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八丈島東方沖地震 | |
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本震 | |
発生日 | 1972年(昭和47年)12月4日 |
発生時刻 | 19時16分10秒(JST) |
震央 |
日本 東京都 八丈島東方沖 北緯33度20分12秒 東経140度56分18秒(地図) |
震源の深さ | 54km |
規模 | マグニチュード(M)7.2 |
最大震度 | 震度6:東京都 八丈町 |
地震の種類 | スラブ内地震 逆断層型 |
余震 | |
最大余震 | 1974年9月27日12時10分 M 6.3 最大震度4 北緯33度47.6分・東経141度13.7分 |
被害 | |
被害地域 | 東京都 八丈島 |
出典:特に注記がない場合は気象庁による。 |
八丈島東方沖地震(はちじょうじまとうほうおきじしん)は、1972年に八丈島の東方沖で発生した地震である。
概要
1972年(昭和47年)12月4日午後7時16分、八丈島の東北東約110kmの太平洋北緯33度20.2分・東経140度56.3分を震央とする深さ54km、M 7.2(Mw 7.4)の地震が発生。この地震により八丈島で最大震度の6、東京で震度4を記録した。この地震に対し、気象庁は1972年12月4日八丈島東方沖地震と命名した。八丈島東方沖では同年2月29日にもM 7.0 (Mw 7.2)の地震が発生し北緯33度31.5分・東経140度53.1分、八丈町で最大震度5を記録していた。それからは余震が続き震度5を最高に100回近くの余震が発生していた。
この地震では、八丈島では最大波高50cm程度の津波を観測した[1]。
福井地震以来長らく震度6の観測事例がなく、この地震で24年ぶりに公式に震度6を観測したことになる。
なおこの地震では東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、京王プラザホテル(47階建、170m)では44階のレストランでは高層ビル特有の長周期地震動が発生して客などが一時騒然となったという。
出典
- 地震予知連絡会 会報第9巻
脚注
- ↑ 八丈島東方沖の地震(気象庁) (PDF) 地震予知連絡会 会報第49巻
関連項目
外部リンク
- 『主要災害調査 一覧』 - 防災科学技術研究所