Speedpass
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Speedpass(スピードパス)とは、エクソンモービル系 (エッソ、モービル、ゼネラル石油)のセルフサービスステーション、エクスプレスでの給油などに使用できる決済方法の一種であり、給油機のリーダーにかざすだけで決済することができる仕組みである。日本国内での認知度はまだ高くないが、欧米では広く普及している。
なお、日本国内ではエクスプレスがJXTGエネルギーの新ブランド「Enejet」に転換されるのに伴い、2019年7月よりSpeedpassは「EneKey」に代わる予定[1]。
特徴
- スタンドによってはSpeedpassで決済すると割引となるなどの特典がある。
- 任意のクレジットカードに請求できるので新たにカードを作る必要がない。
- キーホルダー型であり、携帯が容易。
- 無料で発行でき、年会費も無料。
- RFIDによって無線通信を行う。
- 1回につき15,000円未満、1日あたり4回までの決済制限がある。
注意事項
- スタンドにて申し込み後に即時発行されるが、約10日後に利用開始の通知ハガキが届くまで利用できない。シナジーカードで登録の場合は、発行後すぐに利用できる。
- 登録のクレジットカードの有効期限が更新されたら、デスクに電話する必要がある(シナジーカードは除く)
Speedpass+
2013年3月サービス開始。従来のSpeedpassの機能に加えQUICPayとnanacoが搭載されている。これにより、QUICPayに対応するENEOSと昭和シェル石油のスタンドでもSpeedpass+を利用できるようになった。また、Shell EasyPayのように「いつもの給油」(デフォルトの油種・数量)を設定できるようになっている(設定は店舗スタッフにより行う)。その一方で、エクスプレスでも一部非対応の店舗があるほか、登録できるクレジットカードに制限があることに注意を要する。
- Speedpass plus 開始時より、登録可能であったクレジットカード
- JCBグループ発行の銀行系クレジットカード
- セブンカード/セブンカードプラス
- トヨタ ティーエスキュービック(TS3) カード
- 後日、登録可能なクレジットカードに追加されたもの