宮内省(くないしょう)
(1) 令制における八省の一つ。太政官の右弁官局に属し,1職,4寮,13司を管し,宮廷庶務を司った。
(2) 明治2 (1869) 年の太政官制改革によって設置された。 1885年内閣制度の実施によって他の行政官庁から独立し,皇室の庶務のみを取扱う機構となり,長官は大臣となった。なお,1947年,新憲法発布とともに宮内府となり,49年に宮内庁と改称。