会社 - 日本窒素肥料株式会社の後身企業。事業会社としてはJNC
 
* [[積水化学工業]]株式会社 - 旭化成が筆頭株主
 
* [[積水化成品工業]]株式会社 - 旭化成ケミカルズが第9位の株主
 
* [[旭化成ケミカルズ]]株式会社 - 元事業会社。[[2016年]][[4月1日]]付で旭化成株式会社が吸収合併。
 
* [[旭化成せんい]]株式会社 - 元事業会社。2016年4月1日付で旭化成株式会社が吸収合併。
 
* [[旭化成イーマテリアルズ]]株式会社 - 元事業会社。2016年4月1日付で旭化成株式会社が吸収合併。
 
* 旭化成ジオテック株式会社 - 2016年7月1日付で旭化成アドバンス株式会社が吸収合併。
 
 
 
=== 同根企業 ===
 
* [[チッソ]](現・[[JNC]])
 
* [[積水化学工業]]
 
* [[積水ハウス]]
 
* [[信越化学工業]]
 
* [[センコーグループホールディングス]](旭化成と積水2社の大株主でもある)
 
* [[日本ガス]](鹿児島の都市ガス)
 
※ いずれも「日本窒素肥料」(日窒コンツエルン)が母体である。
 
 
 
== 不祥事 ==
 
=== 所得隠し ===
 
2012年7月、[[大阪国税局]]が行った[[税務調査]]により、2011年3月期までの5年間で総額約10億5,000万円の[[申告漏れ]](うち約1億5,000万円は意図的な所得隠し)を指摘されていたことが明らかとなった<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20120705k0000e040178000c.html 所得隠し:旭化成 5年で1億5000万円と国税局が指摘] 毎日新聞 2012年7月5日</ref>。旭化成は全額を納付し「一部に見解の相違があったが指導に従った」とコメントした<ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2012/ze120705.html 税務調査の結果について] 旭化成ニュースリリース 2012年7月5日</ref><ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG05015_V00C12A7CC0000/ 旭化成が1.5億円所得隠し 大阪国税局指摘、申告漏れ計10億円] 日本経済新聞 2012/7/5 12:26 </ref>。
 
 
 
=== 虚偽データ問題(マンション傾斜問題) ===
 
{{main|パークシティLaLa横浜}}
 
2015年10月、旭化成100%子会社であり、建築材料の製造販売を行う[[旭化成建材]]は、二次下請として施工した[[神奈川県]][[横浜市]][[都筑区]]のマンションの基礎工事の際に行った地盤調査のデータを偽装していたと認め、謝罪した<ref name=nikkei>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14HCA_U5A011C1EA2000/ 旭化成建材がデータ改ざん 横浜の傾いたマンション旭化成、調査委員会を発足]  2015/10/15 0:07 (2015/10/15 1:02更新) [[日本経済新聞]] 電子版 </ref>。この問題で旭化成が同月14日調査委員会を発足させ<ref name=nikkei/>、同一の責任者が関わった9都県の41件の書類をチェックし公表すると発表した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/20151030-OYT1T50098.html 旭化成、調査の進捗状況公表中止…杭データ流用] [[読売新聞]] 2015年10月31日 01時24分</ref>。
 
 
 
同年11月2日から[[国土交通省]]が[[建設業法]]違反の疑いで旭化成建材本社に立ち入り検査を行った<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02H85_S5A101C1000000/?n_cid=SPTMG003 国交省、旭化成建材に立ち入り データ流用問題] 日本経済新聞 2015/11/2 17:06 </ref>。旭化成建材は過去10年間に施工した杭打ち工事3040件のデータに改竄があったかどうか調査した<ref name=nikkei20151103>[http://www.nikkei.com/markets/kigyo/management.aspx?g=DGXLASDG02H9B_02112015EA2000 データ改ざん常態化か 旭化成建材、10人以上関与の疑い] 日本経済新聞 2015/11/3 2:01</ref>。このうち2376件を調査した段階で266件に偽装が見つかったとして、旭化成副社長の[[平居正仁]]は偽装を見落としたことについて11月13日に謝罪した<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASHCF61NXHCFUTIL04B.html 全国で杭データ偽装266件 旭化成建材、関与50人超] 朝日新聞 2015年11月13日20時43分</ref>。2015年11月6日の2016年3月期第2四半期決算説明会で旭化成はこの問題の影響で建材事業の売上高と営業利益の予想を下方修正した<ref>種市房子、山口知 [http://mainichi.jp/select/news/20151107k0000m020118000c.html 旭化成:業績下方修正 くい打ち不正、建材部門で受注減 - 毎日新聞] 2015年11月06日 21時53分(最終更新 11月06日 23時49分)</ref><ref>[http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/news/pdf/data/151106jtxt.pdf 2016年3月期第2四半期決算説明会(電話会議)要旨]</ref>。
 
 
 
== 主な出身者 ==
 
* [[曽川泉]] - [[宮崎県]][[門川町]]長
 
* [[米沢隆]] - 元[[民社党]]委員長
 
* [[津村重光]] - 元[[宮崎市]]長
 
* [[中曽根弘文]] - [[参議院議員]]
 
* [[亀井郁夫]] - [[参議院議員]]
 
* [[武田邦彦]] - [[中部大学]]教授
 
* [[平田健二]] - [[参議院議長]]
 
* [[川久保玲]] - [[ファッションデザイナー]]
 
 
 
== スポーツ ==
 
[[1951年]](昭和26年)創設の柔道部は、全日本実業団体対抗大会を11回制した名門である。[[近代オリンピック|オリンピック]]では[[上村春樹]]、[[中村兼三]]、[[内柴正人]]と3人の金メダリストを輩出したのを初め、9人で延べ11回の出場を果たしている。[[2000年]](平成12年)シドニーの100kg超級銀メダルの[[篠原信一]]も旭化成の所属であった。また、[[2004年]](平成16年)アテネの銀メダリスト[[泉浩]]も[[明治大学]]卒業後旭化成入りした。また[[筑波大学]]出身で[[2010年世界柔道選手権大会]]81kg級銅メダルの[[高松正裕]](現・[[桐蔭学園高等学校]]教員)も以前は所属しており、所属時代に[[アテネオリンピック (2004年)|アテネオリンピック]]、[[2005年世界柔道選手権大会]]に73kg級で出場している。
 
 
 
一方、[[1946年]](昭和21年)に創立された陸上部も輝かしい戦績を誇る。'''[[全日本実業団対抗駅伝競走大会]]で歴代最多23回の優勝を誇る<ref name="sponichi_20170101">{{Cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/01/01/kiji/20170101s00063000193000c.html|date=2017-01-01|title=ニューイヤー駅伝 旭化成 18年ぶり22度目の優勝|publisher=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2017-01-01}}</ref>'''(2018年現在)。
 
男子マラソン選手では、[[1991年]](平成3年)の[[1991年世界陸上競技選手権大会|世界陸上東京大会]]で優勝し金メダルを獲得した[[谷口浩美]]、[[1992年]](平成4年)の[[バルセロナオリンピック]]銀メダリストの[[森下広一]]、[[1999年]](平成11年)の[[1999年世界陸上競技選手権大会|世界陸上セビリア大会]]銅メダリストの[[佐藤信之]]を初め、[[宗茂]]・[[宗猛]]双子兄弟や[[児玉泰介]]、[[川嶋伸次]]など。女子マラソン選手でも[[千葉真子]]、[[宮原美佐子]]、[[安部友恵]]といった、錚々たるアスリートが活躍した。陸上部の拠点は延岡市にある。
 
 
 
== その他 ==
 
{{出典の明記|date=2015-10}}
 
* 現在、全国ネットのテレビ番組で旭化成のCMを流す時は、主に[[ハイビジョン]]制作の企業CM『昨日まで世界になかったものを。』シリーズを流し、それ以外の場合はヘーベルハウス・サランラップ・ジップロックなどのCMを流している(最近ではヘーベルハウスが展開されていない地域では、[[ACジャパン]]のCMに差し替える局も多いが、その場合も提供クレジットに社名が表記される)。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
 
*[[旭化成グループキャンペーンモデル]]
 
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.asahi-kasei.co.jp/ 旭化成株式会社]
 
* [http://www.asahi-kasei.co.jp/ 旭化成株式会社]
 
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{デフォルトソート:あさひかせい}}
 
{{デフォルトソート:あさひかせい}}
 
[[Category:旭化成|*]]
 
[[Category:旭化成|*]]

2018/9/30/ (日) 18:02時点における最新版


旭化成株式会社(あさひかせい)

繊維,石油化学製品,電子部品・材料,医薬・医療,住宅・建材などの事業会社を傘下に収める持株会社。1931年延岡アンモニア絹絲として旭絹織(1922創業)から独立,1933年旭絹織,日本ベンベルグ絹絲を合併して旭ベンベルグ絹絲と改称。1943年日本窒素火薬を合併して日窒化学工業と改称。1946年旭化成工業に改称。1951年新日本化学工業設立,1952年旭ダウ設立などにより総合石油化学工業に発展。1972年岡山県倉敷市水島地区でエチレン 30万t規模のナフサ分解工場の運転を開始。また 1972年に本格販売を開始した「ヘーベルハウス」に代表される住宅部門においても業界大手に成長。医薬・電子材料・新素材などの技術開発も展開し,多角化を進めた。2001年現社名に改称。2003年持株会社に移行,会社分割により旭化成せんい,旭化成ケミカルズなどの分社を設立し,事業を承継した。

脚注

外部リンク



楽天市場検索: