東京エディオン
株式会社東京エディオン(とうきょうエディオン、Tokyo Edion)は、かつて存在した関東地方を営業基盤とする日本の家電量販店チェーンで、エディオングループの1社。エイデン(後のエディオンEAST)が吸収合併している。
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概要
店舗名は、グループ名と同じ「エディオン」。これは、従来手薄であった関東地区に於ける事業を強化するにあたって、石丸電気以外のグループ会社の名前があまり浸透していないこともあり、グループ名をより前面に押し出すことを狙いとした。
2008年以降、関東地方のデオデオ店舗の一部とミドリ電化全店舗が順次譲渡され、「エディオン(初代)」ブランドへ転換された。残るデオデオの店舗については、ブランド名はそのままで運営の移管を受けた。さらにエディオン保有の石丸電気株を譲渡され、グループ全体の関東での戦略を担うこととなった。なお、100満ボルトとそのフランチャイズ店舗が関東に保有する店舗については変更はない。
しかし2008年度の関東地区での営業損益は赤字となり、経営再建と効率化促進のため、2009年2月1日付で石丸電気とともにエイデンに吸収合併された。そして2009年8月には、関東で展開するエディオングループのブランドを同年11月より石丸電気(イシマル)に統一する意向を表明したため、「エディオン(初代)」ブランドの店舗は会社設立からわずか2年で姿を消した[1]。
その後、エディオンEAST(旧エイデン)とエディオンWEST(旧デオデオ・ミドリ電化)を吸収合併して事業基盤の統合を推し進めてきたエディオンは2012年5月、同年10月1日より直営店舗ブランドを「エディオン(2代目)」に統一することを表明、関東地方では「エディオン」ブランドが事実上復活を遂げる。ただし東京エディオン時代と同様、100満ボルトとそのフランチャイズ店舗が関東に保有する店舗については変更はない。
なお初代エディオンのロゴは「e」マークと「edion」の組み合わせで、イシマルもこのロゴを踏襲しているが(edionをishimaruに変更した程度)、2代目エディオンのロゴは「EDION エディオン」の文字を2色で描いたシンプルなもので、IとOは電化製品のスイッチを模したデザインになっている。
沿革
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)9月30日 - 石丸電気株を追加取得して、完全子会社化。
- 2009年(平成21年)
- 2012年(平成24年)9月15日 - エイデン・ミドリ・デオデオとともにishimaruブランドを廃止し、「エディオン(2代目)」に統一(当初は同年10月1日に予定されていたが、エディオン発足10周年を機に繰上実施)。関東地方では3年ぶりの復活。
店舗
ishimaruを経てエディオンにブランド変更された店舗
- ロックシティ守谷店 - 茨城県守谷市。ロックシティ守谷ショッピングセンター(現・イオンタウン守谷)内。ミドリ電化より移管。
- 柏沼南店 - 千葉県柏市。ミドリ電化より移管。
- 港北センター南店 - 神奈川県横浜市都筑区。コーナン港北センター南モール内。
ishimaruにブランド変更後に閉店した店舗
東京エディオン時代に閉店した店舗
- 谷和原店 - 茨城県つくばみらい市。ミドリ電化より移管。
- 八千代店 - 千葉県八千代市。ミドリ電化より移管。
- 酒々井店 - 千葉県印旛郡。ミドリ電化より移管。
- 高井戸店 - 東京都杉並区。
- デオデオ高崎店 - 群馬県高崎市。
- デオデオ太田店 - 群馬県太田市。
- デオデオ上尾東店 - 埼玉県上尾市。
- デオデオ西葛西店 - 東京都江戸川区。
- デオデオ横浜みなとみらい店 - 神奈川県横浜市西区。