スカイ・ダイビング
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スカイ・ダイビング | |
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基本情報 | |
種別 | ショートドリンク |
作成技法 | シェーク |
色 | 青 |
アルコール度数 | |
レシピの一例 | |
ベース | ラム |
スカイ・ダイビング(Sky Diving、または、Sky-Diving)とは、ショートドリンクに分類される、ラム酒をベース(基酒)としたカクテルである。なお、正式名称はスカイ・ダイビング・カクテル(Sky Diving Cocktail、または、Sky-Diving Cocktail)だが、通常、スカイ・ダイビングと略するので、以降、スカイ・ダイビングという表記に統一する。
概要
スカイ・ダイビングは、1967年10月[1]に開催された全日本バーテンダー協会(ANBA)カクテル・コンペティションの優勝作品である[1][2][3][4][5][6][7]。なお、この1967年頃というのは、日本でスカイダイビングが流行した頃としても知られる[8]。
このカクテルの創作者は、渡辺義之[1][4][5][8][9][10][11]。なお、受賞当時彼は大阪にいた[1][4][5][11] 、バーテンダーであった[1][10][11]。このカクテルにはブルー・キュラソーが使用されており、他の材料は基本的に無色であることから、青色に仕上がる。
なお、このカクテルは「澄んだ青空」などと評されることもある[3][12]。
標準的なレシピ
- ホワイト・ラム : ブルー・キュラソー : ライム・ジュース(コーディアル) = 3:2:1
作り方
- 上記材料をシェークする。
- カクテル・グラス(容量75〜90ml程度)に注ぐ。
備考
- ライム・ジュースは、カクテルを作る時に生のライムを絞ったものではなく、通常、甘味の付けられたタイプ(コーディアル)が指定される[2][4][5][6][9][10][11]。
- ホワイト・ラムの銘柄には、バカルディ・ラムが指定される場合もある[6][8]。
バリエーション
- スカイ・ブルー (Sky Blue)
- スカイ・ダイビングのホワイト・ラムを、焼酎に置き換えたもの。したがって、こちらは焼酎ベースのカクテルである。ジャパン・バーテンダー・アソシエイション第10回全国技能競技大会(1983年)創作部門優勝作品。田中幹男が考案。
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 福西英三 『カクテルズ』 ナツメ社、1996年。ISBN 4-8163-1744-9。
- ↑ 2.0 2.1 橋口孝司 『カクテル銘酒事典』 新星出版社、2005年。ISBN 4-405-09124-2。
- ↑ 3.0 3.1 花崎一夫監修 『ザ・ベスト・カクテル』 永岡書店、1997年、改訂新版。ISBN 4-522-21283-6。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 『新版 バーテンダーズマニュアル』 柴田書店、1995年。ISBN 4-388-05765-7。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 稲保幸 『カクテル こだわりの178種』 新星出版、1998年。ISBN 4-405-09640-6。
- ↑ 6.0 6.1 6.2 今井清 『たのしむカクテル』 梧桐書院、1988年、改訂版。ISBN 4-340-01204-1。
- ↑ 『The カクテルハンドブック』 YYTproject、池田書店、2006年。ISBN 978-4-262-17231-6。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 稲保幸 『カクテル・レシピ1000』 日東書院、2005年。ISBN 4-528-01412-2。
- ↑ 9.0 9.1 今井清監修 『カクテル・カタログ '96』 成美堂出版、1996年。ISBN 4-415-04090-X。
- ↑ 10.0 10.1 10.2 稲保幸 『カクテルガイド』 新星出版、1997年。ISBN 4-405-09629-5。
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 稲保幸 『スタンダードカクテル』 新星出版、1993年。ISBN 4-405-09577-9。
- ↑ 山本祥一朗監修 『カラー図解 カクテル』 成美堂出版、1994年。ISBN 4-415-07873-7。